1. NFTにハマった建築設計者の日常
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2023-09-25 14:14

#117 Web3技術によって解決される建設業の課題②


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今日も一日、ありがとうございました。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、Web3技術によって解決される建設業の課題②、③というお話をしたいと思います。よろしくお願いします。
この話題は、2週間くらい前にも話した内容です。その頃は3つ挙げたのですが、ちょっと違う視点で3つ挙がってきたので、
その3つの柱でまとめて話そうかなと思います。前回お話しした3つは、1つ目が権利と知的財産権、
3つ目がB2Cサービスの欠如、という3本柱でお話ししました。今日はちょっと違った視点で3つお話ししようかなと思います。
建設業が抱える課題で、1つ目がビジネスモデル、2つ目が働き方、3つ目が建築の在り方、そんな3本柱で今日はお話ししたいと思います。
1つ目のビジネスモデルは、権利や2C商品と結びつくのかなと思います。建設業のビジネスモデルは100年前から変わっていなくて、
建築主、お客さんから依頼されてお客さんの予算の中で建物を作って売るというのが建設業のビジネスモデルになります。
依頼されたものを作ってそれを売る、それが建設業のビジネスモデルです。1個建ての住宅とかについては、自分が何パターンも住宅を持っていて、ここに商品ありますよって商品棚に並べてそれを売っていくというビジネスもあるんですけども、
それもひっくるめて大まかに言うと建物を建てて売る、これが建設業のビジネスモデルになります。もうちょっと細分化すると建物を建てて売るの、お金的なやり取りの特徴としては、
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お客さんから依頼を受けていくらで作ってくださいと依頼を受けてそれを作っていくらでという予算の中で売るというのがお金流れ的な特徴としてはそういうところがあるかなというのが建設業のビジネスモデルです。
これがおそらくWeb3技術によって変わってくるだろうなという予想をしています。そのキーポイントとなるのが権利とか知的財産とか、あとはそういった面が一つ大きいのかなと思います。
あとはWeb3技術によって小口生産とか、小額決済が気軽にできるようになる、これもビジネスモデルを変える一つのポイントかなと思っています。
そういった面で新たなビジネスモデルというか収益チャンスが生まれるのかなと思っています。これが先ほど言ったようにこれを可能とするのが小額決済、Web3技術、ブロックチェーン技術による小額決済とあとはNFT技術による関わり代の証明みたいなのもキーワードになってくるのかなと思います。
所有した証明とかあとは支援した証明とか何かにイベントに参加した証明とかそういった関わった証明みたいなのがNFT技術によってデジタル上の情報として保存されますので、そういったものを活用することで
一個人が建物というものとかあとは建設会社であったり設計者に関わったというような証明を得られると、それを通じてサービスを受けたり提供したりといった行為が滑らかになるんじゃないかなというふうに思っています。
それらを通じて、例えば商業施設を普通に建てて事業主に売るだけではなくて、商業施設を設計している段階でNFTの発行などによって商業施設に関わる人というのを増やしていく、ファンとか支援者とかそういったものを増やしていくと。
その増えた人たちは必ず商業施設の顧客予備軍になるはずです。建物を売る事業者に売る段階でその顧客予備軍関わってくれた人たちを上乗せして売ることで、それは絶対その人たちの存在というのは普通に商業施設を売る以上の価値を生むはずです。
そういった面で高く建物を売ることができるというのにもつながりますし、あとは普通に100%事業者、建築主に売るだけではなくて、自分も例えば3割ぐらい出資して自分も事業主になるみたいな選択肢もあるのかなと思います。
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建設段階で作った顧客予備軍に対して継続的なサービスを提供することで自分も事業者となってサービスを提供して対価を得るみたいなことが継続してできるというそういった関わり方もできるのかなと思っています。
そこで継続的なサービスの一つの例としては、例えば建物の3Dモデルを活用したメタバス空間とか、そういったサービスも自社で構築することができればそれを各個人、個人、顧客予備軍、顧客に提供することで何らかのエンタメ要素とか、
メタバス内で買い物をするとか、そういった価値のやり取りみたいなことをすればビジネスチャンスというのが広がるのかなと思っています。
という感じで、今話したように建物を建てて売るだけじゃなくて、いろんなビジネスチャンス、顧客とのやり取りというのが発生するのがWeb3技術によってもたらされる建設業の未来かなと思っています。
以上が1つ目ビジネスモデルの変革みたいなところです。
2つ目の働き方の変革というのは、DAOに代表されるように今までとは違った組織が登場することで、個人個人レベルで見ると働き方の多様性を生むことにもつながります。
DAOとか、あとはもうちょっと言うと先ほどWeb3技術がもたらす恩恵として、小学決済とか関わりの証明みたいなところから派生すると、
消費者が建設業者と直接結びつかなかった個人が消費者になれるみたいな話をビジネスモデルのところでしたと思うんですけども、それと同じように消費者、今まで消費者だった人たちが提供者になれる市場というのも、小学決済とかNFTとかで実現されるのかなと思います。
今までただの1個人だった人たちが提供者に回ると、それで個人が金銭を稼ぐやり方というのも多様化しますし、それすなわち働き方の多様化につながるのかなと思います。
なのでWeb3技術で働き方というとDAOみたいな世界を思い浮かぶんですけども、もうちょっと個人単位で見てみると、
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個人の活動で簡単に言うとお金を稼ぐ方法というのは本当に多様化して、それによって働き方が多様化する未来が一般的に訪れるのかなと思っています。
そんな中で建設業というのは結構働き方が遅れている産業として有名なんですけども、そのような全産業の働き方の多様化の流れを踏まえて、必ず建設業にも働き方の多様性というのが生まれるのかなと思っています。
一つは建設作業員さん、俗に職人さんと呼ばれる人たちが多様な働き方、多様な現場で働くとか、そういったことができるのかなと思っています。
今は特定の工事業者がいて、そこに雇われる形で職人さんがいて、そこが上にいる中で特定の現場に派遣されていくみたいなのが多いんですけども、
おそらくそういったところに大きい工事業者に雇われることなく、フリーランスみたいな感じでスキルを持つ人がスキル相応の対価を得ながら働くみたいな、そういったことが現実で起きているかわからないんですけども、
Web3技術とかによって容易に起こることが考えられます。
といった感じで今の職人さんの話ですけども、われわれ建設業者とか設計者にも同じような感じで働き方の多様性というのが出てくるのかなと思っています。
今話したようにWeb3技術によって建設業の働き方が確実に変わってくると思っています。
良い方に変わってくると思っています。
これが今2つ目です。
3つ目はちょっと時間がなくなってきたのでサクッとお話しすると、建築そのもののあり方が変わることで建設業が変わるというお話です。
1つはLLACハウスのクラファンで見られたように事前に事業者が建てたい建物を事業者が建てる、建設業者の力を借りて建てるだけではなくて、そういったスタイルも当然今まで通り残るんですけども、
そういったスタイルではなくてコミュニティ活でコミュニティメンバーが建てたい建物をコミュニティメンバーの力で建てる、みたいな活動が増えてくるのかなと思います。
そうやってできた建物というのは建てた時点で、建て終わった時点でコミュニティの待ち合わせ場所として機能するはずです。
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そういったコミュニティ色が強い建物というのは、過去の放送でもお話ししたようにリアルな世界とデジタルの世界、メタバース的な世界等を結びつける役割というのを建築が持つようになるかと考えています。
これは今までの建築にはなかった役割なので、そういった点で新しい建築の在り方というのがあるのかなと思っています。
2つ目の視点としては、例えば街づくりなんかで代表されるように、普段今までの街づくりは箱を建てておしまい、これで街が潤うでしょうみたいな感じだったんですけども、
これからは人口減少とかも進む中で、箱の需要というのが薄まってくると思っています。
とはいえ箱、中央となる建物みたいなのが不要なのかというとそうではなくて、やっぱりそこには一定の需要があるかなと思っています。
そこにも先ほど出したキーワードの待ち合わせとなる建物みたいなキーワードがあって、
街づくりの対象となる街というのの待ち合わせとなる存在としての箱というのが必ず必要だなというふうに感じて、最近感じた出来事がありました。
という感じで、街づくりを論じるという視点でも、そういった今までの建物の目的とは違う、その待ち合わせとなる建築みたいな用途が発生するなと思っています。
ということで3つ目があまりピシッとまとまらなかったんですけども、そういった3つ目になります。
ということで今日はWeb3技術によって解決される建設業の課題ということで、3つ新たな視点でまとめてみました。
ということで今日はお疲れ様でした。またね、バイバイ。
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