1. BOOTUP RADIO
  2. #80 橋田さんの投資フロー・10..
2024-02-23 37:21

#80 橋田さんの投資フロー・10項目の投資基準

00:07
BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。 この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、 シード企業家や企業界別軍の方に役立つ情報をお届けします。
おはようございます。 おはようございます。
前回から、テント暮らしを解消した伊藤さん。
でも、あれですよね。また家探すんですよね。 そうですそうです。家を継続してずっと探すっていう感じですね。
今は、知り合いの家に住まわせてもらってるっていう感じ。犬の散歩係をして、ちょっと住まわせてもらってる感じですけど、
学校までちょっと遠くなっちゃったんで、近いところに住めるように、ちょっと今探してますって感じですね。
そうですね。でも、学校のエリアを本当にめちゃくちゃ普通に借りようと思ったら高いので、
若干遠くても全然いいかなと思ってますね。学校も毎日あるわけじゃないので。
週何日ぐらい行ってるの? 週4日ぐらいなので。
なので、別にサンフランシスコに近い側でも、週末逆に言うとサンフランシスコに入れるので、
人にも会いやすかったりするので、そっちの方のアパートでもいいのかなとか思いながら。
移動時間、じゃあどう使うかとかよね。 そうですね。でも結構電車乗ってる時間が長いので、
なので、そこで作業したりみたいな感じですね。
今、ソーシャルセキュリティーナンバーっていうアメリカの文書屋みたいなやつがあるんですけど、
それがなくて、信用がないっていうのをいかに乗り越えるかみたいなのが課題ですね。
人として扱われてない。友として扱われてない。やばい。
スキャンもしか来ないっていう感じですね。
いやー、ちょっとここからっすね。 そうですね。
はい、じゃあ本日の収録していこうと思うんですけど、
最初はですね、ちょっと軽くお便りを取り扱おうかなと思っています。
お便りコーナーお願いします。 ラジオネームカズマッチョさんからです。
ありがとうございます。
こんにちは。大学3回生で就職活動をしているものです。
自分も含めて将来起業したいという学生と話をしていると、起業前のファーストキャリアとしてコンサルは事業会社という軸での話はよく聞きます。
しかし、大企業はスタートアップという軸での話はあまり耳にしません。
それはズバリ、スタートアップで働くということに関する情報が少ないのではないかと感じております。
03:01
大企業とスタートアップでの勤務、その後に企業を経験している橋田さんに、それぞれの良さや留意点についてお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
はい。
うーん、なるほど。そうですね。
大企業はスタートアップ。
一般論からまずお話しすると、ファーストキャリアとして普通の一般企業に入るかスタートアップに行くかという話で言うと、
それは一般企業に入った方が、例えば普通の就活をやっているような会社で言うと、一般論ですよ。
一般的にはちゃんと新卒が数人とか数十人とか取ってもらえて、それを教育するプログラムがちゃんとあって、
社会人としてのデイワンからしっかり、社会人としての常識とか業界の知識とかそういうのは教育してもらえるんで、いいんじゃないですかっていう話ですと。
一方でスタートアップに行くと、スタートアップっていろいろあると思うんですけど、やっぱり数十人とかしかいないような会社、
社員数が例えば50人以下とか30人以下とかぐらいになってくると、まあ言うてもちゃんと教育してもらえるかって言われると難しいかなと思うので、
それを求めていっちゃうと違うという感じになっちゃいますと。一方で、なんかもう目的次第だなと思っていて、いやもう自分は起業するんで、
ただ今、大学3回生とか4回生で、ちょっとまだテーマが見つかってないみたいなことであれば、そういう企業の解像度を上げるために人数が少ないスタートアップに入るっていうのは一つの方法論としてはありなのではないかというふうに思います。
そうすると何がいいかっていうと、やっぱりそういう会社って具体的にどういう感じで動いているのかっていうのがわかるっていうのが一番の自分の経験値になりますよね。
僕自身はちなみにおっしゃる通りで、大企業とスタートアップの勤務、その後企業っていうキャリアだったんで、20代が大企業プラススタートアップ。
最初に入った会社はNTTデータっていう会社なんで、全国で何人くらいいたんだっけな、数万人いるような会社。超大企業ですよね。
のSIRというジャンルの会社に就職をして、システム開発の話とかを、もちろん最初研修3ヶ月とかなんですよ。同期500人いて、研修3ヶ月研修センター、渋谷の駒場東大前の研修センターで3ヶ月通うんですよ。朝9時から午後、夕方の5時半まで通って、その後毎日渋谷で飲むっていう生活をしてました。
なので、そういう経験で、しかも3ヶ月研修した後に現場に送り込まれて、配属っていうのがあるわけですよね。配属ガチャとか言われますけど、大企業なんでいろんな部署があるんで、そこに配属されますと。
06:01
配属されたらされたら、いわゆるOJTっていう言葉があって、オンザジョブトレーニング。要は現場で仕事をしながらトレーニングしましょうみたいな感じで、教育プログラムちゃんとあって、いろいろやるわけですよね、現場を見て。
僕1年半しかいなかったんで、大した経験してないんですけど、でも最初の1年半年とか1年ぐらいは、ちゃんと新卒としてチェアホヤされてる感はありましたよね。チェアホヤされてるって言い方あれですけど、
ひよっことして教育される立場だったと思います。良かったことで言うと、そういう意味で言うと、僕は当時まだ起業するっていうの全然決めてなかったんで、システム業界についていろいろ理解は深まったと思うし、社会人としての基礎みたいなのは叩き込まれた感じはしますね。
メールの書き方とかそういうのを含めてね。やるんですよ、研修で。あと、プログラミングとかも研修でありましたし、正直僕は全然それできなかったんですけど、やりましたね。その後、うるるっていう会社に入って、当時社員数は20名以下の本当にスタートアップでした。
そういう意味で言うと、社会人3年目ぐらいに入ったんですけど、20名、15名ぐらい正社員のところから50名ぐらいの、4年になるところまでいたんで、今っぽく言うとスタートアップのシールからシリーズAぐらいまでみたいな感じですかね。
もうちょっとでもうるるはフェーズアウトかもしれない。プレイAからシリーズBぐらい。僕は辞めた後に6億円調達してたんで、なんかそんな感じですかね。社員数で言うと15人から50人ぐらいの会社を経験したっていうところで、非常にこれは良かったですね。
やっぱりプログラマー、エンジニアになったんですけど、エンジニアとしてのスキルもついたっていうのと、あとその規模感の会社でどういうことが起こってて、どういう成長の仕方をしてたのかとかっていうのは俯瞰してみることができたので、1メンバーでしたけど、割とその時は自分でサービス作りたいなとか思って入ってたんで、そういう視点で見てましたね。良かったと思います。
はい。なんで、なんかもう全ては目的次第だと思います。直近やることないんだったら別に大企業とか入って、大企業、それでコンサルでも需要会社でも将来のキャリアに近い方に行ったら良いと思うし、なんか大企業はスタートアップっていう意味で言うと、なんか企業をもう志してるんであればスタートアップに入るっていう選択肢もありなんじゃないかなと思うんですね。
ただ、なんか年一度のスタートアップに入るのは結構覚悟がいるっていうか、例えば社員数が一桁しかいない会社に入るっていうのは相当結構覚悟していった方がいい。もう来年起業しますみたいな感じだったらそれでもありなんですけど、そこまで決まってない感じであれば、一桁人数のスタートアップに行くのは結構大変で、やっぱり一桁人数のスタートアップって実際僕が自分でやってた時も新卒ぐらいの一人入ってたんですけど、
09:11
フェライチの社員、5人目ぐらいの社員はほぼ新卒だったんですよ。でも結局なんか教育プログラムなんて組めないし、全部自創できる人じゃないとやっぱ無理。その中でいわゆる職人っぽい話で言うと、入っていいんだけど、もう何も別に手取り足取り教えらんないんで、技を盗んでくださいみたいな話になるんですよね。それでも良ければっていう感じになっちゃうんで、ほとんどの会社は。
だからそういうふうに、そういうところにあえて入りたい人はいいんじゃないかなって思うんですけど、あんまり自分の方向性がバチッと決まってないんだったら、社員数が少ない会社に入るのはちょっと注意っていう感じですかね。何がともあれ目的とか時間軸の近さとかで選ぶべきだと思いました。
おだしょー ありがとうございます。
しばやん って感じかな。
しばやん スタートアップで働くということの情報が少ないっていうのは、ぜひいろんな会社でインターンしてください。もうそれしかないと思います。インターンであれば学生めっちゃ募集してるとこ多いんで、気になる会社とかインターン選ぶときもサイズ感とかで選ぶといいかもしれないですね。自分が興味あるジャンルとサイズ感。社員数とかで選ぶのが一番いいと思いますけどね。
しばやん 10人以下なのか、30人以下なのか、50人以下なのか、100人以下なのか、それかそれ以上なのかみたいな感じで、どのぐらい整ってるかって結構違うんで、そんな感じかな。あと転職、これは新卒で入るの関係ないですけど、やっぱり人数少ない会社に入るっていうのはもう社長との相性でほぼ決まるんで、そこだけ注意かなって感じですね。
おだしょー ありがとうございます。
しばやん はい、そんな感じです。
おだしょー はい。ではですね、本日の本題に入っていこうと。
しばやん ここまでは軽いテーマですよね。
おだしょー ここまでは軽いテーマなんですけど。
しばやん はい。で、今日はですね、以前にもエンジェル投資家の実態っていうテーマで一回収録してますが、
しばやん あ、そうでした。
おだしょー よりこう橋田さんの、例えば投資に至るまでの投資検討から実際コミットするまでの流れとか、そういうちょっと細かい部分までお聞きできればなと思ってます。
しばやん 分かりました。ちょうど今、直前にあのバカの牧原有沙さんと収録してたんですけど、これ多分今この配信会の前の回に配信されると思うんですけど、
しばやん その時に有沙さんと話してたのが、有沙さんVCなんで、VCってどうやって投資すんのみたいな話をちょうど僕聞いてたんですよ。
おだしょー うんうん。
しばやん それでぜひ前回の回聞いてほしいんですけど、それ踏まえて、最近なんか僕は最近どうしてるんでしたっけみたいな話をちょっとしようかなと思ってます。
おだしょー はい。
おだしょー どこから触れていきますかね。
しばやん 全体からで言うと、例えばVCと同じフレームワークで言うと、いわゆるVCの投資って、
12:06
例えば最初ソーシング、起業家と出会うところ。ソーシングがありますと。次に出会った中でいい会社を探して、いい会社と話を深めていく。
具体的に言うと、VCからするとデューデリジェンスですよね。この会社どうかなっていうのを判断するための、起業家とお話をしたり、もしくは数字とか事業そのものを検討したりするっていうことですね。
業界を検討したりする。最後に投資委員会っていうところで、投資の意思決定がVCの中でされる。投資実行後はバリューアップするっていうことがあると思うんですけど、このフレームワークに則って話していくといいかもしれないですね。僕がどうしてるか。
しばやん そうですね。確かに。じゃあ最初のまず段階からお聞きしてもいいですかね。
しばやん もちろんです。どうしようかな。どうやって起業家と出会ってるかっていう話で言うと、
おだしょー 先から。
しばやん 最近はですね、ちゃんと数字を最近出してないんですけど、ほとんどが直接僕が出会ったことある人、例えばイベントとかカンファレンスとかが多いんですけど、出会ったことある人か、誰かにご紹介いただいた人。
しばやん 投資家さん、エンジェル投資家さんからの紹介ってすごい多いんですけど、投資先もすごい今70社ぐらいになってきたんで、投資先からの紹介とか、VC含めた誰かからの紹介っていうのが、自分で出会った人と誰かの紹介合わせると95%ぐらいはそういう出会い方をしてますね。
しばやん その2つで大体9割5分ぐらい。それ以外は最近ほぼ会えてないっていうのが実情で、完全に僕の時間がもう足りなくて、今はあんまり会えてないですね。
TwitterとかFacebookとか、あとマッチングプラットフォーム、プロトコルとかエンジェルポートとかありますけど、メッセージはいただくんですけど、あんまり正直会う時間が取れてないっていうのが今なので、誰かからの紹介とか、直接僕がイベントで会った人と会うことがほとんど95%っていう感じですね。
基本的にそういう人たちとは、僕はまずオンラインで30分から1時間の時間を取ります。それでお話を聞きます。シンプルに10分ぐらいピッチしてもらうんですよね、まず。ピッチしてもらって、そこから30分ぐらい議論するみたいな感じですかね、質問したりとか。
そうですよね。
そこでその後、どれくらいその後どれくらいの感じで意思決定されるのか。
15:01
最近ちょっと時間いただいちゃってるんですけど、でもまあ大体1週間とか2週間ぐらいで決める。ただほとんどは、その場で投資しますっていうことはあんまりなくて、たぶん過去70件投資したうち3件から5件ぐらいしかたぶん言ってないと思うんですけど、その場で即決するって僕あんまりしてなくて、いいなって思ったら一応資料を一式もらって、ちゃんと読んで検討する。
ぶっちゃけ1週あたりの検討時間、30分から1時間ぐらいだと思います。
すごい短い。VCからしたらめっちゃ短いと思います。
ですか、その他のエンジェルの方と比べたら。
エンジェル、一般的なエンジェルからしたらそんなもんっていうかもっと短い、てかその場で決める人も多いんじゃないかなって思いますし。
僕は割とちゃんとやってる方だと思うので、30から1時間ぐらい時間かけて資料読み込んだり、わからないこと調べたり、企業家に後で質問したりっていう感じですかね。
あとはなんか、他の株主、例えばその会社、投資を前向きに検討しているときに、その会社の株主に知り合いがいたらちょっと聞いてみたりとかしますかね。そういうこともします。
じゃあもう本当そのリファラルの確認と、あとはそのご自身が資料を見ていいと思うかみたいな感じなんですかね。
そうですね。というとこですかね。で、投資実行。だから早ければ数日で決まるって感じですね。最初にお話いただいてから早ければ数日。
ただ、これもよく言ってるんですけど、プレシードの会社とかは本当に社長の、ほとんど社長の人柄とか人格とかキャラクターとか能力に対して投資をせざるを得ないので、
1回会っただけで投資するっていうのは結構難しいケースが多いですね。圧倒的に紹介してくれた人のリファレンス的に圧倒的にとか、そういうケースを除いては、プレシードの会社は結構1発目に出会って1回ピッチ聞いて投資する確率はちょっと低いですね。
だから逆に気になる会社で、いいなと思う会社であれば、継続的にコミュニケーション取ってから投資をする。例えば3ヶ月後とか半年後とかに投資をするっていうケースがあると思います。
おだしょー それって結構多いですか?継続的にコミュニケーション取ってから投資をする。
おだしょー 多いかって言われると、実際に1年半前に出会った企業家の人に最近投資したっていうケースあるんで、やっぱ出会いが早い方がいい。前から知ってるから、投資しやすいっての当然あるんですよ。
だからこれは企業家の人よく言ってるのは、早めに接点を持てって言ってます。今資金調達したいから動いてますっていうのも別に構わないんですけど、それより前から投資家の人に知られておくっていうことはすごく重要だと思うので、
18:05
ミートアップでもなんでもいいんで、アプローチしたり会う機会を持っておいた方がいいと。今調達じゃなくても、事業の話は聞いてもらってちょいちょいアップデートを投資してほしいと思う投資家の人には送っておく。
本当にテキストで5行ぐらいでいいので、シードであれば1ヶ月に1回とか、今月のアップデートですみたいなのを勝手に送りつけるみたいなのは本当にこれ何回も言ってるんですけど、やっておいた方がいいことっすね。ちゃんとアテンションを集めておくってことは大事だと思うんですよね。
その投資実行してからの投資先の方との関わりでいうと、どういう感じになってきますか?
ハンズ・イフスタイルっていうやつなんですけど、基本は僕からはあんま何も言わないけど、頼まれれば何でもしますっていうスタイルなので、困ったとき連絡してねってやつですね。
って言ってても、あんまり連絡こなかったりすることも多いんで、僕は今いわゆる専業エンジェル投資家なんで、例えば投資先グループみたいなの作ってて、そこでテーマを投稿したりとか、あとはこういうイベントあるから、こういうピッチイベントあるよってお知らせをしたりとかもしてますし、
あと最近だと、1月2月やってるのは新年の投資先周りというのをやっていて、十何社か今、今まさにまだ言ってるんですけど、十数社、十二、三社かな、は投資先のオフィスがあるところはオフィスに伺って様子を見に行く。
ぶっちゃけ雑談しに行くんですけど、最近どうっていう会話をしに行ったりとか、こっちからプロアクティブにそういう動きをしたりすることもあります。それは別に全社、もちろん強制じゃなくて、投資先グループとかにチャットとかに投稿して、僕とコミュニティマネージャーの鞘さんで伺うんで、来てほしい会社いますかって言ったら十数社レスポンスが来たんで、そこに一個ずつ伺ってるっていう感じです。
オフィスがない会社もあるんで、そういうのは逆にこっちに来てもらったりして、話をするっていう感じですね。社員の人とかいれば手土産持ってって、これみんなで食べてねとか言いながらオフィス訪問をするっていうのをやってますね。
という感じで、別にアジェンダがなくても全然それは話すのはウェルカムなんで、話しましょうっていう感じになってます。
はしださん側からアプローチするような支援で喜ばれたなとか喜ばれやすいものとかって1年間くらい活動してきた中でありますか?
一番は資金調達のお手伝いなんじゃないですか。これが一番分かりやすくどの会社にもバリュー出せることですよね。
つまり同じラウンドもしくは、僕が投資するラウンドもしくは次のラウンドとかで資金調達をするときに、他の投資家候補を紹介する株主候補を紹介するとかが一番分かりやすいバリューアップの方法だし、
21:13
あとは全然、例えばピッチ見てくださいって言われれば全然見るし、これちょっとVC向けにはすごい分かりづらいからシンプルにした方がいいよとか、いろいろフィールバックしたりとかっていうのもやりますし、
そういう風に使ってもらってることが多いですね。
個別の悩み相談とかもいっぱい来ますし、
一人目に採用した社員とちょっと合わなくて辞めてもらおうと思ってるんですけどどうしたらいいですかねとか、採用難しいよねとか、なんかいろんな内容相談来ますけどね。
っていうのが一連の流れになってくるんですかね。
そうですね。だからバリュー、その70社も投資してるとやっぱり投資先の数が多いんで、アクティブに連絡を取る会社って、
例えば今月アクティブに連絡、この1ヶ月アクティブに連絡を取ってる会社ってやっぱトップ10社ぐらいかな。
1回以上メッセしたみたいな話で言うと20社ぐらいはあるかもしれない。
20社ぐらいじゃないかな、1ヶ月に1回以上。この過去1ヶ月でメッセンジャーでメッセをした投資先の会社者数は多分間隔20社ぐらい、多くて30社ぐらいかなと思ってます。
で、結構ガツッとなんか例えば時間取って相談乗るとかやってる会社は5社から10社の間ぐらいだと思います。
って感じかな。
なんかその、過去の放送会とかでも結構その投資哲学じゃないですけど、
例えばこのCEOのもとで働きたいと思うかみたいなとか、いろいろあったと思うんですけど、
あられたりしました、その70社近くやってきた中で。
投資基準みたいなやつですか?
あ、そうですね。
最近なんかね、昨日ちょっとまとめたんすよ、それ思い出して。
僕なんか大体10個ぐらいあって、
これは変わるかもしれないですけど、あと重みづけが変わるかなと思ってるんですけど、
まず社長の能力みたいなところで言うと4項目あって、
1つは、これ特にSEED期における投資のクライテリアっていうテーマで僕書いてるんですけど、
社長の能力みたいな話ですかね。
それで言うと1個目が巻き込み力、周囲の巻き込み力。
結局社長の一番重要な仕事はリソースを集めることなので、
お金集めたら、お金集めるじゃないですか、夢を語ってっていうケースもあるんですけど、
ピッチをして投資家からお金集めます。
お金集めたら次にその一緒に働く人を集めます。
それ以外に必要な知識とかリソースとかを集めます。
24:02
集める仕事なんですよね。
これ皆さんすごい勘違いしがちなんですけど、
SEED期においては社長ももちろん手を動かすし、
ゴリゴリ行動を書かなきゃいけなかったり、もしくはゴリゴリ営業しなきゃいけなかったり、
ゴリゴリプロダクト作りをやらなきゃいけなかったり、
手を動かすんですよ、SEED期は。それはそうですよね、手数足りないんで。
なんですけど、極論、もちろんフェーズが進むにつれて社長は手を動かさなくなってくるんですよ。
大事なことは、自分が手を動かすよりも、
動かしてくれる人を採用したり巻き込んだりして、
自分の達成したいビジョンを達成することが究極社長の仕事なんですよね。
って考えると、社長の重要な能力って巻き込み力なんですよ。
僕これ一番プライオリティー上に置いていて、
社長の能力の中で大事なこと、周囲の巻き込み力です。
これ結構強いですね。1個目、巻き込み力。
2個目、グリッド力。やりきる執着心みたいな話で、
これ最近のスマートラウンドさんのインタビューで、僕メディアで言った話なんですけど、
やりきってますか?っていうテーマだったんですけど。
なんかやりきり力なんだよなって思ってて。
なので社長が言ったことをやりきるかとか、
辛いこといっぱいあるけどずっと続けられるかとか、そういうところを見てますね。
あとは3つ目がPDCA。これはスキルっぽい話なんですけど、PDCA力。
特にシード機においては仮説を立てて検証して、
プラン、ドゥ、チェック、アクション、PDCAはむちゃくちゃ大事なんで、
唯一見てる能力、スキル的な能力で言ったらPDCA力かなというふうに思ってます。
これしかスキルっぽい能力で言うとそれしか見てないですね。
これ早く回転させられるかどうかっていうのを見てます。
あとは4つ目は領域に対しての圧倒的な知識量みたいな話をよくするんですけど、
これも2番目の執着心とかグリッド力にちょっと近い話ではあるんですけど、
一応あえて別に項目として立ててて、やっぱりこの人何聞いても詳しいとか、
そういうのってすごく大事だなというふうに思ってるんですよね。
次なんですけど、大きく社長の能力って話は以上で4つかなと思ってて、
次がプロダクトですね。プロダクトは2つあって、1つ目がユーザー解像度が高いかとかですね。
これも結構差が出る部分で、領域に関しての知識量、1個前に言った話に少し近いんですけど、
ユーザーについてむちゃくちゃ理解してる人の理解度合い、解像度めっちゃ違うんですよね。
これ結構ピッチとか聞いてたり質問したりすると。なのでここは結構かなり深掘って話聞いてるかとかっていうのを重視しています。
っていうのと、もう1つは必要な技術力を持っているか。
27:02
これ必要なって書いてあるのは単純に技術力高ければいいって話じゃなくって、
そのプロダクトとかサービスにおいて必要とされる技術がちゃんとチームの中にあるかっていうのを見てます。
大項目3つ目がマーケットですね。
マーケットは2つで、1つが変化のあるマーケットか。
これはスタートアップが戦う上で、変化が起こっているところで戦うっていうのが一番戦いやすい、勝ちやすいポイントなんで、
何かしらのゲームチェンジとかって言い方しますけど、ゲームチェンジが起こっているマーケットだったら良いなと思ってますと。
もう1個は十分大きなマーケットポテンシャルがあるかですね。
別に例えばだけど、変化があんまりなくても、いわゆるDXみたいなサービスとかって、
マーケットの変化ってそんなないけど、既にもう顕在化しているマーケットポテンシャルめっちゃあるから、
マーケットポテンシャルというかマーケットがそもそもいっぱいあって、
DXの文脈で、こういう風にオセロの端っことると端っこからひっくり返していけますみたいなところがあるんだったら、
別にこれは変化があるかっていうわけでもないけど、十分大きくパイが取れる可能性があるって判断できるんで、
この辺は丸がついたりしますよね。
次が大項目4つ目が経営チームですね。
これはもうシンプルに共同創業者とかCXOクラスがちゃんと揃っているみたいなところですね。
もちろんシード機においては共同創業者とかCXOいないですみたいなのは全然あると思うんですけど、
ただやっぱり、逆にドシードで会社を設立した時から共同創業者みたいな人がいて、
3人でフルパワーで働いてますみたいな会社は、なんかシンプルにいいなって思ってるんで、
これはちょっとペライチやってきたバイアスが当然かかってますが、
僕はやっぱりそれですごく良かったし、実際にそれで投資した会社もある。
プレシードから3人とか揃ってて、フルパワーで3人でやってますみたいな会社もあるんで、
そういうとこはまあいいかな、いいよねって思ってます。
最初1人でフェーズが進んできた時にちゃんとCXOクラスとかを揃えられてるっていうのもすごく大事で、
この前プレAで投資した会社なんだけど、CTOとCOみたいな感じの人が、
創業メンバーじゃないけど揃ってて、ちゃんとちょっと早いけどいい感じに揃ってるかもしれないねっていうところは評価してる会社がありますね。
最後がバリエーションですね。これも適切なバリエーション化っていう項目しかないんですけど、
事業進捗とかマーケットサイズに対して、今の進捗で適切なバリエーションがついてるかっていうのは一応見てます。
っていうくらいかな。一応小項目で言うと、前10項目、今の10項目が○×△ぐらいつけてて、
例えばだけど、明確な線引きはしてないけど、大体例えば8点以上あったら投資するとか、そういう感じに最近なってきてます。
30:07
ちなみにそれ以外の加点要素っていうのも僕はあって、その他加点要素っていう項目が3つぐらいあって、
1、シリアルアントリプレナー化。これは圧倒的加点要素なんですよ。これだけでもう下手したら3点とか5点とかつくケースがある。
ここが高いから、それだけシリアルは貴重な経験をしていて成功確率が高いと思われてるからなんですよね。
さっきの前に出てきた、今日話した10項目とかを一気にすっとばして、でもシリアルだっていうだけで結構投資をされるっていうケースはあると思ってて、
僕も結構他の投資家さんと同じだと思うんですけど、シリアルアントリプレナー要素はかなり高い加点をしています。
いちいち説明しなくていいんだもん、これっていう話。経験値ってそれだけでかいんですよね。
日本はシリアルが少ないので相対的にやっぱり、シリコンバレーに行けばゴロゴロシリアルアントリプレナーなんているはずなんですよ。
MAがたくさん行われてるからなんですけど、日本に比べて。日本はまだそこが少ないから相対的にシリアルの数が少ない。
よって起床って感じです。だから謎のバリエーションが成り立つ。シリアルっていうだけでプレシードで20億円みたいな金額がバリエーション20億みたいなのついちゃったりするケースがあったりするんですけど、それがなんかばかり通っちゃうみたいな話ですね。
あと他の加点要素は紹介の場合のリファレンスの良さっていうのは僕は結構過去に投資を決めた理由の一つに入っていて、とりあえずこれまたプレシードの企業家でその企業家の人はシリアルじゃないんですけど、エンジェル5人ぐらい500万から1000万集めてますという人がいて、
それは正直僕一回紹介じゃなかったら多分投資決めなかったと思うんですけど、紹介者の人も投資するって言っていて、その彼のリファレンスが異様に高かったから、そこまで言うなと思って投資をしたケースが1件だけあります。紹介者のリファラルで決めたケースは数件あります。
それ以外に信頼してる人からの紹介でその人が圧倒的に良いと言っているケースは、そこまで言うな、その信頼を。っていうところで投資をしたってケースがあります。数件あります。
ソーシングの時にもおっしゃってましたけど、その紹介にいかに乗るかみたいなのがすごいやっぱ大事なんですね。
そうですね。もちろん紹介だからと言って全部投資してるわけじゃなくて、もちろんたくさんお問い合わせしてるんですけど、繰り返しになるんですけど、特にプレシードであればあるほど、事業とかがないケースがもうないとかあんまり進捗してないっていうケースがあるんで、それって結局もう事業も何も見れないわけですよね。評価できないんですよ。
33:07
だから社長という人とかキャラとか、さっき言った社長の能力っていう項目が4つ多く存在してたのは、クライテリアに多くあったのはそういう理由なんですよね。だからそこに紹介っていう要素も加わってくるって感じですね。紹介のリファレンスの良さみたいなのも加わってくる感じです。
最後が資座の高さ。よく資座高い人に投資しますって言ってるエンジェルとかVCとかいると思うんですけど、僕は別にどっちでもいいと思ってる派ですと。ただ、資座の高さっていうのはあんまり好天的に変えないので、僕もペライチをやっていて、後から好天的に得た、資座の高さっていうとちょっと違うんですけど、
こういう世界観を作っていこうとか、こういうところを目指していこうぜみたいなのは、好天的に得た部分ももちろんあるんですよ。やればやるほど見えてくる世界っていうのはあるので。
そういうのあるんですけど、ただ僕ここで言って資座の高さっていうのは全然違ってて、例えばですけど、大谷翔平が最初からメジャーリーグ目指しますって言ってるのと同じ話です。
例えば起業する前から、僕はグローバルしか狙ってないんで、グローバルで大成功する企業家、てかサービスをやりますって言ってる人とそうじゃない人っていうのは明確に資座の高さに違いがあるという話なんですよね。
これ別にあんまり、最初からどこの山登るかっていうのと一緒の話なんですけど、高尾山登りますって言ってんのか、富士山登りますって言ってんのか、エベレスト登りますって言ってんのかの違いですね。
で、エベレスト登りますって言わないとエベレストに登れないんですよ。
そうですね。
タカオさん登ってる人はエベレストに登れないんですよ。段階追っていくかもしれないけど、基本的にそういう目標立てないといかないんですよ。
っていう意味で言うと、資座の高さっていうのは、僕にとって絶対必要な条件じゃないけど、あったらめっちゃいいなって思う条件でもあるんですよね。
で、これは本当に高点的に取得するのは難しくて、最初の目標、資座をどこに置くかっていうので決まってくる内容なんで、これがある企業家はシンプルにすげえなと思ってリスペクトするし、
それを応援する、でっかい目標、夢に向かって走っていくところを応援するっていう意味合いでは、資座の高さっていうものを持ってる人がいたら、やっぱいいなと思うし応援したいと思いますね。
何でもいいんですけど、これがなかったら応援しませんという話では全くないので、全然いいんですけど、あったらあったで、すげえなって思います。
っていう話ですかね。この辺が加点要素っすね。だから絶対に入ってくる要素、評価要素ではないんですけど、シリアル化とかリファレンスの良さとか資座の高さっていうのは、
あれば加点される要素っすね。他が×だったとしても、加点されて8点以上だったら投資するとかそういう感じになると思います。オプション項目っすね。
36:08
ありがとうございます。結構ありますね。
昨日の夜まとめてたんですよ、まさに。
橋本さんの本質学がメインになりましたね、結局。
やっぱ、外観すると、俯瞰すると、やっぱりシードキーに投資してると、ほとんどは社長の能力に投資をするようなもんなんだなっていうふうに思うし、項目4つぐらい社長の能力っていうところになってるし、
その比率で僕は正しいと思ってます。
ほとんどが社長の能力なんで。そんな感じですかね。
ありがとうございます。
Boot Up! Radioは番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるGoogleフォームからぜひ送信してください。
そして、この番組がいいなと思った方は、リスナー登録とシェアをよろしくお願いします。
それでは収録を終了します。ありがとうございました。
ありがとうございました。
37:21

コメント

スクロール