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2024-07-30 07:26

1on1を部下の成長機会に変える5つのコツ

「部下との1on1が世間話で終わってしまう」というあるある課題に対処する方法を解説します。プロのビジネスコーチが、1on1を成長の機会に変える5つのコツを紹介。目的の明確化、アジェンダの事前共有、オープンな質問の活用、アクティブリスニング、アクションプランの設定について詳しく解説します。

▼私について
・梶恭輔@ビジネスコーチ
経営学修士MBA/(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ/プロフェッショナルコーチ
主にビジネスパーソン向けに独自の「思考マップ」を用いた戦略的コーチングを提供し、これまでに150名以上のクライアントと1on1セッションを行ってきました。
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#1on1 #コーチング #メンター #人材開発 #人事
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サマリー

管理職の方々が抱える1on1の悩みや課題を解決するために、プロビジネスコーチの目線から5つのポイントを紹介しています。目的の明確化、アジェンダの事前共有、オープンクエッションの活用、アクティブリスニングの重要性、アクションプランの設定は、成長の機会に繋がります。

1on1の悩みと課題
皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティの梶です。このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするために、そのヒントをプロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、1on1を部下の成長の機会に変える方法というテーマでお話をしたいと思います。
非常に多くの管理職の方から、クライアントとして私がコーチングを提供している中、どんなテーマで話したいですかという投げかけを行うのですが、
部下と1on1がうまくできないとか、世間話で終わって、意味あるものになっているのか不安だとか、そういう悩みをよく聞くのです。
せっかくの機会なのに、どうしても雑談に流れちゃって、部下の成長とか業務の改善とか、前進するようなことに繋がっていかない、
そんな経験はお持ちの管理職の方がいらっしゃるのではないかと思うのですが、実は1on1を効果的に行うためにはいくつかコツがあります。
今日は私がプロのビジネスコーチとして、150名以上のクライアントと1on1セッションを重ねてきたという経験から、
特に重要だなと思っている5つのポイントをお伝えしたいなと思います。
まず1つ目が目的の明確化というところです。
1on1の目的をやる上司側も部下の方も明確にすることは非常に大切です。
これは部下の成長を促す場なのであるとか、部下のための時間なのであるとか、あるいは業務上の課題を相談して解決するような時間だとか、
これは2人の間でしっかり1on1をする目的、ここを明確にする。
それがまず第一歩として非常に重要かなと思います。
1on1を部下の成長に変える5つのポイント
もう1つ重要なポイントとして挙げたいのが2つ目として、アジェンダの事前共有というところです。
1on1とか仕事の中で取り入れられている方って、割と毎週とかあるいは各週とかで実施されていると思うんですけど、
毎週やってたりするとルーティンな感じになってきて、特に準備なく1on1に臨むということがあったりすると思うんですが、
あまりそういうのは良くなくて、事前にやはり1on1に向けて話し合うべきトピックをリストアップして部下と共有すると、
これによって双方が1on1に対して準備をして臨むことができたりするというのがあります。
私の同僚でやってらっしゃる方の例ですけど、前日に明日はこのテーマについて話そうというようなことを上司に事前にメールをして、
その上で1on1に臨むというのをやっている人とかもいますね。
そうすると上司の方もこういうテーマで明日話すのねということが分かって、
そこに向けた準備だったり情報を集めるとか、どんな質問を投げかけようかみたいなことを考えるとかそういうこともできたりしますし、
事前に擦り合わせるというのは非常にそういう意味で有効かなというふうに思います。
3つ目にオープンな質問を活用していく、オープンクエッションというところですね。
これは当たり前ですけれども1on1は具体的な指示とかティーチングをメインにするというよりはコーチングの方が適していると思うので、
基本的にははい、いいえとかで答えられるような質問を部下に投げかけていくのではなくて、
どのようにとかなぜで始まるような質問を投げかけていくということを意識するということですね。
こうすることで上司がひたすらしゃべるとか雑談するとかならなくて、なるべく部下に問いかけて部下の思考を深めていくという、そういう効果も期待できるかなと思います。
4つ目にアクティブリスニングというところで、ここは部下の話を真剣に聞いて理解しようと努めるということは非常に重要ですね。
傾聴というふうにも言われますけれども、当然合図打ちを打つとか言葉を言い換えて繰り返すとか、そういうテクニカルな部分もありますし、
相手が言っている表情、声のトーン、顔つきとかそういうのを含めてノンバーバルなところもセットでですね、アクティブリスニングしていくというところが重要かなと。
5つ目にアクションプランの設定、これすごく忘れがちなケースが多いかなというふうに私は感じてたりもするんですが、
必ず1on1の最後にはですね、「で、何するの?」っていうところを最後1分でも話すというところですね。
1on1の最後に今日ここまでこういうこと話してきたけど、じゃあこの状況から一歩でも前に進むためにあなた何しますかというところを問うというところですね。
これを次回までに何を取り組んでいくのかというところを具体的なアクションを決めていくと。
で、また翌週の1on1の時にそのアクションはどうでしたっていうところから入っていく。
そういったことを繰り返していくことで継続的な成長を促していくということになっていきます。
今5つほど目的を明確化する、アジェンダを事前共有する、オープンクエスチョンを活用する、アクティブリスニングする、アクションプランを設定するという5つのポイントを話しましたけれども、
これらの視点を意識して1on1に臨むだけで、単なる雑談とかの1on1から部下の成長と組織の発展につながるような有意義な時間に1on1というのは変わっていくかなというふうに思います。
最後に1on1を成功させる上で最も重要なのは、前提としてやはり信頼関係が部下と上司内であるというのが非常に重要かなと思います。
部下が安心して本音を話せる環境を作ってあげること、これが効果的な1on1の基盤となりますし、日々のコミュニケーションをより密に大切にしていきながら部下の成長を上司も心から願う、
そういう姿勢を持ち続けることが長期的には大きな成果につながっていくかなというふうに思います。
以上、今日は1on1を部下の成長機会に変える方法というテーマでお話をしてきました。
次回もビジネスパーソンに役立つ情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。
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また、私のコーチングを受けてみたいという方は概要欄からここならの方をご覧ください。
それでは次回のエピソードでまたお会いしましょう。コーチング中毒のカジでした。
07:26

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