今、自分自身もワーキングペアレンツとして、
小6と小3の娘2人と妻の共働き、あとは犬が1匹という家族で生活をしています。
クロスタレントが今設立して7期目の会社になるんですけど、
ずっと一貫してこのワーキングペアレンツの転職支援という事業をしていて、
もともといわゆる転職エージェントという仕事をしていた人間ではないんですけど、
このテーマを自分の現体験からも解決したい課題と捉えて、
これを事業の中で解決しながら、自分たちが作りたい社会、
子どもたちに残していきたい社会を作りたいなと思ってこの事業、この会社をずっとやっています。
なるほど、その辺の理念もお聞きしていきたいんですけど、
ウィズワークというのは最初にどんな人向けのサービスなのか、
ちょっとお話いただいてもあるんですけど、ワーキングペアレンツという事業をね、
ワーキングマザーとか、ワーママとかじゃなくて、
ワーキングパパでもなくワーキングペアレンツという風に表現されているじゃないですか。
この辺とかをちょっとお聞きしていいですか。
実は一番最初はワーキングマザー向けって言って始めたんですよ。
完全にワーママ向けだったんですね、専門だったんですね。
課題として、やっぱり女性の課題が大きいと感じていって始めたところはあったんですけど、
ただやっぱり割とすぐに、たぶん1年も経たないうちぐらいに、
まず女性の働き方の課題って結局女性の働き方を変えるだけではなくて、
そのパートナーである男性が変わるということがやっぱり重要であるということと、
男女の役割意識の解消こそがやっぱり自分たちが作りたい社会においてすごく本質だなと思った時に、
やっぱり男性の支援も必要だと感じたんですよね。
その時にやっぱり言葉としてどんな言葉を使うかって考えたんですけど、
ワーキングマザー、ワーキングファザーとかママとかパパって言葉を使った時に、
どうしても性別に紐づいたイメージというかジェンダーバイアスというものがあるなと。
だからニュアンスのない言葉にしていきたいなと思った時に、
よりニュートラルというかフラットな言葉としてワーキングペアレンスっていう言葉を狙うんですね。
ワーキングマザーって言葉で連想するジェンダーバイアスって、
例えばどんなものがありますか?
はい、例えばこれいい意味もあればちょっと違うんじゃないみたいなこともあるんですけど、
例えば時短で働くワーママの方ってすごく生産性高く働いていて偉いよねみたいなこととかは、
いい評価として言われることは確かにあるんですけど、
一方で裏返すと残業できないとか、出張はできないとか、
もうちょっとうがってみていくと、
そこまでキャリアップの意欲はないけど頑張ってくれるよねとか。
分かります分かります。
そのニュアンスが別に全部間違ってますということでもないんですけど、
やっぱりいろんな人、いろんな価値観、いろんな働き方を選ぶ人がいる時に、
そのニュアンスがむしろ邪魔をしてしまうというか、
それが結局バイアスになってしまうなっていうことだと思うんですよね。
逆にワーキングファザーという言葉に、
あまりそういうイメージを持たれることってないと思うんですけど。
ないですよね。
何だろう、当たり前って思っちゃうかもしれないですね。
ワーキングファザーって言っても。
父は働くよねみたいな。
っていう意識自体がバイアスかかってたかもしれないですけど。
そういうバイアスがやっぱりない社会の方が、
自分たちが目指しているものだなと思うんで。
そこで男女で区別をつけるっていうのをなくしたいなっていうのは、
その言葉を選んだ上ではありました。
なるほど、それで父でも母でもなく、
男でも女でもなく、ペアレンツって名前にしたんですね。
はい、やっぱり事情としてその育児というケアがあるので、
それによる制約は何かしらあるんですけど、
そこもちゃんと受け入れられるというか、
そこをちゃんとインクルーシブに捉えられる企業で働きたい、
ということはやっぱり皆さん思われていますし、
実際そういう企業が増えていってほしいし、
そんな会社にいい方をおつなぎしていきたいということはすごく思っているんですよね。
実際サービスを使った方の声としてはどんなものがありました?
女性、男性それぞれちょっとお聞きしたいなと思います。
そうですね。転職後の声とかも聞くようにしていますし、
実際アンケートなどもいただいて統計取ったり、
データ集めたりとかもあったんですけど、
まずは人生そのものが理想の状態に近づいたって回答された方が非常に多かった。
8割以上の方がそう答えていただいたという。
すごいですね。理想の状態に近づいた。
それはやっぱり僕らのコンセプトである、
キャリアとライフをトレード不備しないということそのものだなと思っているんですよね。
例えば働き方だけが変わったとか、
ライフのためだけではなく、やっぱりキャリアも同時に大事だと思うんですよね。
仕事でもやりがいがあるか、目指したいキャリアに近づいている。
一方でその傍らで家庭を犠牲にしていないとか、
家族との時間もちゃんと大事にすることができているとか。
そこに近づけているっていう声は間違いなく多いなって思います。
8割ってすごいですね。
一般的な転職サービスの会社ってあるじゃないですか、
その会社、他の会社大手とかもやってくる転職希望の方たちの希望を叶えるために
多分会社を選ぶじゃないですか。
家庭と仕事を大事にしたいんですっていう人たちのニーズを叶えられる職場を大手とか
他の転職サービスを用意したりとかすると思うんですけど、
そことこのニーズワークの違いっていうのは、
専門とかしている人はあると思うんですけど、どういうところで違いがあると思います。
やっぱりまだ今の転職市場ってライフよりもキャリアなんですよね。
転職サービスの広告とかを見ていても、
やっぱり練習アップしようとかキャリアアップしようっていうメッセージがやっぱりほとんどで、
これ特に男性の方が多分顕著にそう受け取りがちなところはあるかなと。
やっぱりしっかり経験積んで、あの優秀な方ほど、
よくエージェントからのスカウトって届くと思うんですけど、
届くスカウトはやっぱり次のキャリアアップに向けてとか、
そういった連絡がほとんどだと思うんですよ。
やっぱりそこでWithWorkに来る方があって、
もちろん自分の仕事キャリアも大事なんだけど、
今求めているのはとにかくキャリアアップしませんか、ではない。
そうではないものを求めてるんだよなって、皆さんモヤモヤとされてるんですよね。
そういう時にWithWorkの広告とかコンテンツを見て、
あ、求めてたのはこれだったんだと思って登録いただくっていうこともすごく恋として多いんですけど、
やっぱりまだ既存の転職サービスだと満たせていないニーズだったりとか、
やっぱりそもそもの転職に対するスタンスの違いを感じて、
WithWorkに来られてるっていう構造なのかなとは捉えてますね。
サービス提供する側として用意してるサービス内容とかは、
キャリアを上げていこうとか、練習アップとかっていうよりも、
家庭と仕事をライフと、なんだっけ、ライフと。
キャリアとライフをトレードオフにしない。
キャリアとライフをうまくバランス出るような企業さんをちゃんと集めたりとか、
相談のったりとかっていうところが手厚い感じってことなんですか。
企業としては、
なんだかんだ言ってばりばり働いてくれるやつの方がいいみたいなところが
あるような気もするんですけど、
例えばAさんという女性の方がいて、
今日の送り迎えはしたいので、その後に働かせてください。
もう6時から8時から9時まで残業できます。8時から10時まで残業できますよとか。
って言った時に企業が普通に全部やってくれよみたいな。
朝から晩まで働いて、それで残業するやつの方が欲しいよって。
口に出して言う会社はあんまりないかもしれないけど、
思ってるんじゃないのかなって僕は思っちゃうんですけど、
そこってどうなんですか?
企業としてリミスワークを使うそのメリットとか、
そういうところってどういうところがあるのかなと思って。
やっぱりおっしゃる通り、企業としては成果を出してほしい。
能力ある人にしっかり働いてもらって、その業績に貢献してほしいっていうことは
前提としてやっぱりあると思うんですけど、
これやっぱり今の日本の状態、労働市場の状態が
変わらざるを得ないところもあるなと思っているんですよね。
どんどん働く人が減ってきているということと、
どこの会社も中途採用し始めている。
いい人が取れないってどこの会社も言ってる課題なんですよね。
こういった採用難というマーケットにおいて、
やっぱり起きることは企業側が何かを見直さないといけない。
そういう変化のタイミングだと思うんですよね。
昔の日本だと、もう新卒一括採用で
もう皆さんその企業でずっと働くっていうことを前提にやっていたから、
企業に対して身をこにして働く。
企業はその見返りとしてのずっと面倒を見るよ、退職金も出すよっていうのが
成り立っていたという時代から、もう中途採用が当たり前になってきていて、
どんどん流動化していって、そうするといい人を取るためには
企業は何を提供できるかっていうことを考えていかないといけない。
その中で、やっぱり働く人には皆さんいろんな事情がある。
育児だけではなく介護だったりとか、病気だったりとか、
不妊治療だったりとか、いろんな事情に対して
企業はどう向き合っていく必要があるのか。
その中でやっぱり感度の高い会社は何かしら条件を緩和させるように
変化してるっていうのが今だと思うんですよね。
そうですね。
優秀な方はやっぱり集まりやすいんですか?
優秀な人がそこでスタックしちゃってるって状況があるんですか?
そうですね。withWorkに登録いただく方々って本当に皆さんすごく優秀で
しっかり経験積んできた方々ばかりなんですけど、
そういった方がやっぱり、もちろんキャリアも大事だし、
仕事ではちゃんと貢献していくつもりなんだけど、
ただ毎日出社して、毎日長時間労働してっていうのは
今の自分には難しいんです。
そんな方の仕事を選び、やっぱり選ばれる会社になるためには
昔の考えじゃダメなんですよねっていうのは、
これはもう気づいてる会社はちゃんと気づいているっていうことかなと思いますし、
最近も大手企業の人事の方とお話ししてても、
いやなんか今時もうリモートワーク使えませんとかだと
人来てくれないですよねって言われることもあるので、
もちろんその考え方は会社によると思うんですけど、
そこはやっぱりマーケットが変わってきてるっていうことだと思いますね。
たぶんwithworkっていうサービスって
20年前だと絶対成り立たなかったと思いますし、
10年前でもきつかったかなっていうのもあるんですよ。
働く働くだし、
企業なんかそんな中途半端なやつ来るなよみたいな
感じの会社はきっと多かったですしね。
そんな変化の中で、
今ウィズワークを使って、
最適なところに最適な人たちを、ワーキングパレンスを配置するっていうのをやってますけど、
フェアな労働市場を作るっていう、
そのミッションにおいて他にやられてることとか、
もしくはウィズワークの中でフェアな労働市場を作るっていうことで、
すごい今力入れてるところとかってあったりとかしてます?
そうですね。
まず一番はこのメインの事業であるこの人材紹介で、
この転職市場の流動性を加速させるっていうところから、
そこにアプローチをしているっていうのが大前提で、
あとはその中でやっぱり、
僕らから見えているいろんな事象とかいろんなデータがあるなと思っているんですよね。
例えばその中で、
ワーキングマザーという言葉に対するバイアスのような話もしましたけど、
実際は皆さんどう捉えているのかとかってすごく重要だなって。
よく、
いわゆる女性活躍と言われるような文脈の中で、
女性の昇進意欲が低いから問題なのだみたいな言説って、
まだ言ってるの?みたいな感じなんですけど、まだまだ言われていて。
でもそこに対して我々が転職支援した方のその後の声などを聞いていくと、
より転職して環境が変わったことによって、
むしろ昇進意欲が上がりましたっていう声とかってあるんですよね。
環境が変わったことによって。
今、もともと昇進意欲が高かったわけではないって本人は思ってるんだけど、
環境が変わると、
別に育児しながら働くってそんなにハンデじゃないんだとか、
できるっていう感覚になるってことですか?
そう。この会社だと管理職になりたいかもって思いながらとか、
それで仕事に対する意欲が上がってくるというデータがあって、
それつまり意欲が下げてるってあなたたちの会社ですよっていう話なんですよね。
環境の問題ですね。
これってまだまだ感覚を持ってない会社も多いかなと思いますし、
男性は男性でむしろ見えにくい、課題が見えにくいというか、
当時じゃないですからね。
男らしさの呪いみたいなのがすごくあるなと思っているんですけど、
え、そうなの?って。
これやっぱりジェンダーギャップという文脈では、
女性の生きづらさに対してはフォーカスはこれまでだいぶ当たってきましたけど、
男性の生きづらさってまだフォーカスが当たりつってないなと思うんですよね。
これ別にどっちが辛いんですっていう話をしたいわけではなくて、
表裏一体というか裏返しのものなので、
そこもちゃんと捉えていくことってすごく重要かなと思うので、
やっぱり今転職支援している方々の声をしっかり集めて
世の中に発信していくっていうのは力を入れています。
うりはわさんが聞かれている、もしくはご自身が体験している
男性の生きづらさっていうのはどういったものがありました?