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MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野真代です。
MISAKI
アートディレクター兼 デザイナーの髙橋美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との 二拠点生活をしている私たちが、
人生のA面、B面、C面について あれこれと語る言語化雑談番組です。
今日は?
MISAKI
今日はね、あたいの闇シリーズ。
MAYO
よし。
MISAKI
私、これさ、思わぬタイトル名付けちゃってさ。
名付けられちゃってさ、さっき。
MAYO
誰から?
MISAKI
白々しい…
マヨさん、あなたですけど。
MAYO
私好きなんだよ。
ミサキさんの闇シリーズが。
MISAKI
でもそうか。楽しんでもらえるんだったらね。
嬉しいから話しちゃうけどさ。
前にマヨさんがLINE送ってくれたじゃない。
どういう内容かっていうと、
このポッドキャストを聞いてくれた マヨさんの周りの人が、
ミサキさんっていい人だねって めちゃめちゃ言ってくれてたよっていう。
それ聞いて私もめっちゃ嬉しかったっていう。
MAYO
嬉しかった。
MISAKI
LINE来てくれたじゃん。
それは私もありがたい嬉しいとは思いつつ、
いい人っていう評価に対して、
ちょっとここから闇入っちゃうんですけど、
いい人って評価されたことに対して、
喜んでいいのかどうなのかっていう 気持ちになってしまいまして、
私、マヨさんみたいに、
いい人って言ってくれた!嬉しい!みたいな、
そういういい人っていう言葉に対して、
ポジティブな感情をあんまり持ったことがないなと思って。
MAYO
なんか2段階あるよね。
まず、いい人っていう言葉に対しての評価と、
自分に対して言われてるのか、
自分のお友達に対して言われてるのか。
MISAKI
確かにね、そうだね。
MAYO
私は確かに、自分に対していい人だねって言われるよりも、
自分のお友達、自分が好きだと思っている人が、
いい人だねって言われてるとより嬉しいかな。
MISAKI
でも、それはそうかもしれない。
周りの人に対して、いい人だねっていう評価に対しては、
確かにネガティブなイメージは持たないんだけど、
こと、その評価が自分に向けられたときか、
に、ちょっとネガティブな感情になってしまう。
03:04
MAYO
なんでだろう?
MISAKI
そもそも、私自身が、
いい人だねって言われたときに、
どういうイメージを持つかっていうと、
私はこの人にとって、
何も私はこの人にとって特筆するような個性なり、
特長が提示できなかったんだなって思ってしまうの。
つまらない人間と思われたかな。
いい人って言わざるを得ない状況にさせてしまったかなって思っちゃうのよ。
MAYO
なるほど。
もっとくれってことか。
MISAKI
恥ずかしいよね。
いや、今さ、言いながら思ったよ。
もっとくれっていう、もっと具体性を帯びて。
いい人って、ざっくりしすぎてるじゃない?
MAYO
なるほど。
MISAKI
もうちょっとそこを分解してくださいっていう。
MAYO
なるほど。そういうことか。
MISAKI
めんどくさい人間だね。
MAYO
いやいやいや。
じゃあ、もっと具体性を帯びてればいいのか。
MISAKI
そうだね。どこをどう感じて、いい人っていう評価に結びついたのかっていう、
その前段階のところが欲しいかな。
よくさ、言葉を因数分解するっていう言い回しあるけどさ、
そこなのかもしれない。
そこの分解して、いい人を分解して評価してくれるなら、
それはきっちり受け止められるのかもしれない。ポジティブに。
MAYO
なるほどね。それを日常的なチャットにも求めるのね。
MISAKI
なるほど。
ごめんね。そんなめんどくさいこと言うんだったら、褒めねえよっていうやつもなんかね、
出てきてしまいそうだけど、
MAYO
そうだね。
MISAKI
みんな深く考えて、いい人だねって言ってないよね。
MAYO
いやいや、そんなことはないと思うんだよね。
でも、今回のケースで言えば、私の友人AさんBさんたちは、きっとそう思う場面が具体的にあったんだと思うんだよね。
このポッドキャストを聞いて、あいづちの仕方とかさ、話の持ってき方とかに、
そういうところを感じたんだけれど、私と別のチャットをしている中で、
ポッドキャストの話を織り込んできてくれた。
具体的に書くと長くなっちゃうから、そうじていい人だねって言ってくれたんだと思うんだよね。
MISAKI
そうだね。
MAYO
私はそういうふうに思うので、いい人って言ってくれて嬉しいなって、
メタに上がっていい人だねって言ってくれたんだろうなって思うから嬉しいし、
06:02
MAYO
それが自分じゃなくて、私の好きなミサキさんに対して言ってくれたからすごく嬉しい。
それをシェアしたっていう感じかな。
MISAKI
私も褒め言葉をないがしろにしたいわけじゃないのよ。
それは本当にありがたいし、多分よりそれをそばで聞いてたら文脈とかもわかるだろうし、
周りの空気も会話の空気も別にネガティブなこと、意味があって言ったわけではないっていうのは、
伝わると思うからわかるんですけど、
なんでいい人に対してネガティブなイメージを持ち出してしまったのかっていうのがあるよね。
MAYO
なんでだろう。
MISAKI
昔さ、合コンとか行ってたときの話になるんですけど、恋愛市場の話になるんだけど、
そこで友達の彼氏とかをいい人…
MAYO
異性へのいい人と同性へのいい人って違うよね。
MISAKI
そうだね。
MAYO
異性に対していい人は確かに他に褒めるところがなくてとか、
特に詳しく知りたくないとか、知らない状態で何か言わなきゃいけないみたいなときに繰り出される場面は見たことある。
MISAKI
見たことある。たぶんそのイメージに私引っ張られすぎなんだと思う。
MAYO
そうね。これ同性からちなみに。
MISAKI
だったら嬉しい。
よかった。
ありがとう。ほんとに。
MAYO
そう、ミサキさんを褒めてくれたのは、私の同性友達です。
MISAKI
なんだろう。嬉しさが違うね。
MAYO
同性から褒められるとね。
MISAKI
一つの側面からに囚われすぎてたかもしれない。
MAYO
なるほど。
MISAKI
いい人っていう言葉に対するイメージを。
MAYO
それ何?言われたことあるの?合コンの場で異性から、あ、ミサキさんっていい人ですね、以上みたいな。
MISAKI
それもちょっと呪いかもね。
言われたことない、仮想敵じゃないけどさ、イメージがもう完全に出来上がっちゃっててさ、そういうもんなんだっていう擦り込みが行われちゃってるっていう。
ドラマ、漫画、映画、その他もろもろ。
そういう嫌なシーンを見てきたので。
MAYO
なるほど。そっか。
じゃあ、いい人についてまとめると、
異性からだと擦り込みが発動して、もやっとするが、同性からは100% Thank you!ってことで。
MISAKI
っていう風に受け取ろうと。受け取ろう?
09:02
MAYO
いや、こっちのセリフです。笑
でも、もはやいいじゃん、異性からでも。いい人って言われたら、ありがとうって。
MISAKI
言うか。悪い意味じゃねえか。
MAYO
言ってこ。
MISAKI
そうだよな。
MAYO
ミサキさんは独身だからさ、確かに好きな異性に対していい人ですね、以上!の場面に遭遇したら悲しいなとは思うけど。
MISAKI
嫌だ、そんな急に悲しくなっちゃった。
この先起こり得ることを想像しちゃったじゃないか。
MAYO
ごめん。私はイッチョ仕上がっちゃってますので、誰から、老若男女、誰から言われても嬉しいのでお待ちしております。
MISAKI
わかりました。
マヨさんに対しては、ほんと聡明な人だねっていう評価でした。
あと、ほんと生きづらそうだねっていうのもいただきました。
MAYO
私?そう?
MISAKI
いろいろほんと考えすぎちゃってるところもあるかもね、みたいなこと言ってた。
よく考える人だねって言ってたよ。
MAYO
それ面白いね。考えることがつらいかつらくないかっていうと、つらくないから私は考えてるので、
その人はきっと考えるのがつらい人なんだろうなっていう評価です、今。
MISAKI
なるほどね、確かにね。
MAYO
勝手に生きづらそうなことをラベリングしないでって感じ。
MISAKI
勝手に不幸認定してくるなっていう、その気持ちはわかるわ。
MAYO
そうね、好きだから考えてる。もちろん答えが出なくて苦しいはあるけど、だったら考えやめればいいので、やめないってことは好きなんだと思う。
MISAKI
苦しみ込みの面白さっていう感じだよね。その気持ちはちょっとわかります。
MAYO
いるよね、考えるの嫌な人ね。考えるの嫌な人なんだろうなって、今思ってます。
MISAKI
やっぱそれも自分のイメージで他人を評価しちゃうんだね。
MAYO
そうだね。
MISAKI
ちなみにさ、さっきいい人っていう言葉に、嫌な擦り込みがあるって言ってたじゃない?
MAYO
他にもまとめる言葉ってあるじゃん、メタにあがって人を評価する言葉って、
たとえば、「かわいいね。」とか、「おもしろいね。」とか、「すてきだね。」とか、これらはどう?
MISAKI
かわいいね。
MAYO
おもしろいね。すてきだね。
MISAKI
いや、いい人だけだね、そう言われるとね。
ほんと、特にいい人だけが、
MAYO
突出して、
MISAKI
突出して、嫌なイメージがあるわ。
MAYO
なるほど。
じゃあ、よく作品に登場するんだろうね、そのいい人っていうセリフ、描写が。
12:01
MISAKI
そうだね。いかようにも取れるし、勝手にこっちで、ほら、いい人の枕言葉に「どうでも」ってつけちゃったりとかさ。
MAYO
ワオ?
MISAKI
ワオって。
ほんと、やだね、ほんと。
MAYO
なるほど。
MISAKI
ネガティブな枕言葉を勝手につけるんじゃないよっていうね。
MAYO
なるほど。
MISAKI
うん。
MAYO
でも、これがミサキ's闇の醍醐味ですから。
MISAKI
あっ、入口に立ってくれました?ミサキ's闇の。
MAYO
いやいや、勝手に自分で闇に導いてるだけだから、そっちに行かないで、ミサキさんっていう。
MISAKI
そっかそっか、引き止めて。
MAYO
そうそう。
MISAKI
よくないよ、ほんとにこれは、ほんとに。
MAYO
今回引き止められたでしょうか、私。
MISAKI
ありがとうございます。
MAYO
大丈夫そう?
MISAKI
はい、大丈夫そうです。
MAYO
何よりです。
MISAKI
声が聞こえました。
MAYO
あっ、大丈夫だよって。そっちの闇じゃないよって。
MISAKI
行くなって。
MAYO
よかったです。
MISAKI
川を渡りそうでした。
MAYO
はい。
番組では皆様からもお悩みやエピソード、トークテーマを募集しています。
メールアドレス、bcside2@gmail.comです。
MISAKI
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
MAYO
それではまた次回。