1. ゆうこ|読書ラジオ
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2023-10-15 20:31

読書ラジオ 選書リクエストにお応え&『ほろ酔い読書おかわり』

いつも聴いていただきありがとうございます。

⭐︎本紹介
ほろよい読書 おかわり (双葉文庫 お 42-02) https://amzn.asia/d/3rdcFgV

今日の人生2 世界がどんなに変わっても https://amzn.asia/d/3RQGzON

マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ https://amzn.asia/d/5kcC3O4

旅屋おかえり https://amzn.asia/d/8DlBYEW

⭐︎自己紹介
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00:06
こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、レターをいただきましたので、それにお答えしてみようと思います。
こんにちは。いつも楽しく、新たな発見にワクワクしながら聞かせてもらっています。
ありがとうございます。
ゆうこさんの声がとても優しく、頭の中に心地よく入ってきます。
さて、私に本の紹介をしていただけないかと思い、レターをさせていただきました。
私はいつもあたふたして落ち着きがありません。
そして優柔不断なくせに、爪が甘く、よくやり直しをしたり、心配したりします。
明るく楽しい人に憧れる一方で、前向きでやる気に満ちた人が少し苦手です。
こんな私がもう少し心豊かに、ワクワクした気持ちが増えるような本はありますか?
ちなみに、青山みちこさんの本はほとんど読んでいて、お探し物は図書室までが大好きです。
お忙しい中こんなレターをしてごめんなさい。もしできればで構いません。
これからも楽しみにしながらラジオを聞かせていただきます。
お体に気をつけてくださいね。
ということで、まずはレターありがとうございます。
こんな長いレターでたくさん文字を打っていただいて、本当に感動してしまいました。
いやー嬉しいですね。本当にありがとうございます。
ということで、本の紹介をしてくださいというリクエストでしたので、
なんとかお答えできればと思います。
初めてなので、ちょっと最初にいろいろ言い訳をしておこうかなと思ってますが、
初めてなので、前に添わない戦勝になっているかもしれないので、本当にご容赦いただきたいなと思うのと、
あと青山みちこさんがお好きということで、私はですね、青山みちこさんの本ほとんど持ってなくてですね、
その辺で本当心配ですね。大丈夫かなという気持ちがありますが、やってみたいと思います。
いつもあたふたされていて落ち着きがないという柔不断なくせに爪がまくて、よくやり直しをして心配したりするというふうにご自分のことを思われているんですね。
03:00
明るく楽しい人に憧れる一方で、前向きでやる気に満ちた人が少し苦手。
なんかとてもわかる気がしますね。私もそういうところあります。
ちょっとうさんくさく見えてしまいますね。
もう少し心豊かにワクワクした気持ちが増えるような本はありますかということで、
読書が読書されて、青山みちこさんの本ほとんど読まれるぐらいお好きな作家さんがいてということで、
さらに豊かにワクワクした気持ちが増えるような本ということで、何冊かご紹介できたらいいなと思っております。
読書が読書されて、青山みちこさんの本ほとんど読まれるぐらいお好きな作家さんがいてということで、
さらに豊かにワクワクした気持ちが増えるような本ということで、何冊かご紹介できたらいいなと思います。
まず一冊目、ほろよい読書といういろんな作家さんの短編集が収録された本になります。
ほろよい読書シリーズは多分2冊、第2弾まで出ていて、今回お話ししたいなと思うのはその第2弾目、ほろよい読書おかわりという本になります。
ほろよい読書シリーズは多分2冊、第2弾まで出ていて、今回お話ししたいなと思うのはその第2弾目、ほろよい読書おかわりという本になります。
ほろよい読書シリーズは多分2冊、第2弾まで出ていて、今回お話ししたいなと思うのはその第2弾目、ほろよい読書シリーズは多分2冊、第2弾まで出ていて、今回お話ししたいなと思うのはその第2弾目、ほろよい読書おかわりという本になります。
ということで、その中でもお話ししたいのは、青山道子さんが書かれたキノコルクテルという短編になります。青山道子さんの本はほとんど読まれているということでした。この短編ももしかしたら読まれているかもしれないんですけれども、ちょっとお話しさせてください。
キノコルクテルはこんな文章で始まります。
好きという言葉を使わずに好きという気持ちを伝えられるのが名文だ。僕の敬愛するミステリー作家、マシバカイトの言葉だ。
06:05
このキノコルクテルという短編の主人公は、フリーのライターをしている青年が主人公になります。
敬愛するミステリー作家、マシバカイトのこの言葉を、そのマシバカイトの書く本を読んだことがきっかけで、ライターの仕事を志すようになりました。
そして大学時代からアルバイトをしていた編集プロダクトから独立する形でフリーランスになっている。
ただですね、よく仕事をくれる出版社というのは、割とブラックな出版社で、いいように好奇使われている。
そんな自分をはがいなく思いつつ、でもその仕事をこなしていくことしか、今は自分を売り込んでいく術がない、という流せという人が主人公になります。
ホロヨイ読書というのはですね、お酒がテーマの短編集なんですけれども、流せはお酒が飲めません。
そんなところを設定にする青山道子さんというのは、とても優しい人なんだろうなと思います。
お酒の話、お酒を飲める人じゃない方に光を当ててみよう。
そんな優しさがあるんだろうなと思いますね。
この短編のキノコルクテルという短編のテーマ、コンセプトというのはまさに最初に話した、好きという言葉を使わずに好きという気持ちを伝える。
直接的な言葉で思いを伝えるのではなく、その直接的な言葉を隠して別の方法で気持ちを伝える、ということがこの短編集の、短編のコンセプトになっていると思います。
それがこのタイトルにもなっているキノコルクテル、それが表されていて、
キノコはこの中でどういう風に出てきて、どういう存在感を示しているのか。
そしてルクテルというのはどういう意味の言葉なのか。
そんなところを楽しみにこの本を読んでみられたらいいんじゃないかなと思います。
私が気に入っている一節は、ちょっと最後の方で長瀬が呟くシーンですね。
呟くというか、ちょっと落ち込んでいる長瀬がこんな風に思うシーンがとても気に入っています。
09:08
こんな時、お酒が飲めればなと思うことがこれまで何度もあった。
どうにもできない悔しさや、苛立ちをお酒で晴らすことができたらどんなにいいだろう。
実際の効果のほどは僕にはわからない。
でもとりあえず多くの人にとっては、お酒が味方になってくれるという状況が心底うらやましかった。
どうして僕にはそんな救済措置さえ与えられていないのか、やるせない気持ちでいっぱいだったという部分ですね。
ある出来事があって長瀬は落ち込むんですけれども、
お酒で気分を晴らすことができない自分は、こんな時救済措置さえ与えられていないということでさらに落ち込んでしまうというシーンですね。
人生ってままならないことの方が多いなと思っていて、
その時に絶対救いの手を差し伸べてくれる人がいるとは限らないし、
そういった自分にとってのバウンソーコーというかですね、
救いになるようなものを確保できているかというと、毎回そうではないことの方が多いような気がします。
私はなんかあれなんですよね、
完璧でありたいだとか、苦しみから逃れたいだとか、
あんまりその人生の山谷がなく、感情が揺さぶられないような平凡な人生がいい、
いろんな生き方を望む人がいて、
人それぞれの理想の生き方ってあるなと思うんですけれども、
そうならなかった時に、こう滲み出る人の感情だったり、
こうしたいと思っていても、なぜか体が勝手にそうじゃないことをやってしまうだとか、
こうすればいいのになぜかそうできないみたいな、想定外だったり、説明をつかないような行動だとか、
感情が垣間見える瞬間が、なんだかとても魅力的だなと思う瞬間なんですよね。
本を読んでいると、そういう瞬間に立ち会うっていうことがすごく多いなと思っていて、
説明がつかないその行動や、
説明が溢れ出てしまう、隠そうとしても溢れ出てしまう気持ち、
12:06
情けないものだったり、激しいものだったり、
人としてはどうなのっていうものだったとしても、それがその人の、その感情なんだみたいな、
そういうのが見えるっていう時に、この本を読んでいってよかったなぁとか思います。
青山美智子さんのキノコルクテルは、そんな瞬間がたくさんあって、
たくみに構成やストーリーが練られていて、コンセプトである好きという言葉を使わずに、好きという気持ちを伝えられるのが名文だ。
そんな仕掛けがたくさんあってですね、本当に短い短編なんですけれども、引き込まれましたし、
なんかこう分厚い本を読んだかのような温かい満足感に満たされる、そんな短編でした。
ぜひ青山美智子さんのキノコルクテルが収録されているホロ用読書を代わり、読んでみていただければなと思います。
あとちょっと短い紹介にはなりますが、あと3冊お伝えできればなと思うんですけれども、
この中のどれかがヒットすればいいなという数打ち当たる戦法でいきたいなと思います。
ワクワクしたいということだったので、
1つ目は増田美里さんの今日の人生2、世界がどんなに変わっても凹んだ気持ちにゆっくりと空気が入っていく深呼吸を忘れていた。
忘れてしまいそうな何気ない日々が再び生き返る奇跡のような1冊。
ということで増田美里さんの漫画4コマですね。
今日の人生2という本になります。
何気ない日常の中にもキラキラした奇跡の一瞬があったり、ずっと落ち込んでしまうようなこともあるけれども、
目を凝らしていつもは何気なく過ぎ去っている風景や人の行動にもよく目を凝らしてみると、
そんなキラキラした瞬間だったり驚きや発見がある、そんな当たり前のことを教えてくれる本になります。
15:01
漫画なので本当に読みやすいと思いますし、文章では伝わらない言葉も絵で伝わってくるものがあると思いますので、
何か気分転換したいというような時にさっと読んでいただいたらいいのかなと思う本になります。
もう一冊ですね。
マカンマラン 23時の夜食カフェ フルーチカズエさんの本になります。
これは新宿のある一軒家マカンマランというカフェのお話になります。
ここにはですね、実生活で傷ついたり、いろいろ困難なことに直面したり、不甲斐ない思いをしたり、
息取りを感じたり、心に何か傷を持つような人が訪れる、そういう人しか見つけられない夜食カフェになります。
夜食カフェの店長はシャールさんといってドラッグクイーンの方ですね。
元々はドラッグクイーンの衣装を作るお針子さんたちのために出していた夜食なんですけれども、
とても人気だったので一般のお客さんにも出すようにしたと。
この本で出会えるのは、いろんな悩みだったり、心に傷を持つ、傷ついた人たちが出会う、その人たちの人生と、
それに対してシャールさんがどんな処方箋として夜食を出すのか、そのマッチングだったり、
シャールさんが添える一言、それが本当に毎回ワクワクする本だなと思います。
傷ついたり落ち込んだ時に美味しいご飯を食べると、それだけで満たされて、
心の心から、お腹の底から温かくなるような感覚を得ることができると思います。
そんな感覚を本で再現してくれるのがマカンマランかなと思います。
人と食事の出会いでワクワクしたい時におすすめの本です。
最後、原田マハさんの旅やおかえりという本になります。
この本はですね、ガケプチアラサータレントのおかえりこと、
おかえりかさんが主人公のお話になります。
依頼人からの、依頼人によってもたらされた旅を代行する。
18:01
いろんな事情で旅ができない人に代わって、その旅をおかえりが代行するというお話になります。
北県の角の立や愛媛県に行ったり、おかえりが行く先々で人と出会う。
その人と出会いによっておかえりも変わっていくし、
おかえりによって出会う人が笑顔に変わっていく。
涙あり、笑いありの旅物語ですね。
いろんな場所に行って旅をすると、それだけで場所が変われば気持ちが変わるじゃないですけれども、
そんな新しい、新鮮な空気や発見があるのが旅かなと思います。
風景だけではなくて、そこにその土地にいる人との出会いっていうのも旅の醍醐味の一つだと思うんですよね。
そういった旅と人で、新しいこと、新しい出会い、新しい場所、そんなことですごくワクワクできる本かなと思いますので、
最後のおすすめは、旅やおかえり原田マッハさんの本になります。
ということで、4つお話ししてみましたが、いかがでしたでしょうか。
どれか一つでも読んでみようかなと思うものがあれば、こんなに嬉しいことはないなと思いますし、
また、レターやコメント、いいねいただけると嬉しいなと思いますので、よろしくお願いします。
ということで今日は、レターでいただいたリクエストにお答えして、ワクワクしたい、ワクワクした気持ちが増えるような本を4冊ご紹介してみました。
この配信が気に入っていただけたら、いいねやコメント、フォローお願いします。励みになります。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
20:31

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