1. NFTにハマった建築設計者の日常
  2. #100 Web3技術によって解決す..
2023-08-21 14:34

#100 Web3技術によって解決する建設業の課題①


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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日で記念すべき100回目の放送になります。自分で自分を褒めたいと思います。
最初は手探り状態で、とりあえずやってしまえと言って、初めて撮っていって、たどたどしい噛みまくりの放送から始まって、今となってはあまり変わった気はしないんですけれども、それなりに話し続けて、100回という節目を迎えることができました。
これをやっていけるモチベーションというのは、当初自分が描いていた目標でもあるんですけれども、こうやって話すことによって自分を知ってもらいたいとか、あとは自分の頭の整理をするとか、そういった明確な目的があるので、
正直フォロワーとか再生回数とかは全然伸びていないんですけれども、そういった自分の中での明確な目標というのがあるので、今まで続けてこれたのかなと思います。ということで、100回おめでとうございます。
今回は100回的な節目の放送をしようと思ったんですけれども、ちょっとこれはしゃべっておきたいという話題があったので、それについてしゃべろうと思います。
テーマは建設業の課題をWeb3技術で解決するには、みたいなそんな話をしたいと思います。逆かな、Web3技術で解決できる建設業の課題ですかね、そっちのほうがしっくりきますねというようなお話をしたいと思います。
いろいろ建設業が抱える課題というのはいっぱいありまして、それに対するWeb3的なアプローチって結構いっぱい考えられると思うんですけれども、私がちょっと注目しているというかパッと上がることとして、ちょっと3つぐらいおしゃべりしてみようかなと思います。
まず先に3つの課題を言いますと、1つ目がトレーサビリティ関係ですね。建設業というのはいろんな材料でできあがるわけなんですけれども、建築というのはいろんな材料でできあがるんですけれども、その材料がどこから来ているのかというのをトレースする、追跡するというか、
追跡するというのが非常に重要になってきて、今でもそれをやっているんですけれども、それをする作業というのが楽になると思いますし、あとは信憑性も高くなるというので、トレーサビリティの管理というのが課題としてあって、それを解決するものとしてブロックチェーン技術というかWeb3技術があるのかなと思っています。それが1つ。
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2つ目が、これはちょっとまだぼんやりなんですけれども、建築それぞれの部分というか一部一部に対して権利化とかあとは知的財産とかそういったものの明確化というか管理をブロックチェーン技術によって管理しやすくなるし、あとは信憑性というか、
そのものを誰が権利を持っているのかとか、そういったものも明確化されるのではないかなと思っています。
というので、建築物に関する権利であったり知的財産権、それらに対するものについてWeb3技術が活躍するのではないかというのが2つ目になります。
3つ目は、これもさらにぼんやり度が増すんですけれども、通信向けの商品の開拓というのがWeb3技術によってできるのではと思っています。
建設業における、建設業にとっての我々の商品というのは建築なんですけれども、建築を売る、建築を買ってもらうなんですけれども、それの顧客になるのは大体が企業になります。
一部では小建て住宅を売るというので、通信向けのサービスというのはあるんですけれども、ほとんどの建設業のほとんどが企業向けに建物を売るというものになります。
なので、通信向けにサービスをしていないというのが我々の業態なわけです。
ただ、新たなマネタイズポイントとして、通信向けの商品を開拓するというのができれば、また違った収益源の確保にもなるので、それの点についてWeb3技術が役立つのではないかと思っています。
この3つについて一つ一つ説明したいと思います。
1つ目がトレーサビリティ、2つ目が地的財産権、3つ目が通信向けの商品になります。
1つ目から言っていきますけれども、これはわりとメジャーになってきていると思いますし、建設業特有の話ではないと思うんですけれども、
製造過程で作られる材料であったり、人がどこから来ているのか、その材料がちゃんとした品質なのか、ちゃんとした産地で作られているものなのか、
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あとはそれを作る人がどんな経歴の人なのかというのの履歴をブロックチェーン上で管理すれば、それが改ざんできないものになりますし、
いつでもどこでもその情報を引っ張ってこれるというものになりますので、そのトレーサビリティの追跡というのが非常にブロックチェーン技術を用いると楽になると言われています。
おそらくトヨタなんかはわりとそれをやっていて、なんだっけな、トヨタブロックチェーンなんとかみたいな組織、確か法人化をしていたような気がするんですけれども、
その組織を作ってブロックチェーン開発をして、それは何のためかというと、やっぱりトヨタというのは膨大なサプライチェーンがありますので、
サプライチェーン全体での物のやり取りというのをブロックチェーンで管理するというのを目指してやっているようです。
というので、①のトレーサビリティというのは建設業にも使えるWeb3技術なのかなと思っています。
そんな感じで一つ目はトレーサビリティのお話になります。
二つ目は建物の権利化であったり知的財産権を管理するという目的でWeb3技術が使えるのかなと思っています。
これは二つ小項目に分かれるので、それを二つに分けて考えたいと思います。
一つは知的財産権の話ですね。建築というのは様々な材料が組み合わせて作られている反面、
その材料とか技術、工法、作り方というのが建物が出来上がったらその大部分が見えなくなってしまうんですね。
例えばコンクリートで出来ている建物がよくあるんですけども、
そのコンクリートの中は実は鉄筋と呼ばれる鉄の棒ですね。
針金もっと太い鉄の棒がジャングルジムのように組み合わせて、
そこの周りにコンクリートがくっついているという感じなんですけども、
コンクリートの建物が出来たらコンクリートしか外見えなくて中身の鉄筋なんかも見えないんですね。
というような感じで、いろんな材料が組み合わせているんですけども、
出来上がったら見えないところというのがたくさんありますし、
例えば出来ている材料も見えなくなりますし、
あとは作り方、何か特殊な技術、特殊な作り方で作りましたといっても、
出来上がっちゃえばそれは全然見えないわけですね。
ただ一方でその材料であったりその作り方には知的財産権であったり特許権というのが存在していて、
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現に普通の建物を作るにも特許を取っている作り方で作りましたとか、
特許を取っている材料で作りましたみたいな建物というのはいっぱいあります。
そういう特許をちゃんと国から認められたそういうので守られていれば当然守られるんですけども、
そうでない材料作り方もたくさんあるので、
そこをブロックチェーン技術を基盤とした何かで管理することができれば、
この建物というのはこういう材料を使っていて、
こういう作り方を使っているというのが一目瞭然に誰からでも参照できるような形で残ることができると思っています。
そこに当然この技術の開発者は誰々さんですとか、
そういった情報も載ってくるので、人に対するインセンティブもそれによって高めることができるのかなと思っています。
というのが知的財産権の話です。
もう一つは権利持ち主というか所有権的な話になります。
これはブロックチェーン技術、用語的に言うとトークン化するみたいなそんなイメージなんですけども、
建物の一部分一部分をトークン化すると、そのトークンをまた誰かしらに所有してもらうということができればまた違った世界が広がるのかなと思っています。
この世界というのは3番で次でお話しする3番の課題と解決策にも結びつくのかなと思っています。
要は建物の例えばこの柱とかこの壁とかこの手すりとかそういった部分部分にひも付くトークンを作って、
そのトークンの持ち主をそのトークンを販売するであったり無料で配るでもいいんですけども、とりあえず持ち主になってもらうと。
そうしたらその持ち主になった人はその建物自体の価値が上がれば当然その部分のトークンも価値が上がって高値で売れることになりますし、そういった利益も得られますし、
あとはそのトークンに何かしらのユーティリティをつけてその建物を訪れた一般の人がその建物の部位に対して何かしらアクションをすることで、
そのアクションされた部位にひも付くトークンを持っている人が何かしらの金銭的なリターンを得るみたいなそういう設計もできるのかなと思っています。
普通は建物の所有者っていうのは一人なんですね。
例えば目の前に半級不動産のマンションがジオっていうマンションが見えますけども、これの持ち物は半級不動産という会社です。
当然その中に分譲しているので一人一人マンションのオーナーっていうのがいるんですけども、それに近いかなと思いますね。
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普通のビルとかだったらそのビルを持っている人が持ち主なわけなんですけども、
分譲マンションみたいに大元の持ち主はいつつもこの部屋は誰々さんの持ち物、この部屋は誰々さんの持ち物みたいに分割して所有して、
当然その所有者は1個を買って値上がりしたら売却益も得られますし、その1個を賃貸として出して継続的なインカムゲインを得るみたいな、そんなこともできるのかなと。
そういったものに近いです。マンションみたいなものに近いですね。
それをもっと建物、すべての建物に適応して、なおかつこの柱とかこの手すりとかそういった細かい部分ごとに細分化してトークン化したら何か面白い世界が見えるのかなと思っています。
ということで②番は建物に関する権利とか知的財産権を管理するというのでブロックチェーンが使えるといったものになります。
次③番で挙げた2C向けの商品を開拓するというのでブロックチェーン技術、Web3技術が使えるのではないかというお話は、今日ちょっと話が長くなってきたので明日にでもお話したいと思っています。
この③番の話というのは私が結構前から興味を持っているところで、要は建築というのは建物を売ってその売った顧客、企業からお金をもらうというところでしか収益源がないわけですね。
なのでそれ以外の収益源は何かないかなそれとWeb3結びつけられないかなというのをずっとこの1年ぐらい考えてきてたテーマがこの③になります。
というのでこれはちょっと1回分ぐらい厚めに時間をとっておしゃべりしたいなと思っていますのでちょっと明日お話ししたいと思っています。
まだ考えがまとまっていない部分はあるんですけども聞いていただけたらと思います。それではまた明日をお楽しみにしてもらえたらと思います。
それでは今日は以上になります。またねバイバイ。
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