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こんばんは、ゆうこです。
このチャンネルでは、私の読書ログを音声配信しています。
1日の終わりに、お酒を飲みながら、何か作業をしながら、のんびり、まったりしながら、聞いていただければと思います。
今日は、原田マハさんの、本日はお日柄もよく、という本について話してみたいと思います。
皆さんは、chatGPTは聞いたことあるでしょうか?
今、ニュースで話題になっている、オープンAIという会社が作った、文書の自動生成AIというものですね。
今、やってみようと思って、オープンAIのページにアクセスしてみましたが、
なんと、アカウント数が上限に達してしまっているということで、ログインすることができませんでした。
今、とてもすごい勢いで、アカウント数が伸びているということで、一度やってみたかったなと思うんですけれど、
これは、何かキーワードを入れると、AIが小説だったり、誰かと話しているようなリアルな会話だったり、論文だったり、そういった文章を自動で書いてくれるというものなんですよね。
今、こういうAIの自動生成ツールって、結構これ以外にもあってですね、文書の自動生成AIもいくつかありますし、自動でイラストを書いてくれるっていうものもあるみたいですね。
今日はですね、そもそも、AIが書いた文章、人間より勝るのかな?なんて思いまして、思わず、言葉のプロフェッショナルスピーチライターのお話である、
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原田マハさんの、本日はお日柄もよく、という本について話してみようかなと思いました。
原田マハさんは、ニューヨーク近代美術館の勤務をされていて、そこからフリーランスのキュレーターで活躍された後、小説家としてデビューされたということで、
有名な作品の一つが、楽園のカンバスだったり、今日お話しする本日はお日柄もよくという小説のほか、たくさんの絵本を書かれています。
絵画の知識がとてもある方なので、書かれている小説も絵画を作品の中にふんだんに散りばめられているんですけれども、この本日はお日柄もよくというのは、絵の話は全く出てこなくてですね、スピーチライターのお話が書かれています。
物語は結婚式から始まります。
主役のOLこと葉ちゃんが、片思いだった幼馴染の結婚式に出て、そこで伝説のスピーチライターの久美さんという人に出会うというところから始まります。
久美さんのスピーチがですね、周りのその時の結婚式の白げた空気を一変させるほどの素晴らしいスピーチをしたということで、こと葉ちゃんはそれに感銘を受けてですね、弟子入りすると。
OLだったので勤めていた会社も辞めてしまうと。
そして、スピーチライターとして政権交代を目指す若手政治家のスピーチライターとして活躍するというお話です。
冒頭の結婚式での素晴らしいスピーチの中に出てくるセリフとして、本日はお日柄もよくという言葉が入っているんですね。
この本はですね、とっても熱いお仕事小説ということで、こと葉ちゃんが素人の身でありながらもスピーチライターとしていろんな悔しい思いをしながらどんどんスキルを上げていって、
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上げていくというお話が書いてあるんですけれども、この本の面白さっていうのは、いいスピーチとは何なのか。
人の心に刺さる、訴えかけるようなスピーチっていうのは何なのか。それは話し方、台本、スピーチの長さ、その人らしさ。
いろんな要素が含まれて、いいスピーチというのを目指していくんですけれども、人が書いた台本を人が読むというところで、やっぱりAIには勝てない部分があるんじゃないかなと思いながら読み返していました。
この本をお勧めしたい理由としては、とにかく読んでいると元気が出るということですね。
言葉っていいなぁと思います。感動もしますし、本日はお日柄もよくっていうのがまた最後のところで出てくるんですね。
その最後、この言葉が出てきたところでは、ちょっとうっと泣いてしまうような、そういう感動を味わいました。
なので原田マハさんが書く原田マハさんらしからのちょっと熱いお仕事小説ということで、ぜひ皆さんにも読んでほしいなと思います。
小泉慎二郎さんはこんなことをおっしゃってましたね。
外島演説で大切なことは、言葉に体重と体温を載せることだと、熱さと重さを載せるということが人に伝わるんだっていうふうに話してましたね。
それはやっぱり人間じゃないとできないことなのかなと思います。
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そういったことがこの本で反応存分に味わえるかなと思いますので、興味ある方はぜひ手に取っていただければと思います。
今日は原田マハさんの本日はお日柄もよくという本について話してみました。
最後まで聞いていただけた方がいらっしゃいましたら、いつもありがとうございます。
コメントやいいねいただけるととても励みになりますので、ぜひよろしくお願いします。
では今日はこれで終わります。
ではでは。