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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係に悩む男女向けに関係改善のヒントになる発信をしています。
妻は?夫は?なぜ浮気をしたのか?浮気の根本的な原因に迫る浮気シリーズ第2回目となります。
ちょっとネーミングがちょっとイマイチですけど、なぜ浮気が発生するのか、なぜ人は浮気をするのかっていうのは、僕が今すごい気になっていて、
相談者さんの相談内容でも多いんですけど、なぜ人はこんなに浮気をするんだろうっていうのをすごい考えていたんですね。
その答えの一つ、ヒントになりそうなのが、日本の夫婦パートナーとやっていくシアワスト葛藤という本の中にあったので、
これは元に浮気の原因に迫るシリーズとして何回かに分けて話をしていこうと思います。
本の著者は柏木恵子さんという東京女子大学の名誉教授の方で、専門は発達心理学と家族心理学になります。
本書の中でも家族心理学と発達心理学を元に話が書かれていて、とても参考になる話だったので、この本はぜひおすすめです。
今日はですね、人がなぜ浮気するのか、それには7つの理由があるという風に本書の中では書かれています。
ではその2つについて説明をしようと思います。
まず1つ目はですね、愛の対象とセックスの対象の不一致。
2つ目は分離個体化の発達課題の未完の作業ということで、この2つがあるんですが、
2つ目はちょっと何?って思うと思うんですよね。分離個体化?発達課題って何?って思うと思うんですけど、
紐解いていくとすごい簡単な話なんで、誰でも理解できると思います。
1つ目は、これは分かりやすいですよね。愛の対象とセックスの対象の不一致。
すごい分かりやすいんだけど、これすごい悲劇だなって思うんですよね。
こういう形式が稀なんじゃないかなと思うが思うんですけど、実際あるそうなんですよね。
例えば自分が男性で妻のことを愛してると、だけどセックスができない、したいと思えないと。
自分がセックスをしたいと思う対象は実は男性なんだっていうケースがあるんですって。
だけど愛する対象は女性なんですって。
ここちょっと何で?って思うと思うんですけど、そういうふうな人が中にはいるそうなんですよね。
愛を感じる愛する対象は妻なんだけど、セックスしたいと思うのは男性だったりすると性の対象が異なってくるっていう。
恋愛感情というのはノマンティックという表現がされて、そうじゃない感情のことをアロマンティックというふうに呼ばれたりとか、
この2つ、愛する対象、セックスで快感を得られる対象は異なる人たちをバイドマンティックと呼んだりとか、いろんな言い方があるそうなんですけど、
こういったケースが世の中には存在するときに言われてます。
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だから本当は妻のことを愛してる、もしくは夫のことを愛してるんだけど、
セックスで快感を得られる対象が違う、セックスをしたいと思える相手が違うっていう、本当に悲劇でしかないなぁと思うんですけど、こういったことがありますと。
で、この中には性依存症の方も含まれるそうです。セックス依存症ってよく言われるものですね。
妻のことを愛してるんだけど、不特定多数の人間とセックスをしないと満たされない、快感が得られないというケース、性依存症って呼ばれるパターンだったりとか、
あとこう、すごい鬱状態になっているときとか、不安、恐怖を一時的に軽減するために婚外交渉で走ってしまうっていうケースもあるそうです。
これも愛する対象は存在する、例えば妻のことを愛してる、夫のことを愛してるんだけど、鬱状態とか不安恐怖を軽減するために婚外交渉してしまうというケースがあると。
で、なんでこんなこと起こるのかというと、人は情緒的に混乱したときや、ある一定の不安や緊張があると性的反応が高まると言われているそうなんですね。
それで、僕、他の本でも読んだことがあるんですよね。すごい緊張状態とか死ぬかもしれないというときとかに、なぜか性欲が高まるということが起こるらしいんですよ。
確かに、その昔読んだ方に書いてあったのは、自分が死ぬってなったときは、生物というのは死を残すことが使命なので、
人間って文化的な生き物ですけど、死ぬかもしれないってなったときは、生物としての根源の使命に立ち帰ってしまって、子孫を残さねばと思って性的反応が高まるみたいなことが書いてあって。
そんなことあるのかと思ったんですけど、自分はなかなか経験できないじゃないですか。死ぬかもしれないという瞬間が滅多にないのでわからないですけど、そういうことが起こるらしいんですよね。
あと、昔働いていためちゃくちゃ忙しい業界にいたときに不倫とかがすごい横行してたんですよね。すごい不倫が多い業界があって、
なんでこんなに多いんだろうと思ったんですけど、そこの業界の仕事ってすごい緊張を求められたんですよね。すごい緊張するんですよ。
常にストレス感にさらされていて、実際、何でしたっけ、亡くなった方もいるんですよ。働きすぎで。
名前が出てこないけど、働きすぎて亡くなっちゃう。過労死だ。過労死ってあるじゃないですか。過労死がよく起こる業界で、
この間亡くなりましたみたいな話を聞いたりしてたんですけど、笑い事じゃないですけど、そういったことがあった業界だったんですよ。
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死と隣り合わせと言ったら言い過ぎかもしれないけど、そういったストレス、働きすぎだったりとか、仕事関係、取引先とかによる緊張関係とか、
そういったすごい高ストレス感にさらされることによって、性的反応が高まったのかなって思ったりもする時があるんですよね。
もしかしたらそれもこれに含まれるのかもしれないなって思ってます。
2つ目ですね。分離個体化の発達課題の未完の作業ということで、なに?と聞いた時に訳わかんないと思うんですけど、
僕も訳わかんなくて色々調べたんですけど、これを今日はメインに話をしたいなと思っていて、
多分これに当てはまっている方もいらっしゃると思うんですよね。
これをすごい簡単に言うと、子供の時に母親との間に強い愛着関係が作れなかった、
母親から愛される経験が少なかったからこそ、大人になってからそれはもう一回やり直そうっていう、
愛着関係作れなかったらもう一回やり直そうみたいな、
すごい簡単に言うと、ちょっと解釈が間違ってるかもしれないんですけど、
簡単に言うとそんな感じなんですよ。
ちゃんと詳しく説明しますね。
僕も専門の人間じゃないので間違ってるかもしれないので、その時はぜひ本章に当たってください。
まずですね、この分離個体化といった概念、分離個体化の発達課題という概念というのは、
小児科医のマワランさんという人が提唱した発達理論なんですって。
人間の心理的なものの発達の理論ですね。
母子関係の母親と子どもの関係の心理的な発達の理論だそうです。
子どもがどういうふうに母子関係を作っていくかというと、
0歳から1ヶ月というのは母親と自分が一体化していると思っているんですって。
ちょっと前までは母親のお腹の中にいたわけじゃないですか。
だから自分と母親は一体化しているというふうに認識しているのが1ヶ月までで、
2ヶ月から5ヶ月目、生後5ヶ月までというのは、
母親と自分のこの2人で一つの個体だという、
一つの人間だというふうな幻想を抱いているんですって。
生後5ヶ月でもまだ自分は自分という存在であると、
独立した存在であると認識は持てないというふうに言われていて、
自分の母親と自分、この2人で一つの存在だよねって、
2個一だよねみたいなふうに思っているというのが5ヶ月目ですね。
そして5ヶ月目から9ヶ月目というのは、だんだん首が座ったりしてきますよね。
首が座ってきて、抱っこするときも、
昔だったら首がガーッと行くからしっかり首を押さえて、
そーっとそーっと抱っこしてたけど、
首が座ってくるから結構抱っこも楽になってくる時期なんですよね、この時期って。
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身体的に発達してくる時期なので、
首が座っているから自分で首を動かせるんですよ。
バンボとかに座って首をグイッグイッと右に左に動かして、
なんか人がいるって気がつくんですよね。
ママだけじゃない、ママ以外にも人がいる。
パパはまず、パパって認識ないと思うんですけど、
ママ以外にも人がいるって、
あれ、なんかいろんな人がいるって、だんだん気がつくようになってくるんですね。
母親と母親以外の存在を認識するんですよ。
どうもこの世界は、自分と自分の母親だけじゃなくて、
別のものがわちゃわちゃいるぞって気がつく時期なんですよ。
ここで人見知りが発生するんですね。
なんかちょっと怖いとか恥ずかしいって思うわけですよ。
だって自分の母親以外の存在を初めてそこで認識したんで、
怖いってなりますよね。
これは9ヶ月目で。
9ヶ月目から14ヶ月というのは、
歩けるようになってきますよね。
一人で歩けるようになってくると、
ちょっと遠くまで行けるわけですよ。
遠くっていっても家の中とか母親からそんなに離れないですけど、
母親にぴったり抱っこされてる状態じゃなくなるので、
歩けるようになる。
すると母親の存在を安全基地として、
外の世界へ出かけられるようになるんですよ。
自分はちょこちょこ歩いて、
外にも行ける、ちょっと離れたとこも行けるんだけど、
後ろを振り返れば母親が待っている、
ママが待っていると。
だから安心だっていう、
安心感を感じることができるんですよね。
そういった安心感を感じられる存在を、
安全基地っていう風によく発達、
これなんか心理学の用語なのかな、
よく言うんですけど、
母親の存在を安全基地として感じながら、
外の世界へ冒険できるようになるのが、
9ヶ月から14ヶ月という風に言われています。
次が14ヶ月から2歳の間というのは、
どんどん体が発達していくんですよね。
走れるようになりますし、
一人でどこどこ歩けるようになってくる。
全然バンバン歩けるようになりますよね。
こうなってくると、
物理的に母親から離れられるようになってくるわけですよ。
ずっとそばにいなくてもいいので、
家の中でも1階に行ったり2階に行ったりとか、
別の部屋に行ったりとか、
一人でどんどんどんどん歩けるようになってくるわけです。
だけど、物理的に母親と離れることはできるんだけど、
心理的にはまだつながっているわけですよ。
母親と自分、2歳の子供というのは、
自分とママは心理的につながっているという風に感じているので、
ここで発達のズレが生じるんですね。
物理的には分離できるけど、
心理的には分離できないという発達のズレが生じる。
そして、好きなように振り回りたいと、
もうこんだけ僕は動けるんだから、
好きなようにしたいとワーッとなる。
だけど、ママとの親密な関係に戻りたいという気持ち、
これが戦うようになってくるのが2歳、
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14ヶ月から2歳の時期というふうに言われています。
そして、最後の段階ですね。
母子家庭の発達における最後の段階というのは、
2歳から3歳。
ここはかなりしゃべるようになりますね。
うちの子も3歳ですけど、めっちゃしゃべるんですよね。
言語能力を獲得できて、
自分と他者との区別がつく時期なんですよね。
そうなると、母親の存在が心の中にあることで、
母がいなくても、
情緒的に安定できるようになってくるんですね。
後追いしたりとか、人見知りしたりとか、
一人でどこにも行けない、
どこにも行けないというか、
母親とずっとぴったりくっついていないと、
何もできないという時期が過ぎるわけですね。
2歳から3歳というのが。
うちの子も一人でトコトコ歩いていくので、
すごい不安で道路の方に歩いていったりとかして、
車が来ないかってひらひらするんですけど、
そういう時期が2、3歳。
ちょっと勝手に行かないで、どこ行くの?
みたいなことが起こりますよね、2、3歳って。
これは母親の存在が、
自分の心の中にある安全基地として、
心理的に心の中に母親がいるから、
情緒的に気持ちが安定してるんですよね。
だから冒険に行けるんですよね。
どこどこどこどこどこどこどこどこどこ、
どんどん歩いていっちゃうのは、
母親との親密な関係が作られていて、
安心感があるから遠くへ行けるっていうことなんですよね。
冒険に行けるっていうことなんですよ。
これが小児科医マーラーが提唱した
母子関係の発達理論なんですけど、
これがうまくいってない。
子供の時にこういった関係性を
母親との間で作れなかった場合に、
発達課題の未完というのが起こってしまう。
そしてその発達課題の未完の作業を
おとろになってからするときに
浮気というものが現象として発生するっていうことなんですね。
もうちょっとわかりやすく言うと、
生後5ヶ月から3歳の子供というのは、
先ほど言ったように、
母親を安全基地として、
自分の内面の中に、
安全基地としての母親を内在化しながら、
自分の中に感じながら、存在を感じながら、
母親の元から離れる練習を始める時期が
5ヶ月から3歳と言われています。
だけど外に出るのって怖いじゃないですか。
またちっちゃい子供なんで、
外の世界に行って、すごい怖い思いをすると、
母親の元に戻って、
これを何度も繰り返す中で、
最終的に自立に向かっていくということなんですね。
だけどこの幼児期、
0歳から3歳のこの幼児期に、
母親が十分な安全基地になれなかった場合とか、
母親の対応が一貫していない場合、
受け入れたりとか受け入れなかったりとか、
なんで私のことを受け止めてくれるんじゃなかったの?
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あの時は抱きしめてくれたのに、
今日はなんでぶつの?
なんで無視するの?
というふうに態度が一貫しないケースの場合は、
この時期の心理的な発達が未完のまま終わる、
完成しないんですよ。
心理的に発達ができない状態で、
大人になってしまうということなんですね。
で、そうなると大人になってから、
この幼児期に十分体験できなかった、
発達課題のやり直しが始まるというふうに言われているんです。
発達課題というのは先ほど言った、
0歳から3歳の間で起こっていった、
母親と一体化している存在から、
自己と他者を認識していって、
外へと出かけるようになっていって、
やがて自分の中に母親の存在を内在化するようになって、
情緒的に安定して、
外へと冒険ができるようになり、
自立するというのが発達課題なんですね。
この発達課題のやり直しを大人になってから始まるということなんです。
すると何が起こるかというと、
パートナーという安全基地があって、
初めて浮気ができるということが起こるんですね。
された方としてはたまたまじゃないと思うんですけど、
たまたまじゃないと思うんですけど、
本人にとっては、下側の本人にとっては、
パートナーという安全基地がある、
安心できる存在があるからこそ、
外に行ける、外の世界に行けるということになるんですね。
こうなった時に、
どうしたらいいのと思うと思うんですよ。
いや、俺、親父じゃないんだけど、
私、ママじゃないんだけど、
って思うじゃないですか。
自分で何とかしてくんないって、
多くの人は思うと思うんですよ。
この発達課題の背景を知らないと、
いや、なんでそんな、
こっちで暴いてくるの、みたいな。
あなたらの問題でしょって。
お前の問題だろって。
何とかしりゃあって。
これはお前の課題だ。
これは妻の課題だ。
これは夫の課題だっていうふうに、
スパーンと切っちゃうと思うんですよ。
だけど、こういう時にどうしたらいいかというと、
された側、浮気された側が、
下側に対して根気強く、
母親のように見守る役割を果たす。
これを繰り返すことによって、
このプロセスを通すことによって、
浮気した側は、
幼児期に未完だった発達課題を
やっと完了できると。
そして、された側、
下側にとってはパートナーですね。
された側というのは、
その下側に対して、
かっこたる存在感を持たせることができると。
つまり浮気した側の心の中には、
安全基地としての母親がいないわけですよ。
大人になったような母親とかないと思うんだけど、
幼児期に心の中に、
情緒的な安定性を保つための
母親を内在化することができなかった。
ぽっかり空いてるわけですよ、心の中に。
心の中にぽっかり穴が空いていて、
安全基地がどこにもないわけですよ。
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これを浮気した側は、
された側のパートナーと一緒に、
根気強く見守られることによって、
自分の中にそのパートナーが
大きな存在感を持って、
内在化させることができるようになってくる。
すると、夫婦の親密性を取り戻すことができるようになる。
ということなんですね。
結構話が複雑かつ、
ちゃんと話さないと分かりづらいことな内容なので、
あと5つ、人がなぜ浮気するのかという理由があるんですけど、
これはまた次回、
3回か4回、あと2、3回に分けて
話をしていこうと思います。
次回は、パワーコントロールの手段、
飲み込まれ不安を見仕返すというものと、
現在のパートナーからは、
満たされない保障行為というものについて
話をしていこうと思います。
全然話は変わるんですけど、
最近1年ぶりに英会話のレッスンを始めたんですよ。
ブライチャーという英会話のオンラインのスクールがあるんですけど、
ここで、ちょうど去年の4月に初めて受けたんですよね。
発音のレッスンを受けて。
だけど辞めちゃったんですよね。
忙しくなって、2回目がたまたま受けられなくなって
キャンセルしたら、もうそのまま1年間やんたかったんですけど、
最近になってまた始めたんですよ。
始めた気がついたのが、
全然発音できねえっていうことに気がついて、
なんかそこそこ喋ってるかなとか思ってたけど、
いざ講師の方と話をするスカイプであるんですけど、
話をしだすと、
何って言うかほとんどわからないですよ。半分くらいわからなくて、
自分が言いたいこともうまく伝わらなくて、
赤ん坊になっての気持ちになって、
すごいみじみな気持ちになるんですけど、
このみじみな気持ちが嫌で僕は逃げてたんだろうなと思うんですよね。
でもこのみじみな気持ちが逆に固いなって頑張ろうって気持ちでもなるんで、
しばらく続けていこうと思うんですけど、
この間、
A、
最近発音、僕発音しか今やってないんですけど、
PHONIXって発音やってて、
ショートAっていうのがあって、
アルファベットのAってあるじゃないですか、
あのAの発音だけで1時間やったんですよ。
もう進まないんですよ。
全然できなくて。
何度も何度もやり直しされて、
やっと最後にAの発音ができるようになったんですけど、
自分が何もできないっていう、
すごいつらいんだけど、
だけど、この先があるんだなって、
自分が知らないことがしてるんだなとか、
階段を登っていけるんだなっていうのが、
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すごい希望というか楽しくなったんですよね。
前に進んでいく楽しさみたいなのを味わえて、
語学学習の楽しみの一つなのかもしれないですけど、
っていうのを感じられたんで、
ちょっとしばらく続けていこうかなって思ってます。
なんで英語の発音のレッスンを始めたのかとか、
なんで30代の後輩になってやったのかとかっていうのは、
ちょっといろいろと思うことがあるんで、
別な機会か、
ノートのメンバーシップで公開している、
プレミアム版のポッドキャストの方で
話をしようかなって思ってます。
あとドリンゴっていう語学学習アプリで、
英語と中国語と韓国語をやってるんですけど、
これも楽しくて、なんか刺激になるんですよね。
単調な毎日に刺激を与えてくれるようなところがあって、
楽しいなって、単純に楽しいなって思ったりするんで、
ちょっとね、なんか興味のある方はいいかもしれないなって思ってます。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。さようなら。