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今日も1日、ありがとうございました。この放送はWeb3にハマった建築設計者が仮想通貨やトークン、メダバースなどのWeb3の話と
時々建築の話、最近はAIの話を少しする放送です。よろしくお願いします。
勉強会の目的
今日は会社でAIのプチ勉強会的なものをやることになりましたというお話をしたいと思います。
AIの話ですね。タイトルの通りなんですけれども、私が主催してプチ勉強会みたいなことをすることになりました。
勉強会って聞くと、AIのことを学ぶみたいな、なんとかする、ちょっとGPTの活用の方法を学びましょうみたいな、そういう勉強会ではないです。
一般の人がイメージするのは勉強会ではないということを最初に断っておきます。
まずどんな感じの勉強会なのかというと、対象者は私と同じ部署の人たちです。
私は建設会社の設計部に所属しているので、建築の設計をしている人たち向けの部署ですね。
それの部署的には30人ぐらいですかね。マックス30人ぐらい。
おそらく30人全員来ないと思うので、15人ぐらいですかね。おそらく収穫者。
そしたら20人から15人ぐらいの対象の勉強会になるかなと思います。
その内容がですね、チャットGPTの使い方を勉強しようみたいな、そういうのではなくて、もう本当にピンポイントで
そのAIチャットを使って、先ほど設計部って言いましたけども、設計部の中の構造設計という建物の強度を決めるような設計の部署に私はいるんですけども、
なので対象者もみんな構造設計者で、建物の強さとかどうしたら地震によって建物は壊れないかみたいな、そういった設計をしている人たちなんですね。
要は理系の感じの、理系の工学系の感じなんですよね、エンジニア系の。
そういった人たちに向けて技術力、技術的な力っていうのをそのAIチャットを使って伸ばしていきましょうねっていう、
そんな試みをする勉強会を私は開くことになりました。
AIチャットの活用
ことの発端がですね、今年の初めぐらいにですね、こういう使い方がいいんじゃないかって言って私がちょっと考えたものがありまして、
それは要は構造設計ですね、構造設計、建物の強度とかどうやったら強くなるのかとかどうやったら地震によって倒れないかみたいな、
そういった系列の問題を出してくれるAI、チャットAIっていうのをプロンプトを工夫することによって作れるんじゃないかっていうのを思いました。
実際作れるんですけど、こんな感じの問題出してみたいな、そういうプロンプトを作れば作れるんですけども、それで問題を出してくれます。
ユーザー側はその問題に対して答えます。
大体はイエス・ノー・クエスチョンで出すようにしてるんですけども、そしたらイエスみたいな感じで答えて、
それにプラスアルファーして、こうこうこういう理由だからですみたいな、そういう理由も添えるようにしたんですね。
なので、まずスタートみたいな感じにすると、第一問、これはこうこうこうですか、イエスですかどうですかみたいな、
そんな問題が出されて、ユーザー側はイエスです、その理由はこうこうこうだからですって答えると、
そのAI側は正解ですと、その理由もちゃんと適切に答えられていて素晴らしいと思いますみたいな。
さらに補足すると、こうこうこうですみたいな解説もしてくれると。
その解説が終わったら第二問に入る。
第二問が出されたらユーザー側はイエス・ノーで答えて、理由も添付する。
このやりとりを何回もすることで、当然問題を解くみたいな感じで、そういう技術力っていうのを高められますし、
解説を読むっていうのでも技術力を高められますし、あとは何往復かしたらですね、
終了みたいな感じにすると、例えば5問やったら、
5問のやりとり応答をAIが振り返って総評をしてくれるっていう機能もつけました。
そうすると、あなたはこういう分野に強いですけども、こういう問題間違えたのでこういうところがちょっと弱みとしてありますみたいな、
そんな感じの総評をしてくれます。その総評を聞くことによっても技術力っていうのが知識的に身につくと。
そんなことを狙ったAIチャットのプロンプトをですね、プロンプトを開発したので、
それを今回の勉強会ではそれを各自のAIチャットにプロンプトを入力することで、
各自が自分たちが使っているAIチャットを使って問答ができる、対話をすることができる。
実際にハンズオン形式で勉強会60分なんですけども、
実際30分ぐらいは問いを解いて、解説見て、また解いて、解説見てみたいな感じのを30分ぐらいやって、
残りの時間でこういう問題出ましたとか、こういうふうに回答しましたとか、そういったものを共有すると。
そういった時間にするっていうのがこの勉強会の全体的な概要になります。
そんな勉強会をするんですけども、これも狙いについてなんですけども、2つぐらいあります。
1つ目は先ほど言ったように、そのチャットの対話、AIとの対話を通じて技術力というか知識というか、
それをつけるっていうのが本来の趣旨として、1つ目の目的としてあるんですけども、
2つ目の目的はチームの人たち、部署の人たちにAIですね、AIチャットを触ってもらうっていうのが1つ目的としてあります。
というのも、うちの会社全体として普通に一般的にチャットGPTとかクロードとか使うっていうのがほぼ禁止されている環境で、
その代わりにうちの会社はクロードを元にした社内で使えるチャットっていうのを作っています。
これはセキュリティとかそういったところを問題を解決するためにクロードを生でそのまま使うんではなくて、
クロードのAPIを借りて自社で構築してセキュリティとか漏れないようにして、
この社内のこのチャットだったら機密情報とか入れてもいいですよみたいな、そういったAIチャットを作っています。
これ最近のクロード3.7ですね。今もう4が出ちゃったんですけど、1つ前のバージョンになっちゃってるんですけど、
3.7を導入してるので結構賢いですね、っていう社内チャットがありますと。
これはもう全社員、うちの社員であればそれが使えます。
ただ使ってる人ほぼいないですね。ほぼいないというか10人1人ぐらい使ってるっていう感じですね。
そんな感じなので、うちのAIチャットを使ってる人っていうのはまだまだ少ない状態なので、
これをハンズオン形式の勉強会を通じてとりあえず触ってもらうと。
こういうことができるんだよっていうのを感じ取ってもらうっていうのが1つ、
この勉強会の目的の2つ目、サブ的な目的として私は掲げています。
勉強会の進行
中にはやっぱりExcelの関数とかそういったものをそのチャットに書かせている人もいますし、
あと会議の議事録とかもそのチャットに書かせている人とかがいる一方で全く使ってませんと。
1回ぐらい試しに使ったかなっていうみたいな、そのぐらいの人が大勢ほぼ大半なので、
そういった人たちにそういうこともできるんだよと、何か対話して何か問題出させて、
それを答えて、それで何かまとめさせるみたいな、そういうのもできるんだよみたいな、
そういったことをちょっと感じてもらうという目的で、ちょっと今回やってみようかなと思いました。
もうちょっと裏話を言うと、やっぱり部署の勉強会って結構あるんですけど、
大体が2パターンに分かれて、1つ目が工場見学ですね。
メーカーさん、建築部材を作っているメーカーさんの工場に行くとか、
そういった工場見学系とか、現場見学ですね、建設現場に行くとか、
そういった見学系っていうのが1つと、2つ目は事例紹介、事例共有系ですね。
過去にやったその担当の方が過去にやった物件の構造設計のやり方とか設計の思想とか、
こういったところに気をつけましたよとか、そんなのを共有する、1時間で共有するみたいな、
そういった系の大体が2パターンなんですよね、事例共有系と見学系。
私は勉強会やりたい人、ちょっと手を挙げてください、アイデア募集しますみたいな感じで、
そういった事例共有系とか見学系が集まる中で、私はこれがやりたいですと、
こういうハンズオン形式のこれがAIを使うっていうのをやりたいですって言ったら、
割と心よく上司にも受け入れてもらえて、じゃあやってみなさいという感じで今回に至ったわけです。
ということで来週ですね、社内で、規模は小さいですけど、
先ほど言ったように多分15人から20人ぐらいになると思うんですけども、勉強会をしてみようかなと思います。
という感じで、勉強会今回の話なんですけども、今回作ったようなAIを活用して、
今回は学習するみたいな、自分が学ぶ、設計の方法とか技術論について学ぶみたいな、
そういったコンセプトでの活用だったんですけども、他にもいろんな活用方法、
会社での活用方法ですね、というのが結構あると思っているので、
その辺りを見出していきながら、会社の人たち、社内でそういった活用方法を展開するというのは、
今後継続してやっていきたいなというふうに思っています。
ということで今日はお疲れ様でした。
また勉強会の感触なんかもこのスタイフでお話できたかなと思います。
ということでお疲れ様でした。またね。バイバイ。