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  2. 昨年のインバウンド
2026-02-04 12:23

昨年のインバウンド

エコノミスト 鳥丸聡
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00:28
この時間は、Zoom Up毎週水曜日は九州経済です。
春節が始まって、なかなか取り込みがうまくいっていないインバウンド客、その昨年九州を訪れたインバウンド客に、今日はズームアップしていきます。
エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。よろしくお願いします。
昨年1年間の公的な統計っていうのが、少しずつまとまりつつあります。
九州の統計でも、国境をまたぐ人と物の往来に関する統計、つまりインバウンドだとか貿易統計とか、選挙戦の最中ですので、あまり大きく報道されていないようですので、振り返ってみたいと思います。
国境を越えて移動する人や物については、2000年のコロナ禍以降ですね、ウクライナ危機だったりトランプ関税だったりっていうので、多くの拡大要因が入り乱れていますので、
果たして前年比、何パーセント増えた減ったっていうことだけ見て、経済が良くなった悪くなったと評価できない時代に入っているっていうことは、頭の中に入れて今の水準を考えなきゃいけないと思います。
例えば、昨年の年間平均のドル円相場って1ドル149円台なんですね。おとのしは実は151円台で、2円だけですけど、去年は円高に平均すれば触れているっていうことですね。
コロナ前の2018年って1ドル110円で、2019年は109円でしたので、今っていうのはもう歴史的な円安あるいは行き過ぎた円安状態にあるということになります。
高校の授業で公民っていう科目を教えておられる先生方の勉強会に呼ばれてお話しする機会が時々あるんですけれども、先生方が生徒さんに輸出額は増えましたけれども、数量ベースでは増えていません。
円安の影響が大きいですと授業で説明すると、生徒さんから輸出が増えているのか減っているのかはっきりしてくれないと試験に出た時に混乱しますと言われて、先生の方がむしろ混乱していますという現場の話を聞いたことがあります。
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なるほどね。
出入国管理庁によると全国のインバウンドって4648万人ですから、割り算すると全国の12.3%を九州7県で占めているということで、1割弱経済の九州としては、少なくとも数の上ではそれを上回るペースで入ってきているかなという感じですね。
過去九州7県で最多だったのがコロナ前2018年の511万人っていうのよりも12%も増えていて、この574万人って福岡県の今の人口の510万人を大きく上回る水準ということになります。
確かにこの足元の円安ですから、お安い日本観光、九州観光になっているのでインバウンドが増えるっていうのは当然といえば当然かなっていう感じですね。
このインバウンドのお客様はどのくらいのお金をマネーを落としてくださったのかっていうのを計算してみました。
昨年の全国統計ではインバウンド1人当たりの旅行消費額が22万9千円となっています。
九州に直接入国したインバウンド客が消費した金額を単純計算すると1兆3000億円のお金が落ちたっていうことになるわけですね。
1兆3000億円でかいのか少いのかよくわからにくいんですけれども、例えば福岡県の当初予算額っていうのはこれ2兆円超えてるんですけれども、福岡県以外の九州6県の当初予算額はどこも1兆円いかないんですよね。
ですからこの1兆3000億円っていう金額っていうのは結構大きくて、今の九州って7県プラス外国みたいな状況になっていると言えなくもないっていうことです。
九州のどこの港のインバウンドが多いのかっていうと、もうこれは圧倒的に福岡空港で376万人、九州のインバウンドの65%ほぼ3分の2を占めていると。
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昨年3月20日に第2滑走路の供用が始まった効果もあるという。
ここで問題ですと、昨年1月から12月の中で福岡空港のインバウンドが前年割れとなった月が1月だけあります。何月でしょうかっていう。
これでうちの神様はもうすぐにわかりました。
12月とかですね。自分で問策しておいて言うのも変なんですけど、3月20日に第2滑走路の供用が始まったので、その前の1月か2月のどちらかに絞ってしまいそうなのと、
あと12月は中国から来なくなったので。考えがちなんですが、1月は15%増えていて、2月も4%増えていて、12月もやっぱり増えてるんです。ヒントはですね、デマです。
7月5日の。本当の大災難は2025年7月にやってくるという。7月の福岡空港は2.6%だけですけれども、前年同月を下回ったということですね。
そんな福岡空港に続くのは博多港。海の港の場合は11月と12月の短期間の上陸、船舶観光上陸っていうのを含んでいないんですけれども、それでも53万人と。
福岡空港と博多港を合わせると九州のインバウンドの4分の3は語ることができるという風になります。
福岡空港博多港に続くのがTSMC関連で台湾からのインバウンドが増えている熊本空港。
3年前、2023年の熊本空港って7万人で、今の佐賀空港と同程度だったんですよね。
それが2024年は7万人から11万人増えて18万人になって、さらに昨年は11万人増えて29万人と。
だから熊本の台湾絡みでのインバウンドの増加っていうのを、私ちょっと実体験してるんですけど、
熊本市内の大学で授業があるときって、熊本インターチェンジ近くの高級ホテルに泊まることにしてるんですけれども、
1泊6050円の食事付きっていう。今時珍しいんですけれども。
もう入ると台湾からのビジネス客と観光客でごった返しているのと、
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あとTSMCの工場建設業者ですよね。
駐車場を見ると、ルーフに脚立を積んだワンボックスから溢れ返っているんですよね。
去年は2ヶ月前でも全く予約が取れなかったんですよ。
ところがですね、昨年11月の下旬頃から直前でも予約できるように変化したんですね。
これは何かっていうと、TSMC第2工場の工事の一時中断延期の影響。
そういうところに出てるんだ。
だから熊本都市圏の経済ってもうTSMCに振り回される構造に変化してますけれど、果たしてこれからどうなるのかっていうことですね。
一方九州7県の8つの国際空港の中でインバウンドが最も少ないのは長崎空港っていうことで、
これあたりも西九州新幹線がもしつながっておれば、福岡空港イン、長崎空港アウトとか、長崎空港イン、佐賀空港アウトとか、
広域連携のいろんな観光誘致もできるんでしょうけど、それができないっていうことですね。
そうして昨年の九州のインバウンドは好調だったっていうふうに言えるかと思うんですが、
昨年の11月7日以降ですね、ちょっとした大人の事情で中国からのインバウンドが激減していますので、
田畑さん先ほどおっしゃられたように、2月中旬から下旬の中国の春節に伴う大型連休に期待を寄せておられた観光関連業界は、
ちょっとしばらくの間はええやすだけれども、ホクホクというわけにはいきそうにないなっていう感じですね。
がいため特会だけですか、ホクホクは。
ということでね、春節は2月15日からということですね、今年はね、9日間連休最長でということですけども、期待は今年は薄いのかな。
ちょっとだめですね。
鳥丸さんありがとうございました。
この時間はズームアップ、水曜日はエコノミストの鳥丸佐藤さんでした。
店長、ドラム式洗濯機、決算価格の値札に張り替えておきました。
えっ、これ値下げしすぎじゃない?
決算ですから、勢いで赤字で書き換えちゃいました。
次、この4Kテレビも。
やりすぎだって。
買うなら今しかない。山田の本気の本決算セール。
お買い上げありがとうございます。
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