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今日も一日、ありがとうございます。この放送は、NFTにはまった建築設計者が、NFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、建築とSNSの共通点というお話をしたいと思います。建築の話になります。よろしくお願いします。
結論から言うと、建築とSNSの共通点、皆さん何だと思いますか?建築って建物ですね。建物とSNS、TwitterとかFacebookとかInstagramとかの共通点ですね。
これは私は結論から言うと、人々のコミュニケーションを誘発させる箱だと思っていますが、建築も人々のコミュニケーションを誘発させる箱ですし、SNSも人々のコミュニケーションを誘発させる箱です。
SNSはそうだろうというふうには、ほとんどの人が納得いくと思います。建築は本当に人々のコミュニケーションを誘発させる箱なのかというのを、ちょっと解説していきたいと思います。
この話の説明をする前に、建築の意義というか、建築に求められるものみたいな話を遥か昔から遡って説明していきたいと思います。
これは過去の放送でも話したことがあると思うんですけども、繰り返しになります。建築の意義は、一番最初建築という概念ができる前だと思うんですけど、建築の意義というのは、自然の脅威から身を守るためというのが建築を立てる目的の一番元祖だと私は思っています。
風とか雨が強ければ屋根とか壁というのを建てて、そこからその中に入って身を守りますし、あとは外が暑かったり寒かったりしても、家みたいに屋根とか壁とかを使って空間を作ることで、暖かい空間とか涼しい空間というのを実現できると。
あとはそれらを倒れないようにするために建物を頑丈にするとか強くするとか、そういったものがあります。
もっと言うと、洪水とかが多い地域ですと、高床式倉庫とかありますけども、床を一段上げて物置とか居住スペースにする。これも建築的な技術ですし、その目的というのは自然の脅威から身を守るためというのがあります。
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これが一つ、最も原始的な建築の意義になります。
そこから少し時代が進んでいくと、もう一つの意義というのが追加されていきます。
それは人々の心を動かす目的というのが建築の目的として追加されます。
こちらは高い塔を建てるとか、高い矢倉を建ててその上に人が乗って、町の中央にそれがあるとか、あとは教会とかそこで人が集まってお祈りすると。
教会というのはすごい、ただのスペースを提供するだけじゃなくて、装飾がめちゃめちゃあって、その装飾によって人々の心を動かすとか。
あとはピラミッドとかですね、あれは何か権力の象徴とか言われてますけども、王様の権力がすごいんだぞって言って、それによって人々の心を動かす、支配するみたいな、そういう目的もあります。
なので二つ目の目的としては、人々の心を動かすというのが二つ目の目的として追加されたものとしてあると思っています。
三つ目は近代的というかなんですけども、ここで出てくるのが人々のコミュニケーションを活性化させる目的というのが三つ目の目的として挙げられます。
例えば商業施設を建てて、そこで物の売買が盛んになるようにするとか、オフィスビルを作って、そこで生産行為だったりが活発になるようにするとか、
あとは学校とか、学校も教育というか、成長する人々が成長する場っていう箱を作って、共にコミュニケーションを取りながら成長していくようなのを誘発していくとか、そういった目的でその建物が建てることによってコミュニケーション、人々のコミュニケーションが活性化させるっていうのを目的としています。
最近では経済活動とか教育活動とか、そういった従来から重んじられてきた活動っていうののほかに、なんとなく周りと関わるとか、なんとなくこのスペースあったら気持ちいいなみたいな、そういった目的の建築も作られています。
これはこの場所は経済活動する場所だぞとか、この場所は教育活動する場所だぞっていう場所をあらかじめ決めないで、何でもいいからとりあえず集まった人たちが何かする場所みたいなコンセプトで作られて、とあるスペースが作られて、その作られた後、利用者が自然に何かやりたいことをやるにつれて、
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ここは何かこういうことをする場所なんだねとか、ここの隅っちょではこういうことをしましょうとか、そういうふうに建物ができる前はそういうの決めてなかったんですけど、できた後にそういうのが偶発的に決まっていくみたいな、そういった建物建築も存在するようになってきています。
建築の目的というのはその3つがあると、ちょっと2つ目と3つ目が分かりにくいと思うので少しだけ補足して解説すると、2つ目は人々の心を動かす建築というので、建築の存在によって一人一人個人個人が心を動かされるようなイメージです。
なので建築一対人々多数、一対多みたいな、そんな構図かなと思っています。一方で3番の人々のコミュニケーションを誘発させるための目的というのは、建築という中に人々が集まって多数の人々対多数の人々、多対多という構図というのが、
丸さんの目的、人々のコミュニケーションを誘発させるという構図なのかなと思っています。ここまでの説明を聞くと、なんとなく建築とSNSの共通点というのが人々のコミュニケーションを促す箱であるというのが、なんとなく理解できたのかなと思います。
建築というかリアル空間を模擬して作られたのがSNSなので、ちょっと違うかもしれないんですけども、建築が元々有しているコミュニケーションを誘発させる箱っていうのをネット上でうまく模擬できないかっていうので出来上がったのがSNSだという見方もできそうな気がします。ちょっと論理が飛躍してるかもしれないですけど。
そういった共通点があったときにどうなのかという考察みたいなことを最後に話したいなと思います。
建築が得意な人というのは、人々のコミュニケーションが活性化するような箱が作るのが得意ということなんですね。
それは何も建物のような大きいマンションとかビルとか商業施設とかそういったものを作るのが本当の本業なんですけども、根本的に突き詰めていくとコミュニケーションを誘発活性化させる箱を作るのが得意っていうのなので、
言ったらSNS的なものを作ることも得意であるはずだと思います。
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現に私の会社にいる人数名とか有名建築家と呼ばれる人たちは、そういった人々がどうコミュニケーションを取ってどう動かして、そこでどう経済活動が行われて、建物というのはリアルな敷地に立つので、
その敷地の周り、村とか都市とかがどうなっていくのかっていうのをうまく設計するのが非常にうまいです。
それを想像して設計する、それでプレゼンテーションするっていうのが非常にうまい人たちです。
それが建築家、建築士っていうものなのかなと僕は思っています。
なので、その人たちはSNS的なものを作るのもきっとうまいだろうと思っています。
今Web3時代みたいなWeb3がどんどん来ると言われている中で、社会的にどういう変化があるのかというと、リアルなものとデジタルなものっていうのがより結びつきやすくなるなと思っています。
それはデジタルなものにブロックチェーン技術によって価値を与えることができるようになったからです。
今まではデジタルとリアルなものっていうのは別世界のものみたいな感じだったんですけども、デジタルなものもリアルなものと同じように扱えるようになったので、そのデジタルとリアルっていうのの結びつきがより一層強くなると思っています。
そこで登場するのが建築家で、建築家はもともと当然リアルな箱、物質としての箱、コミュニケーションを活性化する箱を作るの得意ですし、あとはその得意なスキルを生かしてSNS的なものを作るのも得意だと。
もっと言うとWeb3時代に生まれたリアルと密接に結びついたデジタルっていうのの空間もおそらく作るのが得意だろうなと思っています。
そういう人が今後生き残っていくのかなと思っています。
なのでもうちょっと言うと、端的に考えるとメタバースとか、そういったところの空間作りとかコミュニケーション作りっていうのも建築家、建築をやっている人っていうのが乗り出していく余地っていうのがめちゃめちゃあるなと思っています。
なので建築をやっている人はリアルな建物を建てているから、デジタル時代みたいなデジタライゼーションされた世界にはちょっと役に立たないんじゃないかみたいな、そういった思われ方もする側面もあるかもしれないんですけど、僕はそう思っていなくて、建築をやっている人っていうのは、繰り返しになりますけども、
人々のコミュニケーションを活性化させる箱を作るのが得意で、それはすなわちSNSを作るのが得意みたいなもんなので、リアルとバーチャルが密接に紐づくようなWeb3時代においてはそのスキルっていうのが絶対に役に立つだろうなと思っています。
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ということで今日のお話は以上にしたいと思います。
今日は建築とSNSの共通点は何かというところから、なので建築をやっている人っていうのはWeb3時代でも活躍できる土俵というか、余地がありますよっていうお話をしてみました。
ということで今日はおしまいです。またね、バイバイ。