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2024-08-01 09:23

他責思考のメンバーを自責思考に導く方法

他人のせいにばかりする部下への対処法を解説。コーチングの視点から、他責思考の背景にある心理と、自責思考への転換を促す具体的なアプローチを紹介。リーダーとしての効果的なコミュニケーション方法や、チーム全体の成長につながる関わり方のヒントを提供します。
#コーチング #リーダーシップ #チームマネジメント

▼私について
・梶恭輔@ビジネスコーチ
経営学修士MBA/(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ/プロフェッショナルコーチ
主にビジネスパーソン向けに独自の「思考マップ」を用いた戦略的コーチングを提供し、これまでに150名以上のクライアントと1on1セッションを行ってきました。
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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティーの梶です。このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするためのヒントを、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、他責思考のメンバーを自責思考に導く方法ということでお話ししていきたいなというふうに思います。
皆さん、こんな経験はないでしょうか? 部下とか同僚が何か問題が起きたり、仕事について話している時に
あの人はこうしたからね、とか 会社の方針がこうだから悪いよね、とか
他の部署のあの人が協力してくれないから全然進まないんだよね、とか すぐに他人の
話だったり状況だったり、そういうもののせいにしてしまって 文句不平不満を述べていると
そして自分の行動を振り返るということはしなくて 問題の本質から目を反らしてしまうと
そういうことをしちゃうメンバーっていたりすると思うんですよね。 もちろん自分自身でそういうふうになってしまう瞬間とかっていうのは
当然誰にでもあるとは思うんですけれども やっぱり私も何人ものビジネスパーソンを見てきて
やっぱり成長する人っていうのはそこから 他人のせいにするとか多席思考なところから自席思考
自分でじゃあこの状況どうできるかとか自分はどうした方が良かったかみたいなふうに自分に意識を向けて考えることができるというところが
大きな差じゃないかなというふうに思ったりするんですね。 多席思考の人っていうのはもちろんその人自身の成長
機会を失うというか妨げているというところが あるんですけれどもその人自身だけの問題ではなくてチーム全体のパフォーマンスにも悪影響を
汚しやすいというところが非常に厄介なところかなというふうに思います。 多席思考する人っていうのは基本的にはそういう文句とか不平不満を
割とミーティングとかあるいはちょっとした仕事場の雑談とか言ったりして 周囲に対してもネガティブインフルエンサー化しちゃいやすいみたいなこともあったりするんですね
そういうメンバーに対してどうすればこういう多席思考なパターン そういうのを持ちやすい人に対して自分の行動とか考えを振り返らせて改善点を見出させていく
そういう自席思考に導くことができるかというところについて話したいなと思います。 まず重要なのは
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多席思考の背景にある真理みたいなところを理解するというところですね 多くの場合多席思考になってしまうっていうのは
その自己防衛のメカニズムの一つだというふうにも言われたりします つまりそれは
失敗とか批判みたいなことが自分に向けられるのを恐れるがあまりですね 無意識のうちに
その責任を他者に押し付けているというか他者とかもあるいは環境とかですね 押し付けて周りがこうだからできないんだとか前に進まないんだとか
そういうふうに言い訳をしていくとこういう点を踏まえるとですね 単に自分の責任だというふうに
その人に対して指摘するだけでは効果はないんですね むしろ安全な環境を作って自己反省を促すっていうアプローチをしていく
必要があります 例えば問題が発生した状況っていうのを
ワンオンアンとかで一緒に振り返るっていう際に 例えば
上司の方からそのメンバーに対して 以下のような質問のあきかけに見るといいかなと思います 例えば3つぐらいあげると
この状況で 非常にうまく進んでないっていう状況みたいだけど それに対してあなたはどういう行動をとったんですかっていうふうに聞く
もう一つは その行動をとった結果どういうことが起きたんですかと
いうのを聞く そして3つ目にもし同じような状況が再び起こった時には あなたはどういうところを変えられそうですかと
この3つの視点で質問してみるということですね これはまず一つ目のどういう
その状況でどういう行動をあなたはとったんですかっていうところで まずこのネガティブな状況が起きてしまっているところに対して
あなたはどういう関与をしたんだと 何をしていたんだというところをまず考えさせる
2つ目に その行動の結果 何が起きたかっていうところを聞いて それは何か物事がうまくいっていない ネガティブな状況が起きているということを話すと思うんですけれども
そういうことが起きましたねと じゃあどうすればよかったのかっていうのを最後に聞く
もし同じことが起きたら 次はあなたは何を変えてどういうふうにアプローチするんですかと こういう形でぐっと矢印を自分に向けるというような
質問の仕方をすることで 思考を深めさせていくということをですね
重要なのは これは批判的にならずですね オープンな姿勢で聞くっていうことをですね 当然いろんな言い訳をその中でもしてきちゃうとか
いつまで経っても多色なことをずっと言ってるなみたいな人もいたりすると思うんですけれども やはりそこはですね
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すぐにいや違うよっていうふうに言うんではなくて なるほどそう考えたんですねっていうふうに受け止めながら
徐々に自己反省を促していくような関わり方をしていくっていうのがとても大切です
またチーム全体の雰囲気づくりっていうのも非常に重要なので その失敗みたいなものは学びの機会みたいな文化がしっかり醸成されている組織だと
すごくいいなというふうに思うんですけれども メンバー全員が安心して自己開示できるようなそういう環境が整えられていると
チームとしても組織としても非常に多席から自席に つながりやすいような空気環境ができていくかなというふうに思います
先ほどの例で示したようにワンオンワンみたいな機会で しっかり振り返るタイミングを作っていくっていうことも
多席から自席に考え方を少し変えていくというきっかけに使いやすいので そういう意味で改善点を共有するっていうような機会として
ワンオンを定期的に行うというところも有効かなと思います
リーダーである皆さんも自席志向の 自分自身がロールモデルになるっていうことが非常に大切ですね
もしかしたら私のコミュニケーションに問題があったかもしれないとか もっと早く気づくべきだったとか
自分のですね行動を振り返る姿勢をむしろ 周りのメンバーに見せていく
自分の中で内省する際に自席的に考えるっていうのも当然なんですけれども それだけではなくて あの時こういうふうにやればよかったと思ったんだよねっていうネガティブな状況に対しても
リーダーはいつもこういうふうに言っていると 自席で考えているなっていうところを見せていくことでメンバーにも同様の思考っていうのは浸透していくので
ここは積極的に自席で考えていることだったり姿勢だったり言葉とかっていうのは どんどんリーダー出していった方がいいかなというふうに思います
最後に変化っていうところはやっぱり時間がかかるということは忘れずにいたいなというところですね
多席指向になっちゃうメンバーってどうしても どの職場にもいらっしゃると思いますし
なかなかすぐにコロッと変わるっていうものではないんですね これは一席に変わるものじゃないっていう意識を持って粘り強くかつ温かい目線で上司として
リーダーとしては見守っていきながら小さな変化を見逃さずに 何か自席的な思考しているとか行動しているとかっていうところを見かけた際には
当然それをアクノレッジメントを承認してあげて 褒めるみたいなことも重要だったりします
以上今日はですね 多席指向のメンバーを自席指向に導く方法というところについてお話をしてきました
次回もビジネスパースに役立つ情報をお届けしていきますので どうぞお楽しみに
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それではまた次回のエピソードでお会いしましょう コーチング中毒のカジでした
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