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2023-10-16 15:03

読書ラジオ『後悔せずにからっぽで死ね』

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の特集ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は
後悔せずにからっぽで死ね、ドットヘンリンさんの本について話してみようと思います。
ああすればよかった。本当はこうしたかったがなくなる本。アメリカの人気コンサルタントが教える。自分の能力を最大限に発揮し尽くして、仕事と人生を充実させる方法とは?
死ぬ時に誇れる人生を送るための5段階の確認システムとは?
ちょっとセンセーショナルな、ドキッとするタイトルですね。
後悔せずにからっぽで死ね、のからっぽはですね、
フォントの色がグリーンになっていて、この本の表紙はですね、ゴリラの写真が表紙なんですね。
このゴリラが何を意味するのか、ちょっと私には、この本を通してよくわからなかったんだけれど。
そうですね。
まず、別に後悔したっていいじゃないかっていうのありますね。
私は恋愛小説で、1ミリの後悔もない、はずがないという、非常に感動する小説を読んだので、
まず、後悔せずにからっぽで死ねというタイトルに対しては、ちょっと異論あります、というスタンスではあるんですけれども。
この第一章、後悔せずにからっぽで死ねが意味することとは何か、そんなことが書いてあったんですけれども、
そこにはどんなことが書いてあったかというと、あるアメリカのニューオリンズでこんな仕掛けが施されました。
灰翼の壁一面に大きな黒板を仕立てて、その黒板の上の方に、私が死ぬ前にという言葉を刻み、それから空白の入った文章を黒板全体に何行も並べていった。
死ぬ前に私は〇〇したい。空白を埋めるためのチョークを用意し、期待を込めて待つ。
そうすると、近所の住人や通行人の人がどんどん書き込んでいくんですね。
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死ぬ前に私はたくさんの人の前で歌ってみたい。死ぬ前に私は本を書きたい。死ぬ前に私はどうしても理解したい。
死ぬ前に私は母に愛していると伝えたい。死ぬ前に私は誰かを守れる人間になりたい。
そうすると噂が広まって、他の地域でも同じように作られるようになりました。
そして、これは世界中に今広がっていると。メディアでも報道されるほどになったと。
なぜなのか。おそらく私が死ぬ前にの壁は、誰もが自覚し恐れている事実に響いたのであろうと。
私たちが生きられる時間には限りがあって、貴重な日々をどう使うか、そこに大きな意味があると。
そういうことですね。死ぬということがリアルに実感できない私もそうですし、
多くの人はきっと、
こうやって死ぬ前に何をしたいかと問われた時に初めて、自分が本当にやりたいことに直面するのかもしれないですね。
逆にそれが何なのか、どうやって実現するかということを順序立てて計画している人は、もしかしたら少ないかもしれない。
この著者の友人が、ある時、著者に対してこんなクイズをしました。
世界で一番価値の高い土地はどこだと思う? そこにいた著者を含めて一度は推測を巡らせて、マンハッタンかな?
中東の油田かな? 南アフリカの近郊かな?
どれも違うと友人は言います。 そして少しの間を置いて、
この世で一番価値の高い土地は墓場だ。 墓場には書かれなかった小説、立ち上げられなかったビジネス、和解できなかった人間関係、
それ以外にも人が明日にはやろうと思っていたことのすべてが埋まっている。 その明日が永久に来る、来なくなる日の方が先に来てしまった。
というわけだ。 さっきの黒板の死ぬまでに丸々死体がお墓には眠っていると言うんですね。
で、その価値っていうのは世界で一番土地の価値を上げるものであると。
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そういう体験からこの著者にとって空っぽで死ぬということが非常に重い言葉として胸に刺さったわけですね。
で、途中の方で出てくるんですけど、この方は若い時にですね、ちょっとあの正体不明の病に侵されていて、もしかしたら明日自分が死ぬかもしれない。
もう一生体が足が動かなくなるかもしれないというような絶望の淵に立ったことがあるんですね。 それがより一層その
死ぬということが人よりリアルに感じれる状況であった。空っぽで死ぬということが、どれだけ自分の後悔を想起するだろうと、そうはなりたくないという思いをかきたてたのかもしれないですね。
で、ここまで読むと確かに後悔なく死んだ方が良い、良いだろうと思います。後悔なく死ぬためにはあんまり方法はたくさんないと思っていて、まずは望みを持たないということは一つ手段だと思いますね。
仏教の教えのように、欲を捨てるという、欲から解放されるということですね。 それは非常に身体勢を伴う修行が必要になるわけで、悟りを開く、もしくはそれに近いことを
たっかんしなければならない。相当難しいかなと思います。 自暴自棄になるというのも一つありますね。いつ死ぬかわからないんだから、やりたいことを今のうちからやっちゃえと、あとは知りませんというような。
そうすると、やりきった後に死ねないというリスクに直面してしまいますね。
人間は多くの場合、やっぱり自分が死ぬ瞬間というのは選べないので、自然に任せて死ぬべきであるという考えのもとに実行するのであれば、やり尽くした後、もしくはやり尽くすことができない状況でリソースが尽きるという、非常に辛い状況に追い込まれる可能性があります。
3つ目。 自分がやりたいことをしっかり見極め、計画を立てて、一つ一つやりきっていくと。
この本はその3つ目について話しているわけですね。 このトッド・ヘンリーさんというのは人材開発のコンサルタント、
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コーチを経て、こういった本を書いている方なので、
後悔せずに空っぽで死ぬ。 そのためには、あなたに任せられている仕事をしっかりやりきることだと。
そんなふうに、少しビジネスの方向に舵を切って、その後の章で説明されていきます。
帯にもある、死ぬ時に誇れる人生を送るための 5段階の確認システム。
この頭文字を取ると、エンプティー、空っぽという 意味の英語になるわけですけれども、
一つ目はエシックス。倫理規定ですね。自分の倫理規定をチェックする。 二つ目はミッション。自分のミッションをチェックする。
三つ目はピープル。人との関係をチェックする。 四つ目はタスク。取り組む作業をチェックする。
最後の五つ目はユー。あなた。 自分自身をチェックするというものです。
これを常にチェックして、今、
自分に問うわけですね。 明日死んでも後悔ないかと。
そのためのあなたの倫理規定はどうだ? 自分のミッションはどうだ?
人との関係性は? 取り組む作業はそれでいいのか?
自分自身はどう思っている? まあそんなようなことを問いなさいということで、
最初の空っぽで死ぬということを、なぜ考えて行動に移さなければならないのかという、
なぜ? ファイの部分は、
とっても共感する内容でした。 その後のですね、ワッとハウの部分は、
ああなるほどなと、 こういう切り口でそういう説明をするんだなということで、
アウアワナイアルと思いますが、非常に明快にわかりやすく、 ポイントを押さえて書いてあったなと思います。
後悔せずに空っぽで死ね。 最後の章にですね、とても刺さる言葉が掲載されていたので、
3つ、 それをお伝えして終わろうかなと思います。
第7章。 タイトル
己を知る。 根拠のない自己認識に陥らない。
私たちがコミュニティにもたらせる唯一のものは私たち自身だ。 だからこそ自分と向き合い、真の自分を取り戻すのは決して利己的な行為ではない。
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究極的にはそれが他者へ与えられる最高の贈り物になる。 これはパーカーパーマーという、
アクティブライフ、能動的な人生という本を書いた人の言葉です。 次に第8章のタイトル。
自分を持ちつつしなやかに。 自意識過剰に陥らない。
人生においてはいかなることでも成し遂げられる。 その功績で自分が評価されるかどうかにこだわらないのであれば。
これはハリー・エスト・ルーマンの言葉ですね。 最後にお伝えしたい言葉がこれです。
第11章タイトル。 後悔せずに空っぽで生きろ。
愚か者は幸せを遠くに探す。 賢き者は足元に育てる。
これはジェームズ・オッペンハイムの言葉です。
後悔せずに空っぽで生きろ。 これはなんかすごい清々しくていい言葉ですね。
この本のタイトルは後悔せずに空っぽで死ねなんですけれども、 後悔せずに空っぽで生きろという言葉は
仏教の空という概念にもちょっと似ているような気がしていて、私はこの言葉がとても好きですね。
何にせよあまり思い詰めることのなく、 さっきもありましたけど、自意識過剰に陥らないということはすごい大事なことだと思いますね。
変化する環境に合わせて、自分も変えるのか変えないのか。 身を委ねてみるもよし、抗ってみるもよし。
なんかそんな風に試しながら、
なんて言うんでしょうね。 結局なんか漂っているみたいな、そんな感覚な気がしますね、私は。
みなさんはどうでしょうか。
後悔せずに空っぽで死ね、ドットヘンリーさんの本について話してみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。 ではでは。
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