2025-10-07 17:28

#230 VCは投資先にどこまでの情報を共有していいのか

サマリー

今回のエピソードでは、ベンチャーキャピタルが投資先に対してどの程度情報を共有すべきかが議論されます。特に、競合企業の情報やデューデリジェンス資料の扱いに焦点を当て、情報共有のリスクとその重要性について深く考察されます。VCが投資先に提供できる情報の範囲が話し合われ、スタートアップはVCに対してオープンである一方で、その情報が他に漏れるリスクがあることが強調されます。また、LPが投資に関するレポートを受け取ることから、どの情報が共有されるべきかについても注意が必要だと述べられています。

情報共有の重要性
OASIS RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、ペライチ創業者で、OASISファンドの橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
SEED企業家や企業家部群の方に役立つ手法をお届けします。
伊藤です。
BOOT UP RADIOに出演して、スライドなしの2分間エレベーターピッチを行う企業家の方を募集しています。
ポッドキャストでの壁打ちをイメージしていただき、ピッチを通じて橋田さんからのフィードバック、
そしてリスナーである投資家の方々から認知を得ることができます。
収録はオンラインで、マイクなどの特別な準備は必要ありません。
興味をお持ちの方は、概要欄からお申し込みください。
おはようございます。
おはようございます。
伊藤さん、日本に帰ってきたんですよね。
日本に一瞬だけ帰ってきてまして、
一瞬だけ帰ってきてますね。
大学を辞めて、ビザが切れたわけじゃないんですけど、ビザにひも付く入学許可書みたいなものがあって、
それが切れてしまったので、一旦日本に帰ってきているという感じです。
で、また仕切り直してアメリカに渡るという感じ。
はい、10月の1日からですね。今22日ですけど。
今1週間くらい日本に滞在するって感じなんですね。
そうです。はい、まさに。
分かりました。
ということで、行ったり来たり大変だと思うんですけど頑張ってください。
はい、頑張ります。
ということで、今日のテーマいきましょうか。
はい、今日のテーマは、ベンチャーキャピタルは投資先にどこまでの情報を共有していいのか、
どこまでバリアップのために情報を共有していいのかみたいなテーマで話したいなというふうに思っていまして、
というのもですね、例えば昨日か、僕が飲み会に参加していたんですけれども、
その時にある会話をしていて、
ある企業家の方がこういう事業領域で起業しようとしているという話をされていたので、
その事業領域でいうと、こういう人、自分の試合でいますよみたいなのを伝えたところ、
知ってますよみたいなふうに反応されたんですよね、そのある企業家の方が。
で、そうなんだみたいな話をしていた時に、実はその企業家の人は、
うちの株主、ベンチャーキャピタルに一回投資面談に上がってDDをしていましたと。
で、投資は結局受けなかったんだけれども、DD資料はVCが持っていて、
で、そのある企業家の人ですね、
その投資先であるからそのDD資料を見せてもらったというふうに話されていて、
僕はちょっとそこら辺がよく分かっていないんですけど、
これは一般的に見せてもいいものなのかというか、
試験としてDDをしたものを投資先の企業、競合になり得るような事業アイデアを考えて、
もしくは競合、既に事業をやっている場合もあるかもしれないですけど、
そういったところにそういった資料を見せていいものなのかっていうのが、
僕は気になったというところですね。
要はアイデアとかをいろんな人に話してフィードバックを得るっていうのも大事だと思うんですけど、
とはいえそのあんまり話さない方がいい人もいるのかなっていうふうにそれを聞いて、
そういう感じで、というところです。
投資先と競合の情報
いやダメでしょ。
そのVCダメだと思うんですけど、
僕のVCやってて、
そういうシチュエーション、
企業化、投資先の類似企業の会社、
自分の投資先と類似企業、競合になりそうな近接事業をやっているような企業の投資検討っていうのは、
確かに面談申し込みがあって、
多分結果的に会ってみたらそういう会社だったみたいなケースがすごい多いんですけど、
ってめっちゃありますと。
ただそのピッチで聞いた内容とか、
投資検討した内容をその投資先の経営者に教えちゃうみたいなのって、
すごいモラルハザード感があるなと思っていますと。
そもそも情報の取り扱い大丈夫かなとかっていう点で、
ダメだと思うんですけど、
一方で、ちょっと聞いてて分かるなって思った部分もあって、
VCの仕事って確かに投資先の価値を最大化するみたいな話もあるんですよね。
そう考えると、別に投資先の社長にそういう何か、
いや最近面談した会社であなたのところと似たような事業をやってる会社がありましたよっていう話をするっていうこと自体はあるんじゃないかなと思いました。
でもさすがにDD資料とかまで見せるのはちょっとやりすぎというか、かなと思うけど、
投資先の価値最大化って考えると、そのためにできることを何でもする。
じゃあ、なんか競合というか潜在競合企業の情報を渡すみたいなのも、
その観点だけ見たら理にかなってそうに見えるっていう感じです。
いやそうですよね。これのラインみたいなのもちょっと分かんないですし、
まだだから、これからスタートアップする人もしくは、スタートアップしてる人もしくは、
情報交換の戦略
資金の出しとる人もそうですけど、そういう風に事実情報の共有が全員ではないと思うんですけど行われてると思うので、
何かどういう人に話してもいいものなのかというか、
色々な属性の人がいると思うんですけど、VCっていってもいろんな方がいると思うし、
いろんな属性の人がいると思うんですけど vc って言ってもいろんな方がいると思うし
なんかそこらへんって難しいなって 思ったというのが僕の感想です
そうですねなんかまず vc 僕今 vc やってるんで vc としてはまあさすがにそこまではしないかな
って思うもののさっきちょっと言ったようになんか その
この前確かにその例えばじゃあそこの問い先と面 なんか定期的にミーティングしてるとしたら
なんか今週そういえば類似企業のなんか会社がと面談したみたいな話とかって なんか
話では言いそうな気はするって思ってて うん
たっただなんかその 何だろう
細かく なんだろうなぁなんかどこなんか
めちゃめちゃ細かいそういう話までするかって言われると俺はしない気はしてて 例えばだけど
その 難しいねこれ本当に何かよろしいですね
ここまで言うか こういう会社いたよぐらいの話とかはするかもなぁ
難しいですねこれラインがあででえっとはい これを聞いているなんか起業家の人
のスタンスとしてはどうあるべきかみたいな話で言うと そうですね基本的にはなんかその
そういう今言ったような事実ってのは存在する今その伊藤さんが言ったような なんかその事実は存在すると思うので
まあ vc に話すときは気をつけようっていう話に帰着してしまうんですが じゃあ一方でその
どうさん言ってたにじゃあ人にアイデアとか軽く話さない方がいいんじゃないですか みたいなは僕それ違うと思ってて
つまり何が言いたいかというと別に何か走って えっとその競合とか
類その近い領域の会社に何か伝わっちゃうかもねと思ってやっぱ話すでそれでもいい なんか
事業というか 確か伝わること前提でやっぱり事業作っていかないとダメじゃないって思って
ますよっぽどその よっぽどその情報の取得性が大事なであればやっぱり
nda 巻いたり今エリア巻いてもこういう話でちゃうと思うんでまあなんか ステルスでやるだから話す相手はすごい絞るみたいなやり方もあるとは思うよ
一部
絶対に伝わっちゃいけないことはやっぱり人に言ってはいけないので はいでもなんかそれよりかは大抵の事業ははいなんか別に人に話した方が
なんていうか磨かれると思うので 伝わる前提で事業を作るなんじゃないですか結論
うーん そうですね確かに
と思うけどね
なんかもうある僕は何か個人的にはセーハッター人のモラルとかに頼るなんか 経営とか好きじゃないんですよね
これは別に何か今の話だけじゃない話なんですよ はいまり
組織を作るとかそういう上でも なんか
結局 なんか仕組みが必要でみたいな
うーん なんかして言ってその
アリーフェイズにおいて 人のなんかこう
なってですかね 続いわゆる俗人性って言われる奴とかモーラルみたいなものを買っなんかこう
に頼らざるを得ないシーンというのは当然あるんですけど うん中長期で考えたらなんかそれだけに頼っている経営ってまぁ
どっかでほころびが出てしまうしスケールしないと思うねー まあなんかこれは授業アイディアに関してもまあ根本的に一緒かなーって思ってます
別に なんか誰に知られてもいやもう俺やってるんで真似できないですとか
先なんかその 知られても真似しにくいモートをちゃんと作るってことが大事で
そのアイディアが知られたところで 別に知られて知られたぐらいじゃ特に何もないですみたいな
事業を作りたいですよね うーん確かに
とは思ってます はいでこの話よくあるのはよくあるのがその競合ぽい会社か例えばその企業家の人が
なんか大企業とかから連絡競合ぽい事業をやりそうな大企業とかからいけない連絡来て 情報交換しましょうみたいな来た時に
なんかどう動くかみたいな話がちょっと近い話で こういう時はまあそうかなり警戒して臨むべきとは思いますけど
一方でなんかその 出資みたいなチャンスとかもあると思うのでそこがうまくこう
だいたいこう話すとなんかもうすでにそういう事業を企画していてパクロートを持って やってくるみたいなケースは多いかなって思いますと
一方でなんか 話を聞いてやっぱ自分たちで立ち上げるのは無理だって向こうが思ったなら
なんか協業しませんかとか 出資
足してくださいとかそういう話はあるかもしれないよね そうですね逆もしっかりですよねそしてその自分たちでこう
VCとの情報共有
同じような上位教育で授業をしようとする時に話聞きに行くみたいな パターンもきっとありますよね
確かに そうですね僕あの好きなエピソードはスタートFMの陽さんがあの授業立ち上げる時に大企業で自分たちがやろうとしている授業と同じことをやっている人のところに会いに行って
普通に正面から問い合わせフォームから会いに行って それでなんか30分とか1時間お互い探りながら話すみたいなことを言ってたエピソードがめっちゃ好きなんですけど
それでもやる意味があるからやってるんですよ多分
例えばどういう意味かというと わかることあるし別に話している内容が表面上だけのことしか中身のない話だとしても
なんかこの人別に なんか事業責任者として戦闘力低そうだなとかそういうのわかるんですよね
例えば とかこいつめっちゃ強そう逆にこいつめっちゃ強そうだな凄そうだなみたいなのってなんか30分とか1時間喋ったらわかるじゃないですか
うん 当たり障りのない話しかしてなかったとしてもだよ
っていう意味で意味あると思うんだよねこれ 確かに大事ですね
っていう感じで結論そういうシーンとかもあると思うけどそういう時は気をつければいいんだけど
普通にVCに話しに行くときってそこまで投資してほしいからなるべくオープンに話すわけだけど
それがなんかどっかに伝わっちゃうってことは全然ある
ちなみにLPにはやっぱ伝わってると思った方がいいですっていうのはこれ
企業家の皆さんに知っておいてほしいことなんですけど これはですね
VC業っていうのが基本的にはLPの投資家さん 後ろにいる投資家さんからお金を預かってスタートアップに投資をしてそれを増やすっていう
のがお仕事ですと よってVCのお客さんってLPなんですよね
基本的には でLPが儲かるように動くわけですけどその中でそのLP
さんに例えばレポーティングをしたりするわけですけどその中でどういう会社になったか とかっていうのは基本的にレポーティングされているので
それをそのLPの方が見てるかどうかっていうのはちょっとまた別の話で LPの属性や
なんか どれぐらいそのVCに対してコミットって言うとあれだけどなんかちゃんと見てるかっていうのによって
変わってくるんですよね 全部のLPがめっちゃ細かく見てますってことでは全然ないんですけど
むしろほとんど見てないんじゃないかみたいな人たちも全然いるんですけどそういうなんかその
どういうところに投資したかとかその細かい例えば月次のレポーティングとかほぼ見てないみたいなとこもあると思うんでね
だけど見てる人は見てるんでなんか例えばそのLPが事業会社だった時になんかそういう
こういう会社 例えばそのこの前あったこの会社ってなんかうちとシナジーありそうなんで繋いでもらえますかみたいなコミュニケーションとかって普通に
あるし そこまでなかったとしてもなんか内側にあろうとしている新規事業にこのスタートアップ近いなとかって思う
LPがいてもおかしくないなっていう感じですね
であるからやっぱねなんかスタートアップに限らず自分がVCに話したことっていうのは基本どこかで
なんか誰かに伝わっている可能性はまああるよねっていう話ですね
投資先のリスク
ありがとうございます VCからLPに伝えるのは別になんか情報のモラルとかそういうんじゃなくて
あの普通にそういう仕事なんでやってるっていう感じですね
それを他のスタートアップ伝えるのはちょっと僕なんかモラル的にいけてないって思ってますけど
まあでも難しいですよね明確な法律みたいなのちょっとわかんないですけど
まあないですね であるから伝わっていると思って事業を組み立てた方がいいよっていうのが企業界のアドバイスですよね
確かにありがとうございます そんな感じかな
でもさこれってさ企業家同士もさ今の話聞いたらさ
伊藤さんはさその具体VC名知ってるわけじゃん 僕は知らないですけど
はい
どこのVCかっていうのは絶対その時に話してるじゃん
はい
だからさいやちょっとあのVCやばいのはめっちゃ気を付けようみたいな思っちゃうじゃん
確かにそういう意味で回り回ってもったいないかもしれないですね
レピテーションリスクですよ完全にこれはVCのレピテーションリスクです そのVCの
あのVCの○○っていう担当者に話したら投資先に伝わっちゃうのがちょっとやば怖みたいな
僕だったら絶対そう思いますよ
僕もそう思いました
怖と思って怖みたいなちょっとあいつのとこ話しに行くのやめようって絶対なるじゃん
基本的にはそういうつもりでもちろん望んではいるんですけど
なんか遠い本当にそうだと分かったらなんかやっぱ
怖いと思います
そうだしまぁVCも分かってやってる気がするなんかその別にそのレピテーションリスクとか別に気にせず
いや別にあるのは分かるんだけど
それよりかは投資先が成長する方がいいから話すわけだよね今の話って
投資先のためになった方がVCとしてのリターンが増えるからOK
可能性がそっちの可能性が高いわけじゃないですか
天秤にかけたらなんかこの話をモラルハザードしてようが話す方が
自分の投資先が成功する確率が上がるんだと話すよね
そうです
っていう感じなんで
まぁなんか
僕がなんかこれいくら吠えようが
そういうことが起こっちゃうんですよ力学パワーバランス的に起こっちゃうんですよ
はい
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さよなら
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