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2024-08-07 06:05

部下へのレッテル貼りを打破!システム1からシステム2へ

メンバーへのレッテル貼りは、脳の「システム1」による素早い判断の結果です。本エピソードでは、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」理論を基に、「システム2」を活用した正しい評価法を紹介。「意識的な観察」「多面的な情報収集」「オープンな対話」という3つのアプローチを解説し、先入観を打破するヒントを提供します。

▼私について
・梶恭輔@ビジネスコーチ
経営学修士MBA/(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ/プロフェッショナルコーチ
主にビジネスパーソン向けに独自の「思考マップ」を用いた戦略的コーチングを提供し、これまでに150名以上のクライアントと1on1セッションを行ってきました。
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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティーの梶です。このポッドキャストは、ビジネスパーソナルの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするためのヒントを、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、メンバーへのレッテル貼りと正しい評価についてです。皆さんこんな経験はないでしょうか?
ある部下をですね、あの人は貴重面だけど融通が効かないとか、彼は非常に創造的でアイデアマンだけど締め切りを守れないとかですね、ついついレッテルを貼ってしまうというところです。
そのレッテルに縛られてですね、その人の真の能力とか成長を見逃してしまってる、そんな風に不安になるっていうことあったりしないですかね。
これは多くのマネージャーが直面する悩みの一つかなというふうに思います。
実はこのレッテル貼りっていうのは、私たちの脳の働き方とですね、深く関係をしています。
ダニエル・カーネマンという方が提唱したファストアンドスローという理論によるとですね、やっぱり人間の思考っていうのはシステム1とシステム2という2つのモードで行われているというふうに書かれているんですね。
システム1というのは早く自動的、感情的で直感的な思考を担当するというところで、日常のほとんどの判断というのはこのシステム1で行われているというふうにも言われています。
レッテル貼りっていうのも、ある意味この素早い判断の一部というふうに言えるかなというふうに思います。
あの人はこういう人だからっていうところで、システム1的に思考してその後の情報を受け取るとか対処するっていうことになるってことですね。
一方システム2っていうのは遅く意識的、論理的で分析的な思考を担当するというところです。
ビジネスの現場ではこのシステム1の方による素早い判断っていうのは時として公平な評価とか効果的なチーム運営の妨げになってしまうっていうことがあります。
ではどうすればこのレッテル貼りの罠から抜け出してメンバーを正しく評価できるでしょうか。
ここで重要なのは意識的にシステム2を活用するということです。今日はシステム2を活性化させる3つのアプローチをコーチング的な観点からもご紹介したいなというふうに思います。
まず一つ目は意識的な観察です。自分の中にある先入観とか偏見、レッテルに気づくっていうことがまず重要ですね。
メンバーの行動を観察する際にどうして私はこう解釈してるんだろうっていうところを自問自答してみてください。セルフコーチングですね。
これはシステム1で素早い判断をしてしまうところを一旦止めてシステム2を起動させる重要なステップになります。
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二つ目に多面的な情報収集という観点です。これはシステム2を活用して様々な角度からメンバーの行動とか成果を観察しましょうということですね。
例えば個人の業務だけではなくてチーム内でのコミュニケーションとかタブ書との共同とか多角的な視点を持っていくことでより総合的な評価ができます。
これはシステム1の単純化された判断を超えて複雑な現実をですね多面的に理解するという観点で非常に役立つので情報収集は多面的に行っていくというところ。
これが2つ目です。そして3つ目ここはオープンな対話というところです。 メンバーとの率直な対話というのは非常に大事だというふうに思います。
ワンオンワンの機会とかそういうのを活用してですね 私はこうあなたに対して見えていたんだけど実際どうなのっていうの対話を通じる
お互いの認識のギャップを埋めていくということもできるでしょうし まあそういう機会を設けることでメンバーの隠れた才能とか自分自身がこう見落としていた
そういう努力みたいなところに気づいたりするということもあるかもしれません これはあのシステム2を通じてですね新しい情報を取り入れてより正確な判断を形成して
いくプロセスステップだなというふうに思います 以上のようにですね意識的な観察を行ってどうして自分はそう解釈しているのかという
問いかけを行うという一つ目のステップそして多面的に情報収集するという2つ目 そしてオープンな対話をするという姿勢
この3つを取り入れていくことでシステム1によるレッテルバリの罠みたいなものを回避して システム2を活用した公平で建設的な評価がしやすい状態になっていきます
またこのプロセスを通じていくことですね結果的に メンバーとの信頼関係というところも深まっていくかなというふうに思います
一人一人の真の姿っていうのを理解して適切に評価するということは チーム全体のですね潜在能力を最大限引き出すという観点においても非常に重要な
鍵というふうになります 今日お話しした方法ですねぜひ明日からの部下のメンバーの皆さんとのですね関わりに
生かしてみていただきたいなというふうに思います 以上今日はメンバーへのレッテルバリと正しい評価のところについてお話をしていきました
次回もビジネスパーソンに役立つ情報をお届けしていきますのでどうぞお楽しみに 気に入っていただけた方はいいねやフォローをお願いいたします
また私のコーチングを受けてみたいという方は概要欄の方からここならの方をご覧ください それでは次回のエピソードでまたお会いしましょう
コーチング中毒のカジでした
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