アーケードゲームの基礎
時間や社会にとらわれず、雑談をするとき、つかのま、おっさんたちは自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わず物を語るという行為、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。
場末のラジオシーズン2
はい、場末のラジオでございまーす。今回もこの3人でお送りいたします。
アッシーです。
はい、佐藤さんです。
えこぞうさんです。みんなよろしくネット。
はい、よろしくお願いしまーす。
お願いしまーす。
はい、今回はですね、また浅い知識で語ろうシリーズでございます。
うん、語るよ。
前回のMSVについては浅いのかどうかっていう賛否両論がありましたけど、今回も賛否を呼びそうな、えこぞうさんプレゼンツ。
アーケードゲームを語ろうと。
語ろう。みんなに語ろうじゃないか。
はい。ゲーセンの中にいた人が浅い知識で語るっていうのが、果たして趣旨に合ってるかどうかちょっとわからないんですけどね。
まあ一応、ゲーセンで働き始める前のね、古き良きアーケードを語ろうということでよろしいですか。
よろしいでございます。
ということで、もうね僕の記憶ではインベーダーゲームしかないんですけども、一番古い記憶でね。
そうだよね。
それもやってたんじゃなくて見てたっつーぐらいの感じですけども。
そうだよね。
お二人はどうですか。
えこぞうさんは。
インベーダーはね、たぶん小学校2、3年前後なんだよきっと。
うん、そうですよね。
あの時のインベーダーは衝撃だったよね。
ねって誰に言ってんだって言われるけどあれだけど。
あのほら、喫茶店のテーブルみたいになってたじゃないですか。
そうそう。
水こぼしても大丈夫みたいな。
そうそうそうそう。
あれってそれ以前はなかったんですか。
たぶんガラスのテーブルだったんじゃない喫茶店って。
同じような形の。
じゃなくてゲームの形でああいうのってインベーダーゲームが最初なんですか。
いや、前はね、たぶんブロック崩しだよねきっと。
うん、あれはあのタイプですよね。
レバーじゃなくてダイヤルなんだよね、ぐるぐる回すと。
そうそう。
そうそうそう。
ダイヤル。
ダイヤル。なんていうの。
iPadの、iPodのクリックホイールが立体になったみたいな。
そうそうそうそう。
あれがさ、重いんだよね。
そう、分かる。
アナログなんだよね、ぐにょぐにょぐにょみたいなね。
あれ良かったよ。
iPodより何十年も前にそれを実現してたんだ。
それはまたボリュームですから。
ボリュームしまえばそれだから。
それは勝ち勝ち勝ちじゃないからね。
そこら辺だよね、きっと自分が。
ゲームをアーケードで触れたっていうのは。
やっぱりそうでしょうね、インベーダー、ブロック崩し、あの界隈ですよね。
プレイ体験の思い出
あの時の記憶をたどると、画面白黒なんだよね。
うん、そうそうそう。
白黒だとなんだから、セロファン貼ったりするんだよね。
そうそうそうそう、貼ってた。
赤とか青とか黄色とか。
で、無理矢理カラーに見せてたってこと?
そうそうそうそう。
カラーインベーダー現る的な。
あったあった。
ね。
でもなんだかんだ言って、何が一番興味をそそられるかっていうと、
画面の中のものを自分が動かしてるってことなんだよね。
まあそうね、確かに。
自分が一番心引きつけられたの。
そんなの今までなかったから。
あると言えばさ、ゲームウォッチとかじゃん。
あ、ゲームウォッチはまだないか。
あの時まだないよね、ゲームウォッチって。
ないよね。
やっぱこれが最初だったと。
だから何これ、みたいな感じで。
けどさ、けどさってあれなんだけど、
インベーダーの時ってこっち田舎だから、
いわゆるインベーダーハウスとかはないわけ、近くに全然。
インベーダーハウスそのインベーダーよ。
ハウスとは。
とは、いわゆるインベーダーしかないゲーセン。
へー。
ね。
でもめちゃくちゃあの時流行ったから、そういうのってボコボコできましたよね。
そう、ボコボコできてた後の学習では分かるんだけど、
当時は全く分かんないから田舎もんで、
小学生はバスに乗らないと外に出れないからね。
だから近くのケーキ屋さんがあったわけ。
ケーキ屋さんに1台置いてたのね、スペースインベーダー。
で、何点以上だと何々がもらえるみたいなやつがあって。
ケーキがもらえるとかね。
クリームがもらえるとかなんかあって。
で、名前が貼り出されてた当時で。
画期的よね、その当時で名前が貼り出して。
ランキングですね。
うん、ランキングで。
でも小学生、お金もなければテクもないでしょ。
見に行くだけ、じーっと見て、
ああ、こうやってやるんだ、みたいな。
迷惑な画期だったんだろうなーって感じ。
インベーダーとかの時代は。
当時ってワンプレイいくらでした?
えっとね、こっちは50円。
ああ、やっぱそうか。
100円はね、あんまなかったと思う。
記憶によると。
インベーダーは50円で、ブロッククドシーは10円だった記憶があるんですよ。
ああ、それはだいぶあれだよね。
台数出てた頃だよね。
そこそこね。
うん、だと思う。
で、ゲーム時間がやたらと短いんだよね、最初ね。
数分。
でもインベーダー上手くなるとさ、
名古屋うちとかがあってさ、
知らない。
知らねーんだ、みたいな感じで、ずーっとやってる人がいたりして。
で、お店の人に、はい、終わり、ブチッと切られる。
強制収入。
そう、後ろ待ってるでしょ、みたいな感じで。
もうやったでしょ、十分、みたいな感じ。
っていうことも、小学生ながら覚えてるような気がする。
あまり自分、うちの母親がやってた小さいお店があって、
ビルの一角でやってたんですよ。
で、ビルの2階とかにゲーセンができて、
インベーダーゲームが並んでたっていう記憶は何となくあるんですよね。
高校生ぐらいのお兄さんが一生懸命やってるみたいな。
のは何となく覚えてるかな。
高校生ぐらいだよね。
あとトリマキーがいっぱい出てくるんだよね、周りに。
わらわらとね。
インベーダーはそんな感じだったんだけど、
翌年かそこら辺からさ、いろんなメーカーが、
ナムコだったらギャラクシアンとかさ、多分出てたんだよね。
似たような感じだった。
でもさ、ギャラクシアンを見た時のインパクトの凄さ。
最初の音ね。
そう、音ね。
音もそうなんだけど、星がさ、
ゲーム発展の影響
星が立体的に動くんだよね、あれね。
前と後ろで、時間差で動くんだよね、星が流れて。
確かに確かに。
あれあれあれーみたいな感じ。
で、敵が降ってくる曲線で。
とかさ、ボスがいるみたいなやつとかさ、
ああいう発想?
おーすげーなーって思いながら見てた。
3機同時に降ってきて、3機して連続で倒すと高得点みたいなね。
そうそうそうそう。
あの時まだ時期がさ、連射とかないからさ、ピキューン。
ピキューンぐらいのリズム。
そうそうそうそう。
だから一回外すと難しいんだよね、あの時のゲームって。
あまりには敵早くなるしさ、みたいな感じで。
インビーダーにはその、統治家がないっていうね。
そうそうそうそう。
弾割るのがないぞ、みたいな。
懐かしいなー、そうやって。
これでナムコ知ったんだよ、確か自分。
ナムコの存在はそこですよねー。
自分はそこら辺だなー。
あの界隈だとギャラクシアン、ラリーX?
ギャラクシアンぐらいが近いね。
でもラリーXはもうちょっと、あとパックマンとか。
パックマンか。
でもさ、その頃セガもさ、アップライトのやつってさ、ヘッドオンっていうのがあったんだよね。
あー、ありましたねー。
あれもやったんだけど、理不尽に死ぬんだよね、あれ。
ドットイーターっていうゲームなんだけど、パックマン的なね。
車で追いかけていって、ドットを取って、敵の車とぶつかったらアウトみたいな感じ。
アーケードゲームの歴史
訳もわからずやってたんだよね、あれのね。
どうねー。
訳わからなすぎ。
あとあの辺りでやってたのだと。
あ、そうかー。
それこそ平安郷エリアあたりか。
そう、になるんじゃないかな。
ここら辺ってさ、ゲームセンター嵐だよね、やっぱりね。
そうそうそうそう。
あれはコロコロになるの?ボンボンになるの?
嵐はコロコロ。
水魚のポーズとかさ、エレクトリックサンダーフェノメロンとかさ。
あれはひどいっすよ、あれは。
バグ起こさせるんだもんね。
バグ起こさせるんだもんね。
子供の頃にこんなことできるのかなーみたいな思いがあった。
8話ミセだったよね、あの頃ね。
サルとかやらなくてもできるじゃんって。
できるじゃんとかね。
あれは相当考えたんだろうなーって感じするよ、今なったらさ。
だって全く意味ないんだもん。
こう言ったら怒られるかもしれないけど。
当時の編集生と菅谷美鶴先生が頑張って作ったと思うんだけど。
ビジュアル的に表すっていうところはね。
そう、そう。
だからさ、その嵐でしか出てこないゲームとかがあって、
自分が見たことないやつで。
セガだったかな、トランキーライザーガンとかさ。
ああ、はいはいはい。
猛獣を水獣で撃ってトラックで回収する的なゲームなんだけど。
あれがやりたくてね。
あれがやりたくて。
だけど当時ってさ、ゲーセンって近くにないから、
家族のイベントでボーリング場に行きましょうとか。
外食に行きましょうとか言って街中に行くと、
そこにぽっすんと会ったりするわけですよ。
いややりたいけど、やれねえみたいな感じで。
早くご飯食べてもあっちに行っちゃうとかね。
ボーリングも自分が玉転がしたらそこに行っちゃったりとかしてね。
見るだけみたいな。
嵐で見てから、その後実際に現場でクレイジークライマー見た時には感動しましたね。
ああ、そうね。クレイジークライマーとかそうだよね。
日本レバーでビルを登るっていう。
そうそうそう。途中で出てくるゴリラだったね。
あれはキングコングが流行ったんだっけ。
あとあれでしょ、途中の窓から花瓶か。
花瓶、花瓶。
花瓶落としてね、避けるみたいな。
あれさ、両手で踏ん張って耐えるとかなかったっけ。
あったあった。
あったよね。
どっかしらけ鳥がやたらと落としていくしさ。
そうそうそうそう。
日仏、あの時から日仏だったっけ。あの時は日本仏さんかな。
あの時は日本仏さんでした。
日本仏さんかな。
日本レバーが新鮮でさ、最初上手く操縦できないんだよね。
こっち行ってこっち行って、あれーみたいな感じ。
難しかったんだよなーっていう覚えがあるね。
すげーここまで行き過ぎなしで喋ってるような気がする。
時間全く足りない。
全然序盤じゃないですか。
序盤も序盤だな。やべーなー。
まだ全然ドットよ。
ドットだよね。
まだ83年ぐらいの話してますからね。
83年まで行ってない。80年ぐらいだと思う。
たぶんね、今自分はすみません。
ウィキを見ながらやってるんだけど、79年でした。
プレイヤー体験の重要性
私が言ってるのはね。
クレジークライマーはもうちょっと後だよね。
その翌年ぐらいでしょうね。
そう。
それでね、自分の中でさ、すごい画期的なゲームがあってさ、
ディフェンダーっていうゲームがあったの。
ウィリアムスっていうところが出してるやつなんだけど、
これがね、痺れるぐらいかっけえんだよ。
宇宙船で仲間を助けに行くみたいなやつなんだけど、
前後に動くんだけど、ボタンで加速で減速するみたいなやつだった。
あー。
あれがね、かっこよくてなかったのよ、操作が。
すげー痺れた覚えがある。
だけど、子供は加減を知らないから突っ込みっぱなしで敵にぶつかる。
ドーン。
とかね、あの時、なんつーの?
ゲームってさ、今ほら画面すごい綺麗じゃん。リアルじゃん。
でもこの時って想像力でみんなカバーしてたじゃん。
それがやっぱり楽しかったんだろうなと思う。
でもね、想像力以上にすごいなって思って見てやっぱり衝撃的なのはムーンクレスターでしたけどね。
あー、ムーンクレスターね。
全方向で射撃できるし、しかもどんどん時代が進んでいってね、敵キャラが時代によって変わっていく。
で、あと三機合体っていうのはね。
あれね。
画期的すぎますよね。
画期的すぎるし失敗したら時期なくなるからね。
そうそうそうそう。
むちゃくちゃだーとか思いながらやってたんだけど。
だいたい失敗するんだよなー。
上手い兄ちゃんがいるんだよ。
よくわからないなりにやってね、弾くぐったら周りからおおーとか感性が上がってきてね。
あの時のシューティングゲームってさ、当たり判定が無茶苦茶じゃん。時期の。
え、これ当たってるの?みたいなやつもあったからさ。
あるあるある。
腹立つみたいなこと言いながらやってた思いがある。
ほら、種と時間が。どうすんだよ。
どうすんだよこんなの言われても。
これは大長編になりそうな感じで。
大長編になりそうだね。
全然序盤だよ。
とりあえずまだ80年代に入ってないっていうところでね。
ギリギリ入った。
ギリギリ入りました。
じゃあ、一旦ここで80年で区切りましてですね。
後編も、後編?
中編?中編じゃない。
中編っていいのかな。
前編の2みたいな。
だねー。
一旦ここで区切りをつけて、また後半もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
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