2023-06-01 10:55

#063 台風と建築


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今日も一日ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、台風と建築という話をしたいと思います。
今ですね、帰り道なんですけども、外結構雨が降っていて、傘をさしてボツボツ音が聞こえるかと思います。
天気予報によると、明日台風が来るようです。
なので、台風と建築という話をしたいと思います。
今日のお話は、私はこう思ったみたいな話ではなくて、台風が起こると、建築的にはこういうことが起こるよ、起こってきたよ、みたいな話をしたいと思います。
台風が起こると、強い風と強い雨が降るんですけども、それが建築にもたらす影響はどんなものがあるのかというのを話していきたいと思います。
私としては身近なところで言うと、5年前ぐらいに関西地方に大きな台風が通りました。
その時は私は家にいて、会社も大きすぎて出社とか不可能になったので、確か会社も休みになったような記憶があります。
その時に私が経験したのは、マンションに住んでたんですけど、ベランダのお隣さんと仕切る壁というのが風で壊れました。
本当はそういうのがありました。なので強い風が吹くと、そういう壁とか外部にさらしてある壁みたいなのが平気で壊れたりします。
もうちょっと経験したのが、3年前ぐらいに千葉県に、これはニュースにもなったんですけども、台風が通って千葉県に直撃して、
その時に起こったものとしては、ゴルフ場のネットの壁みたいなのがあるじゃないですか。打ちっぱなしゴルフ場を、支柱がネットで囲われてると思うんですけども、柱が立っていて、
その柱の間を緑色みたいな感じのネットが覆っていると。そのネットの柱が倒れて、隣の民家を潰すという事件、災害がありました。
なので台風というのは、そういうゴルフ場のネットの柱ってめちゃめちゃぶっといんですけども、こんなん倒れるのかっていうぐらいぶっといんですけども、そういった柱も簡単に投げ倒すぐらいの威力を持っていると。
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もうちょっと言うと、私の職業的な話なんですけども、あんまり言っちゃいけないと思うんですけども、私はゼネコンの設計部に働いているんですけども、工事中の建物の外壁がまだ施工中なんですよ。
出来上がってない建物、出来上がる前の建物で外壁を取り付けていると。その外壁が台風によって飛ばされるっていう被害もありました。
すごいですよね、建物の壁が飛ばされるんですよ、風で。皆さん想像できますかね。
という被害が風としてあります。
もう一つ先ほど台風っていうのは強い風と強い雨が降ると言いました。
雨の方の被害で言うと、西日本豪雨っていうのが5年前、もうちょっと前ですかね、7年前ぐらいですかね、西日本豪雨と呼ばれる水害がありました。
その時は台風並みの雨が降って、その雨によって山間部ですね、山の方のところは土石流とか洪水とかが起きて、土砂であったり水の力によって建物、民家ですね、民家が流されるといった被害がありました。
これは強い雨によってもたらされる災害になります。
皆さんどうでしょうかね。
普段、街中を歩くとビルとか家とか見ると思うんですね。
それが風によって飛ばされるとか、水の力によって流されるみたいなことって普通ではイメージできないと思うんですね。
ただ、それは頻度的に言ったら3年に1回とか、日本全国を見渡すと3年に1回とか、それぐらいのペースで建物が風によって飛ばされたりとか建物が雨、水によって流されたりとか、そういったことが起きているっていうのが今の現状になります。
建築業界というか建築の現状になります。
そういったことを踏まえると、私は安全だとか、この建物の中に入っていれば安全みたいな、この私の建物、私が勤めている会社のビルとかは安全なんだみたいなことは必ずしも言えないわけですね。
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なので、その台風が来る、明日来ると予報では言われてるんですけども、それの時でもなんか大丈夫だからみたいな感じでいるっていうのは少し危険な気がします。
私も何ですかね、あんまりそういう被害っていうのは、この仕事をするようになって初めて全国的にこの台風であそこの地域ではこんなすごいことになってるんだみたいなアンテナを立てて知るようになりましたけども、子供の頃とか学生ぐらいの時にはそのものも知らずに生きてきました。
で、その時は台風が起きても何もかも顔で学校に行ったりとか家でのんびりしたりとかしていたんですけども、今となっては台風とかそういうのが起きた時はそういう危険性があるみたいな、その危険性っていうのは遠く離れた場所の出来事ではなくて、自分の身にもいつ降りかかってもおかしくないみたいな目線でに立っています。
ことが今ではできているような気がします。
一方で同じ災害である地震をちょっと考えてみたいと思うんですけども、皆さんめちゃめちゃ大きい地震が来たらどうなるか想像できますかね。
めちゃめちゃ大きい地震が来たら建物が倒れたりとか、あとは本当にその中にいる人だったらめちゃめちゃ大きい揺れが来てグラグラしてすごい怖い思いをするみたいな、そんなことがあります。
そういう経験をされた人も中にはいるかなと思います。
っていう感じでその経験をされた方もされてない方も、大きい地震が来たらやばいなみたいな怖いなみたいなっていう意識は割と一般の人にもあるのかなと思っています。
それに対してはそれと比較して台風とかっていうのは台風による被害みたいなのは割とそこまで地震に比べるとそんなに甚大なものにはならないみたいな意識が一般の人としてはあるような気がしています。
特に最近ですと気温の上昇とかそういった関連もあってゲリラ豪雨っていう単語を耳なじみのある方いらっしゃると思うんですけども、台風とか雨の被害っていうのがかなり増えてきている状況にあります。
被害総額、被害の額をお金に換算してそういう指標があるんですけども、それは近年ですと、例えば東日本大震災とかあとは熊本地震とかそういったものの金銭的な被害と先ほど言ったように台風南郷による豪雨の被害みたいなのを比較すると台風の被害が増えてきています。
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台風の被害っていうのは頻度も自身に比べると高いですし、被害額っていうのも自身と近づいてきているということで合計すると自身の被害額よりも台風とか豪雨の被害額の方が高い、近年でいうと高まってきているみたいな報告もあります。
ですので話をまとめると、明日台風が来ますと。台風って風運が来るんだねみたいな、雨だし家の中にいればいいんでしょうみたいなそういった考えも当然あると思うんですけども、台風によって例えば建物の一部が飛ばされたりとか、
あとは台風による雨水によって建物が流されたりする可能性があるという風な意識を持って皆さんには、皆さんにはというかそんなことを言うとおこがましいんですけども、そういった意識を持って過ごしていただきたいなっていうのが建築屋さんである私からの意見でございます。
ということで今日は台風と建築という話をしてみました。
意外と台風も建築に対しては非常に大きなダメージを与える存在、自然の存在であるのでなぞれませんよというお話をしてみました。
ということで今日はお疲れ様でした。またね、バイバイ。
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