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2023-04-02 09:53

『日日是好日』お茶が教えてくれた15の幸せ

いつも聴いていただきありがとうございます。
収録してから映画を観たくなりアマプラで観ました✨素敵な映画です。この世は一期一会。会いたい人と会えるときには会おう。大切なことは手放さないでいようと思いました。

⭐︎本紹介
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) https://amzn.asia/d/fc4aDV6

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
先日、金曜日と土曜日ですね、一泊で静岡に旅行に行ってきました。
何年ぶりの旅行だっていうぐらい。新幹線に乗るのもなんか久しぶりでしたね。
静岡はお茶どころなので、いろんなところでお茶のシーンをさせてもらって、
特に私、お抹茶がなんか好きなのでね、すごい美味しかったです。
そんなこともあって、今日は、日々これ好日という本の話をしてみようと思います。
日々これ好日というのはですね、今日一日が素晴らしい日だ、素晴らしい日にしていこうという意味ですね。
禅の言葉になります。
森下成子さんという方が書かれていて、この方はルポライター、エッセエストの方なんですね。
10代の頃からお茶を習われていて、そのお茶を習っている中から、
お茶に教えてもらった十五の幸せということで、この本を書かれました。
映画化もされていて、黒木花さんとキキキリンさんが主演されています。
確かキキキリンさんはこの映画の出演が最後の作品だったのかなと記憶しています。
この日々これ好日はですね、結構ファンが多くてですね、
みんなが大好きな一期一会という章の一節があるので、それを読んでみます。
会いたいと思ったら会わなければいけない。
好きな人がいたら好きだと言わなければいけない。
花が咲いたら祝おう。
恋をしたら溺れよう。
嬉しかったら分かち合おう。
幸せな時はその幸せを抱きしめて100%噛み締める。
それが多分人間にできるあらん限りのことなのだ。
ということで、一期一会という言葉がありますよね。
茶の湯の精神としては一期一会というものがあって、
この時間、この場所、この空間であったこのお客様とはもう二度と同じ時間を過ごすことはできないので、
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精一杯のおもてなしをしようということですね。
お茶の世界というのは、季節が変わればその季節に合わせた室内に変えて、
お茶菓子も変えて、器も変えて、
その時々の作法でお客様を最大限おもてなしするというのが
根本的な考え方としてあるそうですね。
この森下さんはお茶を習い始めて25年とありますが、何度もやめようと思われたそうです。
お茶の作法というのはすごい細かくて、それを覚えることがなかなか難しい。
その作法だけに気を取られていると、そのおもてなしの心を忘れてしまう。
何よりも自分自身がお茶を楽しむというところからかけ離れてしまうということで、
先生にすごい厳しく指導されていたんですが、ある時、コップに溜まった水があふれるような瞬間があったそうです。
それはお茶を習うことで、コップには一滴一滴ではあるんだけれども水が溜まっていた。
溢れるまでにはすごい時間がかかるんだけれども、溢れた瞬間にこういうことだったんだってわかる瞬間が来る。
そしてまた新しいコップに一滴一滴溜まっていて、
その間はもうお茶やめようかなとか苦しいなとか、何か意味があるのかなと思うんだけど、
また溢れる時に、お茶ってこういうことなんだ、なんて素敵なんだって思える瞬間がまた来る。
そういう低給金の満期が忘れた頃にやってくるように、お茶にコップが一滴一滴溜まって、
溢れた時にその喜びを最大限味わえるように、お茶ってそういう楽しみがあったり感動を味わうことができる。
だからお茶はやめられない、ということのようです。
この本はですね、すごく表現が、森下さんの語感を最大限、
何て言うんですかね、
フル活用して、季節だったりそのお茶を楽しむ人生を味わっていることがこの本にも表現されていて、
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ここにいるだけで良いという心の安息、雨が匂う、雨の一粒一粒が聞こえる、
季節を互換で味わう喜びと共に、今生きている、その感動を鮮やかに綴ると、
本の表紙にも解説が書いてあります。
これを読むと、お茶を習いたいなとか、おもてなしされてみたいななんて思いますね。
私は一度だけお抹茶の体験がありまして、子供の頃だったと思うんですけれど、
近くの児童館にお茶の先生が来てくれて、おもてなしをしてもらうというのがありましたね。
その時は子供だったので、とにかく初めてのことに嬉しくて、
お茶の先生がちゃんとした器にお抹茶を立ててくれて、それを両手に挟んで飲む。
そうすると、一口目にその抹茶の匂いと共にまず泡が入ってくるんですよね。
で、飲み進めていくと、お抹茶の汁がグーッと入ってきて、苦い。苦ーいと思うんですよ。
でも、出されたものは全部飲み切らないといけないと思って、ごくごく一生懸命飲みました。
一緒に出していただいたお菓子、茶菓子がすごくおいしくてですね、
京都の茶菓子って、なんかすごい上品な甘さなんですよね。甘すぎず。なんかふんわりしていて。
それがとてもおいしくて、もう一つくださいなんて言ったような気がしますね。
大人になってからは一度もお抹茶の体験したことがないので、着物を着てそういうのをやってみたいなと思いますけど、
私は結構、あれなんですよ、体型がですね、着物体型ではなくてですね、
何度か着物を着たことがあるんですが、母とかにはね、なんかハンガーが着物を着ているようだねみたいに言われちゃう。
胸のところとウエストのところに大量のタオルを撒かれてしまう。
肩幅に合わせると、どうもタオルを入れないとそれらしくならない。
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そんな着物には不向きな体型をしているということで、あんまり着物を着るということを苦手にしています。
普段着でもね、カジュアルにお茶が楽しめるところがあれば行ってみたいなぁなんて思います。
ということで今日は、日々これ好日という本の話をしてみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
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