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2022-01-25 28:03

#314 精神的飢餓が引き起こす健康被害とは?なぜ愛着が人に必要なのか?

【感情焦点化療法シリーズ】

情緒的飢餓が人に及ぼす悪影響に関する数々のエビデンスをご紹介します。


愛着不足は人の身体と精神に大きな悪影響を与えるということが分かるかと思います。


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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントへの発信をしています。
妻との精神的なつながりが絶たれた時、胸が締め付けられるように苦しくなったことはありませんか?
そして、その苦しさは単なる気の迷いではなく、心の持ちようではなく、本当に心臓に負担がかかっているとしたら、あなたはどう思いますか?
今日は、そんな精神的飢餓が人の体に及ぼす影響について話をしてみたいなと思います。
前回まで精神的飢餓について話をしたんですが、今日は本当か?というところを、ちょっとエビデンスのもとに話をしたいなと思ってまして、
精神的にそういう風に追い込まれることが、体に悪影響を与えること、それが本当なのか?ということですね。ちょっと豊富なエビデンスがあるので、
それを今日はご紹介していきたいなと思います。今回の話を聞くと、この情緒的繋がりが立たれることというのが、人の体や精神に多大なる悪影響を与えるということが理解できるようになると思うんですね。
それがわかるようになると、自分のパートナーが孤独に陥っている時とか、孤立している時に、
すぐに手を差し出さなければいけないということが身に染みるようにわかるかなと思うので、今日はこんなに事例があるんだというぐらい事例があるんですけど、ちょっと話をしていきたいなと思います。
まずよく言われるのが、精神的に充実している人の方が長生きするということってよく言いますよね。結婚している人の方が独身者でも長生きする。
あと、第二次世界大戦の収容所で生き残った人というのは、二人一組のペアの方が多かったと言われたりもしています。そんなふうに、
精神的な充実、充足というのは、人の死亡リスクに大きな影響を与えるということがわかっているんですね。
その辺をですね、ちょっといろんな大学の研究結果があるので、一個ずつ話をしていきたいなと思います。
まずですね、シカゴ大学社会神経科学センターのヌイス・ホークリーという方の研究によると、孤独というのは血圧を上昇させて
心臓発作のリスクを2倍にするというふうに言われています。 孤独でいるだけで心臓発作のリスクが2倍に上がるということなんですね。
他に、ケイス・ウェスターニザーブ大学の研究によると、これはですね、ある実験をしているんですよね。
夫婦の方をたくさん呼んで、実験をしているんですが、
あなたの奥さんは優しくしてくれますか?と男性にまず尋ねるんですね。 そして、いいや、そんなことないです。優しくないですというふうに答えた男性は、
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優しいですよと答えた男性よりも、次の5年間に強心症の発作が2倍近くあったというふうに言われています。
これも心臓発作ですね。 自分の妻がですね、自分に優しくないと答えた人
というのは、次の5年間で心臓発作が起こる確率が2倍に上がったってことなんですよね。怖くないですか?
そんな大きな影響が出るんだという。女性も同じで、夫との関係が常に緊張していて、よく喧嘩をしている女性というのは、
そうでない女性と比べて血圧が高い傾向があって、ストレスホルモンのレベルも高かったということがわかっています。
さらに、心臓発作を過去一度でも起こしたことのある夫婦関係が悪い女性というのは、
そうでない女性、夫婦関係が良い女性と比べると、心臓発作の再発作の危険性が3倍高いということもわかっています。
これね、かなり心臓に大きな影響が与えられるなというのが、僕はすごい不思議だったんですけど、
精神的な孤立感とか孤独感というのが、体の臓器の中で心臓に来るというのは、
ハートを心臓と呼ぶじゃないですか、そういうふうに自分の心と心臓というのが精神的に肉体的にも繋がっているんだなということが何となく伝わってきたんですよね。
あとですね、ペンシルエビニアン大学の心理学者ジム・コインの研究によると、
うっ血性心腺の患者というのは、夫婦関係が良いか悪いかということをチェックすることによって、
4年後の生存率の予測因子として有効であるということを言っているんですね。
その人たちの夫婦関係が良いか悪いか、そのチェックだけで、4年後にその人が生き残るかどうかというのがわかると言っているんですね。
あと、オハイオ州立大学のジャニス・キー・クォート・グレイザーという方の研究によると、
この研究ではね、わざと夫婦喧嘩を男女にさせるんですけど、その夫婦喧嘩をした後に採血するんですね、血を取るんですけど、
その時に相手に対して敵意が強くて軽蔑的であればあるほどストレスホルモンのレベルが高くて免疫機能が低下するということがわかっています。
これは実証するかのように、女性の手に真空ポンプで小さな腫れを作ったんですね、わざと腫れさせまして、
その後、夫と喧嘩をしてもらいましたと。そうすると、その喧嘩が凄い賢悪であればあるほど、女性の肌が治るのに長い時間がかかったと言われているんですね。
これはまさに、その2人の情緒的な距離感とか関係性というのが免疫機能に大きな影響を与えているということを示す証拠だなと思うんです。
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あとですね、バージニア大学の心理学者ジム・コーンの研究、ここに結構たくさん研究があるんですけど、この方たちは女性の脳をMRIでスキャンしたんですね。
その時に、この機械の上についている小さな赤いランプがピカピカと光ったら、足に軽い電気ショックが来るかもしれないんでね、ということを言うんですね。
言われたら、え?みたいな、怖いってなるじゃないですか。
案の定、脳のストレス抽出が反応したんですけど、だけどそこで夫が手をギュッと握るとストレスが減少したんですよね。
そして電気ショックが本当に起こっても苦痛は少なかったということがわかっています。
あとカリフォルニア大学の心理学者ナオミ・アイセンベルガーの研究によると、心理的な拒絶とか拒否反応された時、
ちょっとこっち来ないとか話しかけないとか、無視をされたいとか、そういった拒絶をされた時に、人は身体的な痛みと同じ、脳の中の部位の同じ回路、全容体という回路なんですけど、ここが活性化するということがわかっています。
これは親しい人から心理的に引き離された時に必ず活性化すると言われています。
例えば自分の母親とか父親とか兄弟とか、そういった本当に親しい人が亡くなった時とかにこの部位は活性化するんですね。脳の中の回路が活性化する。
それは実際にその人が亡くなった時に、身体を殴られた時と同じ場所なんですよ。
殴られた時と同じ痛みを、心理的な痛みを感じた時に脳の中同じ場所が活性化している。つまり脳は殴られた時と心理的なショックを受けた時というのは同じ反応を示しているんですね。同じだと判断しているんですよ、脳は。
パートナーと抱き合うと愛のホルモンと呼ばれるオキストシンやパソプレシンが分泌されて、脳の中の放出中性を活性化させるんですけど、その時にドーパミンのような落ち着きと快感の化学物質をたくさん出して
コルティゾールなどのストレスホルモン、ストレスホルモンってコルティゾールっていうのがあるんですけど、これを抑止するという効果もあったりします。
で、あとですね、次の研究はね、すごい対象者数がめちゃくちゃ多くて、30万人の患者を対象にした実験で、アメリカユタ州ブリガム・ヤンク大学のジュリアンホルト・ランスタットという方なんですよね。
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この人は、社会とのつながりと孤独というのが寿命にどう影響するかというのを研究している人なんですよ。
つまり、友達の数とかパートナーとの関係性とか、そういった社会とのつながり、あとは地域コミュニティとのつながりとかね、そういったつながりが
孤独と、そういったつながりがあるかないかってことですね。それがその人の生存確率、つまり寿命にどう影響しているのかということを調べています。
この人は、人の死亡ディスクに影響を与える要因って何なんだろうってことを調べたんですね。
その数148の研究結果を出していて、対象患者数は30万人。この研究が精度が高いなっていうのは、
いろんな要因について調べるんですけど、結果っていうのは死んだか死んでないかっていうどっちかで調べたんですよね。
なので、寂しいと感じますとか寂しくないと感じますとか、感覚で結果を出したんじゃなくて、本当にその人が死亡したか生きてるかっていうどっちかだけで調べたので、
すごい精度が高い。どういった要因を調べたのかというと、例えば、非満度、喫煙、飲酒、寄婚か独身か、友達の数はどれくらいか、
社会的な活動への関わりはどうなっている、友人や地域のコミュニティにどれくらい関わっているか、寂しい、または社会的に孤立していると感じるか、
他の人から精神的にどの程度支えてもらっていると感じているかなどいろんな質問項目を用意して、
どれが死につながっているのかということを調べたんですね。すると、一番寿命を左右したのは社会的な側面だったんですよ。
どのぐらい太っているかとか、どんだけ煙草吸ってるかとか、どんだけ酒飲んでるかとかっていうよりも、社会的側面が最も寿命を左右したんですね。
それは、社会的サポートの頻度、そして社会的ネットワークや地域のコミュニティへの参加度だったんですね。
これらの項目の点数が高いと、生き延びる可能性は最大50%高くなったと言われています。
50%っていうのがすごい数字なんですよ。生き延びる確率が50%上がりますというのは、
ここまで寿命に影響を与える要素というのは、他に禁煙ぐらいしかないらしいんですよね。
タバコをやめることによって生き延びる可能性が50%高くなる。これと同じだけの効果があったってことなんですよね。
タバコを吸うのがどれだけ金割れかというのは、今結構皆さんよくご存知じゃないですか。
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だいぶ認知度が上がっていると思うんですけど、それと同じくらい生き延びる可能性が上がったってことなんです。
長所的な関わりを他の人と持つことによって、ただそれだけなのに。
これ地味にすごい結果だなと思うんですよね。
あとこの研究者は他にやっている研究で、60歳になった人々の余命に孤独がどう影響するかというのを調べているんですね。
60歳になった人がその後何年生きるかというのが孤独とどう関係するのかという。
これも50万人もの対象者を調査して7年間調べたんですね。
すると、社会的孤立や独居、一人で住むことですね、あと孤独感というのは死亡する確率を30%押し上げることが分かったと言われています。
これはアメリカの研究なんですけど、同じ研究はイギリスでも実はやられていて、50代の男女を対象にした研究があるんですよね。
そこでも社会的孤立というのはその後12年間の死亡リスクの予測因子になっていると言われています。
これは年齢とか性別とか身体的精神的な健康、これらを全て考慮したとしても、次の10年間で死亡するリスクを25%押し上げることが分かっているんですね。
アメリカの研究は社会的孤立が死亡確率を30%押し上げる。イギリスの研究は25%だった。ほとんど変わらない数値が出ているので、だいぶこの数字の精度が高いなということが分かりますよね。
あとちょっと面白かったのが、アメリカ入植地、アメリカは開拓された国ですけど、1607年に104人のイギリス人の入植者が今のジェームズタウンというところに上陸したんですよね。
イギリスからアメリカにやってきた。これはメイフラワー号に乗ってやってきたイギリス人たちの入植者で、もうちょっと前の時期らしいんですよね。
彼らは北米の植物とか動物の知識がほとんどなかったので、どんどん死んでいったんですよね。持ち込んだ植物を開墾することもなかなかできなくて、どんどん死んでいった。
その中で最も生存率が高かったのは、家族と一緒に入植した人々だったと言われています。
そして、最も悲惨な亡くなり方をしたというか、どんどんどんどん亡くなっていったのは、筋肉むけめきの若者たちだったんですって。
それも友達同士とかじゃなくて、一人ずつ別々にやってきた青年たちだったと言われています。
これはですね、別のもう一つの話もあって、これは確かにアメリカの西部開拓時代の話で、
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カリフォルニアを目指していた滅ぼした車体が途中事故にあって、何日間も遭難のような形になった時があったんですよね。
救助隊がやってくれるまでにどんどん人が亡くなっていたんですけど、そこでも生き残ったのは家族連れだったと言われています。
これも家族同士の深い情緒的な絆というのが、その人々の免疫機能を上げたいとか、生き残るために
家族間の情緒的な絆というのが作用したんじゃないかと言われているんですね。
あとですね、身体的触れ合いと免疫機能の関係というのがあって、これはラトガーズ大学のディパクサルカールという方の研究なんですけど、
人は笑ったり歌ったり踊ったり、背中を撫で合ったりするとエンドルフィンというものが活性化するんですね。
これは神経伝達物質なんですけど、モルヒネに似ている神経伝達物質なんですね。体を巻き立てるやつですね。
このエンドルフィンというのは、体の中にあるナチュラルキラー細胞というのを活性化するんですね。
ナチュラルキラー細胞って何?というと、これは白血球の細胞の一つで、病気の原因となるバクテリアとかウイルスを探して破壊する
免疫システムの突撃体と呼ばれている細胞なんですね。つまり、自分の体を健康に保ってくれる細胞なんですよね。
これが人と触れ合うことによって上がっていく。
つまり、人は人間は人と触れ合うことによって免疫システムが調整されて、多くの不快な症状をもたらす細菌とかウイルスへの抵抗力が上がっていくってことなんですね。
人と多く触れ合うことによって、どんどん元気になると。ただ精神的に元気になるだけじゃなくて、実際に体の免疫システムがどんどん調整されて、病気への抵抗力が上がっていくってことがわかってるんですね。
これを象徴するかのように、カーネギーメロン大学のサラ・ブレスマンという方の研究によると、大学の新入生にインフルエンザの予防接種をしたんですって。
だけど十分な免疫反応が起きなかったらしいんですよ。その理由は学生たちは孤独だったからといった調査結果を出しています。
つまり孤独感によって免疫機能が低下して、ウイルスに体が勝てなかったってことなんですよね。
友人が4人から12人ぐらいいる学生の免疫反応は、友人がもっと多い13人か20人いる新入生の免疫反応より低かったと言われています。
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あとですね、軍隊を除退して体調を崩した軍人というのがいまして、
軍人というのはどうもそういう風になっちゃうらしいんですよね。除退すると体調を崩しやすくなるんですって。
民間人になったら急に元気なくなっちゃって、病気になっちゃって、みたいな人が多いという風にアメリカで言われてるんですね。
なぜかというと、軍隊というのは部隊を家族同然の存在にするためにあらゆる努力をするらしいんですよね。
家族のような一体感と絆というのがあれば、戦場っていつ何が起こるかわからないじゃないですか。すぐに敵がやってきて殺されるかもしれない。
そういったいかなる状況に陥っても、部隊が一丸となって戦えるために家族のような一体感や絆を作るんですね。
食事、睡眠、訓練、そして社交においても常に小さな部隊、大体150人ぐらいなんですけど、この部隊で一緒にいれば兵士の間に強い絆が生まれるという風に言われています。
この絆のおかげで、軍隊生活の方が民間人の生活よりも病気になる確率が大幅に低かったという風に言われてるんですね。
あとですね、これがもう最後になるんですけど、これが僕は一番すごいなと思って
常緒的接触と病気の相関関係ということで、パートナーとか友人とか社会的ネットワークでの接触ですね。
これが少ない人というのは血液中のフィビリノゲン濃度というのが高かったんですね。
そして社会的接触の多い人、自分のパートナーとか友人関係とか、そういった多い人というのはフィビリノゲン濃度が低いということがわかりました。
フィビリノゲンって何?っていうことなんですけど、発音しづらいこれ何?ってことなんですけど、これは化学物質なんですね。
血管が傷ついた時に出血しすぎないように血が固まっているじゃないですか。
血液の凝固を促進する化学物質なんですね。血液を固めるようにする化学物質ですね。
これは血の治癒とか組織の修復も促すので、炎症とか組織障害、ガンなどが生じるとその値はどんどん高くなるわけなんですよ。
体を治そうとする、この血液を固めようとするので、体の治癒とか組織の修復も促すと。
今、自分がガンになっているとか炎症を起こしているとかの時にフィビリノゲン濃度が高くなるんですよ。
だからフィビリノゲン濃度が高かった人っていうのは、ちょっともしかしたらガンかもしれないよとか炎症を起こしてるんじゃないとか組織障害を起こしてるんじゃないっていう人なんですよ。
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そういう人ほど社会的ネットワークの接触が少なかった、パートナーとの接触が少ない、友人関係が少ない人だったということがわかっています。
さらにこのフィビリノゲンっていうのが血液や過剰に凝固して血を固める作用があるので、これが少しでも高くなると血栓症のリスクが高まるんですよね。
つまりこのパートナーとか友人の存在によって僕ら人間というのは病気から守られているってことなんですよね。
そして将来の心臓発作とか脳卒中のリスクからも守られるという証拠でもあるってことなんですね。
今日こういうふうにちょっとザーッと見ていったんですけど、いろんな研究結果からわかることって人間というのは情緒的に
飢餓状態に陥っている、つまり孤独である状態っていうのは本当に気持ちの問題とか精神的な問題とかじゃなくて
実際に免疫機能が落ちていたりとか、あと精神的に問題を起こしてしまったりとかっていうふうに繋がっていく
心と体が繋がっているっていうことが本当にそうだなって思うような事例がすごいたくさんあったんですよ。
そして今まさに孤独感を感じているっていうこと、情緒的な飢餓状態であると今すごい孤独感を感じているっていうこと。
これは異常事態を知らせている進化上の警報信号とも言えるんですよね。
今あなたはヤバいですよと、あなたの体の状態ヤバいよ、免疫機能落ちてるよ、死亡率が30%上がってるよ、ヤバいよっていうことを知らせてくれてるんですよね。
孤独感っていうのは、情緒的飢餓というのは。
こういった情緒的飢餓っていうのが、人の免疫システムの精神状態に間違いなく悪影響を与えているってことが、僕今回色々調べてわかったんですね。
それを考えると、自分の妻や夫、パートナーが孤独感を感じている時、ちょっと愚痴を言ったりとか、何かできなかったりとか、ちょっと寂しい思いをしている時とかであったりするじゃないですか。
そういう時って、マジで免疫システムが落ちてるんですよね。精神状態にも悪くなってる。
ほっといたら、その後の生存確率が30%下がっちゃう、違う、死亡率が30%上がっちゃうっていうぐらいヤバい状態の前振りなんですよ。
それを思うと、放っておいちゃいけないなって思いますよね。
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自分の妻や夫がちょっと寂しいなって気持ちを感じている時とか、そういったサインを出している時、それをちょっとでもこっちは感じた時っていうのは、放っておいちゃいけないってことなんですよね。
それが僕今回色々調べてよくわかったんです。
助けを求められた時、もしくは助けを求めているのかなって思うような時、感じた時っていうのは、すぐに駆けつけないといけない。
それはその人の異常自体を知らせる警報信号だからということだったんですね。
はい、ということで今日は精神的飢餓というものが引き起こす健康被害のエビデンスについて話をさせていただいたんですけど、
マジで孤独っていうのが人の免疫とか死亡リスクを上げるんだなってことはすごいわかってめっちゃ怖くなったんですよね、僕。
で、その夫婦関係とは関係ないんですけども、今回参考にした本は、「なぜ私たちは友達を作るのか?進化心理学から考える人類にとって一番重要な関係」という本を参考にしているんですね。
あともう1個は、「私をぎゅっと抱きしめて」というスー・ジョンソン、心理学者のスー・ジョンソンの本なんですけど、
このノビン・ダンバーが書いた「なぜ私たちは友達を作るのか?」というのは、夫婦関係というよりも友人関係に主眼を置いた本なんですよね。
友人というのが自分たちにとってどういう作用を及ぼしているのかということを書いていて、
簡単に言うと、身体に良いよっていう健康に大きな影響を及ぼしているよ、友達の数が少ないとはマジで早く死によってことが書いてあって、怖くなっちゃって、
何十人もいないので、友人関係をいかに作るかというのがすごい大事だということをちょっと思ったんですよね。
このノビン・ダンバーという人は、ダンバー指数というので有名で、組織とか人が認知できる人間の数は150人までということを提唱した人なんですよね。
自分の友達として認識できる人は150人までということをこの人は言っていて、
あと軍隊とか会社とかの組織も150人までだったら顔も分かるし名前も分かるし、なんとなく組織は回ると。
150人を超えてくると、誰が誰だか分かんなくなって組織は回らなくなるよってことを言ってるんですよね。
今回のこの人の新しい本では友人関係というのが人類にとって重要な関係になるということを書かれていて、
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この中で友人関係の重要性について書かれているので、今度別な回でこの本については話をしていきたいなと思っています。
だからマジでね、僕は男性ってなかなか友達作らなかったりとか関係を切ってしまったりとかするじゃないですか。
子育てとかが忙しかったりするとなかなか関係も切れてくるし、今コロナで飲みに行こうぜって言ってもなかなかできないんで、
オンラインとか中心に多分なっていくんだろうなと思うんですよね。これからの僕の男性の課題って
そういったオンラインも含めた上でどうやって友人関係を構築していくかっていうところなのかなーって気がちょっとしています。
はい、そんな感じで今回も最後までありがとうございました。
妻との関係の悩み方の参考に少しでもなれば幸いです。
ではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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