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2023-07-14 16:01

#085 私の人生を変えた建築と同級生からの一言


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今日も一日ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、私の人生を変えた建築と同級生からの一言というお題でお話ししたいと思います。
今日は建築の話なんですけども、完全に私に起こった出来事みたいな感じで、広く言うと自己紹介みたいなお話なので、私にあまり興味ない人はスキップしていただけたらと思います。
ということで、私の人生を変えた建築と同級生からの一言というお話をしたいと思います。
私の大学生の時の話になるんですけども、大学生の時に出会った建築というのが、私の人生を変えたと言っても過言ではないですし、
それとほぼ同時期に同級生からかけられた一言というのも、私の人生を変えた一言になりますので、
最近、自己紹介みたいなのをまとめる機会がありまして、その時にこのことを思い出したので、この場で言語化して残しておこうかなと思います。
結構、就活の時のエントリーシートに書いたりした内容とかでもあるので、それとちょっとかぶるので、どこかしらに言語化すでにされてるんですけども、このスタイルでも言語化しておこうかなと思います。
ということで、私の大学時代に遡ると、私は建築学科という建築を専攻する学科に進学して、大学に入学して進学して、その3年生の時に卒論を書く研究室を選ぶという映像が訪れるわけですね。
それは誰でも訪れるんですけども、その時にどういう研究室に選ぼうかというのがまず1個、選択肢として分かれ道としてあります。
大雑把に分けると、私は建築の構造という、何て言ったらいいのか分からないですけども、ガリガリ計算して建物が強くなるためにはどういう感じじゃなきゃいけないかみたいな、建物の強度を計算するみたいな、強度を設計するみたいな、そういう分野に進もうと思ってました。
それが建築の構造という分野なんですけども、建築の構造分野の中でも、割とアカデミックに大学寄りで研究していこうぜみたいな、そういった分野の研究室に行くのか、あとは建築の構造設計を実務でやっている人の教授のところに行くのかというので、
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大まかに言うと2つの選択肢がありました。
私は普通に大学1年生から過ごしてきて、ずっと建築の構造分野に進みたいなとは思いつつも、1年生から3年生までフワフワと過ごしていたんですけども、
なんとなく建築の構造というか、ガリガリ計算して何かを求めたりとか、実験して何かを求めたりみたいなところに魅力を感じていたので、やっぱりそういったところを追求するアカデミックな研究者寄りの研究室に進みたいなというふうに当初は思っていました。
なので、その大局にある実務みたいな構造設計を行っている実務みたいなそういったことをしている教授のところの研究室はあまり眼中になかったというのが当初の思いでいます。
今日の主題である私の人生を変えたみたいな話で、2つの出来事があって私の人生が変わって、結論としてはゴリゴリの研究者みたいなそういった研究室ではなくて、実務の構造設計者の教授がやっている研究室に進むことになります。
というのが私の人生が変わった瞬間になります。
その2つのことをちょっと1つずつざっと一人語りしていこうかなと思います。
まずはどっちから行こうかなというと、私の人生を変えた同級生からの一言というのから行こうかなと思います。
これは本当に単純で、まず建築の分野というのは大雑把に分けると建物の強さみたいなのを計算するゴリゴリ計算みたいな感じの理系的なエンジニアリング的な分野と、
あとは建物のデザインみたいな、アートみたいなそういった感じの芸術系の分野で、エンジニア系か芸術系かみたいな2つで分かれる感じになるんですね。
私が行っていた大学は大学3年生からその2つにパツンと分かれて、それで授業を受けることになります。
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私は当然エンジニア系のところに進んだんですけども、そこで設計の課題がありまして、その設計の課題が1年間かけてやって提出して、評価を受けて、
じゃあ君は何点みたいなそういうのが出されて公表されるんですけども、私は大体エンジニア系が100点、100人ぐらいいたら30番ぐらいの上から3分の1ぐらいの30位ぐらいにいたんですけども、そこで当然1位の人っていうのがいるわけですね。
エンジニア分野で同期1位みたいな。ある時にその人とすれ違うというかにやみする機会があって、その人に言われたんですね。君は○○研究室に入るんだよねって言われたんですね。
その○○研究室に入るんだよね、その○○研究室っていうのが先ほど言ったゴリゴリ分野の研究と実務で設計をしている研究、設計している教授の研究室の○○研究室に入るんだよねっていうのが、実務でやっている研究室にふみ君は入るんだよねっていうふうに言われたんですね。
そこで結構視点が変わって、自分はそっちじゃないゴリゴリ研究する方の研究室に入るもんだと思っていたんですけども、学年で同級生で1番劣ったその子から見たら、
自分はその実務でバリバリやっている研究室、実務の構造設計者がやっている研究室にこいつ入るんだなっていうふうにその学年1番から思われていたっていうのが一番ショッキングというか、自分の視点が変わった瞬間でもあります。
なので、君はそっちの研究室に入るんだよねっていう一言を言われた瞬間に、俺はゴリゴリの研究者がやる研究室ではなくて、構造設計の実務をやる研究室に行ってもいいんだなみたいな、そういった思考が芽生えました。
それが私の人生を変えた一つの瞬間であります。
2つ目の私の人生を変えた瞬間っていうのは、私の人生を変えた建築、とある建築に出会ったことです。
2つ目の私の人生を変えた建築っていうのがちょっとここから長くなりそうなんで、今日はちょっと長くなることを容赦していただきたいんですけども、
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私の人生を変えた建築っていうのは、ずばりエドワールド・トロハっていう技術者が設計したサルスエラ競馬場っていうスペインのマドリードにある競馬場になります。
サルスエラ競馬場っていうふうに検索していただけるとすぐに画像が出てくるかと思うんですけども、
かなり象徴的な競馬場なので馬が走るレースコースっていうのがありつつ、そこは平面でバーッとありつつ、
それを見るための観客の客席とその屋根、スタンドみたいなという施設なんですけども、
それがめちゃめちゃ印象的で、その頃私が研究室を選ぶ段階でちょっと落ち着いてきて、
その頃はあまり課題とかもなくて落ち着いた頃で、学校の大学の図書室で本とかを読み漁ってた時期かなと記憶をたどるんですけども、
その時にその建築が出てきました。
競馬場のスタンドなんですけども、屋根とか、観客が座るスタンドとか、その下の室内にある部分ですね、
競馬場なので馬券を買うようなコンコースであったりとか、その空間とか、
そういったのがすべてすごい魅力的に感じて、その空間を作り出しているのが割と目に見えやすい、
数学とか物理とか構造力学、力学ですね、というのが本当に目に見えるような空間になっていると。
なおかつその空間自身が建築的にも素晴らしいみたいな、そういったものが、当時大学生だった私、ほぼほぼ素人なんですけども、
素人的に見てもすげえ建物だなというふうに思わせるような圧倒的な存在感みたいなのがあって、その建築にその頃出会ったんですね。
それを見て、普通にアートみたいな建築のデザインって思って言うと、アートみたいな一部の天才派だと思った芸術者みたいな、
そういったアーティストがパパッとデザインして作る建築、そういうデザインみたいなものなのかなと建築のデザインって思ってたんですけども、
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そうではなくて、わりと数学とか物理とか力学とか自然の原理に任せて、それでその形態で建築を作って、そういう空間が出来上がるみたいな、
それを体現したのが先ほど言ったエドワールド・トロハが設計したサルスエラ競馬場っていうものなんですけども、
それに出会ってから、私が思っていた建築デザインみたいなのが覆されて、
私がもともと小さい頃から得意としている数学とか物理みたいな理系みたいな、そういったことの原理がそのまま建築空間に表される、建築デザインに表されるみたいなのを、
その建築を見て、本の写真で見てみただけなんですけども、感じました。
それを見た瞬間に、こういう世界もあるんだ、こういった道に進んだら面白そうだなっていう風に感じて、
ゴリゴリ研究するような分野ではなくて、もっと構造設計、建物の設計に近いような研究室に進みたいなっていう風に
その頃思うようになりました。
という感じで、私の人生を変えた、同級生からの一言というのと、私の人生を変えた建築っていう2つをちょっと紹介させていただきました。
同級生からの一言で、私はゴリゴリ研究ではなくて、建築設計をやっているような研究室に入ってもいいんだな、
みたいな、そういった視点を得られたというのと、図書館で偶然読み合わさっていた書物から一つの建物と巡り合わせて、
アート的な建築のデザインではなくて、数学物理に基づいた建築のデザイン、空間のデザインがあるんだなということを知って、
ゴリゴリ研究ではなくて、建築設計、構造設計の道に進もうという風に決意したというのが、私の大学3年の後半に起こった人生を変えた、本当にそこの一点ですね。
今の①と②が起こったのはほぼ同時期なので、本当にそこの一点が私の人生を変えた出来事だったのかなと思っています。
ということで、結構普段の放送よりかは長く喋っちゃっていましたけれども、私のルーツを語る上では、この出来事というのはちょっと外せない人生のターニングポイントになるような出来事だったので、
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このタイミングでちょっと喋ってみようかなと思いました。
ということで、今日はお疲れ様でした。また明日からよろしくお願いします。
明日から三連休ですね。私のうちも三連休予定はないんですけども、
土曜日は娘とスイミングに行って、親と子供、親と赤ちゃんで一緒にスイミング入るやつなんですけども、それ行って、
ゆったりと三連休を過ごして、また来週に気分をリフレッシュして、来週以降、挑もうかなと思います。
ということで、今日はお疲れ様でした。またね。バイバイ。
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