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この時間は、Zoom Up。毎週水曜日は九州経済です。 今日発表されるのが、1月の貿易統計ということになります。
その貿易統計が発表される前に、昨年1年間の貿易統計にZoom Upしていきます。
エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先生、花粉症じゃないですか?
4、5年前から目の周りが痒くなって、鼻水が出てきたりして、神さんに言われるまで気づかなかったんですけどね。
ただの風邪かなとか、そういう。
そう思ってたんですけどね。
認めてないですね、本人がね。
認めてないです。
認めるとね、なんか明かしそうな気がしちゃうんですよね。
病は気からって言いますからね。
さてさて、昨年1年間の貿易統計をまず見ようと。
そうですね。ミラノコルティナーで、それどころかっていう感じなんですけどね。
1位が中井さんだったっていう、推奨とか。びっくりしました。今まで見てましたけど。
九州の輸出総額。
これ前年比0.7%増えて12兆5000億円。
4年連続で過去最高を更新したっていうんですね。
この4年連続ですから、2025年を21年と比較すると、4年間で4割も九州の輸出額は増えているんだそうです。
そんな感じしないんですけど。
2021年と25年の九州の輸出額を、それぞれの年の年平均ドル円相場で、ドルに換算してみるとどうなるかと。
21年の輸出額は809億ドル。
25年、昨年は836億ドル。
4年間の増加率って4割どころか、わずか3%増にとどまるっていうことですね。
2021年の平均レートって109円。
昨年の年平均149円。
40円も円安に触れているからっていうことです。
全国も九州と同じぐらい輸出増なのか調べてみると、
全国は2021年83兆円から昨年110兆円と、4年間で3割増えているんですよね。
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九州と同様にドル換算してみると、全国の輸出額は4年間で3%減少しているっていうんですね。
ドル換算で輸出額を眺めると、九州は3%増えて、全国は3%減ったと。
3%ぐらいですから、4年間全国も九州も輸出額がほぼ横ばいだったっていうことになるんじゃないかと思うんですね。
安くなり続ける円に換算するのだから、表面上は輸出企業は大チャンス、外貯め特価はホクホクっていうことになるんだろうと思うんですけれども、
それにしても、今現在1ドル153円程度なんですよね。
これを見て、私たちが何て言ってるかというと、ちょっと円高になっているなっていうふうに考えてしまう。
私たちの感覚が麻痺していることの方がよっぽど恐ろしいっていう感じですよね。
十分円安傾向なんですよね。150円台ってね、本来はね。
もうすごい歴史的な円安水準ですけどね。
一方、農林水産省は今月3日の日に、昨年の農林水産物と食品の輸出額が1兆7千億円になったって発表してます。
政府は去年の目標値2兆円っていうのを掲げたんですけど、それには届かなかったんですが、
24年に比べて13%増えていて、13年連続で過去最高を更新したということになっています。
農林水産物と食品の輸出先1位の歴史を振り返っておくと、
2020年に香港で国家安全維持法っていうのが施行されたんですけど、
それまでは食品の輸出先1位は香港だったんですよね。
その後21年から23年までの3年間は中国が1位になって、
ところが23年に中国政府がアルプス処理水のことを汚染水と呼んで、
日本産の水産物輸入を全面禁止したので、
おとどし24年の輸出先1位はアメリカっていうふうに変化してきました。
去年の統計でとても注目されたのが25年でトランプ関税が加えられたので、
果たして農林水産物食品の輸出先1位はどこに変わったんだろうっていうことなんですよね。
結果を見るとトランプ関税の影響が心配されたものの、
昨年の1位はやっぱりアメリカのままだったっていうことです。
1位になったアメリカ向けの関税率が今現在何パーセントになっているのか、
ほとんど分かりにくくなっているんですけれども、
九州からアメリカ向けの輸出額が多い2つの品目、
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ブリと牛肉、この2つについて輸出額と関税率を調べてみました。
ブリは文字税関からの輸出額のうち9割程度はアメリカ向けなんですね。
だからアメリカの追加関税っていうのは答えたんじゃないかなと思うわけですよ。
ブリっていうのは持ちの良い冷凍物と鮮度が求められる冷蔵物に分けられるんですけれども、
アメリカ向けの関税率はトランプ関税前、去年の今頃冷凍は0%、冷蔵は3%だったんですよね。
それが昨年の4月5日から8月6日まで両方ともそれぞれ10%オンされて、
さらに8月7日以降っていうのは両方とも15%に引き上げられて、
今現在も15%かけられたまんまっていうことです。
だから昨年1年間でブリの輸出額は減っているんじゃなかろうかと思って検索してみたら、
ちょっと意外で、昨年の文字税関からのアメリカ向けの輸出金額っていうのは、
一昨年を37%も上回っていて、過去最高なんですよね。
だからアメリカ向けのブリの輸出単価っていうのも通貨ベースで100gあたり200円台で安定推移しています。
ブリに関する限り和食レストランだとか寿司バーの人気っていうのが、
去年のトランプ関税の悪影響をマイナスのものにしてくれたっていうところですね。
一方の牛肉はですね、文字税関からの牛肉の輸出額のうちはアメリカ向けは1割強です。
ブリほどアメリカ依存度は高くないんですけれども、
牛肉の完成率って去年の今頃は26.4%だったのが、その後10%追加されて36.4%に高まったんですよね。
なんだけどちょっとアメリカのインフレが心配だっていうので、結局は1年前の水準に戻って今に至っているということです。
このトランプ関税の影響はブリほど大きくないはずなんですけれども、
去年のアメリカ向けの牛肉輸出額は一昨年を1%だけ下回っています。
アメリカ向け牛肉の100gあたりの輸出単価って、コロナ禍の前は100gあたり900円だ。
それが2020年から4年間は800円だ。
昨年は750円。徐々に単価が下落してるんですよね。
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それだけ恐縮力が弱くなってきているということで、従来のように日本産牛肉というブランド力だけだと、
アメリカ向け輸出が増え続けるっていう時代ではもうなくなりつつあるっていうふうに言えるかと思います。
この牛肉の輸出先1位がどこだったのかっていうのを歴史をひもとくと、とても興味深いことに気づきます。
かつてはベトナムが1位、カンボジアが1位ってなったこともあって、近年は香港向けが1位ってなってたんですね。
何を意味しているかというと、大きい声では言えないんですけれども、
中国は日本産の牛肉の輸入を禁止し続けてきていましたので、
中国と接する周辺の迂回ルートを使って、中国の富裕層の胃袋に収まっていたっていうことなんですよね。
これを何とかしたいっていうので、日本政府は中国に働きかけて、
輸出の前提となる検疫協定に去年7月に署名して、その協定が発行して、
昨年の11月には九州の大規模畜産農家さんは25年ぶりの中国名輸出再開だっていうので、
爪の段階に入っていた時に国会で台湾有事発言があって、
輸出再開に向けた調整協議はもうとんざしたまんまっていうことなんですよね。
だから何がきっかけで輸出がどう変わるかっていうのが、いろいろ変わるんですけれども、
牛肉の輸出先って、去年は1位が台湾なんですよ。
で、EU向けっていうのもすごく増えていて、アメリカ向けを追い越しそうな勢いなんですよね。
牛肉の輸出ってもうアメリカ一辺島じゃなくて、多極分散か。
アメリカ一辺島でも中国一辺島でもない台湾やEUっていった新しい販路開拓し続けている牛肉の輸出戦略っていうのは、
その他のいろんな食品輸出のお手本というふうに言えるんじゃないかと思うんですよね。
やっぱりいろいろごちゃごちゃグローバル化する時っていうのは、やっぱりヘッジを取っておくっていうですね。
そうですね。
そういったマーケティング戦略っていうのがやっぱりとても大切になってくるんじゃないかと思います。
国のトップの政治によってガラッと180度変わるみたいなことでそこに頼ってしまうと、
将来不安なところありますもんね。
業者さんの場合は生活がかかってますからね。
わかりました。この時間はエコノミストの鳥丸さとしさんでした。
12:03
鳥丸先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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