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2024-12-03 1:17:17

BC103 『肥満の科学』

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面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。

今回は、プリズナー・トレーニングに続いての「運動・健康シリーズ」として『肥満の科学』について語りました。

前回紹介したプリズナートレーニングは、想像以上に多くの人が興味を持っていただけたみたいで、ごりゅごも仲間が増えてとても嬉しくなっています。

そして、自分の興味関心というのはやはり波があるもので、筋肉を付ける、強くなる、という部分に興味を持つと、そのまま似たようなことへのアンテナ感度が高まってきます。

で、今回のテーマは「肥満」です。人は、なぜ太るのか。そして、なぜ運動が重要なのか。

約2年前にも、なぜ太るのか。なぜ運動が重要なのか、という話は紹介しています。

BC056 『運動の神話(上)』 - by goryugo and 倉下忠憲@rashita2 - ブックカタリスト

BC060『運動しても痩せないのはなぜか』『科学者たちが語る食欲』

が、今回はこれとはまた違った観点での紹介であったところが面白い。

結果的には、どの本も同じようなことを言っているんだけれども、それぞれちょっとずつ、理由や、やることが違う。

結局のところ、人体は超複雑です。現代の科学で「すべてを解き明かす」なんてことはおそらく出来ないし、仕組みがすべて分かったとしても、ひとりの人間の認知の能力で、それを理解して、コントロールし切ることは不可能だろうな、とも思います。

と同時に、だからこそ人体の仕組みを知ろうとすることは面白いし、そこから学んだことを実践して「うまくいく」ときが面白い。

自分がこの分野に興味を持つ大きな理由は、そういう部分なのかな、と感じます。

今回出てきた本はこちらで紹介しています。

📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish



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サマリー

今回のエピソードでは、『肥満の科学』が取り上げられており、肥満とそのメカニズム、特にカトフルクトースと尿酸の影響について詳しく議論されています。また、エネルギーの過剰摂取が体に与える影響についても触れられています。ポッドキャストでは、現代社会における肥満の原因やエネルギーの過剰摂取についての考察が展開されています。著者は、肥満が必ずしも悪とは限らず、サバイバルモードが影響していることを説明し、砂糖の摂取が肥満や糖尿病のリスクを高める要因であると主張しています。このエピソードでは、肥満の科学と関連するサバイバルモードについて論じられています。特に、水分摂取やフルクトースの影響が体内のエネルギーバランスや肥満にどのように関与しているかが探求されています。エピソードでは、肥満と代謝に関する科学的な知見が紹介され、食事や運動がエネルギー生成に与える影響が詳しく語られています。糖類の摂取削減や添加糖の管理に加えて、適切な運動を通じてミトコンドリアの働きを強化することの重要性が強調されています。このエピソードでは、断食の方法や脂肪蓄積のメカニズムについて深く考察され、特にミトコンドリアの役割が強調されています。食事とエネルギーの関係について新しい理解が得られ、具体的な生活改善に繋がるアイデアが紹介されています。

イベントの感想と読書体験
面白かった本について語るポッドキャスト、ブックカタリスト。 まず、今回いただいたコメント、お便りなど紹介したいと思います。
今回は、100回のイベントをやった直後、一番新しい回なので、そのイベントの感想みたいなことなんかもいただいているんですが、
まずお便りフォームから、goryugoさん、ラシタさん、日沢です。 昨日はブックカタリストの語り方に参加させていただきありがとうございました。
お二人の読書メモや発表までの準備過程、さらには懇親会での参加者の皆様のお話など、どれもとても面白く楽しい時間を過ごさせていただきました。
これからもブックカタリストの新しい本の紹介やアフタートークの配信を楽しみにしております。
また次回イベントがもしあるようでしたら、ぜひ参加したいと思いました。 お忙しいところ企画していただきありがとうございました。
こちらこそありがとうございますという感じですけども。 そうですね、やっぱ久しぶりに主催のイベントをしたら、やっぱこれが一番楽しいなっていう。
そうなんや。 なんかやっぱ人のやつに出るより自分でやるのが一番間違いないし一番楽しいわっていうのをすごく思い知りました。
なるほど。やっぱりでも思ったのは、懇親会とか会の最後の方で皆さんがアイディアとか情報を出し合った時間があったんですけど、あれがやっぱ楽しかったですね。
あれ、想定外というかあんな盛り上がると思わなくて。
当然皆さんある程度読書に親しんでおられる方なんでいろいろ引き出しは持っておられるんでしょうけども、そういうのが相場で出てきたのが良かったかなというところですね。
いろんな人がいろんなやり方があって、こういうので悩んでますみたいなのにこうしたらいいんじゃないみたいな答えとかを、俺たちじゃない人が出してくれるとかめっちゃいいと思ったし。
近いうちにまたやりたいですね、日本各地で。
そうですね。東京でもう一回やるとなったら同じテーマはダメだろうなと思ってたんですけど、そもそもこのイベント最初、一番最初の時にデジタルノート二人違う使い方してるよねっていう話があるよねっていうことを確か言ってたと思うんですけど、それを話題にしてもいいかなとちょっと思いました。
そうですね、ある意味話の本質的なところは全く一緒なんだけど、まあそうですね、それはそれで、それだと何回でも語れるっていう。
オブシディアン派とコセンス派でそれぞれやってることとちょっと違うよねみたいな話は多分できると思いますね。
ほとんど同じに見えるけど結構違って、でもやっぱ同じかなっていう印象なんですけど。
あとですね、感想、ツイッターXでコメントいただいてるので、92回、所有マインの話かな。
竹倉さん、面白い、所有とは何かって話、行列の話、ファストパスの話、早い者勝ちは何なのか、なぜ専有を続けると所有権になるのか、相続で受け継がれる権利とそうでない権利は何が違うのか。
これはやっぱね、考えたことがなかった概念があったっていう面白さが自分的にも大いにあったなと思っていて。
なるほど。
タイトルでやっぱ想像できない面白さだったなぁですね、これは。
確かに。
まあそういうのがひょっとしたらですけど、やっぱそういうブックカタリストとかそういうので相性がいいとも言えるのかもしれないですね。
読んでて自分なりの考えとか疑問とかが湧いてきたとしたら、まあいい回やったということでしょうね。
あと、同じくイベント参加いただいた山賢さん、ブックカタリスト100回記念イベント最高でした。
ゴリボさん、倉下さんはじめ参加者の方々の読書に対する姿勢は興味深かった。僕はとりあえずマルジナリアに挑戦してみる。貴重な機会をありがとうございました。
そうですね。本に書き込むのが難しい、なかなかできない。憧れがありつつできないという時点に対して皆さんがアイディアを出してくれたのがこの質問なんですけども。
そうですね。一番きっかけを作ってくれたのはこの質問でしたね。
そうですね。だから非常にきっかけとなったことでもありますし、実際試してみてどうだったのかという続報をぜひ聞きたいですね、これは。
そうですね。マルジナリアというのが本に直接書き込むという技法名?なんて言うんですか?でいいのかな?
技法名でいいんじゃないかな、きっと。
少なくとも俺は聞いたことあるけど、そのことをそうやって言うんだなっていうのを今回のイベントで初めて理解したという感じでした。
山本さんの本の著作にタイトルがあって、それは多分発掘しはがった名称だと思うけどね。日本の知的生産の技術ではそういう名前で呼ばれてなかったんで、どこかから引っ張ってきはがった名前だとは思いますけども。
まああれですね、ちょっとラテン語っぽい響きがあって、なんかそのかっこよさそうな感じがしていいかもしれないですね。
あんま対応しすぎるとちょっと痛いやつになってしまうので、周囲が必要な用語でもありそうです。
あと、倉下さんの一番新しい回。ジーンさんからブックカタリストを聞きました。
たしかにデジタル本棚には身体感覚が伴いにくいのが悩みどころ。一方で、例えば読書会参加者がそれぞれの本を一つのデジタルの本棚に配置できて本棚の共有化ができたとしたら、本棚を通じて新しい発見になるかなとも思いました。
これはまさにその通りだなと思っていて、コセンスっていう場でみなさんが読んだ本を共有するプロジェクトが一つあるわけですけど、3分の1くらいはこういうおっしゃっていただいている役割は演じているんだろうなと思いつつ、
配置ができないので、どこかに配下するということがコセンスでは一応できないというか、そういう概念がないので、ブックログみたいな本棚サービスを共有アカウントを作って登録するとかも面白いでしょうし、
あとはどうかな、デジタルならではの何か本棚に代わるものとして共有スペースをデザインできたらなという、本棚にこだわる必要はなくて、本の情報を共有できてリンクネットワークが表現できたらそれはそれで一つありなのかなと思っていて、いろいろ考えてますね、このツイートを見てから。
単純にスクラップボックスコセンスでみんなが読んだ本とか面白いと思った本を登録できているって、そもそもデジタルがないと困難だったことなので、実はすでにもう贅沢な悩みレベルに達しているのかもしれない。
もう次のステップを欲しがっているとか、共有のもう一個次に行きたいという感じがしている。
うん、俺的にはもう現状で、何なら最近の本の半分ぐらいはそこからの影響ぐらいというイメージで読んでいる本の。
まあ十分にすごく役立っていますね。
うん、という感じで今回は100回イベントから続いて、102回ですね。
はい、102回か?103?今回?
今回。
今回102回?3回じゃない?
あれ103回?間違えた。はい、103回ですね。
気がするけど、はい。
あ、そうだ101回で、プリズナートレーニング101回ですね。
だから103回ね、はい。
はい、103回。前回に続く話かなーっていう印象なんですけれども、
はい。
肥満とそのメカニズム
肥満の化学っていう本を紹介したいと思います。
はい、お願いします。
実はですね、振り返ってみると、ほぼほぼ2年前に3回連続で運動と痩せることについての本を紹介してるんですよ、俺が。
だからもうあれが2年前やということがちょっと信じられへんけど、はっきり覚えてます、はい。
うん、その運動の神話の上巻と下巻と運動しても痩せないのはなぜかっていう本をなんか紹介していて、
はい。
なんか、自覚したんですけど、俺結構健康マニアでダイエットマニアなんだなっていうことを。
確かに。
そういうつもりはなかったんだけれども、たぶん平均よりは結構そういう本を読んでいるのかなーということに気がついてしまいまして。
確かに。
で、前回の3冊の内容をものすごーく大きく要約すると、まず運動をしても痩せたりはしない。
はい。
で、なぜ運動をするのかというと、身体の炎症反応を抑えることが目的である。
あとは余ってしまったエネルギーの使い道になるってことですね、確か。
うん。余ってしまったエネルギーが炎症反応になってしまって、それが身体に良くない作用を及ぼしているんじゃないかっていうのと、満腹感っていうのはタンパク質にあるのではないか。
はいはい、ありましたね、そんな話が。
っていうのが前回の、すごく大雑把にまとめた要約。
はい。
で、今回の話は、面白いことにですね、似てるけど違うっていうか、違うけど似てるっていうかっていうので、また違った観点で何で運動をするのかとか、どういうものを食べたら良さそうかとか、何で人が太りそうなのかっていうのが、これまでの話とはちょっと違う観点で分かった気がする。
うーん。
っていうところが面白かったかなと思っていまして。
うん。
まず今回の本は、ひまんの科学、リチャード・J・ジョンソンさん。
はい。
NHK出版から2024年8月に出ているので、一応ブックカタリスト学では最近の本ですね。
なるほど。
で、コロラド大学の医学部の先生で研究者であってっていう感じで。
大雑把に言うと、ひまんと糖尿病のことを研究している人。
まあ、どストレートにその本の内容と一緒っていうのかな。
はい。
で、プラフィールにも書かれていたことなんですけど、特に砂糖、その中でもカト、フルクトースと尿酸の役割というものに関心を寄せている人っていうので。
実際にこの本で重要なこともこの人が研究している尿酸とカトだっていうふうに書かれているんですよね。
で、まず尿酸とかカトって言葉聞いたことあってもよくわかんないじゃないですか。
尿酸は尿酸値という言い方で血液検査の結果とかで出てくるようなイメージがあるけどね。
うん。そう、なんて言うんだろう。俺も専門ではもちろんないし、ものすごく深く知っているとか調べられたってほどではないんですけど、
すごく簡単に紹介しておくと、尿酸って一般的に痛風の原因になるものと言われているもので、腎臓病の原因とかにもなったりするのかな。
で、尿酸って肝臓によって作られて腸で一部分解されつつ尿から出てくるもの。
尿の酸値とか酸性の高さとかじゃなくて、尿酸っていう物質とか成分みたいなのがあるってこと?
そうです。肝臓から作られておしっこから出てくると考えればいい。
で、作られるのがプリンタイを分解する時に作られてるんじゃないかと言われている。
確定はしてないの?
多分なんですけど、なんて言うんだろう。1対1でそう答えが出せるものではないんだと思います。
だからプリンタイが大量に入ってきた時に相関的に尿酸も凝酸出るからおそらくそうじゃないだろうかっていうことが言われてる?
多くの理由がそこにあるんだろうっていう感じですかね。人体で言うなら。
で、もう一つが成長者の専門のカトフルクトースと呼ばれるもの。
果実の蚊に糖分の糖。
そうですね。
これは果物とかハチミツに含まれているめっちゃ甘いやつ。
これも同じく肝臓で代謝されるらしいんですよね。肝臓で代謝されてエネルギー源になる。
で、一つ面白いのがよく聞くグルコース。GI値の原因、高GI食品とかって言われるときに言われる、そのグルコースと違って
下糖を摂取することで直接的に血糖値は上がったりしないらしい。
うーん、だから例えばハチミツ甘いって食べたから出て血糖値がギュンって上がるってことはないってこと?
ではない。
こいつを代謝するときにも尿酸が作られると言われている。
プリンタイプラスカトフルクトースの代謝で尿酸が出てくると言われている。
そうですね。たぶん、いわゆる何らかのエネルギーになるものを作ると尿酸が出てきがち。
なるほど。
エネルギー管理の重要性
以前の本で紹介した話で言うと、何で太るかって言ったらすごく当たり前なんだけど、
多すぎるエネルギーっていうのが処理できないと脂肪になってしまうと言われている。
特に人体600万年史っていう運動の神話の同じ人が書いた本なんですけど、
その中では果実とかハチミツとか砂糖に含まれるフルクトースっていうのはほとんど肝臓が消費していて、
この量が多すぎると肝臓は処理が行えなくなって脂肪に変換しようとしてしまう。
あとは運動しても痩せないのはなぜかとかバッタの話とかでも出てきたりしてるんですけど、
食物繊維が重要だって言われてるんですよね、食べ物の中で。
で、食物繊維が何で重要かっていうと、食物繊維がないといわゆる雑味がないのでそのまますぐにエネルギーとか吸収されてしまう。
なるほど。
なのでその食物繊維って、逆の言い方をすれば薄めるという言い方でもいいのかな。
なるほど。
みたいなものだっていうのが、この本を読むために知っておくといい前提。
まだ前提なんですね。
そう、あのね、感想なんですけど、やっぱり読んでる最中で尿酸とか花糖とかがね、直感的にやっぱりわかんないんですよね。
そうやな、しかも日常時にあんまり使わないもんね、これらの用語は。
知らないわけじゃないんですよ、どっちも。聞いたことはないんだけれども、そこがね、やっぱりわからなくて尿酸尿酸って出てくるんだけど、
それは果たして何なのかがすごくわからずに読むのに苦労した印象。
なるほど。
そこら辺を知っておくと、その上で本を読むともうちょっと、一段階はわかりやすくなるのかなと思います。
はい、なるほどです。
肥満とその認識
一冊の本を通じて大雑把な構成として、人はなぜ太るのかとか、それによって体がどんなところが悪くなりがちなのかとか、
どんな食べ物を食べたらいいのかとか、なぜ運動をしたらいいのか、具体的にはどんなことをしたらいいのか、みたいなことが一通り書かれていて、
大きな意味でいうと、運動のシーマネしても運動しても痩せないのはなぜかとかと全部つながっているポピュラーサイエンスダイエット本的な本なんですけど、
まず前提として最初に出てきて重要なのが、太ってるのは現代の社会では一般的に良くないことで悪であるという言われ方をしていると思うんですけれども、
まず必ずしもそうではないことを知っておけと。
それは何?極端に明日世界大戦が起こって食料がなくなった時にちょっとでも長生きできるとかそういう話ではなくて?
ああ、そういう次元の話でいいと思います。
なるほど。
一つはそういう次元の話。
その脂肪があるということはバッファがあるというわけで、
例えばなんですけど、そのフィッシャーの友人の話なんですけど、
その筋肉ムキムキで脂肪なんて何もないっていう、そのスーパースポーツマンと言っていいのかな?
はい。
っていう人がその病気でちょっと調子を悪くしたら、その体調崩してしまって、そっから復活がめちゃくちゃ大変だった。
ああ、なるほど。
そのちょっと病気になっただけで、その何もエネルギーが残っていないので全然復活できなかった。
なるほどね。
だとか、インドの有名な指導者ガンジーさん。
ガンジーさんってよく人々の喧嘩を止めさせるために断食をするんですけど、
ガンジーさんは3日くらい断食をするとボロボロになってもう死にそうになって、
頼むからもう喧嘩やめるから断食やめてください、ガンジーさんって言われるようなことがよくあるんですけども、
ガンジーさんはやっぱり3日断食すると死にそうになってしまうんですよね。
なるほどね。
対して、スコットランド1965年の物語なんですけど、204キロ体重の27歳の男性というのが減量を目的としてダイエットのために紅茶とコーヒーと水とビタミン剤だけを飲み食いして1年生きたという人がいる。
すげえな。
で、これが本に書いてある話なんですけど、最初は数週間くらいの予定だったんだけど、あまりにも効果が高かったので、そのまま1年続けて50、60くらいまで無事に生きることができた。
100キロ以上のダイエットに成功して無事に生きることができた。
例えばなんですけど、200キロあったら1年死なないんですよ。めちゃくちゃな言い方だけど。
水、水分とビタミンを補給さえすれば新たな脂肪分は入手しなくても全然、こんなにカロリーがなくても生きていけると。
対してガンジーさんはイメージなんですけど、あの人痩せ細ってるじゃないですか。3日食わんと死ぬかもしれないになってしまうんですよね。
確かに。
結局さっきおっしゃった脂肪があることが必ずしも悪ではない。まず前提として。
さらに著者が言うには、脂肪自体は全然悪くないぐらいの言い方をしていて。
あーなるほどね。確かに脂肪って日本で脂肪って聞くと、すげーそれ自身が悪いみたいな感じがするね。そういえば。
なんだけれども、この本の主張で言うと脂肪自体が悪いんじゃなくて、太って脂肪がついている人はかなり高い確率で体のいろんなパラメーターが悪いだけで。
相関関係ってことね。要するに因果と言うと。
そうですね。ほとんどの場合は脂肪をつく過程におけるいろんな行為によって悪くなっているということはほとんどイコールに近いんだけれども、それは原因は脂肪ではないという言い方をしている。
なるほどね。健康的に太るということも一応原理的にはあり得るということだよね。
そうですね。例えばなんですけど、ちょっと2000年ぐらいの格闘技の話とかでね、自分はそういえば思ったんですけど、格闘技系の選手とかってやっぱね、太らせてくるんですよね。
まあそうでしょうね。
戦いにおいて。競技にもよるので、いろんな競技次第で一概には言えないんだけれども。あと、我々の世代だと多分覚えていると思うんですけど、秋物とかあの体で格闘技やってたじゃないですか。
確かにそうやね。
力士とかも大抵の場合は早死にしてしまうけれども、あの人たちって言ったら超健康なデブという言い方もできなくはない。
確かに。
ということで、まず死亡を悪とする考えっていうのを一回リセットしておいたほうがいいぞと。
サバイバルスイッチのメカニズム
なるほど。
で、次が著者の一番大きな主張なんですけど、なんで太るのかっていうと、エネルギーが余っているというわけではなく、サバイバルモード、サバイバルスイッチというものがいろいろなきっかけによってオンになってしまい、
そのサバイバルスイッチがオンになると、その太るモードになってしまう。
完全に体がカロリーを溜めようというふうに動き出すということ?
そうですね。で、例えば例として出てきて、クマの冬眠みたいな話なんかもあったりするんですけど、冬ぐらいの時期になると、とにかく食いまくって食いまくって太って、冬は枷状態ぐらいな感じでずっと寝ていて、その間何も飲み食いしてないんですよね。
で、何してるかというと、おざっぱに言うと脂肪から水とエネルギーを作っていて、何も食べなくても死ななくて済むようになっている。
で、著者がいろいろ調べたりしていてわかったのは、動物に関してで言うと、基本的には太ろうとしないっぽいんですよ。
通常モードでは?
通常モードでは満腹になったら勝手にもうこれでおしまいってなる。
ただしサバイバルモードがオンになってしまうと、サバイバルモードになると太って脂肪をつけておいて、その餌とか水がなくなっても生き延びられるようにしようとするという性質というか特徴があるというのかな。
それは一応、著者の主張で言うと、生物全般的なものなのか、それから哺乳類に近い動物だけがこのスイッチを持っているのか。
調べた範囲で言うと、基本的にはマウスの実験とかだと思うので、いわゆる哺乳動物に言えることで、例えば魚とか昆虫にそれが言えるかというと多分言えないと思います。
このサバイバルスイッチをオンにする、極論なんですけど、サバイバルスイッチがオンになることがなければ太らんという言い方もできる。
それがこの本の大きな主張っていうのかな。
例えばなんですけど、サバイバル環境で言うとどういう現象が起こるのか。サバイバルな環境って、この本の話で言うと、どうやったら生き延びられるのかすごく考えないといけない。
考えないといけないということは脳にエネルギーを送ってあげないといけない。
脳にエネルギーを送る場合に、脳みそっていうのはブドウ糖が大好きだ。脳みそにどうやってブドウ糖を送るかというと血液で送る。
サバイバルスイッチがオンになると、簡単に言うと脳に全力でブドウ糖を送るために他のところを後回しにしようと。
具体的に何をしているかっていうと、インスリン抵抗性と呼ばれる言葉になってくるんですけども、インスリンが入っていることによって筋肉とか内臓とかっていうのは糖分がちょっともらえなくなってしまう。
受け取るのが不得意になるって言ったらいいのかな。
脳みそはインスリンがあっても問題なくブドウ糖を摂取することができるイメージなんですけど、脳以外に食えない餌にして脳にだけ全力で餌を与えようとするっていうイメージなのかな。
それすごいよね。全体を統括するシステムがなくて流通するものの性質を変えることによって脳だけに栄養が送られるようにするメカニズムがそこにあるということか。すごいね。
これがいわゆる糖尿病状態なわけなんですよね、言ったら。
ほう、なるほど。
インスリンに反応しなくなってしまう、体が。
なんとなく想像がつくと思うんですけど、要するにサバイバルモードをオンにずっとしておくと糖尿病になってしまうという言い方ができるというのかな。
そういう感じで、本来はサバイバルモードというのは、今みたいな話で言うと、頭を使うためにやってたことなんですけど、現代社会だと当然ほとんどそういう場面が必要ないのに、何らかの原因によってサバイバルモードがオンになってしまうから、
インスリン、糖尿病状態になってしまい、サバイバルしなくてもいいのにサバイバルモードだと体が勘違いし続け、そのうちバグを起こして糖尿病になってしまうとか、そういういろんな現代社会のバグ、エラー、歪みが発生している。
砂糖と肥満の関係
他にも、例えばなんですけど、これもいっぱい専門用語というか言葉がいっぱいで、さっきのはインスリン抵抗性と呼ばれるもの。これちなみにちょっと逆だったんですけど、インスリンが入ってないと体が栄養を吸収できないんですね。
同じく、例えば他にも、食べるのやめなさい信号みたいなやつも、基本的には満腹になると出てくるらしいんですよ。こういうのもサバイバルスイッチがオンになると、本来は食べるのやめなさい信号によって、もうこれ以上食べる必要ないなって思って食べなくなるはずなんだけれども、
このレプチン抵抗性というものを獲得してしまうと、今度は食べるのやめなさい信号への反応が鈍ってしまう。 レプチン抵抗性を獲得するのは主体は何?
全体的にということ? そうですね。サバイバルスイッチがオンになるとレプチン抵抗がオンになるという言い方でいいのかな。 わかったわかった。 例えばなんですけど、やっぱ体重が多い人ってこのレプチンに対して反応しづらいらしいんですよね。
だから脳がもういいよと言いにくいか、言っててもその声が聞こえにくいみたいな状態ってことよね。 そう。で、そうするとそれってサバイバルモードなわけですよ。 なのでそのいわゆるさっき言った糖尿状態にして脳により血液を回すようにしようとして、
体の中ではサバイバルモードになると、例えばなんだけど他にも代謝を減らそうとする。 エネルギーを節約しようとする。で、脂肪を燃やすのが下手なのでエネルギーが少なくなってしまい、エネルギーが少ないと判定されることによってサバイバル状態であると肉体が認識してしまってますますそのレプチンへの反応がしづらくなってしまう。
という感じで一般的にやっぱ悪くなるとどんどん悪くなりがちになってしまうというのかな。 なるほどね。
で、このサバイバルスイッチがなんでどうやったらオンになるかっていう話なんですけど、
著者の書いていることで一言で言うと、その悪の原因というのがフルクトース、さっき言った下糖なんだと。なるほど。
ブドウ糖とかそういうものではなくて、この下糖を摂取するとサバイバルスイッチがオンになるんじゃないのかっていうのが著者の主張で。
それはあれやんな。本来は危機的な状況を感知してそのサバイバルモードに移行するはずが、その下糖というものが今度は起点になってサバイバルモードに移動するようになっているということなのかな。
うん、ですね。科学的にはちょっと難しいので、物語的にイメージすると想像しやすいんじゃないのかなと思うんですけど、
もともと人類というか、哺乳類、ヒューマン系類人猿たちは果物をずっと食べていたっていう前提があって、そこからいろんなものを食べるようになってきていて、
秋に果物が実り、冬になくなるというのが多くの果物で言えること。
ちょっと何の果物だったか忘れてしまったんですけど、一軸だったかな。人類がもともと一番主食にしてたのが、確かその一軸か何かで、それがもともと年中食べれてたものが、
寒冷化によって、だんだん季節が限定されていき、みたいな感じで変化していったと思うんですけど、結局、果物をたくさん食べるタイミングというのが、冬の前にたくさん発生していたのではないか。
冬の前っていうのは、エネルギーを貯めとかないといけない時期なんですよね。果物がなくなるから。多分、この過冬というのが冬の前とリンクしていることによって、それを摂取すると、今から俺たちはサバイバルしないといけないんだぞと体が反応するようになったのではないか。
おー、ある種条件反射みたいな。パブロフと犬みたいな感じで、状況と反応がセットになって、体に刻み込まれているのではないか。仮説ってことだよね。
というのが、この本の仮説だと。
結局、著者が言うには、肥満とか糖尿病が増えたのって、よく言われているのが運動しなくなったからとか、そういうことがあるんだけど、これは絶対に近いぐらいの言い方をしてたんですけど、砂糖が安く手に入るようになったから。
だから、俺たちはみんな太るようになっていて。
歴史をヒモトク島っていうので、最初に肥満が登場するのが古代エジプト島とかで記録が出てくるんだったかな。
で、その頃の文献とかを探してみると、やっぱ肥満が出てくるようになるタイミングと、砂糖というものがその記録として残ってくるタイミングっていうのが基本的に一致しているし。
現代社会の統計を見ても、工業化のタイミングとか、そういういろんな社会現象から推測するに、やはり砂糖の価格が安くなったことと肥満率というのがリンクしているというふうに、著者は言っている。
で、例えばサバイバルスイッチがオンになるとどういうことが起こるのか。
すげえいっぱい、いろんなことがあったりするんですけれども、基本的に脂肪を溜めようとしようとするっていうことだとか、乾きが生じるみたいな言い方があると思うんですけど、喉が乾いたっていう言い方をすればいいのかな。
サバイバルモードと人体の反応
とか、そのさっき言ったインスリン抵抗性、軽く糖尿病に近いような状態になったりだとか、水分が少なくなっているので、もっと血をたくさん送らないといけないと思って血圧が上がってきたりだとか、体内から塩を減らさないようにも同時にしようとしたりだとか。
で、いわゆるさっきも出てきた炎症反応みたいなやつもちょっと強くなってきたりしていたりだとか、酸素を使う量とかっていうのも減ってくるのかな。
たとえば、最近の健康パラメーターで言うと、最大酸素摂取量みたいなやつとかあるじゃないですか。それとかも、これとリンクしているという言い方ができるのかもしれない。
サバイバルモードになると、酸素もできるだけ無駄に使わない。基本的にはなので、貯蓄モードで節約モードになるという言い方でいいのかな。
あー、体がコスパ思考になるわけだ。
そうです。で、生き方として、それは確かに長生きはできるんだけれども、豊かに生きられるという言い方をしたらどうなんだろうと、俺は思うんですけれども。
人体の場合でも同じことが言えて、生き延びることはできるんだけれども、その先が、要するにその場しのぎなんですよね、やってることは。
なるほど。
なので、それで不都合が生じてきてしまい、ガチになる。で、この本では出てこなかったんですけど、おそらくストレスとかも大いに関係しているんだと思います。
そこが変数として、要素としてどっちが大きい。現代社会で言うと、ストレスでスイッチが入ってそうな気が。何かストレスがかかるから、下等を求めてそれになるっていう段階も考えられるけどね。
どっちとも言える。そこはこの本の主題ではないので一切触れていないんだけれども、ストレスによってサバイバルスイッチがオンになるにほぼ等しい現象は起こっているだろうなと推測はできるし、そうじゃないかと思います。
ストレスある状況に対して何とかしようと思って頭がフル回転するということは起こるでしょうし、ということはエネルギーの分配が変わるというのも自然に考えられますね、これは。
そうですね。今現在必要なことを生き延びるために必要なことをするんだけれども、他のことを捨ててしまうというのかな。今生きられればいいので、例えばで言うと、いわゆる掃除に相当するようなことをやらなくなってしまう。
ああ、なるほど。
うん、とかっていうのはストレスの作用でよく言われていることなので、その非満とかそっち系とも関わっている部分は大いにあるような感じはするかな。
そうか、だからストレスって言うと大体認知的なものの変化という感じがするが、これはだから肉体のエネルギー的なものの変化が言及されているわけか。
ああ、こっちはそうですね。それに、そうだな、精神の作用はこの本では全く触れていない。
だからそのある種の生体エネルギー的な方面でこれは説明されているし、ストレスの方はもっと認知的な方で説明されているという感じかな。
まあそうですね。で、多分体に起こる反応は近しいものがあるだろうというのはその俺の予想。
なるほど。
うん。なので例えばで言うとその結構気づかなかったというか自分はきちんと考えてなかったことなんですけど、あの水飲まないと太るという言い方ができるんですよ。
ほう、なんか逆な感じがするけどそうじゃないんだ。
うん、それはまず一つ面白いというか、ここまでいろんな複雑なことをいっぱい言ってきたんですけど、あのすげえわかりづらいし理解しづらいじゃないですか。
はい。
簡単に言うと水分をたくさん摂ることと糖をできるだけ摂らないようにすること。
後半はわかるね。後半はわかる。そりゃそうだという感じがする。
で、あの例えばなんですけど水分を摂らないってすごく簡単なことを言うと当たり前なんだけど水が飲めないっていうことなんですよね。
そうやな。はい。
水が飲めてねえということは死ぬかもしれんじゃないですか。
あーなるほどね。そういうことか。はいはいはい。
めちゃめちゃ簡単な話でしょ。
はい、なるほどね。はい。
で、その反応の仕方というのがどうやら体内の塩分濃度にある。
ほう、なるほど。
塩分の濃度というものはその何らかの化学的反応で体が認識できて塩分の濃度が上がっている、すなわち水分が少ないはずである。
はい。
すなわち我々はこれから水が足りなくなるかもしれないのでサバイバルモードをオンにしないといけない。
ほう、なるほど。確かにきれいな説明やね。
で、めちゃくちゃそこと繋がって、おーって思ったのがお酒太るって言いますよね。
はい、そうですね。
お酒って、これはあれですね、お酒の話、確か去年の年末ぐらいだったっけ、なんか去年か一昨年の年末でもそれは言ったと思うんですけど、
お酒ってアルコールを分解しないといけなくって、アルコールの分解のために何が使われるかというと水なんですよね。
なるほど。
つまり酒ってビールが無限に飲めるのはビールを飲めば飲むほど水が足りなくなるから無限に飲める飲み物で。
わかります、はい。
ということは酒を飲めば飲むほど水がなくなるんですよ。
はいはいはい。
ということはやっぱり体から水がなくなってやべーので、サバイバルスイッチをオンにしないといけない。
うーん、なるほどね。
いや、アルコールを飲んでいるとですよ、アルコールだけを飲もうつもりでもなんかお腹が空いてくるんですよね。
あれはアルコールを飲んで胃が活発になっているかなという感じだったんですけど、もしかしたらサバイバルスイッチがオンになって体がカロリーを求めて始めるという説明も可能ということですね、この話だと。
そうですね、おそらくそれは割と何て言うんだろう、少なくとも物語的には非常に納得しやすい。
そうですね、はい。
ここまでで触れてきてなかったんですけど、さっき言った悪いのは過糖だって言ってましたよね、フルクトース。
フルクトースってただ外部から摂取するだけじゃなくて、状況によっては体が作ろうとするんですよ。
接種による過糖と代謝による過糖っていうのが両方あって、詳しい話とかわからんこともあるし理解が足りないこともあるんですけど、
サバイバルスイッチがオンになると過糖も作られてしまうんですよね、基本的に。
はいはいはい、なるほど。
で、その過糖が作られた状態というのは、結局脂肪を作りやすい状態というのともほぼほぼイコールと言える言い方ができて、
結局水が足りないことでもサバイバルスイッチがオンになってしまうでいいのかな。
ここまでですごく大雑把にまとめると、サバイバルスイッチをオンにしないことがこの本で言う太らないために最も重要なことで、
サバイバルスイッチをオンにする要素っていうのはいろんなものがあります。
たくさんあるんですけども、分かりやすく言うと水が足りない、もしくは今から冬眠しないといけないというか、
今から冬が来るという言い方をすればいいのかな、と認識するとサバイバルモードがオンになる。
もうちょっと具体的に言うと、過糖が取りすぎてしまうときと水がなくなるときぐらいの理解でとりあえずいいのではないのかなと。
ダイエットのアプローチ
簡単な話としては積極的に水を飲みましょうというのは言えるし、実現しやすいね。
そうですね、たくさん水を飲んで何も食うなと。
そうなるな、確かに。
200キロの人は1年生き延びたので。
確かに。
ちょっと医学的な観点でそれを表だって推奨するわけではないしできないんですけれども、そういうふうに考えることができると。
もう一個マジかよって思ったし、著者も調べたら驚いてしまったことらしいんですけど、
日本人が大好きな旨味成分。
はい、旨味成分。
これもですね、ものすごく詳しい話が書かれていたわけではないんですけども、
これもエネルギーがあるわけではないんだけど、サバイバルモードをオンにするものらしくって。
そりゃ悪いよね。
その旨味というものを取りすぎるのはどうやらよくなさそうだと。
だから旨味がちょっと含まれているかどうかというよりは、ある量あるいは濃度か、ある濃度で旨味成分を取らない方がいいということなのかな、この場合は。
何にしても言えることはゼロになんて当然できないので、
特にこういう本ってこの後ちょっと紹介するんですけど、いろんなダイエットあるんだけど、
やっぱり真似するのは難しいんですよね。
自分的にはやっぱりできるレベルで意識をちょっと切り替えること。
日本食って一般的に健康、肥満とかの観点でも健康的でいいと言われているんだけれども、
よく言われている大きな問題点は塩分が多すぎることではあるんですけど、
同じく旨味が多すぎるも可能性としてはあるんじゃないのか。
うーん、なるほどね。
だからその旨味も、例えばコンブトから取ったある種純粋な旨味とよりますと雑味が入った旨味と、
科学的に構成された旨味では人体に与える作用が違うというのはちょっと考えられますけどね、この場合で言うと。
まあ、あの、わからん。この本ではどうとは書かれていなかった。
でもまあ、砂糖もさ、要するに白砂糖より、
この反応を引き寄せやすいし、なんか雑なものが混じっている方が低いっていうことがもし言えるとしたら、
旨味も多分同じ構図で考えられそうな気がしますけどね。
まあ、可能性は大いにあるような気がしますね。
あと、また次回紹介できたらなーっていうところで、
例えば食物繊維なんかの話で言うと、腸内細菌の餌として食物繊維とかめちゃめちゃ優秀だったりするらしくて。
聞いたことあります。
ここでは触れられていないんですけど、その観点で言うと、旨味とか食物繊維とかそういうものがどう作用するのかっていうのは、
また別の本とかで調べたりしてみるといいのかもしれない。
引退って複雑ですよね、本当に。
面白いわ。
まあ、あの、おもろいんですよね。
自分なりに結局100%わかることは今のところないので、
ひょっとしたらだけど、やっぱりその答えがないパズルみたいな感じで、自分的には面白いのかもしれない。
ストレスによってサバイバルスイッチが入るとしたら、いわゆるダイエットしてることにストレスを感じてたら、ダイエットがますます難しくなっていくということだよね。
そこに関してはですね、まさにこの本で出てきた話で、
理想的なダイエットっていうのはカロリー制限を強いるんじゃなくて、空腹感を和らげて自然にカロリーを減らすことができるようになるのが理想的なダイエットだと。
で、例えばその低カロリーで低脂質のダイエットってよく言われているものの一つなんだけれども、
それはですね、サバイバルスイッチがオンになりやすい高GI値の食品、グルコースが多い食品だとか、過糖がたくさん含まれていて、
少なくとも空腹感という観点では良いとは言い難い。
ローカーボダイエット、低糖質系のやつとかっていうのは割と効果はありそうだと。
ただ、著者が言う懸念点で言うと、やっぱり継続が難しそうだっていうこととか、
まれに悪玉コレステロールの値が増えてくるみたいな研究なんかもあったりするらしい。
まあ、だからやっぱりダイエットするにしても3倍、極端な何かはしない方がいいというようなことなんですかね、これの場合は。
あと、ケトンダイエット、本だとケトダイエットっていう書き方がされてたんですけど、
ブドウ糖を極力なしにして、ブドウ糖がなくなると人間の体は脂肪からケトンというものを生成して、
そこからエネルギーを作りますよっていうので、さっきの200キロの人とかも大雑把に言うと同じことをやってたと思うんですけど、
現状では、やっぱり研究結果として長期的にブドウ糖がない状態がどうなのかというのがわかっていない。まだ。
だとか、傾向として血中の尿酸濃度っていうのが上昇する傾向があって、
さらにケトンダイエットって野菜を減らしたりもしがちになって、まだリスクがわからないことが多い。
そうか、まあ難しい。体の中のメカニズムが完全にわかっていない以上、それをリバースエンジニアリングするのはそもそも難しいわけだね、これは。
そう、まだ人類が、一人の人間が頭の中で理解できるほど単純、想像できるほど単純ではなさそうだという言葉では想像できるようになった。
あとまあ単純に同じ職生活してても、ストレスの高い職場にいる人とそうじゃない人だったら、当然効果は違うと考えられますよね、この場合であったら。
例えばケトンダイエットとか聞いてみるとめちゃめちゃ理にかなっているように聞こえるんですよね。
ブドウ糖なんて取らんくってよくって、脂肪からエネルギーが取れれば、それはもう理想的で最強じゃんっていう感じがして、
ひょっとしたらこれは理想的で最強かもしれないけど、現状それを自分の体で試していいのかって言われると、科学的に考えると手放しではお勧めできないよね、とか。
他にもパレオダイエットと呼ばれる、旧石器時代のご飯に戻そうみたいな感じで、できるだけ炭水化物取らずにタンパク質取りましょうみたいなのっていうのも、
肥満とダイエット
これも同じく、こんだて作りに悩むとか、肉ばっか食うんで高くなってしまうとか、赤身肉はこの本で言うとやっぱりよくない分類なんですよね、タンパク質として。
なるほど。
とかカルシウム、ビタミンなんかも不足が懸念されたり、腎臓にあんまり良くないんじゃないかみたいな言い方があって、結局いわゆるダイエット全部一長一短で、そんな簡単にこれがいいなんて言えるもんではないというのが、読んだ感じの自分の結論。
なるほど。
で、その上でこの本はスイッチダイエットっていう言い方をしているんですけど、こういうふうにしたらいいんじゃないっていうのはある程度紹介されていて、全部詳しく紹介するとちょっと終わらなくなってしまうんですけども、炭水化物を今までよりちょっと減らして、タンパク質と脂肪をちょっと増やしましょうと。
ちょっと変えると。
基本的に、なのでイメージとして知っておくというのは、炭水化物は減らすこと、タンパク質と脂は増やすようにすること。
脂は増やすんや。
脂はですね、この本で言うとですね、太るための主犯ではなくただの共犯者であって。
なるほどね、はい。
スイッチがオンになっていなければ極論問題ない。
はいはいはい。
スイッチが全ての悪の元凶はサバイバルスイッチをオンだって。
ちょっと強めに言っていますけれども。
なのでイメージとしてはそういうふうで。
第一段階として、添加糖類っていうのを糖でいいと思うんですけど、人類平均が15パー20パーぐらい取ってる糖を10パーぐらいに減らすっていうのと、飲み物から添加糖類を摂取するっていうのはゼロにしましょうと。
食事の意識
うーん、これは多分後半が現代時の課題かな、きっと。
うん。やっぱこれもね、同じく運動の神話とか、運動しても痩せないのはとかと同じなんですけど、結局濃度が高すぎるものが良くない。
基本的に食べ物として。
で、飲み物って最強濃度なんですよね。食物繊維実質ゼロで。
そうやな。
で、果物が、例えばなんですけど、基本的にこの話をここまで聞くと、じゃあ果物ゼロにした方がいいのかって言われイメージしそうになるんですけど、全くもってそうではなくて、むしろ逆なぐらいで。
生の果物は取りすぎなければ積極的に取った方が良い。
それは例えば食物繊維という観点だったりだとか、実は果物にはさっき言ったサバイバルモードをちょっと抵抗するような成分みたいなのも含まれていたりもして。
ややこしいね。
その、めちゃくちゃ食ってしまうとオンになるんですよね。だからイメージで言うと。
ちょっと食うのは逆に抑制してくれる。
うん、なるほど。
このバランスが言ったら難しいというか、直感で理解しがたい要素はちょっとあるんだけれども。
一応説明すれば、ちょっと食うっていうのは日常のサイクルの中やけど、大量に食うってことは今から何か危機が迫っているぞモードを示すサインやからスイッチが入りやすいっていうのは一応わかりますけどね。
個人的にはクマの冬眠をイメージすると良いんじゃないかなと思っていて、今から冬眠するぞってなったらめっちゃ果物を食べる。
そうするとサバイバルモードがオンになる。
しかも別に、仮にクマという死体がいたとしては今から冬眠するぞという意思のもとで食うわけじゃん。
季節とかシーズンに合わせて食っていくと体がそうなっていくという反応なわけだから。
僕らがどう意思を持つかじゃなくてどう食べてるかが反応を引き起こしているわけで、やっぱり食べ方が重要なんでしょうね、この場合は。
もっと昔の社会で言えば普通に果物を食べてたら過糖を取り過ぎにはなっていなかったんだけれども、今で言うと砂糖がクッソ簡単に摂取できてしまうので、果物でいう食べ過ぎ量に簡単に到達してしまう。
それが危険なのでそこを減らしましょうと。
細かい注意点とかで言うとめっちゃいっぱいあるんですけど、例えば米とかパンとかジャガイモ、シリアル、パスタなんかは血糖値がすぐに上がる系のやつ。
これもここまで触れてきてはいないんですけど、やっぱり良くないジャンルのものでできるだけ避けておきましょうとか。
ドライフルーツとかだからジュースとかジャム、ゼリーなんかが良くない過糖分類なんですよね。
生果物はいいけど濃縮された果物はダメだよと。結局だから雑味があるか濃度が上がっているかどうか。
米とかパンとかでも触れられてなかったんですけど、なので例えば玄米なら大して問題はないという言い方もできるし、
雑穀で作った系のパンとか、そっち系なんかもさほど問題はないし。
同じく赤身の肉とかっていうのも同じような観点でできるだけ少ない方がいいよとか。
エビカニ類は旨味がクッソ多いので、これはこれで危険ですよ。
ある種日本人が想像するリッチなご飯大体ダメっていう。
やっぱそうなるんですよねっていうことだと思う。だから旨いんですよ。だからと言えるけど。
だからもっと食おうってなるっていう。なので結局旨いものが全部ダメっていう言い方もできたかない。
だからもうある程度はどこまで、純健康を目指すというのは破綻するわけで、
どこら辺でラインで自分が不健康と美味しさのトレードオフを取るかっていう選択ってことだよね。
俺が思う、まずできることはジュースはやめといた方が良さそうだと。
それは話は聞いている。それは別に不可能なことではないもんね。
俺の生活においてはほとんどゼロにならできる。
旅行とか行った場合にね、完全にゼロにしようとはもちろん思わなくていいんだけれども。
毎日コーラを1リットル飲むとかっていう生活は意識したら避けられる。
そうですね。それはおそらくほとんど全ての人にやめといた方がいいと言える。
肉とかも牛、豚、羊があんまりよろしくなくて、鳥はそんなに悪くない。
魚は良いし。なので要するに高級そうな肉はちょっと避けましょう。
なるほど。
だとか、水分たっぷり摂りましょうとかね。
これは一番自分は意識するようになったんですけど、なので、尿の色とかを見とくとよくて。
薄い方がいいってことね。
できるだけ薄くなるように努力をしておくこと。
なるほど。
日本人が一番やばいのが塩分が多くなりすぎること。
5、6グラムを1日目標にするといいですよって言われていて。
普通に日本食を食うと難しいね、それはね。
ラーメン1杯がですね、8グラムから10グラム塩が入っています。
いきなりオーバーやな。
1食でオーバーなので。
これ1日の目標値なので、そこは大量の水でどうにかするしかない。
そういう対策もあるか。
塩分も高いのもそうやけど、日本料理で煮物を作るとめちゃくちゃ砂糖入れるのよね、あれ。
めちゃくちゃ入れますね。醤油とかもめちゃくちゃ入るからね。
だから全体的に、あんまり健康的な食事ではないし。
お寺の精神料理とかは別として、日本人の和食って結構塩分も糖分も高めやね。
運動の重要性
結局ね、現代の食事のほとんどの地域のローカルフードというのが相場になるんじゃないかなと。
昔の料理はそんなに餃子の量がなかったからその味付けでペイできてたけど、
今は同じ味付けでご飯、お腹いっぱい食べられるからね。
やっぱり食事は問題ないですよね。
そう。なので、全部について言えるんだけど、いきなり全部もちろんやれるわけではないので、
そこは自分なりに本を読んで、自分が実践できそうなことを少しずつ取り入れていく。
そうやね。とりあえず僕は水を飲むっていうのは採用しようと思います。
これはね、簡単じゃないですか、言ったら。
そうやな、簡単やな。
で、どう見ても太らんは想像できるし。
そうやね。
とんでもなく飲むと水中毒という症状があるらしいので、もちろん気をつけないといけないんですけど、
ほとんどの人間にこの水を飲めは多分かなり言える。
特に俺、自分の場合だとお酒飲んでる最中にめっちゃ意識して飲むようになっていて。
なるほど。
と、翌日頭が痛くなる可能性がめちゃくちゃ減ります。
一応昔、古来の知恵としてチェイサーと言ってウイスキーと水を別々に飲むというのがありますが、それをもう状態化させるわけですね。
そう、チェイサーの割合では全然足りんと思う、多分。
それはそう思うわ。
本当は多分ね、ビール飲んでもその倍ぐらい水飲んだ方がいいんじゃないかな、体感的に言うと。
なるほど。
できるできないもあるし、そこは結局どうバランス取るかですけども。
はい。
あとは乳タンパク質、乳のタンパク質とかは結構いいっていう言い方をしていて、サバイバルスイッチに対抗して乳酸値を下げてくれる。
ただし、全乳とかチーズとかはコレステロールが多すぎたり、旨味が多いチーズも危険だったりするんで、ヨーグルトとか低脂肪乳あたりがいいですよとか。
なるほど。
1回で覚えきれんし守りきれんので、こんなんはサラッとでいいと思うんですけど。
他には、コーヒーは乳酸に対抗する飲み物らしくて。
それは嬉しいね。
カフェイン自体は刺激物ではあるんだけれども、血圧への影響はあまり多くなく、お茶とか甘くないチョコとかも割と良かったりするみたいです。
なるほど。
コーヒーも違う観点であまり良くないみたいな言われ方はしているんだけれども、この本の観点で言えば割と良いという感じなので。
個人的にはこれは聞いて、コーヒーはあまり気にせず飲もうかなって思えるようになりました。
なるほど。
で、アルコール良くないよとか、ビタミンCはサプリで摂ったら良いっていう風に言ってました。
ただ、大きりゃ良いではもちろんなく、さらに多すぎると腎臓血液のリスクが高まるという、また一般的に男性には困った事象もあったりするので。
結局何が良いとかっていうことは一回の答えが言えるものではない。
ここら辺がどんな食べ物の話で、ちょっと長くなってしまったんですが、一番重要で面白かったのが最後なんですよ。
何で運動をするのか。
この本で言う運動をした方が良い理由というのは、すごく簡単に言うと、上手にエネルギーを作れるようになることっていうのかな。
エネルギーを使うことじゃなくて作ること。
作ること。
エリートのアスリートと、いわゆる脂肪を太って運動ができない人の違いというのが、柔軟な代謝ができるかどうかが一番の違いだっていう言い方を言っていて。
例えばマラソンランナーをイメージしてもらうと良いのかもしれないんですけど。
マラソンを走るときは強度があまり強くないので、エリートのアスリートというのは強度が強くない運動では脂肪からエネルギーを摂取する。
すぐにエネルギーが必要な強度の高い運動をするときは、炭水化物からエネルギーを作ろうとする。
もちろんそれはアスリートが自分の意思で切り替えているわけじゃなくて、運動に合わせて体が発電に反応しているということだよね。
運動がすごい人ほど、上手に使うエネルギーを上手に使い分けられる。
言われて凄い思ったのが、太ると脂肪がうまく燃焼できないんですよ。
太った人がすぐ疲れたとか、もう疲れた、もう無理ってなるっていうのは、すごく簡単に言うと、せっかくたくさんある脂肪を全然うまく使えないから。
例えば50キロの人より80キロの人の方が地球に惹かれている力が大きいから疲れるということじゃなくて、それもあるだろうけど。
その観点はもちろんあると思います。
エネルギー生成の能力が低いから疲れやすいということか。
脂肪からエネルギーを作るということが難しい。下手くそ。
慣れていないという感じか。上手じゃない。
ミトコンドリアがエネルギーを作るんですけれども、このミトコンドリアを強くしようという言い方をしている。
ミトコンドリア強くできねえや。
見たいですよ。
ミトコンドリアも経験値があって技能が上がっていくのか。ミトコンドリアは生成と死滅のサイクルは別に回ってないよね。
細胞に含まれているので常に入れ替わっていると思う。
だからその進化的に能力が向上していくということ。
ミトコンドリアは運動のために必要なATPを作るものが運動の神話にも書かれている。
同じく下糖から脂肪とかグリコーゲンを作ろうとする。太ろうとすると尿酸が出てきて。
この尿酸が出てくるとATPも作らないようにするんですよ。さっき言った省エネモードになるから。
ATPはATPサイクルみたいなのを聞いたことがあります。
エネルギーを燃焼させて生み出して体に送るようなものが弱まってしまう。
サバイバルスイッチがオンになってくるとエネルギーを作らないようにしようとする。
エネルギーを作らないということはミトコンドリアは仕事せんでええんだなと思う。
サイズも小さくなって機能もだんだん落ちていく。
エネルギーを使わないように体に最適化されていく。
そう。なのでミトコンドリアをもうちょっとスパルタに調教しろと。
言い方としては。イメージとしては。
なるほどね。
上手な代謝ができるようにするために運動をしろというのがこの本の主張で。
大きく2つ。運動以外で意識することができることが2つあって。
断食の意義
1つが死をできるだけ取らないようにして過凍もできるだけ取らないようにするということと。
もう1つが継続的な断食を実施しましょうと。
16時間の断食とか週に2回の断食っていうのが良いんだぞって言っていて。
その俺もねそこはねずっと分からなくてなんでなんだろうなんでなんだろうって考えてたんですけど。
あのすごく簡単に自分の理解で言うと何か食べたらサバイバルスイッチオンになっちゃうんですよ。
まあそうわかるその気持ちはわかる。
なので何も食べてなかったらサバイバルスイッチはオンになりようがなくって。
そうなんだよななんかそこがなんか話が逆転してるように聞こえる感じ。
そう自分もねずっと逆だと思っていたなんでなんだなんでそのさ脂肪を食べないとエネルギー貯めようとしないって思うんですよね。
ずっと思っていたけれどもこの言い方で言うとそのちょっとそうかもなってその納得できたというのかな。
食べたらサバイバルスイッチがオンになるんだと考えればいい。
だからサバイバルスイッチがオンになっている状況。
まあだってサバイバルスイッチっていうのはないわけでサバイバルスイッチがオンになっている状況っていうのはエネルギーを蓄えようと体が動き出すということだよね要するに。
その時間が単純になので長ければ長いほどその間ずっと脂肪を作っているというイメージなんじゃないかなと。
でエネルギーを貯めようという動きはエネルギーがないとそもそもエネルギーを違うカロリーを貯めようという動きは糖を貯めようと。
加糖が来るとエネルギーを貯めようとなる。
だからその運動エネルギーを貯めようという運動はそもそもその加糖が入ってこない限り起動しないからだからこのサバイバルスイッチという名称が何かミスリーディングを。
まったく同じ感想です。ずっとそう思ってた。
わかりました。
スイッチで感覚的に肌感として逆になるわ。
なので結構いっぱい矛盾していることがいっぱい書かれているような気もするし、逆のことを言っているような気がすることはすげえいっぱいあったんだけど。
サバイバルモードっていう言い方をずっとしてきたんですけど、脂肪蓄積モードという言い方でいいのかもしれない。
それはわかる。それやったら非常に不にもちるわ。
そこは本がそう書いていたからねっていう話で難しいところなんですけど。
なので食べなきゃ脂肪蓄積モードにならんと。
ならんわな、そりゃな。
それをたとえばよく言われている16時間の断食とか週に2回の断食ってこの本以外でもよくダイエットとして非常に効果が高いみたいなことが言われていたけれども、どうも納得できなかった。
胃を休める以上の意味があると思えなかったんですよ。
でも脂肪蓄積スイッチサバイバルスイッチをオンにしないために食べないと言われたらちょっと納得ができた。
ミトコンドリアの役割
しない間に例えば何か別の動きが起きている。
してないということはどっかからエネルギー取ってこないといけないので。
そういうことね。
ミトコンドリアは言ったらなんですけど全然足りなくなったら多分糖から脂肪から取ってこようとするんじゃないかとも想像できる。
だからまあそのサボっているミトコンドリアとかをちょっと動けよっていう状況に持っていくっていうことね、これは。
多分なんですけどどっちかっていうと食べるとミトコンドリアが動けなくなるので食べてない間なら動けるなんじゃないかなと。
なるほど。
イメージ自分が理解したイメージですけど。
なのでこの本はねまずねミトコンドリア能力アップのための運動として持久系の運動が大事だっていうことは言ってるんですけど。
その時っていうのはその絶食中とか炭水化物を食べていないその腹が減った状態であることが望ましいと。
あーなるほど。
で最低1時間週に3,4回以上30分未満では効果がない。だいぶスパルタなんですけど。
だいぶスパルタやな。
乳酸が蓄積しない強度で多少困難はあっても会話ができるレベル。
タラタラ歩いたらダメだけど多分早歩きしたらいいんじゃないか。
うん、なるほど。
それを最低1時間週3,4回以上なので俺はできるとはちょっと思えなかったんですけれども。
そうですね、歯ですね。
食べてない時というのはすごく響きました。自分の中で。
うん、なるほど。
なのでこの本の影響で自分はちょっと生活サイクルが変わっていたりして、
2日に1回晩御飯から昼御飯まで断食16時間だいたいちょうど空くので食べないようにしていて、
その2日目の昼御飯の前の午前中とかに1時間程度の買い物というのを散歩しようとしている。
うーん、なるほど。
ものすげえ短期的な数字なんですけどちょっと体重が減りました。
ただ所詮それは全然そんなものを信用してはいかんのだけど。
他の要因がありすぎるからね。続けてみたらどうだとかと、運動している時に自分の気分が良いのか辛いのかということもちょっと気になるね。
夜6時とか7時にご飯食べ終わっているんですが、寝るのが11時、12時だと何も食べていないとすげえ腹が減ります。
でしょうね。
2日に1回の…ただこの本を読んだことで8割9割の確率で2日に1回はそれができている。
へー。
やっぱね、自分はね、学んで納得できたらある程度できるんだなと思って。
合理的かどうか知らないけど自分が納得できる論拠があれば、自分を動かすことができるかな。
そう、その読んで学んで確かにそうだな、そしてこれなら自分はできそうだなというものだったら取り入れる。
例えばさっき言った食べ物の話とかは、ルール多すぎて守る気にならんっていうかもうわからんのですよ。こんなことしたらご飯作れんから。
そういう意味?
なんだけれども、できるだけ断食をするとか、ミトコンドリアの観点で運動をする。ミトコンドリアを鍛えるという観点。
はい。
ちょっと面白いじゃないですか。用語としてミトコンドリアダイエットですよ。
ミトコンドリアトレーニングじゃないの?
まあまあまあ、でも結局日本語ではそういう言い方をされると思うので。
確かに。
生活習慣の改善
ミトコンドリアを鍛えることによって得られるダイエット効果を略してミトコンドリアダイエット。
まあでも、間接的に自分自身を対象にするんじゃなくて、自分の構成物を対象にするという感覚はちょっと面白いね。
ミトコンドリアはね、その細胞とかの論で言うとね、なんでこいつ入ってきたんだみたいなすごい変わったやつですからね。
確かに確かに。
ある意味他人とも言える。
だから腸内生物と一緒やもんな、腸内細菌かと一緒で、ある種自分ではないけど、でも自分にとって欠かせないものを訓練する。
みたいな言い方もできるし、やっぱりあれかな、一番大きかったのは結局この断食がなんで効果があるのか。
っていうのが物語的な納得なんですけど、少し自分の中でできたので、危険なレベルの断食をもちろんやろうとはさすがに思わないけれども、
血糖値も下がりすぎなければ多分大丈夫なんだろうし、少なくとも16時間の断食とかって腹減らんのですよね最後は。
お腹が減るっていうのも結局脳から送られてくるサインでしかないもんね基本的には。
朝起きたら体調は良くて、お昼ぐらいに減っているという言い方もできるんだけど、夜の10時より感覚的にはお腹空いてないんですよねやっぱ。
お腹空くサインを別に脳が出す必要はないという感じになってるんだろうな。
ていうので、たまーにやってたことはあったんだけど、すぐ油断してちょっとお菓子を食べるとか、ちょっと何か食べるとかやってしまっているのがこれによってできて、スイッチをオンにしなければいいんだと思い込む。
なるほど。
カロリーが悪いんじゃなくて、食べると脂肪蓄積モードになってしまうんだぞと思えれば、プチ断食ができるようになった。
なんかそれは感覚、認識が変わった。カロリーを食べたらあかんっていう我慢合戦じゃなくて、ある状態を維持しようという何か別のゲームが始まっている感じがするね。
そうですね。ひょっとしたらゲームのすり替えなのかもしれないですね。
現実的にやってることは一緒なはずだから、そこにどんなゲーム的意義とか意味を自分の中で見出すか。やっぱりカロリーを取らないしようっていうのは色々無理が…違うな。生物的にその発想は耐え難いものがあるね。
なので、代わりに自分はミトコンドリアを鍛えるという意識はないんですけど、サバイバルモードをオンにしない時間を長くする。
それは面白いね。僕は基本的に人生生きてきてイライラしないと思って生きてるわけですけど、イライラすると何もかもが崩れていくから極力しないようにしてるんだけど、多分それの食べ物版やね、きっとね。
かもしれない。ちょっとでも何かを食べてしまうと太る太るモードになる。
イライラもちょっとイライラしたことを頭に入れてしまうと周辺全部がイライラの対象になってしまうから、最初は遮断することが大切という気持ちで生きてるんだけど、多分そういう似たもの感じは。
そうですね。だからカロリーみたいなことは自分の場合は特に意識しているわけでもないし、運動する、散歩の時間が、前までは夕食後の、言ったらなんですけどやっぱ仕事が終わってからやるみたいに思っていたけれども、それを積極的に午前中にするようになって、太陽も浴びられたりもして。
割と今のところ良さそうかな。会社行かれてる人とかだったら、晩御飯をできるだけ早めに終わらせて、次の昼まで食べなければ。16時間短時期はさほど困難ではない。
もちろん医者ではないので、手放しで進められるわけではないので、自分の判断でいろんなことを考えてみてくださいではあるんですが。
そうですね。とりあえず体重がカツカツの人がやるべきことではないと思って、ある程度痩せたいと思っている人が取る方策としては、比較的達成可能な感じはしますね。
そうですね。めちゃめちゃ太っている人だと、例えばなんだけど、脂肪から糖を、糖じゃないや、血糖値を作ることが下手になりすぎていて、やばいかもしれないですからね。
そこはちょっと段階分でやったほうがいいか。
結局、自分なりの方法というのは、自分で考える、もしくは医師に相談してくださいという感じになるので。
そうですね。
自分なりの良い方法を見つけられたなと思います。
はい、ということで、今回のご意見・感想もお待ちしておりますので、お便りフォームとかツイッターとかブルースカイで、ハッシュタグカタカナブックカタリストにお寄せください。
感想やお便りはいつもとても励みになっておりますので、よろしくお願いします。
サポーターも募集しているので、気になる方は概要欄ご覧ください。
それでは今回もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございます。
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