タイトル: Level 216 N - 眠りから覚められず
著者: zoni999
作成年: 2022
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-216-n
ライセンス: CC BY-SA 3.0
©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com
BGMタイトル: Folklore
作者: shimtone
作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile295.html
DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play15759.html
3・8・11・16・19・24・27日更新予定
サマリー
レベル216Nは高温多湿の地下道で構成されており、さまざまな異常現象が観察されています。この階層では主に視覚と聴覚に関する奇妙な体験が報告されており、多くの放浪者がこの環境に依存しています。また、変化が頻繁に起こり、その危険性が増加していることが懸念されています。
レベル216Nの概要
レベル216 N 危険度2 空間信頼性不安定 実体信頼性実体なし
レベル216Nとは、バックルームにおける216N番目の階層である。
概要
レベル216Nは広大な地下道からなる階層である。気温は常に37℃前後であり、湿度も高いため、侵入する際には体温を下げるための道具や飲料を多く持ち込むことが望ましい。
通路には等間隔に蛍光灯が設置されており、時折点滅や断線しているものも見られるが、階層全体として過ごしやすい光量が確保されている。
また、通路は基本的に一本道であるが、時折分岐や階段が見受けられる。
こういった分岐炉には高い確率でカーブミラーのような物体が設置されている。
この物体には放浪者の体が映らず、少し湾曲するような造形を持つ。
このような造形からか、種ミラクラ現象が頻発し、この階層を訪れた多くの放浪者から、「顔が見えた。」と情報が挙げられている。
しかし、この情報の中には、一瞬ではなく長期的にそのように見えた。
本物の顔のように動いて見えた。などの異なった証言も少なからず挙げられており、自然的な原理の視覚への異常なのかは疑問視されている。
階層全体の性質として音が反響しやすいというものがあり、
何これ?
水に、日曜日の日。
で、底辺にならう。
水くつづり。
ドアの下部にある部材で、教室の機密性を下げたり音が漏れたりしないように設けられています。
ドア下にある、ドアを隔てて部屋と部屋の間にある。
ちょっと膨らんでいる部分のことですね。
くつづり。
くつづりを踏んだ時の音や、自身の走行、歩行音などの些細な音が響きやすく、口述する環境音と合わさり、煩わしく感じる放浪者も多い。
この階層には特定の物質を痴漢させる性質が存在する。
認識しやすく、痴漢されやすい例では液体を同質量のスキムミルクに、植物をプラスチック製のものに変換する、というものがある。
これらの他にも、漢字にルビが打たれる、破損したものがパッチワーク形式で修復される、などの効果も稀に見られる。
痴漢は、この階層に移動した際に瞬時に行われているようであり、階層を移動しても変化が戻ることはない。
また、液体の変化は同時に汚染や腐敗を除去する効果も確認されたため、緊急的な引水の確保に利用できる可能性もある。
この痴漢による、現在のところ放浪者自身への影響は確認されていない。
この階層に入った直後の放浪者は、反響する音や環境の理解のための焦燥感から気づくことは稀だが、
侵入してからしばらく経つ、などで落ち着いた多くの放浪者は、この階層の環境音を認識する。
この環境音は、くぐもった水音と断続的に続く心拍音から構成され、音量としてはあまり大きくはないが、
この階層に滞在する場合、増減することなく一定の音量、かつ一切の反響が見られず聞こえ続ける。
この音には精神的なリラックス効果や睡眠導入効果を持ち、長時間聴いていると体耕を引き起こすことが知られている。
これらの効果は階層を移動することで消失するが、少なくない依存性があり、この階層に長期滞在、居住している放浪者も存在する。
また、稀に、この環境音に類似した性質を持つオルゴールや女性の声なども発生する場合もある。
この階層は比較的に安全であると言えるが、基地の発生件数としては数えるほどだが、非常に危険な変化が発生することがある。
この変化の直前には地震や環境音の増大などの変化が見られるため、万が一そのような変化が確認された場合はできる限り速やかに階層から脱出すべきだろう。
この変化から逃げ遅れた、あるいは調査しようとした放浪者は、そうして死亡、行方不明になっているが、報告された情報を総括すると、
照明が現行、赤色化し激しい振動の発生、浮遊する鉄の棒のような実態の出現、激しい不快感を引き起こす絶叫、
天井から階層を埋め尽くすほど急速に赤色の液体が漏れ出てくる、などの生存には極めて困難な現象が頻発するとされている。
このような急激な変化から気づかないうちに赤い層に移動してしまったのではないか、との予測も立てられているが、情報が不足しているため真偽は不明である。
また、この変化は近年増加傾向にあるほか、変化までの時間の極端なまでの減少、などの危険な変化が発生している。
環境音と放浪者の影響
物品
物質は有用なものであれば、哺乳瓶や血液バッグに入ったアーモンドウォーターや半分ほど入った粉ミルクの缶、トレイの上に置かれた院内食などが見られる。
必要性が低いものでよく見られるものでは、ラトル、ガラガラや伝電太鼓、幼児用のボンネット、おむつなども見られる。
入り口と出口、階層への入り方
レベル4Nやレベル7Nで幼少期の思い出に浸りながら眠ると、レベル216Nに到達する。
レベル54Nで家族、特に母親に会いたいと強く願いながら外れ落ちることを試みると成功した場合、レベル216Nに到達する。
レベル420Nで洞窟に入ると、稀にレベル216Nに到達する。
階層からの出方
レベル216Nの変化の直前にのみ出現する病院のベッドに入って布団を被ると、布団を開けた時にはレベル44Nに移動している。
レベル216Nで壁の割れ目に入ると、レベル149Nに到達する。
レベル216Nでこの階層の異常性を認識した上で深く拒絶すると、レベル999Nに移動する。
画像が2枚。
放浪者が撮影したこの階層の写真。
地下鉄に入る時の下り階段って感じですね。
手前の階段は普通の階段ですが、向かいにある階段は自転車が真ん中でスロープになっていて、自転車を押して登れる、押して下れるような構造になっています。
左側は壁になっていて、鏡が上に置いてあって、右側におそらく本来であれば駅側にさらに降りていくであろう通路がちょっと見えます。
鏡には現状何も写っていません。
シミュラクラ現象っていうのは、点が3つあったら人の顔に見えるみたいな現象、作詞効果ですよね。
目や口となる逆三角形の三点を見つけ、その部分を撮影すれば大抵顔に見えます。
コンセントの穴とか、3つあるパッドはちょっと思い浮かびませんが、穴とか汚れが一定の間隔で三角形状にあったら人間はそれを人間の顔だと錯覚してしまう現象のことですね。
で、2枚目。この階層を調査をしていた放浪者が投稿した写真。放浪者の安否は不明。
上が普通の地下鉄っぽい灰色で蛍光灯が明かりで照らしている状態だとすれば、そういう写真なんですが、
2枚目はその蛍光灯が赤くなっていて、上下左右どこもかしこも赤錆びた感じになってますね。茶色い感じ、暗い、ホラーゲームに出てきそうな。
それこそ本当にサイレントヒルの裏世界みたいな感じの色合いになっています。
で、内容的にはちょっとあれですね。
子宮の中にいるのかなとか、その辺を錯覚させるような現象だったり、内容があるかなっていう印象ですね。
心臓の音が絶え間なく聞こえるとか、くぐもった水の音とか、溶水の音っていう印象でしたね。
心臓の音ってすごいリラックスするらしいですね。他人の心臓の音。
オルゴール、女性の声。激しい赤色の液体が漏れ出てくる。
ここなんかはホラー映画で言うとシャイニングだったり、あと昨今で言うとレベル、レベルじゃないわ、八番出口の異常の一つでもありましたね。
危険な変化と予測
激しい不快感を引き起こす絶叫、浮遊する鉄の棒のような実態。これなんだろうな。
照明が現行、赤色不可、激しい振動。
この変化が近年増加傾向にあり、変化までの時間が極端に短くなっている。
なので、放浪者が、言ったら赤ちゃん返りしてるんじゃなくて、この階層にも何かがいるのかな。赤ちゃんが、何かの赤子が、子供が。
それが生まれようとしている、この階層、このレベルそのものがそうなのかもしれないですね。
なので、この変化した階層の現象が、変化現象が異常だから、異常って言ってたっけ?
なんかどっかで赤い層じゃないかって言ってる文章があったと思うんですが、赤い層が生まれる前触れなのかもしれないですね。
あったあった。このような急激な変化から気づかないうちに赤い層に移動してしまったのではないかとの予測も立てられているが、情報が不足しているため真偽は不明である。
だから、もともとある216Nと異常現象が起きる216Nっていうのが、赤い層として分裂して生まれていくっていう可能性もゼロじゃないですね。
だからこれがすごい頻発していって、時間も短くなっていって、どんどん最終的にはこの異常現象が起こっている階層が主になった場合、
この異常現象が起こる階層が赤い層、レベル216Nになって、レベル216Nはまた元の発生頻度に落ち着いての繰り返しじゃないかなっていうような印象もちょっと受けますね。
それだったらちょっと面白いですね。はい、こんなところですかね。では、また次回。お疲れ様です。
13:19
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