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2023-09-18 37:32

#518 時にはノーを!意外な3つのアサーティブ

自分も相手にしながら、伝えたいメッセージを堂々と表現する。


それが難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。


実は、弱さを伝えることも、相手の言動を拒絶することも、ゆずることもアサーティブであると言われています。


意外な三つのアサーティブについてお話しします。


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サマリー

夫婦の葛藤を乗り越えるヒントをお届けします。まず、自分の柔らかな気持ちを認めることが大切です。次に、納得して譲ることもアサートの一つと言えます。また、夫婦関係での悩みについて話し合う勇気をもらった方もいました。彼女は産後クライシスの経験から夫と向き合うことを決め、夫婦会議を始めました。私は夫との心身の距離を感じていましたが、偶然ですがあつさんのラジオやノートに出会いました。これ以上このままでは嫌だと思い、ブラッシュアップしたいという気持ちになりました。私の目標は、夫と心の距離がより近く感じられるようになることです。お客様は基本的に心を開こうとしない傾向があるため、売りつけられるという恐怖心を感じています。ですので、なかなか気持ちを開くことができません。これは最初の段階です。

自分の柔らかな気持ちを認める
家事・育児、ギャリア、性の問題、夫婦になることによまれる様々な葛藤を、どうすれば僕らは乗り越えられるのか。
アツの夫婦関係学ラジオでは、そのためのヒントをお送りします。今回は、時にはノーを意外な＀つのアサーティブ、ということについて話をしようと思います。
これ何なのかというと、前回もそうなんですけど、アサーションについて今話をしていて、自分も相手も大切にするコミュニケーション・アサーションということなんですけど、
自分も相手も大事にして、きちんと言いたいことを言える人って、なんかめっちゃすごい人だよねって思うじゃないですか。相手のこともちゃんと優しく受け止めてあげて、
自分の言いたいことはちゃんと相手が切りつかないように言葉を選びながらも、自分の気持ちをきちんと伝える。
すごい、私には無理とか、いや、俺には無理って思う人も多いと思うんですよ。僕も無理だなと思ってました。正直。
だけど、いつもポジティブである必要もないんですよね。今回は、これもアサーティブなの?という意外な3つのアサーティブについて話をしようと思います。
今回も夫婦カップルのためのアサーションというフォーマットにお話をしていきます。
まず1つ目は、自分の弱さを認め、表現することのアサーティブというふうに書かれているんですね。
これどういうことかというと、自分の夫に対して何か言いたいことがあるときに、何かちょっと言えないと、何かちょっと言いづらいと、
もしくは自分の妻に対して言うときに、伝えるときに何かうまく言えないと、その背景には寂しいとか、悲しさとか、つらさ、自信のなさというのが存在する。
だからこそ言えないということって多いと思うんですね。
何でもハケヤキとパートナーに対して自分の思いって言えないな、私はダメな奴なのかな、そんな俺は弱い人間なのかなって思っちゃう人多いと思うんです。
僕も今でもあるんですよ。今だにこういうことたくさんあるんですけど。
こういった寂しさ、悲しさ、つらさ、自信のなさ、こういった柔らかな気持ちをまずは自分が認めることが大事なんですね。
こういった自分の感情を素直に受け止めることもアサーティブだと本書題に書かれてるんですね。
本の中では自分の弱さとか弱い感情というような書かれ方がされてるんだけど、僕は柔らかな感情、柔らかな気持ちという言葉を選びます。
これなぜかというと何度かポッドキャストに出ていただいている上人文さんといった臨床心理師の方がいらっしゃって、25年以上臨床の現場で第一線でやられてる方なんですけど、
上人さんがたびたびおっしゃってる言葉が柔らかな気持ちなんですね。
自分の中にあるあの時寂しかったな、つらかったな、悲しかったな、ちょっと自分自身持てないなといった気持ち。
これって多くの場面では弱さとか弱みとか弱い感情という風にカテゴライズされちゃうんだけど、
弱いって言われるとなんかダメだみたいな思っちゃうじゃないですか。
なんかそういうのって持っちゃダメなんだとか、俺って弱いんだとか、私って弱いんだ、弱いってことはダメってことよねっていう風に思いがちなんだけど、
実はそんなことないんですよ。この弱さを受け止めることが強さだと僕は思ってるんですね。
だからあえて言葉を変えることで印象を変えたいなと思ってて、
弱い感情じゃなくて、柔らかな気持ち、自分の心の中にあって、
それを外にさらけ出すと、こうなんか切り刻めるような恐怖を感じて上手く出せないと。
あの時寂しかった、あの時悲しかった、あの時つらかった、
あの時は自分に自信がなかった、今でも自信がなく感じる、
こういった自分の中にある素直な気持ち、柔らかでプルプルしてるんですよ。
プルプルしてて、すって傷が入ったらバーッと血が出るぐらい繊細なんですよ。
もうすっごい繊細なんですよ。もうなんかゼリーみたいなスライムみたいなもんなんですよ、この柔らかな気持ちって。
だから怖いんですよ、外に出すのが。傷つけ、簡単に傷つくから、この柔らかな気持ちって。
だから多くの人は出せないんですよ、この気持ちを。僕も含めてね。なかなか出しづらい。怖いんですよ。
自分の気持ちを、素直な気持ちを傷つけられることが。
心理的な傷っていうのは、心体的な傷と同じような痛みを脳が感じるらしいんですよね。
ということは、誰かに傷つけられた言葉、ひどい言葉をかけられて傷つけられたといった、その傷の痛みっていうのは、
ナイフで腕をスパッと切られた時に感じる、誰かの溝口をバーンと殴られた時に感じる痛みと同じ痛みを感じてるんですよ、脳はね。
だからつらいんですよ。嫌なんですよ。自分の素直な気持ちをさらけ出すのって怖いんですよ。
だけど、この自分の柔らかな気持ちを認めることっていうのもアサーティブなんですよ。
多分ね、そこから始まる人多いと思うんですよ。僕もそうです。
自分の素直な気持ちを、自分の柔らかな気持ちを認めるところからアサーティブなコミュニケーションが始まっていくんですね。
そして自分の柔らかな気持ちを認めて、怖いんだけどその恐怖心に戦いながら立ち向かいながらパートナーにそれを素直に伝えていくんです。
それって弱さじゃないんですよ。身を切るような痛みをその時感じると思うんですね。
これは強さなんですよ。自分の心の中の柔らかな気持ちを外に出すっていうのは、強い人にしかできないんですよ。
強くなろうという気持ちがないとできないんですよ。
その恐怖心と戦って、その恐怖心に打ち勝った人にしかできない行為なんですよ。
勇気ある行為なんですよ。自分の素直な気持ちを出す、自分の柔らかな気持ちを表現できる人は、もうその時点で勝者なんですよ。勝ってるんですよ。
誰に勝ってるかよく分からないですけど、だけどそれは絶対に弱さなんかじゃないんです。
あなたは強い人なんです。それを出せるあなたは強い人なんです。そう思っていいと思います。
そうやって柔らかな気持ちをパートナーが受け止めてくれたら、きっと2人の関係は大きく変わっていくはずです。
これは上人さんがやられているセラピーがすごい分かりやすくて、エモーショナルフォーカストセラピーっていうセラピー方法、
心理療法を上人さんは取ってるんですけど、結構新しいやり方らしいんですよね。
日本でも何か十数人ぐらいしかいないんじゃないかとおっしゃってたんですけど、
自分たちの心の中にある柔らかな気持ちをお互いに共有し合って受け止め合うっていうのが心理療法のベースにあるんですね。
相手に素直になれないと、相手の言うことを素直に受け止められないっていうのは、
自分の中にある柔らかな気持ち、相手の中にある柔らかな気持ちをお互いにさらけ出すことができないから、
そこに恐怖心を感じるから、そこに強い抵抗を感じるからだと思うんです。
これって夫婦関係の根底にあるものだと思うんですよね。
これについてもっと知りたい方は、私をぎゅっと抱きしめてっていう本がめちゃくちゃオススメです。
これめっちゃ面白いです。
以前の放送で全部読んで全部解説したんですけど、これもう夫婦関係の基礎になる話だなと思ってます。
スー・ジョンソンっていう方が書いた本で、私をぎゅっと抱きしめて、愛を取り戻す7つの会話っていう本です。
これめちゃくちゃいい本なんで、夫婦関係で困っている方はぜひ読んでみてください。きっと得るものがあるはずです。
納得して譲ることもアサーティブ
2つ目なんですけど、いつも僕話前半長くなっちゃうんだけど、意外な3つのアサーティブの2つ目は、納得して譲ることもアサーティブと書かれています。
時には意見が食い違ったりとか、全然調整できないとか、夫婦間の間でね、全然調整できないっていうことってどうしても起こるんですよ。僕らにもあります。
そういう時って、どうしても自分の意見を押し通そうとして、攻撃的自己表現に陥ってしまったり、
相手に遠慮しちゃって、相手が悪く思うの嫌だなとか、相手を怒らせるの嫌だなとか、2人の関係が不安定になるのが嫌だなと思って、必死調的自己表現に陥ってしまう。
言いたいことをちゃんと言えない。させてくれることを待ってしまう。必死調的自己表現に陥る。
ということが起こりやすいんですね。僕らもあります。こういう時ってどうすればいいのって思うじゃないですか。
これもまた、憎痛ではなく、柔らかな感情ベースで話し合うことが大事になってくるなって思っています。
そういう意味でも、アサーションについて学ぶ時には、前提条件として、エモーショナルフォーカスとガイデンが必要になると僕は思っているんですよね。
これは夫婦カップルとのアサーションには書いてないんですけど、お互いに素直な気持ちをさらけ出し合う恐怖と打ち勝たなければ、アサーテイビアになれないんじゃないかなって僕は個人的には思っているんですよ。
そのためにも、自分たちの柔らかい気持ちをさらけ出すためにも、エモーショナルフォーカスとは必要になってくる。
だから、私をぎゅっと抱きしめてという本はすごいおすすめです。何でもいいけど、この本すごくおすすめです。
2つ読むと、たぶんすごく理解しやすくなってくると思います。
話を戻して、柔らかな感情をベースに話しましょう。
例えばどういうことっていうと、まさにこの間僕らが体験したんですけど、コンパッションフォーカストワークショップというのがこの間あって、そこに参加したんですね。
イギリスの心理学者の方がスピーカーとなって、コンパッションフォーカストセラピーという新しいセラピーについて解説をしてくれるワークショップもある、ワークもあるというセミナーがあったんですね。
上藤さんからお誘いいただいて、僕は参加したんですけど、出る人がみんな、認証心理師さんとかお医者さんとか学校の先生とかで、僕みたいな一般サラリーマンなんかいないんですよ。
なんかちょっと浮いちゃうかなと思ったんだけど、全然そんなことなくてすごい良かったんですけど。
だけどこれね、土曜日と日曜日の13時から16時、全部使うんですよ。2日間連続で。
子どもがいらっしゃる方、特に女性の方は分かると思うんですけど、その時間いないの?ちょっと困るって思う方多いと思うんですよ。
僕らもそうで、うち3人子どもがいるんで、8歳、8歳、4歳の子どもがいるんで、この時間に夫婦のどっちかがいないとすっごい疲れるんですよ。
夫婦のどっちかが、子どもの相手がしなきゃならないから。その時間いなくなるっていうのが妻にとっても大変で、最初え?って顔をされたんですよ。
ちょっとマジ?みたいな風になったんですけど、まさにこれが意見納得して譲ることもあったっていうところにつながってて、僕すごい話したんですよ。
このコンパッションフォーカストワークショップに出たいっていう思いを。なぜ僕がこれに出たいのかって。
Chapter 3 Title
いろんな夫婦関係で悩んだ人の話を聞いてきたけど、自分の中でこれだっていう甲斐をなかなか見つけることはできないと。
僕自身、僕が民生心理師でもないし、心理学の大学を出たわけでもないし、独学でいろいろ勉強してるだけなんですね。
だからどうしても足りないピースがめっちゃあるんですよ、僕の中で知識的に。
いろんな人の話を聞いて、実体験としてたくさん聞いて、そこから得ているものってめちゃくちゃもちろんあるんだけど、僕がアプローチできないところってたくさんあるんですよね。
心理師じゃないと入れないアンタイムあるし、心理師じゃないと参加できないセミナーもめっちゃあるんですよ。
あと、専門書は買って読むことができるけど、言葉が難しくて理解できないっていうのもあったりして。
なので今回みたいな誰でも参加できる、だけど特に心理師向けっていうワークショップってないんですよ。
なかなかないんですよ、僕初めて見つけた、教えてもらったんですけど、本当になくて、これに参加できるってすっごいラッキーだったんですよ。
だからこそ出たい、僕が悩んでる答えがここにあるかもしれないということを妻にすごい伝えて、自分の気持ちを伝えた、出たいって気持ちを伝えたんですね。
そしたら妻も分かってくれて出させてくれたんですよ。
あと費用も結構かかったんで、そこもいろいろ話し合ったんですけど。
この時妻は、おそらく妻の中では100%満足して、よっしゃ行ってこいっていう、ではなかったと思うんですよ。
土日の半日ずっと自分が家のことをしたきゃならない、子供のこともしたきゃならないっていうのは大変な苦痛であるから、仕方がないっていう。
ある程度納得した上で譲ってくれたんですね。
これがまさにアサーティビな例の一つとして最適だなと思って紹介したんですけど、こういうことって結構あると思うんですよね。
こういった体系を繰り返す中で、お互いに対する理解も深まっていくし、アサーティビなコミュニケーションの練習にもなっていくと思うんですよ。
これの逆バージョンもあって、僕が納得して譲ったケースもあって、なんか偉そうになっちゃうかあんまり言いたくないんだけど、あるんですよ。
どうしても忘れられない経験があって、多分2年ぐらい、2,3年前なのかな。
あれは確かゴールデンウィークに保育園のときにママ友達とキャンプに行こうって話があったんですよね。
確かゴールデンウィークだったんだけど、ゴールデンウィークのときで雨が降るのは前日わかった。
前から雨降りそうだなって天気予報見て思ってたんですけど、前日にもう雨降りそうだなってなって、行くって妻に聞いたんです。
雨降るけど行くの?って。雨の中キャンプ大変よって。
確か初めて買ったテント使ったのが、設営も大変だし、本当に行くって聞いたんだけど、妻としては確かコロナ禍だったんで、
なかなか外出もできなくてママ友達と会えなかったんですよね。
友達とずっと会えない日々が妻は続いていて、会いたいって気持ちがすごく強かったんですよね。話したいって気持ちがすごく強かったんですよ。
それがわかったので、じゃあ行こうかってなったんですよ。
車の中で話したの。前日の日も雨が降ってて、雨がザーって降ってる車の中で妻と話をしてて、
本当に行くの?この雨の中行ったらめっちゃ大変だよって。
俺には嫌な思い出になる地震しかないよって言ったんですよ。
でも妻は行きたいって言ったんですよ。ずっと会ったら友達と会いたいって話したいって。はっきり言ったんですね。
ここまで言うんだったら、もう行くしかないんだなって思って、僕も覚悟決めたんですよ。
わかった、行こうって言って、そのままホームセンターに行ってタープを買ったんですよ。
ずっとタープ持ってなかったんで、雨の日でも使えるスクエアタープとか何とかっていう、
ヘキサタープだったかな?なんか変な形のタープがあるんですよね。雨でも大丈夫っていう。
あれをホームセンターで急いで買って、雨対策のグッズも買い込んで行ったんですよ。
雨の降る中で設営するっていう前提で行ったんですよ。
結構大変だったんですけど、妻ともちょっと揉めたりとかしたんですけどね、雨の中で撤収とかするときも大変で。
雨の中でご飯食べたりとかもずっとしてたんで、大変だったんですけど、だけどもう僕も納得してたので、
どんだけ雨が降ろうが文句言わないって言ったら偉そうなんで言いたくないですけど、文句言わずに全部やったんですね。
テントの設置とか設営とか、そういった自分的なことは全部。
あれは僕の中できつい体験だったんだけど、だけど妻がどうしても会いたいって言うんですよ。
ずっと会ってなかった。もう2年間会ってなかった。全然友達と会えなかった。会いたい、会えるチャンスが今しかないんだと。
言われたらもうじゃあ行くしかないなって思うじゃないですか。僕も覚悟を決めたんですよね、そのときに。
これも納得して譲ることと言われるアサーティブなのかなって思うんですよね。
夫婦として長年やっていくと、もっと僕なんかよりもっといろんな経験をされた方がいっぱいいると思うんだけど、
そういったものを納得して、特に譲ったりとか、だから譲るときに恨んだりとか、譲ってやったぜみたいな感じにならないことってすごい大事だと思うんですよ。
納得する、自分で決めたっていうことが大事だと思うんですよ、譲るときにもね。
譲るときにも自分が選択したんだって、自分が選んだ道だって思えば、相手に対する恨みっていうのは生まれないんじゃないかなって、出てこないんじゃないかなって僕は思ってます。
最後の3つ目は、切っ張りとNOを言うこともアサーティブっていうやつでして、
夫がこういうふうに言われるのが嫌とか、こういうふうにされるのが嫌ってあると思うんですね。
はっきりNOを言う
だけど何か言えないっていうこともある。
そういうときに、そういうふうに言われるのは嫌なんですとか、例えば体触れるのは嫌なんですとか、こういう言葉をかけられるのは私は嫌なんだっていうふうにはっきりと言う。
相手がどう思うかって怖いじゃないですか。何か怒るかなとか、嫌な気持ちになるかなとか、自分たちの関係でギクシャクするかなとかって怖くなるんだけど、
そういった相手の気持ち自体一旦横に置いといて、NOと、嫌ですと、NOとはっきり言わなければいけないときっていうのはあるんですよね。
相手の心に自分の拒否が、拒絶が、自分のNOという言葉が相手の心に届いてから、相手の話に耳を傾けてもいいんじゃないかっていうふうに本書が書かれています。
これは例えば、僕が聞いた話だと、夫が無理矢理妻にセックスしようとするとか、逆バージョンももちろんあるけど、自分の意見を無視されるとか、全然夫が私の話聞いてくれないとか、全然妻が自分の話聞いてくれないとか、傷つく言葉を平気でかけてくるとか、
そういうときに、そういうことを言われるのは嫌なんです。そういうことをされるのは嫌なんですと。はっきりとNOと伝えることで変わってくる人もいるんですよね。
夫との関係に悩んでいて、体触ってくるとか、セックスしたくないのに無理矢理仕事をしてくるとか、話を聞いてくれないとか、家のこと全然やってくれないとかっていう不満をためていた女性が、
はっきりNOとやめて、触んないで、こういうことはしないで、でないと私も離婚するよっていうふうに、はっきり言うことで夫が変わっていったというケースって結構あったんですよ。
ちょっと水飲みますね。すいません。そういうふうに、相手の自分の妻がどう感じているのか、自分の夫が何を考えているのかっていうのって、言われないとわからないことってやっぱりあると思うんですよ。
だからこそ、はっきり言うと主張するときっていうのは必要になってくるんじゃないかなと思います。これが3つ目のアサーティビューですね。きっぱりとNOということもアサーティビュー。
本当にやめてほしいとか、触らないでほしいとか、離婚覚悟でそういうことを夫に初めて伝えた。それによって夫がやっと目が覚めたっていうケースってすごいたくさん聞いたんですよね。
男性からも聞いたし、女性からも聞いたし、男性から聞くケースが多かったです。妻がこういうふうにはっきりと言われて、何とかしなきゃなって思ったんですけど、何からどうすればいいのかさっぱりわかりませんっていう話とかね。
今の自分の状況がどうなっているのか、自分がどういう態度を取ってきたのかっていうのを客観的に見ることって難しいから、そこで悩まれて僕がどこにいらっしゃるかだったら結構いらっしゃいました。
だからきっぱりとNOを言うこともアサーティブってことですね。
今回は時にはNO、意外な3つのアサーティブについてお話をしました。
今回もコメント返しをさせていただきます。
お名前、1-3ですね。ありがとうございます。
ちょっと読み上げさせていただきます。
ちょっと一部、ここは言わないでほしいですって言われてるところがあるので、そこをちょっと抜きながら話をしますね。
初めまして。アツサーのラジオを拝聴し、一歩踏み出す勇気をいただいたので、お礼をお伝えさせてください。
12年前の第一子出産時に産後クライス、当時はそんな言葉も知りませんでしたが、を経験し、その後夫と何度も話し、表面的には解決したつもりでしたが、
未だに何かをきっかけに当時を思い出し、許せない気持ちを再確認することがあります。
夫も修復しようと頑張ってくれたのはわかりますが、恐るべし産後クライスです。もう怖いですよね、本当にこれは。
今さら夫に伝えてもいい顔をするわけがないので、仕方ない。
10年以上経っても忘れられない。自分がおかしいのかもと、なるべく気にしないようにしてきましたが、
夫婦会議
熱さのナジをやノートに触れて、もう一度一緒に向き合いたいと夫に伝えることができました。
嬉しいです。この時点で僕泣きそうです。嬉しいです。続きますね。
我慢を重ねた分だけ伝えるのは簡単ではなかったです。
感情があふれて涙が出たり、眠れない日もありましたが、
勇気を出して素直な柔らかい気持ちを伝え、週一回夫婦会議をすることになりました。
夫は夫婦として問題があるとは思っていなかったようで、突然の私の訴えにヌミヌミ水というか戸惑った表情でしたが、一緒に向き合う覚悟を示してくれて少し報われた思いがしています。
あつさんのお話に出てくるように、私はただこの感情を夫に知ってもらいたかったんだと話した後に実感しました。
それだけで問題の半分以上がクリアされたような心境です。
夫にもあつさんのラジオで三国ライスでオキストシントラップの回などを聞いてもらうと分かりやすいよと伝えています。
あと妻の次元爆弾についてのお話もすごく分かりやすくて、なぜ私が急に夫に訴えることになったのか、私の中では決して突然始まったことではないのですが、
言葉にならない思いを代弁してもらったような分かりやすい解説に私自身の気持ちも楽になりました。
私は夫との心身の距離を感じていたのですが、そのタイミングで偶然あつさんのラジオやノートに出会えて、
このままでは嫌だ、ブラッシュアップしたいと諦めない気持ちになりました。
私の中では夫と心の距離が近く感じられるようになることが今の目標です。
周りには子供が成人するまでの我慢だと夫婦の関係を諦めている友人も結構います。
でも私は夫を愛しているし、愛されたい。
あつさんのラジオを聞いて、私は諦めたくないんだと気づかせてもらいました。
きっと私と似たような思いで、糸口を探しながら聞かれているリツナーさんが多いのではないかなと思います。
夫婦関係学というタイトルも素敵で、とても大切な学びだと感じています。
取り上げてくださるテーマも興味深いものばかり。
長くなりましたが、これからも応援しています。
良いきっかけをありがとうございました。
ということをいただきました。ありがとうございます。
読みながら僕は涙が出てきて、うまく読めなかったんですけど、嬉しいです。
一郎さんにとって、一郎さんの人生が変わってきっかけの一つになれたことが、僕はとっても嬉しいです。
自分が抱えていた感情を夫に知ってもらいたかった。
夫に知ってもらえたという、ただそれだけでほとんどの問題はクリアできると思うんですよね。
ずっと溜まっている、何か言っちゃいけないとか、こういうもんだとかという思いをみんな抱えながら生きていると思うんだけど、
そういうもんじゃないと僕は思うんですよ。
そういうもんじゃなくて、愛したい、愛されたいという思いを持っているお互いに、
それがちょっとでも心の中の一時感情の中に、柔らかな気持ちの中に存在するならば、
友人の夫婦関係の諦め
それをお互いに伝え合うことで変わる関係って絶対あると思うんですよ。
多くの方の、この話がね、この一郎さんの実体験が多くの方の参考になればいいなってすごく僕も感じています。
あとですね、お悩み相談もいただいてまして、読み上げさせていただきますね。
ご友人の話ですね。
友人はいろいろなことが重なり、夫婦関係を諦めきっています。
子供にも旦那さんの人間性を否定する言葉を言い続けていて、旦那さん対他の家族という構図になっているようです。
近くで見ていて何か寂しいなと思うのですが、私にできることがわからず、
結局お互いの夫の愚痴を話して、そういうのあるよね、話せてすっきりしたと発散するだけで終わります。
発散や共感し合って楽になることも大切だとは思います。
私にとっても大切な時間ではあります。
だけどたまに、発展性がないな、いつもパートナーの愚痴話だなと、
友人曰く寂しい悲しい怒りよりも無らしいのです。ないってことですね。
私が夫婦会議してるよと話しても、諦めた方がいいよ、その方が楽よと言っています。
彼女の人生だから私がどうこうしようというつもりはないですが、
大好きな友人なのでもっと幸せになる道もあるんじゃないと心のどこかで思っています。
そんな友人と関わるアドバイスをいただけるとありがたいです。
ということでいただきました。ありがとうございます。
そうですね、難しいですよね。
大事な友達だと思うんですよね。
大切な友達でいろんな素直な話をお互いにしてきて支え合ってきた人なんだろうなとは思うんですけど、
夫の人間性を否定する言葉をずっと言い続けているというのは、だいぶ恨みが溜まっているんだと思うんですよね。
だいぶ溜まっていて結晶化されきっていて、
それを溶かす余地がないほど固まっているのかもしれないですね。
だからどうにもしようがない状態になっているのかもしれないし、
どうにかできる選択肢があるんだということに気がついていないのかもしれません。
あとは本当に夫と仲良くしたいというふうに思っていないのかもしれないですね。
分かんないです。こればっかり本人で話さないと分かんないですけど、
本当に好きじゃないというふうに思っている。出会った時から好きじゃなかったのか、
その夫の中にある何かがずっと効いてくれなかった。
でも仕方なく妥協で結婚した。
以前のお茶の話をしたような彼の顔の交換結婚だったのかもしれないし、
そういったことで元々好きじゃなかった気持ちがどんどん膨らんでいってるのかもしれない。
だけど、分かんないです。
これ本人で話さないと分かんない。いろんな可能性があるんだけど、
ご友人は自分の中にある素直な感情を出すことは怖いのかもしれないですね。
友人へのアドバイス
寂しい悲しい怒りよりも何もない、存在していない無だと言っている。
けど無なわけないんですよね。
どんな人だっていろんな感情を感じていて、寂しいなーとか、悲しいなーとか、
嬉しいなーとか、楽しいなーとか、つらいなーとか、
ちょっと自信持てないなーとかって感じるケースって誰もあると思うんですよ。
だけど、自分がそれに気がつくのってすごい辛いじゃないですか。
自分の中にある弱さと見き合うことになるから、
僕は柔らかな気持ちと神戸さんの言葉を借りて柔らかい気持ちと呼ぶけど、
その人たちにとっては柔らかな大切な気持ちではなくて、
弱さってスパーンと切り捨てているのかもしれないですね。
そう考えると寂しいとか悲しいとかって感じても何にもならないじゃない。
それで何か解決するの?って思うと思うんですよ。
で、あの人が悪いのよ。私は悪くないのよ。
だったらなんで私が変わらなきゃいけないの?って思うかもしれないですね。
昔よく聞いたのが、なんで私が変わらないといけないの?
っていう話を何度か聞いたことがあったんですよ。
夫がサンゴクライスだったりとか夫がなかなか協力的じゃなかった、
妻への敬意を全然しなかった。
なんでそんな人に対して私は変わる努力をしなければいけないのか。
私は素直な気持ちを出さなければいけないのか。
悪いのはあの人なのに。
っていう思いがすごい強い人って中にいるんですよね。
それが甘いにも強すぎると素直な気持ちを出すのって難しくなると思うんですよね。
心をパカーンと開くのって難しくなってくると思うんです。
自分と向き合う時間が足りないのかもしれないですね。
いろんな可能性に話しちゃいますけど、
自分に向き合う時間が少なかったりとか、
自分が何を感じているのか、何をしたいのか、何が嫌なのか、なぜなのか、
っていう自分の中をどんどん掘り下げる行為。
その行為だったりとか、自分を見つめ直す時間とかがないと、
日々をトントントンと生きていくだけで精一杯になっちゃって、
自分の中の感情に鈍感になっていくっていうことって結構あると思うんですよね。
僕も最近それを感じていて、
コンパッションウォーカーストワークショップに出てからは、
あえて呼吸をゆっくりにしたりとか、
腹筋呼吸を意識して、
普段歩いている時とか仕事をしている時も腹筋呼吸を意識したりとか、
気持ちを落ち着かせる時に腹筋呼吸をしたりとか、
あと瞑想もどっかで取り入れたいんだけど、
習慣ができていなくて、
瞑想をワークショップの中でやった時にはすごいスッキリしたんですよ。
自分の中にある柔らかな気持ちを、
素直にそっと手に取ることができたんですよね。
自分と向き合う時間っていうのが必要になってくるのかもしれないなと思っています。
あとこういう人とどうやって関わるのかって難しいですよね。
僕だったら会わなくなるかな。
大事な友人ということだから、
それは難しいかもしれないけど、
そういった話はしたいかもしれない。
自分にとって大切な友人であるということは、
多分そういったネガティブなことばっかり言うという面以外に、
いいところが多分あると思うんですよね。
そこだけに注目するかもしれないです、僕だったら。
そういったその人と自分にとって
前向きになるような関わり方だけをして、
お互いにネガティブになるようなこと、
お互いというかその人と接することで
自分がネガティブになるような付き合い方は避けるかもしれない。
今回の例で言うと、
夫の愚痴は自分から言わないとか、
向こうが夫の愚痴を言ってきてもあまり聞かないとか、
そういうことあるのねみたいな、
そうなんだ、そうなんだ、大変だねみたいな風に話をして、
あえて聞かないようにするとかかな。
でもこの友人に代わってほしいと思う、
もっと幸せになる道もあるんじゃない、
幸せになってほしいなって思うのであれば、
彼女の中に眠っている柔らかな気持ちを引き出す、
柔らかな気持ちで気が付かせるような問いかけをしてみたらいいかもしれないですね。
例えば夫の愚痴を言ったときとか仕事の愚痴を言ったときとか、
何か言ったときに、
ああそうだったんだねって、
つらかったね、嫌だったねって、
そのときどんな気持ちだったのとかって話をしたりとか、
なんでそうなっちゃったんだろうねとかって、
向こうはなんでそうなんだろうねとか、
その人の心の中にある柔らかな気持ちを代弁してあげたいとか、
代弁すると結構出てくるんですよね。
それは寂しかったですねとか、悲しかったですねとかって、
何もないと言っても嫌でしょ、そういうのって、
ずっと無視され続けるとかって嫌でしょとか、
何もしてくれないとかって悲しいよねとか、
私だったら悲しくなっちゃうなとか、
自分だったらどう感じるとか、
その人の感じで代弁してあげたいとか、
ですると、そういえば私こう感じていたなとか、
俺こう感じていたなっていった気持ちが
スルスルっと出てくるときがあるんですよね。
これ、ご福販売のときも結構やってて、
お客さんの恐怖心
お客さんって基本的に心をまず開かないので、
売りつけられるって恐怖心を感じてるから、
気持ち開かないんですよね。
無なんですよ、最初。
最初みんな無なんですけど、
その人の家族の話を振ったりとか、
お子さんの話とか夫の話とかをして、
こんなことあったのよねとかって言ったときに、
それは嬉しかったですねとか、
それめっちゃ大変ですねとか、
それ悲しい、それとかっていうふうに、
相手の気持ちを代弁するようなことを言うと、
向こうから、私そう感じていたんだっていうふうに
気がつくことがあるんですね。
パチンってはまったときには。
そういった問いかけをしてみると、
いいかもしれないです。
ちょっとでも参考になったら幸いです。
ありがとうございました。
僕すごい嬉しかったです。
お願いの3つ
同じように夫婦関係に向き合う方が、
一人でも増えてくれたら嬉しいなって思っています。
はい、ということで、
今回も最後までありがとうございました。
夫婦関係アクラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。
最後にお願いが3つあります。
1つは番組のフォローをぜひよろしくお願いします。
2つ目は番組へのご感想を募集しています。
こちらSpotifyのコメント欄でも結構ですし、
Googleホーム概要欄にリンクがありますので、
Googleホームでも結構です。
お悩み相談もこちらで一緒に受けていますので、
ぜひご利用ください。
最後は、僕の夫婦関係研究へのサポートを募集しています。
いただいたサポートは、このPodcastの運営費用であったり、
専門セミナーへの参加費、専門書籍への購入など、
夫婦関係改善の研究に関する活動に使わせていただいています。
月に1回活動を報告しようという形で、
ノートの記事をお送りさせていただいていますので、
こちらぜひお願いいたします。
はい、ということで、また次回お会いしましょう。
さようなら。
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