1. 鳥丸聡の九州経済Zoom Up
  2. 九州が新政権に望む事
2026-02-25 12:09

九州が新政権に望む事

エコノミスト 鳥丸聡
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:28
この時間は、Zoom Up毎週水曜日は、九州経済です。
今日は、九州が新政権に望む事をテーマにZoom Upしていきます。
エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先週末、高市総理の施政方針演説がありまして、地方の立場から、いくつかのキーワードについて検討してみたいと思うんですけれども、
東京一極集中の是正だとか、赤字ローカル線の問題だとか、課題三石なんですけれども、まずは何と言っても、地方創生についてです。
今から4ヶ月前の昨年10月末に、高市内閣の基本方針を示す初心表明演説というのがあって、7600文字のうち一度も地方創生というキーワードが登場していなかったわけですよね。
この地方創生という政策は、安倍政権の2014年に始まって、その後も菅政権、岸田政権、石場政権と10年以上推進され続けてきた政策なんですけど、
その積み重ねが脇に置かれるっていうのは、ちょっと残念というかですね、もったいないなというふうに感じるわけです。
地方創生に代わって取り上げられているのは、TSMCの熊本だとか、ラピュタスの北海道だとか、この辺りの事例を引き合いに出して、国主導で地方活性化を進めるっていう、
よく言えばトップダウンの政策。それを高市政権の場合は地域未来戦略っていうふうに呼んでるんですけれども、
トップダウンって聞こえはいいんですけれども、見方をちょっと変えると上から目線じゃないかっていうふうにも感じられるわけですよね。
そこで先週金曜日の高市総理の今度は施政方針演説で、今回こそは地方創生という言葉が聞けるんじゃないかと期待して、
録画していたビデオを見ました。48分間っていう、さすがにこれちょっと長すぎるんじゃないかって。
03:02
若い方々はYouTubeなんかのSNSを倍速再生のタイパで見るのか、そもそも見ないのかよくわかりませんけれども、
テレビ中継だと見出しを読まれないんですよね。これもう歴代総理が皆さんそうですけど、原稿の文章の部分だけ読んでいくので、
今、原稿には見出しがついていて、来年度予算の早期成立だとか、官民連携による投資促進だとか、
見出しがついているので、原稿だと何についてお話しなさっていらっしゃるんだなっていうのがわかるんですけど、
演説だけ聞くと、どうしゃべっているのかよくわからないというところがあります。
チャプターがわかんないですよね。
だから首相官邸のホームページだとか、新聞にはこの見出しがつけられた元原稿が公表されますので、見出し付き原稿を見ながらビデオを見るとわかりやすい。
私も定年退職して時間ができて、初めてそのことに気づきました。
現役当時だったらこんなに暇なかったと思う。50分近くも原稿を見ながら見比べるっていうのは多分なかったと思う。
現役世代の方々はそういう機会ってほとんどないとは思うんですけれども。
これ見ているとですね、外務大臣と読まなきゃいけないところを財務大臣とおっしゃられたり、長期的目線っていうところを長期的目標と読み間違ったなっていうところなんかもよくわかるんですけど、
大政に全然影響はないんですが、全体的にはいつもの高市物資ですよね。
圧倒的多数になった自民党議員さんの一文読み終わると、「そうだ!」っていう声が大きいこと。
大きいこと。挑戦しない国に未来はありません。
そうだ!
守るだけの政治に希望は生まれません。
そうだ!っていうので、私がビデオでそのシーンを見ながらですね、トランプのように攻めるだけの政治にも希望は生まれませんとかボソッとつぶやいたら、
近くで猫におやつを食べさせていた神さんが、「そうだ!」ってつぶやいたりしてですね。結構夫婦で楽しめるシーンですね。
今回の施政方針演説の文字数確認したら、さっくり12,900文字っていうところで、見出しとかね、アルファベットの用語、CPTPPとか、
解説がちょこっと原稿についてるんですけど、そこをすとばかしてCPTPPだけしかおっしゃりませんので、解説込みだと13,400文字っていう感じですね。
06:06
10月末の初心表面説に比べて7割増えていたので、これはいよいよ地方創生というキーワードが出てくるんじゃないかと期待は高まりました。
結果はですね、1回だけ、1箇所だけ地方創生っていう言葉が登場しています。正直言ってホッとしました。
出てきただけってことがホッとしたんですね。
50分近く聞いててよかったつもりなんですけど、どんな文脈で登場したのかっていうと、地域未来戦略を説明する中で、
これまでの地方創生の支援策や税制などの政策ツールを最大限活用しつつ、大胆な投資促進と産業用地を含めたインフラ整備等を一体的に講じますっていう一文の中なんですよね。
高市政権というのは経済安保の一環として、AI半導体とか造船航空宇宙といった柔軟な産業を重点的に推進しますよと。
造船っていうのは本来やる気なかったと思うんですけど、アメリカからこれ入れろって言われて入れたっていう感じなんですけれども、
その17の産業政策の地方版、それが地域未来戦略。
TSMCの熊本だとかラピュタスの北海道みたいですね。
本来の地方創生はやっぱり脇に置かれたままであることにちょっと変わりがなかったのかなっていう感じです。
だけど地方創生っていう言葉が上がった一つの理由は、全国地方知事会が地方創生2.0に掲げられた政策も新しい政権で続けてほしいと要望書を上げてましたから、
それにやっぱり配慮されたっていうことですね。そこはさすがだなっていうふうに思いました。
あともう一つですね、地方創生っていう言葉が一箇所も出てこないとまずかったっていうこともあります。
何かっていうとですね、今から新年度予算が議論されることになりますけれども、
去年の補正予算とか今度の新年度予算っていうのは、実は前の石原政権時代の政策を引き継がなくてはならない宿命にあるんですよ。
4月から始まる来年度予算というのは、去年6月の骨太の方針で全体の方向性が決められて、それに従って予算付けが省庁の中で行われて、
それを見ていて都道府県や市町村も予算を組み始めるっていうのがありますから、実は大きく変えられないんですよね。
09:02
ですから、どうしてもこの地方創生っていうのをどっか一文字入れておかないと、全体のバランスを崩すっていう、そういった要因もあったんじゃないかなと思います。
ですから高市からがガツンと出てくるのは、今年6月に打ち出される骨太の方針ですよね。
そこはかなり積極財政みたいなのが出てくると思いますので、そこで果たして地方創生っていうキーワードだとか、広域リージョン連携っていうキーワードが残るかどうかっていうのが注目されるところだと思います。
あと東京一極集中の是正だとかですね、赤字ローカル選問題っていうのが全く語られなくて、本当は衆院選でその辺り議論しなきゃいけないところなんですけれども、ちょっと違う方向に行っちゃったのが残念な選挙だったなっていう感じです。
この50分弱っていう長くて推しの強い施政方針演説聞いていると、力強いんですよ。だから国家が強く豊かになる方向で進めるんだなっていう安心感は持つんですよね。頼りがいがあるというか。
その一方で、地方は弱く貧しくなってしまうんじゃないかっていう懸念も持たれますので、ぜひ今年6月の骨太の方針では、この官と民の関係だけじゃなくて、国と地方っていうですね、ここの関係のあるべき姿にも具体的に触れてほしいなっていうのを感じました。
特に1年後、来年の4月は統一地方選挙がありますので、国政選挙は再来年の7月頃かなということになるので、統一地方選挙を考えても、やっぱり地方に配慮した政策っていうのをもうちょっと出していただければありがたいっていう感触を持ちました。
鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はエコノミストの鳥丸さとしさんでした。
山手の本気の本決算セール!
お買い上げありがとうございます。
12:09

コメント

スクロール