ボランティア体験の概要
今日も一日、ありがとうございました。この放送は、AIとWeb3で建築を変える、一級建築士のフミが、建築やAIの話と、時々Web3の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、大阪関西万博のポランティアに参加してみての感想をお話ししたいと思います。
タイトルそのままですが、昨日、大阪関西万博のポランティアスタッフとあるパビリオンで、スタッフとして参加して仕事をしてきましたので、その時の感想をお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
それでは早速、本題ですが、今日は主に2つのことについてお話ししようと思います。
私は、展示系の、ちょっと具体的なパビリオンは言えないんですけども、展示系のパビリオンで、スタッフ、その展示、とある展示の周りをうろちょろするスタッフとして、ボランティアをさせていただきました。
その時の、抱いた感想として、2つですね、お話ししようかなと思います。
1つ目が、お客さんの関心度合いのグラデーションの話ですね。要はそのお客さんが、とある展示に関心を抱くんですけども、その関心の度合い、関心が低いか高いかというのがいろいろグラデーションあるよといったお話を1つさせてもらえたらなと思います。
2つ目は、展示自体の形式ですね。展示自体の形式とお客さんの動きみたいな、そんな話が2つ目の話としてできたらなと思います。よろしくお願いします。
早速1つ目なんですけども、まず私は昨日ですね、8月4日の水曜日かな、水曜日、今日が8月5日の木曜日なので、8月4日の水曜日ですね、会社を有給取ってボランティアとして行ってきました。
これはボランティア募集していたので、それに応募して、この日って応募して、行けますよってなって行ったみたいな、そんな感じですね。
時間としては、夕方というかお昼の3時ですね、午後3時からもう終わるまで9時とか8時半ぐらいまで、夜8時半ぐらいまで、ぴっちり5時間半か6時間ぐらいいました。
その間もほぼずっと担当している、担当された展示ですね、そこの周りを中心にはうろちょろしていたので、いろんなものを見ることができました。
その5時間分の人の流れみたいなものを見ることができました。
それをもとに、ちょっと2つについてお話ししようかなと思います。
まず1つ目の、人がその展示、とある展示に寄せる関心度合いが、4つぐらいのグラデーションに分かれるなというふうに思いました。
その4つ、ちょっと低い順に言っていくと、その4つのうち低い2つっていうのは、いわゆるスタンプ目的ですね。
これは西野さんがよく言うんですけども、ここに行ったらとりあえずスタンプを押しとこうみたいな、そういった心理が働く。
要は、そこに行った目的地自体に興味があるわけではなくて、ここに行ったらとりあえずこれをするみたいな。
それでスタンプを集めるみたいな、そういった行為をする人、これが4段階のうち下の2段階ですね、かなと私は思っています。
上の2段階はちゃんとそのものですね、そのコンテンツそのものに興味を持つ人、というのがその上の2段階かなと。
まず一番下から行くと、まず写真を撮るですね、写真を撮る。
これはほぼ全ての人がやってました。
展示系だったんですけど、それに通り過ぎてルートのところに見学ルートみたいなパビリオンの中に見学ルートがあって、そこの途中に当然展示があるんですけども、
その通り過ぎる人たちはほぼ全てではないですけども、ほとんどの人たちが何かしらの写真を撮ってきました。
要は写真パシャッと撮ったから、その展示はもう消費したと、スタンプ集めたと、みたいな感じで、それでパシャッと撮ったらどっか行っちゃうみたいな、そんな感じですね。
これが一番底辺というか、底辺というと失礼なんですけども、興味を持っていただいただきありがたいんですけども、
4段階のうちでは一番下の部類にいる人たちの行動になります。
2番目はどんな人たちなのかというと、私が担当した展示は何て言うんですかね、
ちょっと抽象的に言うと何かポーズを撮って、その展示のところでポーズを撮って、自分も写真に撮るっていう、そういったことができるような仕掛けになっています。
ちょっと表現違うんですけども、要はポーズ撮ってくださいって看板があって、そこでポーズを撮って、それで自分も含めて展示も含めて、そこで写真を撮る。
要はあれですね、顔はめのやつみたいですね。お城とか行くと、お城のところに穴が開いてて、そこに顔はめてお城ごと顔で撮るみたいな、そういうのあるじゃないですか。
それはまさにここでポーズを撮ってくださいっていうサインがあって、そこでポーズを撮って、何かそちらのコンテンツとともに自分が一緒に写真を撮る、そういったものですよね。
今回私が担当した展示もそういった仕掛けがなされていたので、下から2番目の人たちっていうのは普通にその展示物自体を写真撮るだけではなくて、
ポーズを撮って自分も含めて写真を撮るみたいな、そんなことをしている人たちがいました。
これが2番目ですね。下から2番目の人たちの行動です。
この2番目の人たちもポーズを撮って写真を撮って、その写真を撮る行為自体には感動してくれるんですけども、やっぱり展示物自体にはあまり興味ない感じですぐ過ぎ去ってしまうわけなんですよね。
この1番目の人と2番目の人、ものの写真だけ、展示物のものだけ写真撮っていく人と、そこで横でポーズを撮って自分も自ら撮るという1番目と2番目の人たちは、展示物自体にあまり興味ないので、
滞在時間という点では、NGAの滞在時間という点ではあまり見込めない人たち属性なんですけども、唯一、その人たちの滞在時間を延ばそうとした試みとしては、要はその人たちは写真を撮るという行為があるんですよね。
その目的はスタンプを集めるなんですけども、スタンプを集めるための方法として写真を撮るという手段がめちゃめちゃ有効に効いて、手軽いですし、ちゃんと確かなスタンプとして残るというので、誰もが持っているスマホで写真を撮るというのがメジャーになってきました。
で、そんな人たちに刺さるようなこととして試したものは、こういうふうに撮ると違った写真が撮れますよというふうにアドバイスをしてあげることなんですよね。
なので、展示に訪れて普通にパシャッと写真を撮るだけじゃなくて、例えばこういうアングルで撮るとか、ここから撮ってみたらとか、そういったアドバイス、そういったところを事前に身に出しておいて、ここで撮ったらいいなというのを身に出しておいて、来てくれたお客さんが、この人は写真系だなみたいな思ったら、写真パシャパシャ撮ってたら、実はこっちから撮ったらまた一味違った写真撮れますよって言ったら、
結構そこに食いついてくれて、本当だみたいな感じで、本当だ、こっちの方がいいみたいな、そんな感じで、そういう点で感動してくれたんですよね。
なので、写真だけの属性の人、スタンプ集めの属性の人にとっては、いい感じで写真が撮れるスポットというのを自分のコンテンツで見出して、そこを教えてあげるということをしたら、滞在時間というか興味を持つ時間というのが少しは伸ばせるんじゃないかなというふうに思いました。
これがスタンプ集めの人ですね。下から1番目と2番目の人。3番目の人、上から2番目の人はどんな属性かというと、この人たちからはコンテンツ自体を興味を持ってくれる人なので、まずその3番目の人は普通に興味を持って見てくれる人ですね。
それに対して1番、4番目、1番上の、1番興味がある部類の人っていうのは、自ら話しかけてくる。私、スタッフとしていたんですけども、当然話しかけたら説明、この展示はこういう意味ですみたいな説明するんですけども、自ら話しかけてくるお客さんっていうのも一定数いらっしゃいました。この人が多分興味度合いとしては最上級かなと思います。
結構、私も実際お客さんとして行くときはそうなんですけども、3番目の人、結構興味は持つんですけど、展示に興味を持つんですけど、それで見るんですけど、ただスタッフにまで質問するぐらいガツガツいけるかというと、私は少なくともそうではない人間なんですよね。
本当はめっちゃ興味あるんですけどね。めっちゃ興味あるんですけど、スタッフまでは行かないと。一方で、今回逆の立場になって思ったのが、結構じっと見てる人がいるんですけども、その人に話しかけていいかわかんないんですよね。絶対この人興味持ってるなと思いつつも、実際2パターンあるわけで興味は持っていて、なおかつスタッフに質問したいんだけど引っ込み事案で質問できない人っていうパターンと
あとは自分の世界に入り込んで自分で考えて、ここはどうなってるのか、ここはこうなってるのかなみたいな、自分で考えを巡らせるパターンの人で、この交差のパターンの人は当然寄ってくんだみたいな、話しかけてくんだみたいな、そういう感じなんですけども、それはパッと見わかんないんですよね。どっちタイプか、その人が。
なので、こっちも話しかけづらい、向こうもスタッフに質問しづらいみたいな、そういった空気が結構生まれてるのかなと、そこでミスマッチあるのかなと思いました。
当然、お客さんからしてみたら、話しかけたいんだけどちょっと引っ込み事案でいけないわという人に対しては、向こうからスタッフから話しかけてくれたら絶対満足度高まりますし、そういった面で結構そこで機械損失というか、お客様満足向上損失みたいなのが生まれてるなというふうに感じました。
これはお客さんとして行く機会というのは当然いろいろな展示会とか、どんな行事でもそうですよね、そういったものに立ち会う機会あるんですけども、このお客さんとしては喋りづらい、スタッフに質問しづらいみたいなことを経験しておきながら、
昨日の体験で今度はスタッフ側としても、なかなかお客さんにガツガツ説明しづらいなみたいな、そういった体験ができたので、すごいいい体験になりました。
そんな感じで4段階の興味度合いの属性があるなというふうに感じました。
ここで一歩踏み込んで、じゃあこういう人は4段階のうちどこのレベルに属する人、もしくは4段階のうちこの4の一番上の人はこういう人がメインみたいな、そういった傾向みたいなのを見出せればよかったんですけども、
あんまりそんな傾向はなくて、唯一言えるのがその4番目、上から4番、一番上とか上から2番目の人、要は興味ある層の人でやっぱり多かったのが年配の方がそこの層に多かったです。
僕よりも上ですよね。子供もある程度育ってあまり手がかからなくて、自分自身とかあとは夫婦でご夫婦で来てる人たち、よく50以上ぐらいの人については、
上の層ですね。3番目、4番目、下から3番目、4番目、上から一番上、2番目という層が多いなというふうな印象でした。
ただこれも結構カッチリ分かれてるわけじゃなくて、敷いてあげるならそういうぐらいの傾向ぐらいのそんな傾向がありました。
という感じで、こんな興味の度合いというのが分かれてましたよという話です。
展示の形式と来場者の動き
最後にちょっとだけ2つ目の話題なんですけども、この展示のバリエーションというのがあるとお客さんの動きの関係というのも少し述べてみたいと思います。
私が、私の展示もそうなんですけども、周りで展示やってるのを見て、3パターンぐらいに分かれるなと展示の方法ですね、思ってます。
1つ目は止まった展示を、止まってる展示を展示するっていうパターンですね。
私はこのパターンの展示を担当したんですけども、要はポスターとか静止画とか、あとは何だろうな、物とかをポンと置いて、
じゃあ来てください、そのポンと置いたそれを見てください、そういったパターンの展示ですね。これが1パターン目。
2パターン目は動画を流す、もうちょっと言うと動画を垂れ流しているパターンですね。
これは例えばですけど、5分とか5分の動画をずっと永遠に流しているようなパターンで、それにナレーションみたいな、現地のかかりの人がナレーションつけるみたいな、
そういったパターン、動画を垂れ流す系、これが2つ目。
3つ目はお客さん、何ですかね、パーソナライズされた動画を流すみたいな、そういった系ですね。
要はこの3つ目っていうのは、お客さんが来てから動画が始まる、来て申し込んで、じゃあ始めますって言ってから5分の動画が始まる、そういったタイプの動画展示ですね。
この3つぐらいのグラデーションに、私が見た、昨日見た限りでは別れるなと思います。
それぞれ難しさであったり、メリット、デメリットがあるので、ちょっとだけ触れたいと思います。
1つ目の止まっているものを展示する系のメリットっていうのは、いつ来ても行列に並ばずにそれが見れるっていうのですね。
いつ来ても同じものが見れますし、行列に並ぶという概念がないですし、当然後ろの方だから見えないよみたいな、めっちゃ混んでたらそうなりますけど、
基本的にはそんなに混むことはないので、行列に並ぶという概念がないというのがメリットになります。
ただ、デメリットとしては展示物としての迫力であったり魅力が欠ける。
当然止まっているものより動画とか動いているものの方が展示物の魅力としてはアップしますよね。
という点で、1つ目の止まっている系の展示っていうのは、展示物としての魅力が下がるというデメリットがあると。
そんなメリット、デメリットがあるというのが1つ目の展示です。
2つ目の動画です。動画垂れ流しパターン。
これもメリットとしては、さっきの止まっているものと比較すると、やっぱり動画という点で展示物の魅力っていうのは向上します。
また、並ばなくて済むっていうのもメリットとしてあるかなと思います。
いつでもやってますからね。いつでも垂れ流しでやってるんで、来たらすぐ見れる。
この動画垂れ流しパターンの最大のデメリットは、途中になっちゃうんですよね、途中になっちゃう。
自分と同然5分の動画を垂れ流しているときは、お客さんが来るタイミングによってそのお客さんにとっては2分ぐらいの、開始2分ぐらいの途中から見せられることになる場合もあります。
そうなってくると、途中だって言ってお客さんが逃げていっちゃうんですよね。
そういった面を結構見ました。
なので、途中であるっていう、途中になっちゃうっていうのが最大のデメリットになるかなと思います。
最後3つ目のパターンはですね、パーソナライズされた動画を出す。
要はその人に合わせて動画を流すっていうそのパターン。
これはメリットとしては、その人に合わせて、要は途中からとかそういうんじゃなくて、来たら行列とかになるんですけども、
自分のタイミングに合わせてそこで開始されて、そこから5分間は動画というクオリティが高い展示物を見れるという、そういった最大のメリットがあります。
こいつの最大のデメリットは行列になってしまうということで、一度に大人数さばけないっていうのがデメリットかなと思います。
当然、その人に合わせてその人が来たら再生みたいな感じをするので、一度に多くっていうのができないんですよね。
例えば3台のテレビがあったら3人までしか、一度に3人までしか対応できないので、3人以上来てしまったら行列させることになってしまう。
行列するんだったらいいやみたいな、そういったことになってしまうので、その行列を離れさせないような工夫というのが必要になります。
これが最大のデメリットですね。
なので、以上言ってきたように、この3つの展示のパターンがあって、それぞれメリット、デメリットがあるので、うまくやってるところはそのデメリットですね。
ボランティアの体験と感想
デメリットをうまく潰すような感じで、メリットをそのまま残すみたいな。
そんな感じでやってました。
私が担当した隣のブースでは、丸一のパターンですね。
パーソナライズされた動画を流すっていうタイプの展示をやっていたんですけども、ここはめっちゃうまくやってるなっていうのを思いました。
それは何かっていうと、パーソナライズする動画の最大のデメリットは行列待ちをしてしまう。
行列待ってると、行列だからいいやって離れてしまう。
そこが最大のデメリットなんですけども、それに対しては当然パーソナライズされてる3人ぐらいかな。
確か3人ぐらい。
テレビが3台ぐらいあったので3人ぐらいいっぺんにやるんですけども、その3人の後ろで見てる人も楽しめるような内容になっていました。
なおかつ逆に3人が見てて、その後ろでも楽しめるってことは、実際にその3人当事者にならなくても、
行列に並ばなくても、後ろとかで見てれば非常に楽しめるのかっていうと、それだけでも十分楽しめるんですけども、
実際、列の先頭に立ってその3人当事者になってやると、普通の動画ではなくて、その人に合わせた動画の内容になっているんですよね。
例えば名前を呼んでくれたりとか、その人が設定した項目に通りに動いてくれるとか、
あとはモーションキャプチャーなんかでその人が動いた通りに映像が動くとか、
そういった感じでパーソナライズされた動画っていうのが出てくることをやっていました。
要は再生時間だけじゃなくて、あなたが来たらそこで再生します。
それだけではなくて、そのコンテンツの内容自体もパーソナライズされた内容になっている。
ここが行列を苦にさせないようなポイントになっているのかなというふうに思いました。
そうですね。そういったのが素晴らしい展示だなと、隣の展示を見て思ったというような内容になります。
ということで、ちょっとだらだらと喋ってしまったんですけども、
昨日行ったボランティアの万博のボランティアの感想をお話ししました。
2つ大きなトピックでお話しして、1つ目がお客様の関心度というのがグラデーション、
階層に分かれているよという話と、あとは展示のパターンですね。
展示のパターンとそれぞれのメリット、デメリットとお客さんのそれぞれに対する動きみたいな、
そういったこともお話ししました。
ということで、感想で終わりたいと思います。
結構楽しかったですね。5時間とか6時間いましたけど、
もうあっという間に過ぎてまた行きたいなって、また行きたいという希望も叶わないんですけど、
また行きたいなとボランティアとして行きたいなと思わせるぐらい、いろいろ見て楽しかったですし、
普段できない、一生できないですよね。万博のボランティアなんて一生できないような体験をさせていただいたことに感謝したいと思います。
ありがとうございました。ということで今日はおしまいにしたいと思います。
それではまたね。バイバイ。