カセットテープの思い出
時間や社会にとらわれず、雑談をするとき、つかのまおっさんたちは自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わず物を語るという行為、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。
場末のラジオ、シーズン2。
はい、場末のラジオでございます。今回もこの3人でお送りいたします。
はっしーです。
佐藤さんです。
小澤さんです。みんなよろしくね。
はい、よろしくお願いします。
はい、今日は番外編です。
番外編、我々の青春時代に欠かせないアイテム。
カセットテープ。
カセットテープについて語り尽くそうという。
語り尽くせるのだろうかと。
そうなんだいと。
ここ1,2年、カセットブームが一部で来てるみたいな話も聞いたりもしますけど。
うん。
カセットだけでリリースしたりとか言う人もいたりとかね。
逆にチープな音質がエモいとか言う。
もう我々には一周回ってわけわかんない時代になってきているんですけど。
高音質を追い求めた結果がこれなのに。
という感じですけど、一般的にはまだね。
カセットテープみたいなね。
見たことはあるけど、みたいなね。
そうね。
いやーもうね、我々にとっては必須アイテムでしたわね。
必須だった。いつ頃から必須だったのかな。小学校?
もう小学校のときには、音楽流すんだってカセットテープだったでしょ。
レコードではないよね。
レコードだと場所を取るからね。
手軽にその辺で聞くってなるとカセットテープでしたよね。
ラジカセにね。
ラジカセについては結構前に話したことがありますけども、
今回はメディアのほうのカセットのほうですね。
カセットテープのほうですね。
いわゆるA面B面があるやつですね。
両面合わせて何分?
40何分?48分だけ?
カセットテープの利用法
6分か。
6分だけ?
46分と60分と?
120分もあったよ。
120分もあったね。90分もあった。
あとは70分?80分とかだった。
時間弁がありましたよね。
ありましたよね。
54分とか。
そうそう。あれCDに合わせてって感じでしたよね。
なるほどね。そういうことか。
やっぱりカセットテープからカセットテープにダビングするっていうのもありましたけど、
CDが出てきてからだいぶ音質にこだわるようになりましたよね。
そうだね。
ダブルカセットでダビングをするっていう。
憧れたもんだよな。
ダブルカセットがない時代はスピーカーからマイクで録音するしかなかったわけでしょ?
そうそう。
外部入力もありましたね。
あった。LINEがあった。
そっかそっか。なるほど。
あとレコードとカセットがセットになったやつ。ミニコンポで。
そういうのはありましたよね。
だいたいLINEのあれが別に付いてて、ここに別機器を付けてみたいなものがね。
そっかそっか。
主に何を録音してたの?音楽?それともラジオ番組?テレビとか?
ラジオ番組も録音したなあ。
そこでだいぶ用途が変わるよね。
そうね。エアチェックってやつね。
AMに関しては音質そんなに求めないからノーマルで十分みたいな感じですよね。
深夜ラジオが寝落ちしたときのためのように録音しとくとかね。
やった覚えがあるなあ。
だけど聞き返す時間があるんだかないんだかみたいな感じで。
長いからね。深夜ラジオって。
その時に聞かないとダメなんだよね。
あとオートリバースがないと全部録れないみたいな。
やっぱり何秒間かは空白の時間ができてしまったりしますよね。
最初のところね。
オートリバースも結構画期的でしたよね。
うん。画期的だった。
どうなってるんだろうと思ってた。仕組み的に。
あと長いテープとか薄いから絡まったりしなかった?
あったあったあった。
やっぱり薄いんですよね。ペラペラなんですよね。
ペラペラなんだよね。分解して。
ケースが一緒なんだもんね。
大きさ決まってるからさ。長時間っていったら薄くするしかないよね。
色もなんか違ってたような気がする。テープの色も。
ちょっと茶色かったっけ?
茶色かったのは、また黒くなっていく性能が上がるとね、みたいな。
なったような気がする。
そうね。オートリバースで、そっか、エアチェック、CD。
僕はCD、やっぱりダビングのほうが多かったですね。
初期の頃はラジオ番組の朗読を録音してましたよ。
朗読?
NHK FMでやってた青春アドベンチャーとか。
あー。ラジオドラマっぽいやつ。
そうそうそうそう。
あれ良かったよね。懐かしいな。
深夜ラジオとかも録音して、週に1回しかないやつなんかあったりしなかったっけ?
深夜のラジオ番組って。
まあ、週1の番組は。
だから次の週が来るまでずっと同じの聞くわけね。
番組覚えちゃうんだよね、中身ね。
言い回しとかさ。CDとかフレーズとかさ。
ここでジングルが入って曲紹介なんだな、みたいな。
そういうのがマニアックだったのかな。
学校での話し方がMCに似てきちゃう。
そう、似てきちゃう。
赤坂安彦です。
そういった思いがあるようなイヤホンが。
それでまた別の思い出したのが、アニメ系の番組で
番組内でのオリジナルのラジオドラマとかもあったりもしたんですよね。
それとかも録音してましたよ。
そうね、撮りたくなっちゃうよね。
なっちゃうね。
小学校6年のときぐらいにローカル局でナイトヤングメイツっていう番組があって、
月曜から金曜までパーソナリティが違うの。
その当時のお若い局のアナウンサーがやってたんだけど、
だいぶ自由でさ、いろんなことをやってたんだよね、パーソナリティに。
タンキさんという女性の方がいて、
その方がアニメのことについてだいぶ力でやってたなって覚えがあるなと。
ローカルラジオで、あとミノカズさんという人がいて、
あのときCDかな。レコードを出した人もいた。歌出したとき。
面白かったなあ、あのときなあ。
それを録音して聴くんだよね。寝落ちするから。それが懐かしいな。
テレビチューナーで録音したりもしましたけどね。
テレビチューナーついてなってるね。
テレビチューナー。民放が全部入るのが、まだVHFっていう現場のところで、
全チャンネル入るのがあったんですよ、東芝かなんかのやつで。
すごいいいやつだ、いいやつ。
それでね、ベスト10とかちゃんと取れるんですよね。
そう、取れるんだよ、ちゃんと。
これでね、お母ちゃんのご飯だよ、もう怖くないっていうね。
そう、「早く来なよ!」とかがないんだよ。
不意の電話も怖くないっていう感じだね。
夏場に毛布被らなくていいんだよな。
でもね、中3のときに買ってもらったソニーのドデカホーンにはNHKしか入ってなかったんだよな。
1,2,3ぐらいのVHFね。
だからね、ちょっとあのときは悲しかったなあ。
綺麗に撮れたら嬉しかったよね、あるときね。
そうですね、だからしょうがないからジャストポップアップとか撮りまくってましたね、NHKに。
当時ビデオがそんな普及というか、まだなかったんだったっけ?
ありはしたけど高額だったのかな?
カセットテープの思い出
そうですね、まだちょっと先進的なオタクにしかなかったような時代ですかね。
音しかないんだよね。
そうなんです。
そのときに撮るしかないんだよね、一期一会だからさ。
そうなんです、そうなんです。
あの緊張感たる間や、みたいなね。
しっかりテレビ欄で確認して、誰々が出る、何か歌うだろう、みたいな。
テレビ欄の場合はそれを確認して、よくやったなあ。
新曲ノーカット放送みたいな感じで。
ああ、歌ってたよね。そんな感じでね、案内がね。
そうね。本当あの頃ってネットがないから、それで知るみたいなパターンがありますからね。
そう。だからさ、野球が延長するとかさ、緊急ニュースが入ってさ、
ほらー!と思ってた子供の頃に。
だから野球はあんまり転まないのかもしれない。とか思ったりして。
あとあのうちのやつでマイクがついてるのがあったんで、
なんかマイクがついてたの、なんか子供の頃にすごく嬉しくて、めちゃくちゃいろんなもの撮りまくってましたね。
変な妹との会話を撮ってみたりとか。
それさ、すごーく後々聞くとさ、いい思い出になる。
バカバカしい?いい思い出になる。
バカバカしいですよ、本当にね。
全盛期前の自分の声が残ってたわけ。
すんごいテレクサやら何やらで、今でも兄弟がいるとたまに笑いで、
あの時可愛かったよね。今50歳のおじさんを捕まえて、それはないだろう?みたいな。
でもいいけど、私はピザっ子?とか言ってたよね。
なり気なく撮ってるんだよ、本当に。なり気なく。
確かにCMのネタぐらいしかないですもんね、その頃の子供たちのネタってね。
確かにそうですよね。
面白かったなと思って今振り返ると。
テープいろいろありましたけれども、いわゆるノーマルとそしてハイポジ。
そしてメタル。
メタルは高いから、本当に操作を変えるもんじゃない感じでしたよね。
うん、だったね。
まあだいたいノーマルなんだけど、やっぱりいい音で聞きたいってのはハイポジぐらいかな。
ハイポジションの略だっけ?
クロームとかも言ってなかったっけ?
いや、もともとクロームがハイポジに変わったんだ。
ああ、そうなんだ。
クロームとハイポジがおなじみだったんだ。
だったんですね。
今クロームって言うと違う意味になるからね。
ちょろめだ、ちょろめ。
パズキさ、グレードによってもデザインが変わってなかったっけ?
違った。
キラキラしてるやつがちょっと上のグレードだったような、じゃなかったような。
キラキラというか、なんかこうすごい重厚感があるっていうかね。
そうそう。
メタルは本当に金色のなんかとかね。
そう、そう。
やっぱり音が違うね、ペープルのメタルって。
ノーマルはなんかワゴンセールみたいな感じで。
4本、5本セットみたいな感じでね。
ひと山いくら見つけたかってね。
だったね、そういえばね。
ちょうどね、ガセットテープのクリアのケースが出だした頃からね。
なんかデザイン中か見た目中かあれがずいぶん変わってきて。
そうですよね。
中が見えるとかいうやつね。
窓、広い窓とかね。
角も、昔は角に触ると怪我するようなとんがり具合でしたね。
そう、とんがり具合だったもんね。
丸くなりましたよね。
あとスリムインみたいな。
入れ方逆さになるやつ。
出っ張ってるところが上なんですよね。
薄くなったのってアクシアからだった?
違うか。
アクシアのイメージが強い。
アクシアとTGKですよね。
どっちでもインとか言わなかったっけ?
あったあったあった。
あれは上でも下でも入るんだったっけ?
上でも横でもじゃなかった。
横でもか。
なんかそんなだったような記憶がある。
大阪リエだか誰かがコマーシャルやってた記憶があるな。
どっちでもインなんとかくんでもなんとかくんでもみたいな。
あったっけ?
そっか。覚えてるよな。
それは結構、僕が大学生ぐらいの頃ですよね。
それ結構後ですよね。
1992、3、4年ぐらいの頃かもしれないね。
大学の頃はそうか、カセットテープか。
まだカセットテープですね。
CD録音っていうか、MDが出るか出ないかぐらいの頃ですね。
MDはまだなかったですね。
なるほど。
カセットケースにたくさん入れて、
カセットケースをまた収めるケースがあってみたいな。
またそれを収めるラックがあってみたいな。
そうそう。
そのラックをまたスライドして、
ラックとラックをまたみたいな感じ。
カセットテープだらけのお部屋を見たときには、
これがマニアなんだなと思った。覚えが。
今後の話題
前半はこの辺で1回ということでしておきまして、
後半もまたですね、
メーカーごとにもいろいろありましたので、
その辺も話していきたいというふうに思います。
はい、ということで今回はこの辺でありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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