かわいいに向き合う

明けましておめでとうございます。Beside the Seaside プロデューサー兼家業アトツギの永野真代です。

アートディレクター兼デザイナーの髙橋美沙紀です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

東京と茨城の海沿いの街との2拠点生活をしている私たち。そんな2人が、人生のA面、B面、C面について、あれこれと語る言語化雑談番組です。

明けたね。

今年もよろしくお願いします。

改めまして、よろしくお願いします。

新年一発目。

ね。
なになに?トークテーマ。

2024年。

うん。

かわいいに向き合ってみませんか?っていうお話です。

ほう。
なんでまた、そう思うようなきっかけとかあったんですか?

あのー、前に2人で、
茨城のバーミヤンで、しゃべくり明かしたじゃないですか。

あの、例のね。
はい。
ありましたな。

そのときに、配膳をしてくれた猫型ロボット、覚えてる?

覚えてる。覚えてるけど。
それ?
うん。
で?

猫型ロボット、かわいかったじゃん。

かわいかった。
うん。

で、あのー、
いや、猫型ロボット、
猫型ロボットにすごく恋をして、YouTube検索したら、
すごいあの、いろいろぶちまけて、てへぺろ、みたいなのがいっぱい出てきたんですよ。
でも、みんなから許されてるわけですよ。
かわいいって。

うんうんうん。

ぶちまけても、間違えても、許されるあのかわいさ。

はぁー。

失敗しても、かわいいからオッケー。
オッケーっていうのって、最強だなと思って。

それは最強。うん。

で、それをかわいいリテラシーと呼ぶのであれば、

うん。

だいぶ私は、かわいいリテラシー低めの人生を歩んできたんですが、
ここに来て、かわいいに向き合ってみようかなと思って、新年一発目のトークテーマにしてみました。

あー、なるほど。
私が想像してた(方面とは違ったけど)、そっかそっか、そっちの方面のかわいさね。
なんかちょっと、愛嬌とかにも近い?そのかわいさっていうのは。

まあ、そうだね。愛嬌もきっと含まれてると思う。

うんうん。

そもそも、かわいいって言われてきた人生ですか?っていう。
みさきさんどう?

ない。
かわいいって。
うん…うん。
言われたことないね、そういうことについて。
だから、最近、あなたに言われる。

そうだね。確かに。

のが初めてよ。

あっ、そう?

うん。
かわいいと言われてこなかった人生

41年の人生で?

うん。ごめんね、初めてっていうのは、正直初めてじゃないかもしれないけど、
うん。
でも、過去にそんな事例として思い浮かばないってことは、
まあ、そんな頻度は高くないんだろうな、という実感があります。

みさきさん、かわいいよね。

そう、あの、ポンコツでしょ。

そうそう。みさきさん見ても、確かに、かわいいって思えてて、
かわいいリテラシーについて考えるきっかけになったかも。

あっ、そう?

うんうん。
私も、かわいいって言われてない人生なんだけれど、
それは、同時に、かわいいってあんまり言われたくないとも思ってた、
節もあった。

はあ。あっ、じゃあ、そういうちょっと出ちゃってるのを、周りが察して、言えない感じ?

あっ、そうだね。そうかもしれないし、相思相愛感もあるよね。
向こうもかわいいって思ってないし、私別にかわいいって思われたいと思ってないし、みたいな。

いや、あったんじゃないですか?言いたい時は。あったんじゃないの?それは。なんか。

えっ?

そう、なんか、こう、言ったら、きっと、まよさんが、えっ?ってなるから(言わなかっただけで)

みさきさんは、私を見て、かわいいって思ったことある?

まあね、思いづらいね、ごめんね。

ちょっと。

やっぱり、しっかりしてる人って、思われづらいかもね。

そうか。

うん。
で、やっぱり、
そつなくこなしてしまう、イメージがあるのよ。

私?

そうそうそう。

あら。そんなことないんだけれど。

一緒に、そう、これ、やり始めて、特に思ったけど。

うん。

うん。ほんと、そつなく、あの、ほんと、マルチタスクじゃない?しかも。

そう?

うん。と思う。

うん。
ありがとう。

で、だから、パニックにもなりづらいじゃない。
うん。で、結構、いつも、落ち着いてるから、そういう意味では、うん、かわいいと思ったことは…。思いづらいね。思ったことがないとは言わない。

優しい。
しみるね。

うん。

新年から、しみますよ。
そう。なんか、もしかしたら、こう、キャラ的にも、かわいいって言われづらいし、自分自身でも、自分のこと、かわいいって、思ってないし、思われづらい。

うん。

思われたくもないし、思われたくもないとは思ってないけど、まあ、自分自身も思ってないから、しょうがないかとは思ってた。

へー。

だけど、ここに来て、あ、今まで自分の人生で縁の遠かった、かわいいに向き合ってみるか、って思う年明けです。

うん。

これも、また40過ぎて、いろいろなことに抵抗感がなくなってきた、という文脈につながるんだけど。
かわいいにも、抵抗感がなくなってきた。

へー。

だけど、みさきさんはどうですか?っていうのを聞いてたくて、今日。

なるほどね。
うん。
あー、私、どうだろう。

そもそも、かわいいって言われることに、抵抗感ありますか?ありませんか?

照れくささはあるかな。うん。言われたこと、なんか、今までそんなにないので。

うんうん。

どう、処していいかわからないっていう戸惑いはあるけど。
うーん、そうね。あとは、かわいい、そうね、抵抗。
あと、自分が選ぶときも、何かその、服であるとか小物を選ぶときも、私はわざと避けるようなことをしてきたかも。

うん。

あの、かわいいって思ってても。

うん。

やっぱ自分に似合うか似合わないかとか、自分のキャラかどうかっていうのをやっぱ見定めてってことをしてきたから、っていう過去があって。
で、今じゃあどうかっていうと、うーん、そこまでの抵抗は、正直なくなってきたけど。
かといって、じゃあ、その、かわいいと向き合ってみるかっていうようなフェーズまでにはなってなくて。

うん。
かわいいとは何か?

そんなポジティブに、ちょっと向き合えてないっす。
ふふふふ。

なんだろう。さっき、かわいいリテラシーって愛嬌ですかって、みさきさんに言われて。

うん。

もしそれ、愛嬌が、かわいいリテラシーを、こう、五芒星みたいなチャートがあったら、そこはたぶん、なんか、たぶん、及第点ぐらいは取れてるような気がするんだけど。

うんうん。

なんだろう。てへぺろ感?とか。

うん。

でも、てへぺろ感もあるよな…

そう、てへぺろ感あるよ。

あたしある?

うん。

これ、ちゃんとしゃべる前にさ、五芒星作ってみたら面白かったね。

たしかに。

かわいいチャートを作ってみましょう。

うん。

まず、外向き、内向きで言うと。

うん。

外向きに、かわいいリテラシーを発揮するときは、愛嬌?

愛嬌。

もし、内向きに、うん、わたし、かわいいって思うのって、なんだ?

えー。なんだろう。

わたし、かわいいって思ったことないね。

そうだね。

そんなふたりからは、思いつかないね。

調子いいなっていうときはあるけどね。

そうだね。それをもってして、かわいいって思ったことはないね。

ないね。

かわいいリテラシーって、そもそもなんだって話だけどね。
かわいいリテラシーは、猫型ロボットを見て、かわいいリテラシー高いなーって思ったんだけど、
全部、外向きなものなのかな。
あと、未熟?

そうね。

未熟だから、かわいいって思われることはあるよね。

ある。

愛嬌があるか、未熟かどうか。

うん。

あと、何?

あと、わたしは…。外向き内向き…?

じゃなくてもいいよ。

そうね。わたしは、イメージで、まるいとか、あと、甘い。

まるい、甘い。

うん。まるい、甘い。そんなイメージがあるな。

うん。うん。

あとは、単純に、色?

うん。

パステルカラーとか、そういうイメージ。
柔らかい。そうだね。まるい、甘い。
柔らかい。

これはいずれもイメージだね。
イメージだね。
かわいいっていう。
全部。
リテラシーとはちょっと違うかな。
むずいな。

イメージだね。
うん。

なるほど。
でも、面白い。
えっと、じゃあ、わたし達なりに、今思いつくかわいいリテラシーって、
愛嬌とか、未熟?とかだとすると、

私、未熟さをカバーするのに、愛嬌使うかな。

今まで?今も?

今も。今もです。

今、未熟なんですか?みさきさん。
未熟さに向き合う

ポンコツだなって思います。うん。
二人でさ、この活動をするようになってから、より明確に見えるようになりました。

なるほど。
私も、
実は、未熟だなって思うことが多々あって、
でも、未熟だなーとか、思う場面が、40歳過ぎてもあることって、
いいことだなって思った。
なぜならば、やっぱり、世間的には、40歳って、中年とも呼ばれ、
当然成熟してるでしょ、みたいなのもあるし、
自分も成熟したなって思う場面も多くなってくるだろうから、
そんな中で、あえて、未熟だな、自分ってまだまだ力足りないな、
もっと力つけなきゃなって思うところを、
あえて、自分の生活や仕事のシーンに作るのって、素敵なことじゃない?

それはそうかもね。
あのー、そう、そうね。あのね、私、
このほんと、この活動で、会話ヘッタクソだなって思って、
未熟だなーって思ってんの。
でもなんか、今はね、ちょっとそれを、
うん、もうちょっと、ヨシヨシとしてあげたいっていうか、
可愛がってあげたいなって思ってる。

出た!出た!

うん、それはあるかも。

素敵!

うん。そういうかわいいには向き合ってる。

いいねー。

うん。

じゃあ、愛嬌が、
外向きの可愛さだとしたら、

うん。

内向きな可愛いリテラシーは、未熟、かな。
で、

うん。

その、思春期だったら、未熟な自分を許せなかったかもしれない。
みさきさんとか特に、きっとそうだったよね。

うん。

未熟であることを受け入れられないというか、
まだまだだ!もっと頑張れ頑張れ!ってお尻叩いてた。

うん。

かもしれないけれど、えっと、
未熟さは成長できる余地

今は、
そんな未熟な自分もヨシヨシって、

うん。

可愛がってあげられる?

そう。

だとしたら、
やっぱその、愛嬌もそうだけど、未熟なところをどんどん、ちょっとずつかな、
どんどんっていうよりも、ちょっとずつ、自分の生活や仕事のシーンに作っていくのって、

うん。

なんか、いいことだね。

あの、悪くないなって思うね。

うん。

なんかね、うん。すごく。
でも、それと向き合えるのって、
やっぱ、
別に、未熟じゃないところも、自分ってあるよねって、自信があるからかも。
その、

自己肯定感や自己受容感があるからこその、未熟さを作る。向き合える。

うん。

うん。
そうだね。

うん。

なんか、
熟しすぎたくないなっていうのもありまして、

面白!

なんか常に、なんか、あわあわしたり、
うん。
あたしってダメだーっていう、

うん。

自分も、あってほしいなっていうのは確かにあって。
だから、ちょうどいいよね。このポッドキャストね。

うん。

私たち、しゃべり慣れてない私たちが、ああでもない、こうでもないって、自分の未熟さをさらけ出しながら、改善していこうっていう活動。

なんか、なんで配信してるんだろうね、もう。
ケアだよね、これ、お互いの、なんか。

ほんとだね。

うん。

お互いのケアを、世にちょっとさらけ出してる感はあるね。

ある。

さらけ出してこ。

うん。

みんなさらけ出してこ。

かわいいって思ってくれよっていうね。

あ、それは思ってなかった。そっか。みんな私たちのこと、かわいいって思ってねとは思ってなかった。

あ、そう?

うん。
面白いね。

それは何だろう、私の悪いとこが出ちゃったかしら。
かわいいと思ってくれよっていう。

うーん。
みさきさんのかわいさはわかってほしいなとは思うけど、

わかってほしいね。

自分のかわいさはわかってほしいとは、まだ思ってなかったかも。

あー。

なるほどー。

こんな、てへぺろな部分…てへぺろっていうか、うん、あの、これは例えね。

うん。

未熟さの例えで、てへぺろって言ったんだけど。

うんうん。

こういう部分もあるから、かわいがっておくれよ、とはならないか。

そうだね。
うん。
みさきさんが言うとおり、まあ、その、熟した基盤があるからこそ、未熟な自分も、自分でも受け入れられるし、こういう配信を通して、他の人にもさらけ出せる。
そして、そのさらけ出したことが、もし誰かの救いになるのであれば、

うん。

例えば、わかるわかるとか、あたしだけじゃなかったーっていうふうに、

うん。

誰かをこう、少しは、なごませてあげるようなことができるのであれば、しあわせだなーと思って。

うん。それは、思ってるよ、わたしも。

よかった。

うん。

さっき、いみじくも、みさきさんが、あの、イメージ、かわいいのイメージに、パステルカラーって。

ほうほう、うん。

でも、いま、流行はくすみカラーじゃないですか。

うん。
大好きなんです。

くすみカラー?

くすみカラー、大好きなんです。
うん。

くすんでこ?

ポジティブー。
そうだね。

2024年は、かわいいに向き合って、くすんでこ?

そういうかわいさも、あるよねっていうことですよね。

ですです。

うん。

ですです。

うん。
すごくいい。
うん。
だから、自分なりに、自分なりのかわいいを、ほんと見つけたいね、たしかに。

くすんだかわいさ、見つけてこ?

見つけてこ?ほんとに。

くすんだからこその、かわいさ、は、やっぱ、40過ぎてからじゃないと、向き合えないと思うんですよ。

うんうんうん。
そうだね。やっと、未熟と向き合えるようになったっていうのも、そうだし。
うん。

そうだね。確かに。もともと、結局、熟せなかった自分、も、愛せるし。

うん。

新しいことに挑戦して、
未熟である自分を痛感しても、よし、明日も頑張って生きてみよう、みたいな。

すごい幸せじゃない?それ。

うん。めっちゃウェルビーイングな状態だね。

うん。いや、そういう状態になったら、ほんとそうよ。
幸せ。

っていう話でした。

いやね、ほんと、今はほんとに、ING系で未熟と向き合ってるからね、私は。
それも受容していこうって思ってる。

うん。ほんとだね。

うん。

じゃあ、2024年は、くすんだかわいさをお届けできるように、さらけ出していきましょうってことで。

はーい。

今回、締めたいと思います。

はい。

番組では、皆様からも、お悩みやエピソード、トークテーマを募集しています。
メールアドレス、bcside2@gmail.com です。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回。