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2022-06-23 18:23

#390 妻が抱える"時限爆弾"とは?なぜ夫婦関係は突然悪化するのか?

突然やってきた夫婦の危機。

ぼくら夫にとっては突然だったけれど 、妻にとっては”時を刻み続ける時限爆弾”のようなものだったのかもしれません。

今回は突然やってくる夫婦の危機を”時限爆弾”にたとえ、なぜ妻の心の中に爆弾が生まれてしまうのかを解説します。


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突然やってきた夫婦の危機。 僕ら夫にとっては突然だったけれど、妻にとっては時を刻み続ける
次元爆弾のようなものだったのかもしれません。 今日は妻が抱える次元爆弾というものについて話をしようと思うのですが、
何?って思うと思うんですよね。次元爆弾って何?何のこと?って思うと思うんですけど、
これは2022年6月21日に僕がノートに書いた記事、 妻が抱える次元爆弾という記事があるんですが、これについて今日話をしようと思うんですね。
じゃあ、そもそも次元爆弾って何なの?ってことなんですけど、これは
夫婦間において、夫婦の危機が訪れるとき、例えば離婚したいと妻から切り出されたりとか、
夫婦のどちらかが不倫をしていたことを発覚したいとか、そういった次元爆弾が爆発する時というのがあるんですが、
これもこの次元爆弾の爆発の威力は人それぞれなんですけど、どんな女性もこの次元爆弾を抱えているんじゃないかと僕は思っているんですね。
この次元爆弾がどのようにして生まれて、どうすれば爆発を防ぐことができるのかということについて話をしていこうと思います。
まずこの次元爆弾は一体何なのか?どういうこと?っていうことなんですけど、この次元爆弾は
女性の心の中に溜まっている、妻の心の中に溜まっている、本人も気がつかないうちに溜まっている
夫への不信感であったりとか、夫を許したくないという恨み、こういった不信感、不満、恨み、これらが結晶化したものが爆弾だと僕は考えています。
そしてこの爆弾が爆発する時というのは、夫婦だけではなくて子供も巻き込んで爆発するといったことがあるなと思うんですね。
まさに離婚などはその典型的なケースですよね。
子供がいなければ夫婦二人だけの問題ですけども、子供がいる場合というのは子供を巻き込んだ大きな問題になってきます。
離婚だけではなくて家庭内別居であったりとか、もしくは別居であったりする場合も子供を巻き込んで大きな爆発をすることになります。
自分たちだけの問題じゃないんですよね。子供を巻き込んだ家族全体をこう、なんだろうな、バラバラにさせてしまうような爆弾。
この次元爆弾はもうどんな女性も持っているんじゃないかと僕は思うんですね。
じゃあなんでその多くの女性がそれを持っているのかということと、なんでそれが生まれるのかということを話そうと思うんですが、
まずこの次元爆弾がどうやって生まれるのか、夫を許したくないといった恨みであったりとか、知らない間に溜まっている夫への不信感。
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怖いですよね。こっちが知らない間にどんどん溜まっていくんで。
こういったものがなぜ生まれるのか、爆弾の要素となるこういったものがなぜ生まれるのかということなんですが、
僕はこれは呪縛が大きな原因の一つなんじゃないかなと思うんですね。呪いですよね。呪いとか呪縛。どういうことなのかというと、
家事・育児を自分でやらないといけないといった思い込み、家庭のことを自分がやらないといけないといった女性の思い込み、これが呪縛だなと思うんですね。
もうちょっと詳しく言うと、自分の親のことを思い出してもらいたいんですけど、自分の親であったりとかおじいちゃんおばあちゃんとかのことを思い出してもらいたいんですが、
家の中での家事とか育児というのは女性が担っているケースが多かったんじゃないかなと思うんですね。僕自身もそうだったし、
僕も母親が家の中のことをよくやっていたし、その上の世代というと、僕の家はその上の世代がちょっと特殊で、
おじいちゃんおばあちゃんが共働きのフルタイムでバリバリ働いていたので、2人とも家のことをやらなかったんですけど、うちの母がその負担を消化されていたんですよね。
家の中における負担を全部消化されていた。こういった家庭環境で育った方って少なくないと思うんですよ、日本人においては。
家の中のことを女性が担っていた。自分の母とかおばあちゃんとかが担っていた。そしてそれが当たり前のようにそこにあった。
こういった家庭環境で育った方が多いと思うんです。そしてメディアの影響もあると思うんですよね。
日本でよく流れているアニメであったりとか、そういったノンチョウというのがすごく強いと思うんですよ。
女性が家事・育児を負担するといったことが、言葉には出さないんだけど、当たり前の空気のようにそこに存在するといったのが、
昭和平成ぐらいまでの日本だったのかなと思うんですね。
こういった環境の中で暮らしていくと、自分がやらないといけないというふうに女性が思い込みやすい環境なんですよね。
なので自分で頑張るんですよ。頑張り続ける。自分一人で家事・育児を頑張ろうとする。
でも、全部一人じゃできないんですよね。それを。
だけど夫に頼ろうとするんだけど、うまく頼ることができないといった現象も起こるわけなんです。
もうちょっと話を巻き戻して言うと、自分がやらないといけないと思い込みの背景には、
例えば家庭の中における収入の配分が自分の方が少ないと、自分稼いでないから、夫の方が収入が高いから自分はその分家事・育児をやらなきゃいけないと思い込みであったりとか、
自分は女性だからやらないといけない。家事・育児。子供のメンタルみたいな家のことをやらないといけないといった思い込みがある。
これはさっきの家庭環境とかメディアの影響とかが強いと思います。
ちなみにこういった思い込みって国を問わずあるそうで、何かの本で読んだんですけど、
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ノルウェーで暮らしているゲイの夫婦がいるんですよね。2人の男性が結婚して、
大にも出産で子供も授かったんですけど、その2人の男性が家庭を営んでいるわけですけど、
1人の男性は収入が低かったんですよね。もう1人の男性はバリバリ働いていて、
そうなるとこの収入が低い方の男性が自分がやらなきゃいけないのかなって、家のことをやらなきゃいけないのかなと思って頑張って空回りしちゃったらしいんですよね。
その時にパートナーが、できる方がやればいいって言ったそうなんですよ。
これって国を問わずだし性別を問わず起こる現象なんだろうなと思うんですよね。
収入が少ない方が家事・育児の主な担い手にならなければいけないといった思い込みを抱きやすいといった現象は。
ちょっと話を戻しますと、そういうふうな思い込みに囚われているので頑張ろうとするだけですよ。
家のことを頑張ろうとする。でも一人では全部できないと。無理じゃないですか、家のことを全部一人でやるのって。
親戚が近くに住んでいた昭和時代のコミュニティだったらできたかもしれないけど、各家族が9割近い。東京とか9割超えてますからね。
そんな中で自分一人で全部はできないんですよ。
なので夫に頼ろうとするんですね。手伝ってほしいな、やってほしいなって。
だけど、うまく頼れないとで現象が起こる。
なぜなのか。それは自分がやらないといけないと思い込んでいるからなんですね。
そしてもう一つは助けを求めるのがうまくないといったこともあると思うので、人に助けを求めるのがあんまり上手じゃないといったケースもあるなと思うんですね。
これは多分助け合いのコミュニティがこの国に、今の時代のこの国には凄い飢餓だからっていうのもあると思うんですよね。
オランダで子育てをされている方のノートをよく読んでるんですけど、
家の中でも外でも学校でも困ったことがあるとみんなで助け合う精神。
自分が困った時に誰かに助けられたことがあって、それをまた別の人が困った時に自分が助ける。
そういった恩を繋いでいく。自分がやってもらったこと、嬉しかったこと、助けてもらったことを次に繋いでいくといったような
社会的な文化があるらしいんですよね。 これって僕らからするとびっくりするような話じゃないですか。
そういったことってあんまり経験ないと思うんですよ。僕も全然ないし。
そうなってくると助けられた経験がないから、助けを求めることも上手くできないんじゃないかなと思うんですよ。
自分がヘルプのサインを出すのは下手くそになっていくんじゃないかなって、助けられた経験が少ないと。
こういったように呪縛と社会的文化背景によって夫に上手く頼ることができない女性がたくさんいるんだと思うんです。
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それが進むとどうなるかというと、夫としては頼られないので、何かお願いされたとかしないので、やらなくていいのかって思うわけです。
上手くいってるんだなって。妻は家事・育児を担当して、自分は仕事に集中できると。
僕らは上手くバランスを取った生活をしているなって勘違いしちゃうんですよね。僕もそうなんですけど、勘違いしちゃうんですよ。
なぜなら妻が言わないから、助けを求めないから、助けを求めるのが上手じゃないから。
こうやって夫に頼れない状況が、妻を支えない夫を作り出していくんだと思うんですね。
うちの夫って全然やってくれなくてさ、当時の意識を全然持ってくれないんだよねってよく言うじゃないですか。
あえて、やらない夫も悪いと思います。やらない夫ももちろん悪いと思うし、やらなきゃいけないと思うんだけど、
なんでそうなったのかっていう背景を考えると、もしかしたらそれは、夫に頼れない状況、夫に頼らないこと、夫に対して強くヘルプを出せないことによって、
何もやらない夫が生まれたんじゃないのかなって僕はちょっと思うんですね。
で、その時の女性側の心理がどう変わっていくのかというと、女性からしたら、うちの夫は全然やってくれないと、助けてくれないと。
助けを求めるんだけど、一回断られたら諦めたりとかするわけですよ。
で、やっぱり自分がやらないといけないと思い込んでるんで、あ、だめだよね、そうだよね、仕事忙しいもんねと言って、やっぱり自分で抱え込んじゃうんですね。
で、そうなると、夫への恨みをどんどん募らせていくんですよ。
で、夫に頼りたいけどよく頼れない、その状況に対して夫にどんどん依頼を出してくると。
なんでこの人やってくれないのって。
で、1オペスキルだけがどんどん上がっていって、次第に夫の助けが子供の性情とともに不要になってくるんですよ。
いらなくなってくるんですよ。
ある程度子供が大きくなってくると、夜泣きもしなくなってくるし、抱っこ抱っこもしなくなってくるし、後泳もしなくなるし、トイレに一人で行けるようになるし、
ウンチをした後もお尻を自分で拭けるようになってくる。
うちの長男次男とかも6歳7歳とかですけど、全然普通の人間としてだんだんなってきたなって。
最低限のことは一人でできるなっていう感じなんですよね。やっぱり小1とか小2とかになってくると。
で、こうなってくると幼児期の子供のお世話、おむつかいたりとか、夜泣きの対応したりとか、といったことがもういらなくなってくるので、
夫の助けが必要になる場面が減ってくるんですよね。
すると、過去の夫への恨みだけが残るんですよ、女性の心の中に。
これが次元爆弾となって、いつか爆発する時を待つようになるんですね。
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僕ら夫にとっては、突然の爆発じゃないですか。
いきなり妻が、離婚したいとか、別居したいとか言い出す。
そして夫婦間において、どちらかが浮気をしたり不倫をしたりとか、といったことを発覚する。
なんでなんだって思いますよね。なんでこんなこと起こったんだって。急すぎだろってなる。
だけど、女性にとっては自然な流れだったんじゃないのかなって僕は思うんですよ。
もちろん浮気をしたり不倫をしたりっていうのが自然だとは全く思わないですけど、
だけどそこに至るまでの妻の心理的な状況を第三者の目線で追っていくと、そのようになっていくのかなって思うんですよね。
それは、今日話したような事件爆弾がなぜ生まれるのか。
自分が全部やらないといけないという思い込みであったりとか。
これは無意識なんですよ。無意識にそう思い込んでるんですよ。
だから、面と向かってそれを言われても本人は納得できないかもしれない。
いや、そんなことないよって言うかもしれない。
だけど、無意識のうちにそういった思い込みがあって、
夫にうまく頼れない状況というのが、ますますやらないといけないといった思い込みに変わっていき、
そして、やってくれない夫に対して恨みが募っていき、
その恨みが結晶化して事件爆弾となるんじゃないのかなって思うんです。
じゃあどうしたらいいのかって話なんですけど、
まずはそういった爆弾の存在の認知をすることが大事だと思うんですね。
いつか爆発するかもしれない、妻の恨みとか不満とか夫の不信感、
それが存在することを夫婦ともに認知すること、
そしてなぜそれが生まれたのかをお互いが理解して、
理解することが大事だと思うんですよ。
そうすると、じゃあどうしたらいいのかってことを
二人がお互いに考えやすくなるなって思っています。
今日の話は、6月22日、6月21日に書いた
妻が抱える次元爆弾といった記事でも詳しく書いてますので、
気になる方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
今日話をした次元爆弾なんですけど、
これって爆発する予兆みたいなものがあるんですよね。
多分それって人それぞれで、その人それぞれ、その女性それぞれが
持っている予兆なんですよ。みんなバラバラだと思うんです。
なので一概にこういうケースで当てはめられないんですけど、
自分の妻の様子が普段とちょっとおかしいなとか、
なんかちょっと寂しそうだなとか、なんかちょっと辛そうだなとかって
思った時っていうのが予兆なのかなって思うんですよ。
でも僕ら男性って、そうは言ってもやらなきゃダメじゃん。
お前がやらないと子供たちはどうなるんだよって思ったりもするわけですよね。
だからそういった、なんかちょっと違うなっていった第6感というか、
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そういった妻の雰囲気とか、妻が変わってきた雰囲気とかっていうのを
見なかったことにする傾向が強いと僕は思うんですね。
そうなると妻の中に芽生えた次元爆弾はどんどん大きくなってくるし、
導火線にいつか火がついて刻一刻と爆発する時を待つようになっちゃうんじゃないかなと思うんです。
この予兆っていうのが本当に人それぞれなので、
普段の妻の様子とか行いとかっていうのを観察して、
今何考えてるのかなって、こういうこと考えてるのかなって。
実際にそれを話すんですね、2人で。
大丈夫?って、なんか疲れてそうだけどなんかあったの?とか、
なんか嫌なことあったの?大丈夫?って。
なんかあったら言ってって。
妻から話を引き出していくことが大事かなと思うんですよね。
そうすると妻の中にあるそういった次元爆弾がちょっとずつ小さくなってくるし、
解除される時がやってくるんじゃないのかなって思うんです。
まずは予兆をつかむっていうことが大事なのかなって思ってます。
ということで、
ノートサークル、ノートのサークル機能を使って、
初の夫婦関係アドバイジングサークルということで、
タイマツという名前で、
妻との関係に悩む男性向けにアドバイスをしてるんですね。
自分の場合どうしたらいいんだろうと。
なんか妻がこうすごく冷たいんだけど、
もう性的な関わりが全然なくなっちゃったんだけどどうしたらいいんだろうとか。
妻に嫌われてるんじゃないかとか、
そういった不安をすごいたくさん感じることがあると思うんです。
そういった時に、まずはどうしたらいいのかとか、
今その時、奥さんはどういう気持ちでいるのかっていうのを、
僕は第三者の目線でいろいろと整理をするということをやってるんですね。
整理をして、僕ができる範囲でアドバイスをする。
僕ではどうにもならないような、これは心理的な処置が必要だなという場合は、
臨床診療師さんをお勧めしたいとかもしてます。
だけど、夫婦関係を改善するまでの距離ってすごい長いんですよね。
真っ暗な暗闇の中をたった一人で歩いてるような気持ちになるんです。
僕自身はまさにそうだったんで。
これって解決するのかな?
これどうにもならないんじゃないかな?
一生このままなんじゃないのかな?
もう別れた方がいいのかなって思ったりもすると思うんですよ。
そういった暗闇の中をくぐり抜けた時に、
その夫婦はお互いに愛着関係を結べることができて、
恋愛関係を超えた愛着関係。
僕はこれは永遠に続く穏やかな春のようなものだなって僕は感じてるんですけど、
そこにやっと行き着くことができると思うんですね。
そこに行き着くまでの伴奏者みたいなものを僕はやっていて、
真っ暗な暗闇の中で松明を灯して、
二人で一緒にその暗闇を抜ける手伝いをしていきたいなって思っています。
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僕自身も同じような経験をしてきたので。
気になる方は概要欄にリンクを貼っておきますので、
ぜひチェックしてみてください。
今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。さようなら。
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