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2021-02-09 19:26

#8 フェニルエチルアミン、それは恋のホルモン。人はなぜ恋に落ち、そしてなぜ恋は終わるのか?

なぜ、妻から自分への恋愛感情は消えたのか?なぜヒトは恋に落ち、そして恋は醒めるのか?それはフェニルエチルアミンという神経伝達物質が大きく関わっています。フェニルエチルアミンを知ることで、妻との関係を改善させる手がかりを得ることができます。妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b カウンセリング➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
昨日ですね、僕、人間ドッグで結果が出て、ピロリ菌という菌がいるみたいな結果が出て、それでまた病院に行ってきたんですけど、
子どもがいる方はぜひ調べたほうがいいと思うんですけど、胃がんになる原因らしくて、
僕、以前2年くらい前にピロリ菌の除菌をやったんですけど、それでもまだ検査で、抗体検査で陽性になって、
なんだろうと思って病院に行ったんですけど、3回目以降の除菌になると、日本で承認されている薬がないので、
どうにもできないよって言われたんですよね。どうにもできないけど、もう一回再検査するみたいなことを言われて、
仕方ないのでまた近所の病院に行って再検査しようと思うんですけど、
僕、実家は井戸水だったんですね。井戸水から感染するらしくて、万世遺影になっちゃうんですよね、ピロリ菌がいると。
胃が荒れていって胃がんの原因になるってことで、すごい胃がんの9割型の原因だかなんだかって言われてて、結構やばい菌なんですよね。
子供にも移りやすくなったりするので、僕の子供も15歳くらいになったら検査して、もしピロリ菌がいたら除菌しようと思ってます。
ぜひパパさんはね、子供がいる方は人間ドッグの時とかにオプションで調べられるので、やってみることをお勧めします。
ということで、全然関係ない話から進めるんですけど、今日はフェネルエチルアミン、それは鯉のホルモンということで、
なぜ人が鯉に落ちるのか、そのメカニズムはフェネルエチルアミンと呼ばれる神経伝達物質に鍵があるんですね。
今日はそのことについてお話をしたいなと思います。
なんでこんなこと言うかというと、人がなぜ鯉に落ちるのか、そしてなぜ鯉は冷めるのかってことを理解すると、
夫婦関係の改善においてすごく理解が早くなるんですね。
どのように改善したらいいのかっていう基礎知識になるなと思ってまして、僕はこの概念を知ったことによって、
恋愛の始まりと終わりを理論だって認識することができて、
今の僕ら、今の僕と妻にとって、この関係をより良いものにしていくにはどうしたらいいのかということについて、
すごい前向きに考えられるようになったんですよね。
なので今日はぜひフェネルエチルアミン、人が鯉に落ちる直接的な原因と呼ばれるホルモンについてお話をしたいなと思います。
このフェネルエチルアミンというものは何なのかというと、通称PEAと呼ばれていまして、
このPEAと呼ばれる興奮性神経伝達物質なんですね。脳の中の神経伝達物質です。
脳の中ってニューロンというものがあると思うんですけど、ニューロンとニューロンの相手を刺激が飛び移っていくんですけど、
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ニューロンとニューロンの相手の刺激が飛び移っていって、脳がそれを知覚するという仕組みになっていて、
飛び移るのを助ける効果があるんですね。
このフェネルエチルアミンというものは、興奮、歓喜、口骨などの恋愛の原因と呼ばれるものを引き起こすといった作用があります。
さらに言うと、覚醒剤と構造が似ているんですよね。アンフェタミンと呼ばれる神経刺激剤があるんですけど、
これにすごい構造が似ているんですよ。
どういうことかというと、自然の覚醒剤みたいなものなんですよね。
覚醒剤って、一度使うとなかなかやめられない中毒性がありますよね。
気分がものすごく高揚して、僕はやったことがないので、単なる知識として言っているだけなんですけど、
この覚醒剤をやると脳がハイになって、自分は妨げるものはない、ハッピー、幸せみたいな気持ちになるらしいんですね。
これが覚醒剤なんですけど、フェネルエチルアミンは覚醒剤と構造が似ていて、同じような作用を起こすと呼ばれています。
まさに天然の覚醒剤と呼ばれているものなんですね。
このフェネルエチルアミンなんですけど、脳の中で恋愛患者が生まれているのではないかと言われている部分があって、
大脳変異型と呼ばれるところがあるんですけど、そこは人間の情動を司っているんですね。
そこで恋愛患者が生まれているのではないかと呼ばれていまして、
このニューロンがフェネルエチルアミンによって活性化されて、恋愛患者を覚えるようになるんじゃないか、恋愛患者を感じるようになるんじゃないかということが、
ドゥーヨーク州立心理研究所の心理学者であるマイケル・リーポビッツという学者さんによって提唱されているんですね。
この人が、もともとの文献はヘレン・フィッシャーさんという人類学者の方が書いた「愛はなぜ終わるのか?」という本の中なんですけど、
その中の記載でニューヨーク州立心理研究所の心理学者マイケル・リーポビッツさんという方が提唱していますということがありまして、
この大脳変異型のニューロンがフェネルエチルアミンによって活性化されて、恋愛感情が覚えるようになると。
このフェネルエチルアミンというのがまさに人を恋に落とす直接的な原因になるだろうと言われています。
これが、なぜそれがわかったのかということなんですけど、ノマウス中毒者と呼ばれる人たちがいまして、悲惨な恋愛を繰り返しちゃう人がいるんですよね。
すぐ恋に落ちちゃって、しかもろくないと選ばないんですよね。
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その人と一緒になったらやばいよ、みたいな。
大丈夫?いや、ダメだよね。ダメだよ、ダメだと思うよ、みたいな人を選んじゃう人はいません、周りに。
僕もたまにいるんですけど、なんでその人を選ぶかな、みたいな。
いや、ダメだよ。いや、絶対ダメだな、みたいな人を選んじゃうんですよ。
選んで、結局別れちゃうんですよね。
ああ、やっぱり別れちゃったね、みたいな。
で、また付き合ったの?って言って、話を聞くとまた同じような人を選んでて、またか、みたいな。
そういう人がたまにいるんですけど、こういう悲惨な恋愛を繰り返しちゃう人。
ロマンス中毒者と呼ばれてまして、この人たちにマイケル・ディーバウスさんが実験をしまして、
脳内のフェネルネチルアミンの分解を抑えるMAOという抑制剤、モアミンオキシターゼと呼ばれる抑制剤を与えたんですね。
どういうことかというと、フェネルネチルアミンがどんどん脳の中で分解されていっちゃうと、
フェネルネチルアミンが足りなくなっちゃって、もっと欲しい、もっと欲しいって脳の中になってるだろうって仮説を立てたんですね。
もっともっと恋をしたい、もっともっと恋をしたい、もっともっと、もっと恋を欲しいんだーって、
この薬中の人が薬は欲しい、も薬が欲しい、みたいな、俺に薬をよこせー、みたいな、そういう気持ちが脳の中になったわけなんですよ。
それから恋愛に置き換わってるだけで、俺に恋をよこせー、みたいなね、恋愛をしたいんだ、恋愛をよこせー、
こんな足りないぞー、みたいな気持ちになってるわけなんですよ。
なんでなってるかっていうと、フェネルネチルアミンがどんどんどんどん脳の中で分解されちゃって、残ってないんですよね。
残ってないので、どんどん欲しい、どんどん欲しい、どんどん欲しいってなってるだろうと。
ということで、このフェネルネチルアミンの分解を抑えるモノアミンオキシターゼと呼ばれる、MAOと呼ばれる抑制剤をロマンス中毒者に与えたんですよ。
多分注射化なんかしたんでしょうけど。
その後に何が起こったかっていうと、そのロマンス中毒者の人たちは悲惨な恋愛を繰り返すことがなくなったんですよね。
相手選びにすごい慎重になって、誰と付き合うか、ちゃんとしたリレーションシップを築くにはどうしたらいいかっていうのをちゃんと考えるようになったんですよ。
しまいには、あんなに恋愛を求めてたのに、恋人がいなくても快適に暮らせるようになっちゃったんですよね。
何を物語っているかというと、フェネルネチルアミンをどんどん分解し足りなかった人たちにフェネルネチルアミンを与えたんですね。
そうすると、気持ちが穏やかになって、足りなかった渇望状態が緩和されたということなんですよ。
ということは、フェネルネチルアミンというのは、人に恋愛感情を起こさせる効果があるというようなことが考えられるということなんですね。
結構身近にもこういう人たちいると思うんですけど、そういう人たちにはこのMEO抑制剤というのを与えると、そういった症状が緩和されるということなんですよね。
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すごい不思議ですよね。
このフェネルネチルアミンなんですけど、恋愛を起こさせる物質であるということは分かりました。
あなたとあなたの奥さんが出会ったときにも、フェネルネチルアミンがあなたとあなたの奥さんの頭の中でバンバン出てたと思うんですよ。
出会ったばっかりのときは、お互いにこのPAが出まくっていて、あなたとあなたの妻の脳の大脳変異型ニューロンがフェネルネチルアミンによって活性化されて、バンバン動いてたはずなんですよね。
そして、ひとびた恋に落ちますと。
なんですけど、聞いているあなたもご存知のように、恋って冷めちゃうじゃないですか。
どんな恋愛も冷めますよね。
で、なんで冷めるんだろうということなんですけど、僕は若いときに不思議だったんですよ。
なんでこんなに好きだったのに、どうでもいいと思えちゃうんだろうなみたいな。
なんかもう情熱が続かない。
今日は別に二人でいなくてもいい。
一人でちょっと遊びたいなみたいな。
ちょっと一人で映画見に行きたいなみたいな。
だんだんなっていくんですね。
あんなに一緒にいたかったのに、なぜか恋が冷めていく。恋愛感情がなくなっていく。
これはなぜなのか。
その原因の一つとして言われているのが、
この神経伝達物質は、覚醒剤と蘇生が似ているとお話したんですけど、
覚醒剤もそうですけど、その効果が切れちゃいますよね。
効果が切れると酢に戻るじゃないですか。
酢に戻るまでそういうことで、フェネルエチルアミンも効果が切れちゃうんですよ。
どれくらいの期間で効果が切れるかというと、
18週間かかると、
多分あなたにとっても過去の恋愛を思い返していただくとわかると思うんですけど、
その人に対して感じていた恋愛感情がなくなったときって、
付き合って3年ぐらいで、そういう気持ちがだんだん消えていくんですよね。
その人に対しての恋愛感情がなくなったときって、
その人に対しての恋愛感情がなくなったときって、
その人に対しての恋愛感情がなくなったときって、
付き合って3年ぐらいで、そういう気持ちがだんだんなくなっていった?減少していった?穏やかになっていった?
っていう思い出があると思うんですよね。
僕もあるんですよ。
それぐらいでどうしても冷めていくんですよね。
冷めるスピードが人によって若干変わってくるということだと思うんですよ。
18ヶ月か3年ということは、人によっては18ヶ月で冷めちゃう。
人によっては18ヶ月で冷めちゃう。
18ヶ月って1年半か。
1年半で冷めちゃうけど、
もう1人はあと1年半、まだまだ俺のフェネルエッジアミは燃えてるぞって状態なんですよ。
そうなると相手が冷めちゃって、
なんでなの?なんでなの?やめて。
置いていかないで。いなくならないで。みたいになっちゃうわけなんですよね。
なんでこんなことが起こるかっていうと、
言われてるのが、脳はそういったロマンチックな統制状態を永遠に維持することができないだろうと言われてるんですね。
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つまりは、常時覚醒剤を打ちまくってるような状態を脳が維持できないということなんですよ。
確かにそうですよね。
覚醒剤とか麻薬とかを打って、
活力みなぎってるみたいな状態になったとして、
その状態が永遠に続いたら死んじゃいますよね、人って。
恋に落ちたばかりの時の気持ちの高まり、あの高揚感、思い出してもらいたいんですけど、
あの時って食事も満足に喉も通らず、ずっとその人のことを考え続けてしまうような状態になったんですよね。
特に10代とかね、20代前半とか、特に10代とかですよね。
もう何だろう、僕もね、思い出すとね、10代の時に初めて恋愛した時は体重が10キロぐらい落ちたんですよね。
あの甘いにも痩せちゃって、周りの人がびっくりして、何が起こったの?っていうぐらい痩せちゃったんですけど、中学生の時なんですけど。
でもそれぐらいね、この恋愛っていうのはね、人をこう思い出して、
でもそれぐらいね、この恋愛っていうのはね、人をこう変えてしまう効果があると。
だけどそれが永遠に続いたら、僕体重ね、もう何十キロも減っちゃうだけなんですよ。
もう死んじゃいますよね。あのガシしてますよ、きっとそんな状態が続いたら。
常時覚醒剤打ちまくってるようなもんなんで。
なので人間というのは、その刺激に、何だろう、この維持することができない、統制状態を維持できないということ。
さらにもう一個言うと、そういった刺激に神経が慣れてしまうというふうに言われてます。
慣れてしまう、もしくはフェネルレッジラミンのレベルが低下していくんじゃないかと言われてます。
この辺はまだはっきりと分かってはいないんですけど、神経の刺激、神経は刺激に慣れてしまうということがよく言われてます。
こういった理由でフェネルレッジラミンの効果は1年半から3年程度で切れてしまうと言われてるんですね。
ここから分かることなんですけど、結婚している僕ら、あなた、結婚してますよね。
結婚していて、奥さんと今結婚してますと。
出会ったばっかりの時にはフェネルレッジラミンがお互いに出まくっていてラブラブでしたと。
なんですけど3年程度経ってどうですかね、徐々に変わってきてません?気持ちの中で。
奥さんに対しての感情。奥さんからあなたに対する感情。
出会ったばっかりと全く同じだということはそんなにいないと思うんですよね。
だんだん変わってきているはずです。
これはなぜ変わってきているかというと、今話したようにフェネルレッジラミンの効果が3年程度で切れてしまうからですね。
切れると相手に対しての深い恋愛感情というのを維持できなくなってくるということなんです。
ということは生物学的な流れなんですよね。逆らうことができないんですよ。
僕らが人間であるいは生物である限りこの流れには逆らうことができないんですね。
なので結婚生活には努力が必要だという結論につながっていくわけなんです。
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お見合い結婚した人と恋愛結婚した人で結婚10年後の満足度・幸せ度がどうなったか調べた調査によると、
私はインドのラージャスタン大学というところで調べているんですけど、
お見合い結婚した人の方が10年後の幸福度というのは高かったんですよね。
なぜ高いのかというと、お見合い結婚というのは出会ってからがスタートなんですよね。
出会ってからがスタートでそこからお互いを知っていって、
初めから相性が良いとか悪いとかって全然分からない状態で最初からずれてるんですよ。
ブロックが最初からずれまくってて噛み合わない猫みたいな感じになってるんですよ。
噛み合わない猫同士が出会って一緒にくっついていきましょうみたいになってるんで、
お互いに噛み合う度にお互いにギリギリギリギリやすりで削ってしながら
お互いのブロック同士が噛み合うように調整していくんですよね。
そうなると10年後にお互いすり合わせた結果をピタッピタッとハマるようになるんですね。
だけど、恋愛結婚した人っていうのはもともとブロックがパチコーンとハマってるわけなんですよ。
パチコーンとハマっていて私たちぴったり最高のパートナーって状態なんですけど、
そうなるとより良くして我々の関係をより良いままに変えていこうみたいな動きって
あんまり思わなくなっちゃうんですよね。
そうすると努力を怠っちゃうんですよ。
恋愛結婚で結婚された方ほとんどっていうのは、僕も含めてそうなんですけど、
結婚すればその方はずっとお互いに愛し愛される関係でいられると思うんです。
なんだけど大間違いなんですよ。
大間違いなんですよ。
なぜ間違ってるかというと、人が恋に落ちる原因はフルネチュラミンという神経転達物質による生物学的な作用でしかないわけなんですね。
その作用が3年程度で効果は切れてしまうからなんですよ。
なので永遠に続く結婚式の時に、なんか誓いますよね。
この人を永遠に愛する言葉を誓いますかみたいなやるじゃないですか。
はい、誓いますみたいなやりますよね。
で、あの儀式によってお互いの絆っていうのは強くなるんですけど、
だからといって魔法のように永遠に愛し愛される関係になるってわけではないんですね。
努力が必要になるということなんですよ。
その結果を裏付けるようにインドのアジアスタン大学の調査結果によると、
お見合い結婚の方が10年後の幸福度っていうのは高かったと。
なぜ高いのかというと、結婚後の努力というのによってより幸福になれるってことなんですね。
ということは結婚後にお互いのうまくかみ合わない部分が出てきたとしても、
そこをうまく自分たちで解消するように努力をしたカップルほど幸福度が上がっていくということになるんですね。
はい、ということでちょっと最後話がずれてきてしまったんですけど、
今日はそういったフェネルエチルアミン、それは恋のホルモンということで、
18:01
なぜ人が恋に落ちるのか、そしてなぜ恋は終わるのかということについて
お話をさせていただきました。
ここの詳しい話というのは、進化人類学者のヘレン・E・フィッシャーさんという方が書かれた
愛はなぜ終わるのか、結婚不倫、離婚の自然史という本があるんですけど、
ここにすごい詳しく書かれてますので、より深く知りたい方はぜひ本書の方をお読みください。
はい、ということで今日の話は以上になります。
プロフィール欄のリンク先に質問箱を用意してますので、
こういうことを知りたいとか、こういうことを聞きたいとか、
自分の場合はどうしたらいいのかなというお悩みがありましたら、
ぜひそちらにお送りください。
Podcastの中でお話をさせていただいたり、
Noteのほうで回答をさせていただいたりとかしております。
あとNoteのサークル機能を使ってカウンセリングサービスを行ってますので、
SkypeとかZoomとかビデオチャットだったり、メールだったりとかでご相談載ってますので、
そちらもぜひご興味のある方はお使いください。
男性からのお悩みを結構受け付けてまして、
自分の場合は具体的にどうしたらいいのかなっていう、
一緒に寄り添っていくような何でも話せるパートナーみたいな形で、
僕のことを使っていただければと思っています。
はい、ということで今回も最後までありがとうございました。
それではまた。
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