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2024-03-04 32:22

#548 冷えた夫婦関係を暖める”アタッチメント”を手に入れろ!

冷え切った夫婦関係を暖めるもの、それは”アタッチメント”。

日本語では愛着と訳されるアタッチメントとは何なのか?

夫婦関係の改善にどう関係するのか?

詳しくお話します。


夫婦関係改善ワークショップを実施予定です。

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サマリー

夫婦関係の改善には、アタッチメント理論が重要です。アタッチメントは愛着を指し、親子の愛情関係の研究に基づいています。安定型、回避型、不安定型の3つの愛着スタイルがあり、夫婦関係の問題の背景になることがあります。親子の愛着関係を築く3サイクルモデルを通じて、夫婦関係の改善方法を説明しています。愛着スタイルに応じたコミュニケーション指向を変えることが重要であり、アタッチメントを築くことで長続きする関係を築くことができます。夫婦関係の問題を考える際には、アタッチメントとコンパッションが重要です。夫婦関係の改善方法に関するワークショップを開催する予定であり、コンパッションの実践も一緒に行いたいと考えています。

アタッチメントについて
冷えてしまった夫婦関係を暖める方法を知っていますか?
家事・育児、キャリア、性の問題、夫婦になることで生まれる様々な葛藤をどうすれば僕らは乗り越えられるのか?
アツの夫婦関係学ラジオでは、そのためのヒントをお送りします。
今回は、冷えた夫婦関係を暖めるアタッチメントについて話をしようと思います。
この放送がいいなと思っていただけたら、いいねやフォロー、SNSやリアルタイムのシェアをぜひお願いします。
あと、夫婦関係について感じていることや番組のご感想は、コメント欄お便りフォームにお気軽にお送りください。
最初にお知らせがありまして、今、Podcastの内容を深掘りするニュースレターを毎週金曜日に発行しています。
これ無料で現在配信をしています。
夫婦関係改善方法について、より深い知識をつけたいという方はぜひご登録ください。
概要欄にリンクが貼ってあります。
はい、ということで今回は、消えた夫婦関係を温めるアタッチメントについて話をするんですけど、
これは順豪って今までのPodcastの中では、なぜ夫婦関係が悪くなったのかといったその理由、原因について話をしていったかと思うんですね。
今回からはどうすればいいのかについて詳しく話をしていこうと思います。
これはですね、たぶんあと5、6回ぐらいどうすればいいのかについて話をしまして、最後に1冊の本にしようと思っています。
はい、なのでそこで言ったシリーズ1がおしまいみたいなイメージで考えていますので、最後まで聞いていただけると嬉しいです。
今回はどうすれば夫婦関係を改善できるのか。
そのために必要なものはアタッチメントだと僕は考えているんですね。
何?って思うじゃないですか。
何とかこの放送を聞いてくださっている方、夫婦関係ラジオを聞いてくださっている方は、
アタッチメントね、確かにあなたよく言ってるよねって思うと思うんですけど、
初めて聞く方は何?って思うと思うんですよ。
これそもそも何なのかというと、愛着の英語ですね、アタッチメントっていうのは。
これはイギリスの精神分析家ジョン・ボールビーさんという方がいまして、
この方が愛着リードンっていうのを唱えたんですね。
それが元になっています。
僕は、もともとこの愛着リードンっていうのは、親子の愛情関係、愛着関係、親子関係、親子の絆についての研究だったんですが、
僕はこれが夫婦関係に応用できると思ってるんですね。
実際にそれを応用して、スー・ジョンソンさんという方が感情焦点化療法という心理療法にも応用しています。
これは私をギュッと抱きしめてという本の中で書かれています。
あとなんとかポッドキャストに出てくださっている上人文さんという方、認証心理医さんの方も、
感情焦点化療法を用いてカップルの関係改善を行っています。
僕もこのアタッチメントが夫婦関係の改善にすごい役立つな。
というかこれしかないんじゃないかなと僕は思っているんですね、今のところ。
愛着スタイルとは
なので僕、今回はこのアタッチメントをどうやって夫婦関係の改善に応用していくのかという話になります。
かなり前置きが長くなったんですけど、
愛着理論についてもうちょっと話をすると、
愛着の3サイクルモデルというのがありまして、
これは今僕が受けているCompassionate Mind Trainingというトレーニングの講義の中に出てきた言葉だったんですけど、
子供が母親との、母親じゃなくても父親でもいいんですけど、
これよく母親が引き合いなされるんですよね、ボルビーの愛着理論の中では。
なので仮に母親としますね。
子供と母親が愛情ある環境を築いて、
子供が精神的に安定するにはどうすればいいのかということが愛着理論で書かれているんですけども、
具体的に言うと、赤ん坊が不安を感じたりとか寂しさを感じたりとかすると、
泣くじゃないですか。
ギャーッと泣きますよね。
自分の子供の小さかったことを思い出してもらうと、
よく泣いてたなって思うと思うんですよ。
うちの子もよく泣いてたし、今でも寂しい時とか不安を感じる時には泣く時もある。
そういった時に僕ら親がどうするかというと、
優しく抱きしめてあげたいとか、話を聞いてあげたいとかということをしますよね。
それによって子供は安心するわけですね。
安心することで勇気と自信をもらえて探索活動に行けるようになると言われています。
探索活動は何かというと、
すごい単純で、泣く安心探索という3つのポイントがあって、
それをぐるぐる回っているんですね。
泣きます。不安を感じたりします。寂しさを感じます。
親に抱きしめられて安心します。
安心することで心の中に親という安全基地が生まれるんですね。
自分は寂しさを感じたり不安を感じたりした時に、
自分の心の中にそういった優しい存在があることによって、
遠くまで冒険に行くことができるようになるんですよね。
過度に怖がったりとかということがなくなるわけですよ。
遠くまで行けるようになる。
家から離れて近くの公園まで遊びに行けるとか、
家の中だけじゃなくて、家の外に出て外でボール遊びをしたりとか、
チョークで地面に絵を描いたりとか、
うちの子どもがよくやっているんですけど、
ということができるようになってくる。
近所の子どもと喧嘩になって、また不安とか寂しさとかを感じて、
親のもとにやってきて、
また抱きしめられることによってまた探索活動ができるようになる。
これをぐるぐるぐるぐる回すことによって、
子どもは精神的に安定していくと言われている。
これが愛着理論なんですね。
人の愛着には3種類あると言われていて、
安定型、回避型、不安定型と言われているんですね。
安定型はその名の通りで、愛着が安定しているわけですね。
自己肯定感が高くて、社会適応能力もあると。
回避型と不安定型というのがありまして、
回避型というのは、
感情的な親密性とか依存を避ける傾向があるんですね。
あと、葛藤とか感情的な問題から距離を置こうとする。
例えば夫婦で話し合いをするときに、
喧嘩になるのが嫌だから話したくないとか、
というのが回避的な愛着スタイルよりかもしれません。
そういった夫婦の葛藤とか感情的な問題から避けたいと、
逃げたいと思う。
あと、葛藤に親密になりたくない、近づきすぎたくないというのも
回避的な愛着スタイルと呼べるかもしれないですね。
もう一つ、不安定型スタイルというのは、
拒絶されたり見捨てられることに対する強い不安があるので、
葛藤に依存的になってしまったりとか、
感情的な安定性が欠けているので、
夫婦関係の中で不安とか嫉妬とかを感じやすくなったりすると言われています。
こういうふうに回避型と不安定型というのは、
対人関係に問題を抱えやすくて、
感情的な問題も起こりやすくなっていくと言われているんですね。
これが愛着理論とは何なのか、
そして3つの愛着スタイルとは何なのかという話なんですけれども、
これがすごい夫婦関係に関係しているんですよ。
親子の愛着の話なんですけれども、
これを夫婦関係に用いることによって、
自分たちの関係性の問題が何なのか、
そしてどうすればいいのかということが分かりやすくなってくるんですね。
今話をした回避型と不安定型があったじゃないですか、
親密性を避けたいとか、依存を避けたいとか、
夫婦の葛藤とか、感情的な問題から避けたい、逃げたいという回避型。
そしてミステラリ不安を強く感じている不安定型。
葛藤の依存的になったりとか、不安とか嫉妬を感じやすい不安定型。
自分たち夫婦が話し合いをしたいとか、
普段のコミュニケーションを取る中で、
なんかこの人すごい葛藤から逃げるなとか、話し合いすごい避けるなとか、
すごい喧嘩になりたくないと言って引きこもってるなとか、
っていう時ってあったりすると思うんですよ。
もしくは、ミステラリのことがすごく不安を感じていて、
すごいこっちに依存してくるとかね。
やたら嫉妬すると、ちょっと外に出ただけで、
どこで何やってたの?って聞いてきたりとかする。
男女共にあると思うんですけど、
そういったことって意外にあったりすると思うんですよ。
夫婦関係について悩んでいる方の話を聞いている中で、
気がついたことがあるんですけど、
関係性がうまくいっていないというふうに認識している方たちの中には、
この回避的愛着スタイル、そして不安定型の愛着スタイルを抱いている方が、
意外と多いなって思ったんですね。
これは相談される方だけじゃなくて、
むしろその人のパートナーが多いなっていう傾向が多かったです。
うちの妻が全然話し合いをしてくれないとか、
もしくはすごい感情的になってくるとか、
もしくは逆にうちの夫が全然話を聞いてくれないと、
感情的に2人がすごいポジティブな意味でも親密になることを恐れたりとか、
話し合いを怖がったりとかすると、
全然気持ちを言ってくれないとかっていうことは結構あったりするんですね。
夫婦関係の問題の背景にはこの愛着スタイルの問題がある。
愛の三段変化
そしてその愛着スタイル、回避型、不安定型に対して、
それがどういうスタイルなのかというのを認識していなくて、
だからこそどうやって対処したらいいのか、
どうやって目の前のパートナーとコミュニケーションを取ったらいいのか、
といった迷いとか悩みがそこで生まれてるんじゃないかなと思うんですよ。
ということはこの愛着、アタッチメントについて詳しく知ることによって、
自分のパートナーとコミュニケーションがうまく取りやすくなってくるんじゃないかなって思うんですね。
そしてその後に強い絆を作りやすくなってくるんじゃないかなって思ってます。
今日はこの話を3つに分けて話をしようと思ってまして、
全部は今日話さないんですけど、
1つが以前も話をした愛の三段変化。
2つ目はアタッチメントの築き方。
3つ目はアタッチメントを具体的にどうやって築くのかについてですね。
今日は最初の2つの愛の三段変化とアタッチメントの築き方について話をしようと思います。
だいぶ話しちゃった感じがするんですけど、
まず愛の三段変化、これを理解しておくと、
夫婦関係改善の最初の特化解説としてはすごく入りやすくなってくると思うんですよね。
これは538話、愛の三段変化。
愛情ある関係とは一体何を指すのかの回でも話をしてますので、
詳しくはそちらをぜひお聞きください。
今日は簡単に触れますね、それについては。
これはですね、愛とは3つの変化をたどるというふうに言われてます。
誰が言ってるかというと、
イギリスの認証審理士さんのミカエラ・トーマスさんという方が書かれた
The Lasting Connectionという本があるんですね。
長続きする関係性という本なんですけど、
未翻訳の本で英語版しかないんですけど、
Kindle版は結構安いのでおすすめです。
この本の中で書かれているのは、
人の愛というのは欲望、ロマンス、アタッチメントの順番で変わっていくというんですね。
欲望というのは生物的な欲求ですね。
死を残したいという、セックスしたい、この人と一緒になりたい、
一緒になりたいというか、セックスをしたいという願望ですね、欲望ですね。
もう原始的なそういった欲望。
死を残したいというそういった欲望。
これが愛の最初の段階。
出会ったばっかりの時とかそうですよね。
その時にはテストステロンがすごいたくさん分泌されるわけです。
ドーパミンもバンバン出るわけですね。
だけど、このドーパミンと、ドーパミンの効果というのは意外に早く切れて、
出会った2,3年でだんだん切れてくるんですよね。
徐々にすごい強い欲望というのはだんだんと落ちていって、
その落ちる過程の中で、2人の恋愛関係を楽しんだりしますよね。
それがロマンスと呼ばれているんですね。
愛着スタイルに基づくアタッチメントの築き方
この人ともっと一緒にいたいな、楽しいな、素敵だなというふうにドキドキワクワクする期間。
2,3年くらいですかね。あるじゃないですか。
僕も経験あるし、多くの恋をした経験がある方は多分あると思うんですよ。
欲望から、そしてロマンスへ。すごい楽しい時期ですよね。
恋愛しているときの中で一番楽しい時期だし、
映画とか音楽とかで描かれる恋愛、ザ・恋愛というのもこの期間を指しますよね。
欲望からロマンス、特にロマンスの期間ですよね。
その後に、そのロマンスもドーパミンの分泌、そしてそれに慣れていくことによって、
だんだんとロマンス的な感情も消えていくんですね。
人はこれを恋愛感情がなくなったって言うんですよ。
夫婦になって何年も経って、夫に対して妻に対して恋愛感情を感じていないというケース。
この時にはロマンスがなくなっているわけですね。
ただホルモンの変化でしかないんですけど、
その次に何が起こるかというと、
その人と自分のパートナーとお互いにケアし、ケアされるという関係性が出来上がっていれば、
相手に対してオキストシンを感じる、
パートナーもこちらに対してオキストシンを分泌するという、
オキストシンの分泌がお互いにしあうようになるわけですね。
お互いにケアしケアされる、お互いに支え合える関係になっていれば、
その時に生まれる関係性がアタッチメントだとミカエル・トーマス様は言っているんですね。
このミカエルさんのワークショップに出た時に、
彼女がポケモンの変化に例えてこれを言っていたんですよ。
ピチュー、ピカチュー、ライチューでしたっけ。
三段変化しますよね。
だけどポケモンのアニメによく出てくるのは、なぜか真ん中のピカチューだけですよね。
ずっと姿変わらない。
この先どうなるか分からないですけど、
見ていた大体のポケモンのアニメはピカチューのまんま。
だけどピチュー、ピカチュー、ライチューというふうに人間の愛というのも変わっていくわけで、
ライチューになった時にピカチューの方が軽かったのにって思ったりするわけじゃないですか。
戻してって思ったりするわけですよね。
ピカチューの姿が可愛いから進化させたくないって思った人もいると思うんですよ。
だけどこれはもうどんどん進んでいくんだと。
ピカチューになったからといって元に戻りたいとかっていうんじゃなくて、
それは進化なんだと。素晴らしい進化なんだと。
愛の進化なんだっていうことを三河さんはおっしゃってたんですね。
なるほどなーって思ったんですよ、僕その時に。
夫婦に恋愛感情がなくなって、それで全てが終わりだって思う方が多いんですけど、
実はそうじゃなくて、それは夫婦の愛に到達するための道のりでしかなかったんですよね。
途中の駅なんですよ、欲望、ロマンスっていうのは。
そしてその最後にあるのがアタッチメントなので、
何も悲観する必要ないんですよね、恋愛感情がなくなっても。
というのが愛の三段変化なんですね。
なので夫婦に恋愛感情がないっていうのは当たり前の話であって、
何も不思議なことでもないし、疑問に思う必要もないし、
嘆く必要も全くないわけですよ。
それがデフォルトなんで。
で、じゃあどうするかというと、
オキストシンをお互いに分泌させることによってアタッチメントに到達し、
それによって長く続く関係が実現するってことなんですね。
これについては、愛はなぜ終わるのか。
結婚不倫離婚の自然史っていう本が93年に出版されてまして、
フィッシャーさんっていう進化人類学者の方が書いた本の中でも、
最後の方に書いてあるんですよ。
この本の中では、人の愛がなぜ終わるのかについて、
脳科学とかホルマンの話とか人類史の話を元に、
人の愛が終わってしまう理由について書かれてるんだけど、
一番最後に書いてあるのは、どうすれば長続きするのか。
それはオキシトシンだってことが書かれてるんですね。
共通してるんですよ。93年だから30年前ですか。
そうですよね。30年前ですよね。
30年前に書かれた本でも同じことが書かれてる。
僕もこれはこれじゃないかなって思うんですよ。
長続きする夫婦関係の秘訣はオキシトシンじゃないかなって。
オキシトシンによってアタッチメントを築くことが、
夫婦関係を改善する方法なのかなって僕は思ってます。
具体的にそのアタッチメント、愛着関係をどうやって築くのかっていう部分。
ここまで今日お話をしますね。
これは冒頭で話をした親子の愛着関係を築く3サイクルモデル。
やっぱりこれが参考になるわけですね。
これで言うと、泣く、安心、探求ってありましたよね。
逆三角形を思い浮かべてもらいたくて、一番下に泣くっていうプロセスがある。
不安とか寂しいとかっていう感情によって泣いちゃったりする。
子どもが泣いちゃったりすると。
その後に母親とか父親とかが、親が大丈夫?よしよしよし、何があったの?
大丈夫だよっていう風になだめたりする。抱きしめる。受け止める。
それによって安心感を子どもは感じる。
心の中に安心感が満たされて遠くへ行けると。
遠くへ行った時に何か怖い思いとか寂しい思いとかすると思うんだけど、
その時に自分の心の中に安全基地として親の存在があると、冒険を続けられるんですよね。
泣く安心のプロセス
遠くまで行けるんですよね。
自分には自分のことを思ってくれる人がいるんだ、味方がいるんだっていう思いが、
そういった気持ちは心の中にあるから遠くまで行けるようになるんですよ。
そしてその遠くまで行った先でまた傷ついた経験があったら、
不安とか孤独っていうのをまた感じたら、また親のところに帰ってきて
なだめてもらったり抱きしめてもらったりとかする。
それによってまた探索活動ができるっていうのをぐるぐる回していくんですね。
これによって子供は親に対してお基礎心を分泌させて、
親もまた子供のことをなだめたりとか抱きしめたりとか
優しくすることによってお基礎心を分泌する。
これによってお互いが愛情を感じ合うようになるんですね。
愛し愛される関係になる、親子としてのね。
これが夫婦においても同じことが言えるんですよ。
例えば仕事で何かすごい辛いことがあったとか、
すごい嫌なことを誰かに言われたとかっていうことがあったときに
自分のパートナー、妻とか夫に対してこんなことがあったんだよね、
ちょっと辛かったなとか、なんであの人あんなこと言うんだろうな、
なんか嫌になっちゃうなみたいなことを言うと。
それを聞いてパートナー、妻、夫がなだめてくれたりとか抱きしめてくれたりとか
そういったネガティブな気持ちとか優しい気持ち、優しい柔らかな気持ちですね。
自分の心の奥にあって外に出すのが怖くなるような柔らかな気持ちを受け止めてあげる。
安心感を与える。
それによってよし、また頑張ろうって思えて仕事を頑張れたりとか
他の趣味とか新しい挑戦とかができるようになってくるわけですよね。
そしてまた探索活動の中で何か傷つく体験があったときに
またパートナーのところに帰ってきて抱きしめられて
その苦しみを受け止められてまた安心感を感じてまた探索活動に出ると。
これをぐるぐるぐるぐる回すことによって
夫婦はお互いにキスト心を分泌し合うことができて
アタッチメントを築くことができるわけなんですね。
だけど何でこれができない人がいるのか。
なぜ夫婦関係を改善しようと思ったときにこれがうまく回らないのかというと
冒頭で話をした愛着スタイルの話がありましたよね。
安定型、回避型、不安定型の3つがありますと。
夫婦関係がうまくいっている方というのは安定型の方が多いんですね。
自己肯定感が高くて社会適応能力もあると。
夫婦共にそういう状態だったら
自分の弱音とか不安感、孤独感というのをシェアすること
自分のパートナーに伝えることってそんなに苦じゃないじゃないですか。
受け止める方も安定型であれば素直に受け止めますよね。
そうだったんだね、大変だったねって受け止めやすくなる。
だけど自分とか自分のパートナーが回避型、不安定型であった場合は
簡単に受け止められないんですよね。
愛着スタイルに合わせたコミュニケーション方法
大人関係とか感情的な問題を抱えやすくなっているから。
だからこそアタッチメントの削り方においては
それぞれの愛着スタイルに応じて
コミュニケーション指向を変えていく必要があるわけですよ。
というのが次の話になるんですけど
ちょっとその話を戻して
今話をした愛着の3サイクルモードがありましたよね。
泣く、安心、探索をぐるぐる回すっていうの。
よく夫婦関係悩んでいる方の話を聞いて出てくるのが
自分の辛さとか辛かったこととか寂しかったこととか困ったこととかを
パートナーに話すと問題解決をしようとするとか
話を聞いてくれないとか
自分的な身に寄り添ってくれないという話が出てきたりもします。
これは泣く安心のプロセスですよね。
安心をさせる部分が問題解決をさせようとなっちゃってるんですよ。
この安心させるっていうターンにおいては
問題解決っていうのは目的じゃないんですよね。
不安、孤独、こういったものを和らげることが目的なんですね。
アタッチメントを作るためには。
パートナーが探索できるように、探索活動ができるように
気持ちを落ち着かせることが目的になってくるわけですね。
なので、話し合いで課題解決するっていうターンじゃないんですよ。
じゃあ対話をしようと。
夫婦で対話をしようと。課題解決するために話し合いをしようと。
話し合いができる関係性というのは
お互いに親密感が作られていて
精神的親密性が構築されていて
受け止めてもらえるっていう安心感があるから話ができるわけですよね。
その安心感を作るためにした準備が
このアタッチメントの構築なんですよ。
アタッチメントを構築してから
それができてからやっと始めて対話ができたりとか
課題解決するっていうことがやりやすくなってくるんですね。
なのでそこをいきなりそこに飛ぶんじゃなくて
相手の気持ちを受け止めてあげて
優しく抱きしめてあげて
安心感を与えて探索活動に出させる。
また帰ってきて不安感・孤独感を感じてきたら
またその気持ちを抱きしめてあげる。
受け止めてあげるっていうターン。
今はこのターンなんですよ。
アタッチメントを作るためには
この感情的な情緒的な側面を無視してはいけないんですよ。
まずこれによって情緒的親密性
精神的親密性という家の基礎となるような
2人の関係性の土台を作っていく必要があるんですね。
だから課題解決とか問題解決とか
っていう頭を働かせちゃいけないわけなんですよ。
これがアタッチメントの築き方のコツになります。
次回は具体的にどうやるのかについて話をしていきます。
これは自分とパートナーの愛着スタイルを理解して
それぞれの愛着スタイルに適応した
それぞれの愛着スタイルに合ったコミュニケーション方法を
順番どおりに合わせていく、行っていく。
それによって回避方とか不安定方とか
抱えているパートナーになっても
コミュニケーションが取りやすくなって
アタッチメントを築きやすくなってくるってことなんですね。
次回はそこについて詳しく話をします。
回避方と不安定方の愛着スタイルを持つ
方に対してどのようなアプローチをとれば
夫婦の絆をつくりやすくなるのかについて
次回は話をします。
その前に自分のパートナーって
自分の妻とか夫はどれなのって思うじゃないですか。
回避方なのか不安定方なのか分からないなと思うと思うんですよ。
アタッチメントとコンパッション
なのでぜひ次回の放送までに調べておいてもらえると
すごく分かりやすくなると思うので
話が分かりやすくなると思うので
ぜひ調べないことをお勧めします。
サイトがありまして診断テストのサイトがあるんですね。
愛着スタイル診断テストっていうサイト
そのまんまの名前のサイトがあって
これは精神科医の岡田孝史さんの著書
回避性愛着障害と絆が希薄な人たちの
本の内容をもとに作ったサイトらしくて
僕もやってみたんですけど
これを使うと自分の愛着スタイルが分かるので
自分の場合こうなんだなとか
パートナーにやってもらえれば一番はいいんですけど
逆にこんな話したら関係性悪化しそうだなとかっていう場合は
あの人はこういう感じかなみたいなのを想像しながら
代わりにやってみてもいいかもしれないです。
本人にやってもらうのが一番いいですけどね。
2人で一緒にできたらいいかもしれません。
概要欄にリンク貼っておきますので
もしよろしかったらぜひ試されてみてください。
はい、ということで今回はここまでとなります。
はい、この間日々チューズマというポッドキャストがありまして
これが結構面白かったんですよ。
44話で愛は感情なのかそれ以外のものなのか
というタイトルの回がありまして
これボイシーオリジナル放送でも話したんですけど
教会のかやこさんという方がポッドキャストをやられてまして
アメリカで駐在されてるんですよね。
教会に行った時にそういった話を聞いたと
愛とは感情なのかそれとも意思なのかみたいな話を聞かれたということで
いろいろ考えられてた回だったんですけど
その話を聞いて僕もいろいろ考えたんですよ。
この話はボイシーオリジナル放送でも話してるので
ぜひ聞いていただきたいんですけど
僕は愛というのは
努力をすることによって
自然と巻き上がってくる感情なんじゃないかなって思ったんですよね。
努力というのは相手のことをケアするとか
そういった気持ちを受け止め合うとか
そういったことは努力をしないとなかなかできないと思うんですよね。
そういった努力をすることによって
お互いに対する愛着関係
今日の話の愛着関係をつくることができて
それによってお互いに対するコンパッションが湧いてくる
思いやりとか慈悲の気持ちが自然と湧き上がってきて
この人の苦しみを取り除きたいと
なんとかして助けてあげたいという気持ちが
自然と湧き上がってくる状態が
愛なんじゃないのかなって思ったりもしてます。
なのでこれを考えると
夫婦関係の問題を考えるときには
アタッチメントとコンパッションが
すごく重要になってくるなって思ったんですよ。
なのでこれ以降の放送は
多分コンパッションの話は結構増えてくると思います。
僕もプラスファンラボという会社のセミナーに
2ヶ月間受けさせていただいて
コンパッションのためのトレーニングを受けたんですけど
これだなって思ったんですよね。
夫婦がお互いに思いやりを持ち合うためには
必要になってくるのは
このコンパッションなんじゃないかなって。
誰もが安定型の愛着したりを持っているわけじゃないから
そこをカバーすることもできるなって思ったんですよ。
もうちょっとこれは調べてちゃんと
夫婦関係の改善方法とワークショップ
Podcastで話をしてきますね。
専門家の方もゲストにお呼びしたりとかして
詳しく深掘りしていけたらいいなって思っています。
あと夫婦関係の改善方法に関わらせる
ワークショップを開こうと思ってます。
これはもうちょっと具体的に何をするかっていうのを
簡単な資料を作ったりとかして
ノートの記事とかでシェアしようと思うんですけど
現段階で夫婦関係の改善方法について
ちょっと知りたいとか詳しく話を直接聞きたいとか
っていう方は概要欄にリンクがあります
ウェイティングリストにぜひメールアドレスをお書きください。
内容は講義形式にするんですけど
まだちゃんと固めてないんだけど
1時間半くらいの時間を取って
ワークショップの形にしたいので講義もしつつ
質問も受け付けて
それぞれの人に対してどう対応したらいいのか
それぞれのケースに対してどう対応したらいいのかっていうのを
その中で時間がいる限り相談を受けながら
アドバイスをしていけたらいいなって思ってます。
あと僕は学んだコンパッションの実践も
一緒にやっていけたらいいなと思ってて
コンパッション仲間みたいな感じでも
やっていけたらいいなって思ったりもしてます。
もうちょっと内容に詰めて
ノートの記事の方で
詳しく話を書こうかなって思ってます。
もしすでに興味があるなという方は
概要欄のリンクにある
ウェイティングリストにお書きください。
ちょっとニーズを知りたいなと思ってて
10人くらい集まったらやろうかなと思ったんですよ。
今の段階で4人の方が
お名前を書いてくださっているので
あと6人ほど集まったらやろうかなと思ってます。
たぶん途中でちょっと出れないという方も出てくると思うので
最終的に4,5人になるんじゃないかなと思うんだけど
それ以外の人数でも全然できるし
むしろやりやすいなと思うので
小人数の方がやりやすいなと思うので
ご興味のある方はぜひお申し込みください。
ということで
今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
さようなら。
32:22

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