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2023-04-12 13:31

#035 ステークホルダーツーリズム×LLACハウス

#LLACハウス #NFT #ステークホルダー
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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、ステークホルダーツーリズムからヒントを得て、LLACハウスの事業を考える、みたいな、そんな話をしたいと思います。よろしくお願いします。
ちょっと雑談なんですけども、先ほど出てきた、LLACハウスというNFTプロジェクトが、実際の建築を計画する、コワーキングスペースを実際に計画するというのをやっていまして、
私も少しだけそこに、建築の専門家として携わらせていただいているんですけども、そこでコワーキングスペースの建築に関するアイディアを募集しますといったところ、なんと120件ものアイディアが集まりまして、
これすごいことですよね。当然そのコミュニティのメンバーというのは建築の専門家でもないですし、ないわけです。それなのに建築に関するアイディアを出してくださいと呼びかけたところ、120件、もう120人ですかね、120人もの人が頑張って本気でLLACハウスについて考えて、
それでアイディアを出してくれたというすごいことが起きています。出てくるアイディアもすごい多種多様で、ありきたりなやつもあるんですけども、すごい皆さん本気で何か考えてるなっていうアイディアがめちゃめちゃ多かったです。
なのでこれはもうLLACというコミュニティの、なんていうんですかね、リテラシーの高さというかレベルの高さを物語っているなというふうに思います。
普通の何もないランダムに選ばれた日本人のコミュニティだったら、ここまでハイレベルなアイディアというのは出てこない気がしています。
それなりにリテラシーの高い人、情報感度の高い人が集まったコミュニティだから、こんな結果が、こんな良いアイディアが出てくるんだろうなと思います。
それをちょっとその120件のアイディアを今まとめているんですけども、まとめていく中で一件一件見させていただいて感じた感想でした。
本題に移ります。本題はステークホルダーツーリズムからヒントを得て、LLACハウスの事業のアイデアを考えるみたいなことをちょっとしゃべりたいなと思います。
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一つ聞き慣れない単語が出てきたかと思います。
それはステークホルダーツーリズムですね。
私もこれ初めて聞いた単語でして、ことの発端は今日ですね、周平さんLLACを運営している周平さんのボイシーを聞いていたんですけども、何日か前の放送でこのステークホルダーツーリズムという単語が出てきました。
その前後の話っていうのはちょっと覚えてないんですけども、その単語自体がめちゃめちゃビーンって刺さって、
これ面白いなって思ったんで、その単語だけが今頭の中にこびりついていると。
その単語の意味っていうのもボイシーからなんとなくわかったので、その意味合いを考えると、
今まさに取り組んでいるLLACハウスの建築計画というよりかは事業計画みたいなところに応用できるんじゃないかなと思ってぼんやり考えてみました。
じゃあステークホルダーツーリズムってまず何なのかというと、
周平さんのボイシー曰く、星野社長が言っていた言葉らしいです。
星野リゾートっていうのは旅館、ホテルの人がステークホルダーツーリズムという単語を言っていたと、その重要性を説いていたということになります。
ステークホルダーという単語はちょっと耳なじみのない方もいらっしゃると思うので少しだけ解説すると、
僕も厳密な定義はわかっていないんですけども、ステークホルダーというのは事業上の関係者みたいなことを意味として私は捉えています。
なので事業上の関係者なので一番わかりやすいのはお客さんですよね。
何か物を売る事業をしていたらその物を買ってくれる人、お客さんもステークホルダーです。
あとはそのお客さんのさらにその先にお客さんがいるのであれば、そのお客さんのお客さんというのも自分たちのステークホルダーになります。
あとは株主、資金をその事業をする上での資金を提供してくれる株主であったりベンチャーキャピタルとか銀行とか資金を提供してくれる人もステークホルダーになります。
あとは何か物を売っている事業をするんだったらその物の材料を提供してくれる人、会社というのもステークホルダーになります。
なので事業をする上でその事業に関わってくれる人、みんなをステークホルダーと呼んでいます。
それでステークホルダーツーリズムというのはどういうことなのかというと、ステークホルダー全体が勝つようなツーリズムをやっていこうぜ、ビジネスをやっていこうぜというようなことだと私は捉えました。
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要は周りの私自社だけが勝つ、得をするのではなくてステークホルダー全体が勝つような事業をやっていこうというようなことです。
普通であれば例えば旅館ホテルであればホテルの直接のお客さんというのはホテルに泊まってくれる人ですね。
なので短絡的な考えだとホテルに泊まってくれる人がどう得をするのか、それによって泊まってくれる人がホテル側にお金を払ってホテル側も得をする。
その一対一の関係で両者、二者、二人が得をするみたいなそんなビジネスが考えられるかなと思うんですけども、
そうではなくてもっと全体を見渡して、例えばホテルのステークホルダーでいうと近いところで言えばホテルの中に入っているレストランとか、
あとはもうちょっと観光みたいな視点でいけばホテルの例えば近くの海辺にあるマリンレジャーをしているレジャー会社とか、
そういった人たちもステークホルダーになるのかなと思います。
例えばホテルの中にのレストランの人たちのことを考えて、このレストランに私のところに入っているこのレストランにお客さんがいっぱい入るにはどうしたらいいかみたいなことを考えて、
レストランにもしお客さんがいっぱい入ってきたらホテルの知名度っていうのも上がる。
結果的にホテルにホテルも渡航するみたいなことが起こりますし、そのマリンレジャーみたいなところに人を呼ぶにはどうしたらいいかっていうことを考えた末にそのマリンレジャーみたいなのが盛り上がってきたら、
その地域全体が盛り上がって人がいっぱい来るようになってホテルにもいっぱい泊まるようになるみたいな、そんないよいよ連鎖が起きてくるわけです。
なので目の前の顧客だけではなくてステークホルダー全体を見渡してその全体が活用なことを考えていくみたいなのがステークホルダーツーリズム、ステークホルダーマーケティングとも
周平さんは言ってましたけど、なのかなと読み取りました。
ちょっと長くここまで話しちゃったんですけども、その考えを踏まえて今回のLLACハウスを考えるとどうなるかというと、まずちょっと短絡的な考え方で言うと、
LLACハウスというコワーキングスペースのお金を設けたいですみたいな時になった時に、直接のお客さんは誰なのかというと、先に思いつくのがコワーキングスペースの利用者だと思います。
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その利用者から利用料を取ってお金を設ける、みたいな事業が一般的かなと思います。
なのでその利用者がいっぱい来るような、もしくは利用者が長時間滞在してくれるような、もしくは利用者の単価を上げるような事業というのが、まず先に思いつく事業アイデアなのかなと思います。
ステークホルダーツーリズム、ステークホルダーマーケティング的な視点で考えると、もうちょっと広い視野がありまして、
例えばこのコワーキングスペースの敷地のちょっと隣に居酒屋、飲食店があるんですね。
じゃあこの飲食店に人が入るようにはどうしたらいいのか、みたいな事を考えて、
例えばコワーキングスペースの利用者にその飲食店の割引権を与えるとか、もしくは逆ですね、飲食店を利用した人にはコワーキングスペースの割引権を与えるみたいな、
そんな事をしたら、どちらかのファン、どちらかの利用者がもう片方を利用するみたいな事が出来ますので、
ファンを二重取り出来る事になります。そういったのも一つ有効な点なのかなと思います。
あとはその敷地の近くに、当然海もありますので、おそらくマリンレジャーであったり、船に乗って魚を釣るみたいなレジャーがあるのかなと思います。
それも先ほど例に挙げたようにマリンレジャーみたいなのが盛り上がるような施策を打って、
その盛り上がる事によってコワーキングスペースの利用者も間接的に増えていくみたいな事も考えられるかなと思います。
あとは近くに認定子供園とか小学校、中学校もありますので、
例えば保育とか教育事業みたいな所に着目して、これもLLACが運営しているという事もあって、
セミナー授業みたいなのが得意なので、セミナー授業をちょっと発展させて、教育事業、勉強会とか体験会とか、
もうちょっと下までブレイクダウンして保育的な子育てとか、
タクジー町までは行かないと思うんですけども、子供の見守るとかそういった所を行うことで、
その地域の認定子供園とか小中学校みたいな営利組織ではないんですけども、
そういった組織ともつながれて、その相乗効果で事業的な価値を上げるみたいな事も考えられるのかなと思います。
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といった感じで、施設単体とか施設と利用者ぐらいの視点でいうと、
ちょっと近視眼というか視野が狭くなりがちな所を、先ほどのステークホルダーツーリズムですかね、ステークホルダーマーケティングという視点に立ってみると、
割と幅広いアイディアが生まれて、何かいい感じのが生まれそうだなと思いました。
今、まさに皆さんから寄せられた事業アイディアというのもあるんですけども、それらをまとめていっているところです。
そこに別に私のアイディアが盛り込まれるみたいなことは多分ないと思うんですけども、
今後、LLACハウスの事業みたいな事は真面目に考えるフェーズが来ると思うので、そこで何かしら意見が言えたら最高だなと思いながら、
ちょっとぼんやり一人でアイディア出しをしてみたといったところです。
ということで、今日はステークホルダーツーリズムからヒントを得て、LLACハウスの事業アイディアをちょっと案出ししてみたというような放送です。
ちょっと長くなりましたが、最後まで聞いていただきありがとうございます。
それじゃあ、またね。バイバイ。
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