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2024-01-29 33:52

#543 「妻の恨み」の解きほぐし方とは?

なぜ、あなたは妻から恨まれ、嫌われたのか?


その妻の恨みの根本を知るための方法をお話しします。


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あなたは、自分の妻から恨まれた本当の理由を知っていますか?
家事・育児・キャリア・性の問題・夫婦になることというモデル様々な葛藤をどうすれば僕らは乗り越えられるのか?
アツの夫婦関係学ラジオでは、そのためのヒントをお送りします。
今回は、妻から恨まれた際に、その原因をどうやって見つければいいのかについて話をしようと思います。
これは、ノートの記事とニュースレターとも伝統している内容になってまして、
妻から恨まれてしまい、敬語感を抱えてしまった男性がどうやって夫婦関係を立て直したらいいのかについての本を書こうと思っています。
そのための文章を毎週書いていますが、その内容と連動させたポッドキャストとなります。
ノートの記事とニュースレターでも、追っている内容については細かく分析した記事を送りますので、そちらもぜひ一緒に読んでいただけるとうれしいです。
ということで、今日は妻から恨まれた原因の見つけ方ということなんですが、
妻が夫を嫌いになる際に順序があるんですね。
突然のことで、夫側からしたらびっくりすることが多いと思うんですよ。
急に妻が不倫したいとか、婚外恋愛したいだとか、
会話をしてくれないとか、おはようとかありがとうとか、
そういった温かな会話を全然してくれないと、一体どうなっているんだって悩むことって多いと思うんですね。
だけど妻からしてみたら、何も急にある日突然好きから嫌いへバーンと変わったわけじゃなくて、
順序だって変化があったんですよ。
ただそれは、絶対に本人、夫には言わないし、自分でさらに気がついていないということがあるんですね。
なので、妻から恨まれた原因を見つけるためには、
なぜ妻は自分を嫌ったのか、なぜ夫のことを嫌いになったのかということを理解する必要があるわけです。
まずこれが最初に必要なことなんですね。
これには順序があるんですよ。
どういう順序かというと、
最初に夫からネガティブな言動を与えられる。
例えば、子供が生まれたばかりの時に全然育児をしてくれないと。
妻はとても忙しくて、体力も限界で、精神的にも肉体的にもギリギリの中で生きていたと。
そういった体験が強く心の中に残っていたとか。
あと、自分や家族、自分や子供たちが病気や怪我などで困っているときに夫が助けてくれなかった。
であったりとか、セックスの問題とかですね。
夫が全然こちらのことを求めてくれないと。
全然触れさえしてくれないと。
そういった体験、こういったネガティブな言動を夫から与えられる。
与えられるというのがまず第一なんですね。
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第一ステージとしてありますと。
で、この体験がトラウマ化するのが2番目です。
えー、そのトラウマはそんな簡単になるの?って思うかもしれないんですけど、意外に結構あるんですよね。
例えば、夫が不倫したとか、夫が婚外恋愛していたとか、といったケースでもトラウマを負うことってあるんですよね。
なので、不倫とか浮気とかって、よくあるありふれた話みたいに語られたりもするんだけど、実は結構大きな問題で、
そのパートナーに対して強い傷を心に負わせる行為なんですよね。
で、こういったトラウマ体験がありますと。
産後クライシスもそうですね。産後クライシスって簡単に一つの言葉で表現しちゃいますけど、
もうPTSDレベルのトラウマ体験になっちゃうわけですよ。
で、それが第2ステージですね。
で、これ全体で第5ステージまでありまして、3つ目は、そのトラウマ体験が妻の脳の記憶処理システムに深く刻まれていくんですよ。
もうえぐられる限り刻まれるわけですね。ガリガリガリって刻まれていくんですよ、そのトラウマ体験が。
すると、このトラウマ体験が深く刻まれることによって、同じようなことがまた起こったときに、
妻の脳の中にある変動体っていう部分がすごい強い嫌悪感を感じるようになるんですよ。
変動体っていうのは感情反応、情動反応を使うたどっていて、恐怖とか不安とか、そういった感情を調節する役割になってるんですね。
で、これによって夫イコール不快ってなるんですよ。
パブロフの犬って聞かれたことあると思うんですけど、ビルを鳴らして餌を犬にあげていると、ビルが鳴るだけで犬がヨダレを垂らすっていう実験あるじゃないですか。
あれと同じで、古典的条件づけ理論によって、夫イコール不快ってなっちゃうんですよ。
夫自体が不快な存在、嫌いなものってなっちゃう。
こうなると、なかなか抜け出すことが難しくなるわけですよね。
第5ステージが、そのトラウマ体験に触れたり思い出すだけで、それに関連する感情や感覚が再活性されるんですね。
例えば、子供が小さいときに夫が全然家に帰ってきてくれなかったと、育児をしてくれなかったと、具合が悪いときに全然ケアをしてくれなかったということがあったときに、自分が風邪をひいたとき、何年も経ってるんですよ。
何年も経ってるんだけど、自分が風邪をひいたときに、夫に対する苛立ちとか嫌悪感がブワーッと出てくるんですよ。
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ブワーッとまた出てくる。再活性するわけですね。
それによって、夫に対する嫌悪感が強化されていくんですよ。さらに強いものだと変わっていくんですね。
これが記憶の再固定化と呼ばれる現象なんですけど、この5つのステージを通して、妻は夫のことを嫌いになっていく。
逆パターンもあると思うんですけど、今回は妻が夫を嫌いになるというパターンの話をしていきますね。
まずこれを理解することが大事で、何もある日突然妻が夫のことを嫌いになったというわけじゃないんですよ。
そんな突然起こるものじゃなくて、ちゃんと順序立って実は起こってる。
睡眠科では実はこうした変化が着実に妻の脳の中に刻まれていってるんですね。
これを理解することが大切なんですね。
関係性がもし良くなってきたら、妻側もこれを理解することによって、
私はそういう仕組みによって夫に嫌悪感を抱いていたのかという客観的に自分のことを見ることができるようになるので、
夫に対する嫌悪感から抜け出しやすくなるんじゃないかなって思います。
ちょっと話を戻して、このように妻が夫を嫌いになるには5つのステージがある、段階があると。
その次にやることは、一体何が妻のストレスになったのか、妻のトラウマになったのか、
その根本を探っていくってことなんですね。
この5つのステージが存在するならば、
ファーストステージにあった夫からネガティブな言動を与えられるっていうことが、
おそらく自分たちに起こったはずなんですよ。
自分たち夫婦的に最初に起こったはずなんですよ。
一体それがどこにあるのか。
これが夫側も妻側もよく分かっていないと、
もう嫌だ、嫌い、もうダメ、もう無理ってなっちゃうんですよね。
もう顔を見るのも嫌だ、気持ち悪い、
家に帰ってきたら顔回したくないからすぐ自分の部屋に閉じこもっちゃいますとか、
っていうふうに変わっていってしまうわけなんですね。
なので、一体どこがスタート地点だったのかっていうのを探っていく必要があるわけですね。
そのためには妻に対して質問をしていかなければならないんですよ。
勝手に言ってくれないですからね。
勝手に自分からあれが嫌だったのよとかって言ってくれる人もたまにいますけど、
すごい稀で、大体の場合は自分から言語化ができない。
一体何が悪かったのか、悪かったのかというか、何が起点となっていたのかっていうのは、
自分でもよく分かっていないっていうケースが多いんですよ。
本人も気がついていない。
もしくは認めたくないっていうこともあると思う。
例えば、さっきお話しした子供と自分が具合が悪くなってしまって、
夫に頼ったんだけど、夫は仕事が忙しくて助けてくれなかったっていう事例があったとして、
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妻としては、自分は母だから、妻だから、この子供たちを守らないといけないと。
で、夫に甘えていてはいけないんだと、私はしっかりしないといけないというふうに、
母としての重箱を自分に貸せてしまうっていうケースもあるんですね。
そうなると、認めたくないわけですよね。
夫が助けてくれなかったのが悪いんだっていった思考にはならないわけですよ。
自分がしっかりしないとダメなんだって思っちゃう。
これが夫が頼りにならないっていう話にもつながっていくわけなんですけど、
こうやって認めたくないっていうケースもあるんですね。
っていうふうに考えてしまうこともある。
妻として、母として、なんて自分はいたらないんだと自分を責めてしまうこともある。
で、それによって夫に対する嫌悪感を強化させてしまうんですけど、
このように本人も気がついていない、認めたくないっていうこともあるわけなんですね。
なので、妻に対して一体何が規定となっているのか、
自分たちの夫婦関係の悪化の規定がどこにあるのか、
妻が嫌われてしまっているとした場合、
自分の一体何が妻に対してネガティブな反応を与えてしまったのかというのを探っていくときに、
気をつけなければいけないことが4つありまして、
その2つはさっきお話しした、本人も気がついていないことがあることに注意すること。
2つ目は、さっきの本人が認めたくないこともあるということを頭に入れておくことということですね。
これを頭に入れておかないと、
なんで自分のことなのに分からないんだよとか、
なんでそういうふうに思うわけ、
なんで自分がやらないととか、自分を責めたりするわけというふうに、
妻に対して責めてしまう姿勢をとってしまうので、
こういった傾向が妻にはあるんだということを、
頭の中に入れておくといいと思います。
3つ目は、妻に対していろいろ質問していくと、
こっちが責められたように感じることもあると思うんですよね。
あの時あなたがこうしてくれなかったから、
いやいや、こっちだって忙しかったんだよとか、
やるって言ったじゃないかって断ったのは君だろとか、
というふうに相手を責めたくなるときもあると思うんですよ。
だけど、責めてしまうと記憶の再固定化が強化されちゃうので、
決して責めてはいけないんですね。
記憶の再固定化というのは、さっき話をした、
トラウマ体験に触れたり思い出すだけで、
それに関連する感情や感覚がまた蘇ってきて、
軽温感が強化されるという現象ですね。
これが起こってしまうので、責めないように気をつけるのが3つ目ですね。
4つ目は、妻から話が出てきた。
妻が感情を伝えてくれた。
実はあのとき、ああいうふうなことがあって、
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こんなことがあったのよねって話をしてくれそうになったら、
そこに対して思いやりを持ちながら、好奇心を持って
温かく確信に迫っていくというのが4つ目なんですね。
ちょっと抽象的で分かりづらいと思うので、
次、もうちょっと詳しく話をしますね。
このように、何が妻をトラウマとなったのか、
その感情の起点となっているものを根本を探るためには、
質問のために4つ気をつける必要がある。
本人も気がついていないことがあることを頭に置いておく。
本人が認めたくないこともあることを頭に置いておく。
妻を責めると、記憶の再固定化が強化されるので、決して責めてはいけない。
4つ目は、妻に思いやりを持ちながら、好奇心を持って
温かく確信に迫っていくのが4つ目。
具体的にどうしたらいいんだよって思うじゃないですか。
それはどうやって実現したらいいんだって思うと思うんですけど、
僕が実際にやったことと、
他の相談者さんとの間の中でやっていたこと、
うまくいったケースを教えてもらったことなどから、
これも5つかな。
5つですね。
僕の経験、他の人の経験、専門家の話などを基にした
そういう具体的な方法について話をします。
1つ目は、慌ただしくないタイミングを選ぶということなんですね。
こういった妻がこっちに対して抱いている恨みを、
ちょっとずつ薄皮を這いでいくようなデリケートな作業をすると、
感情的に怒ったりとか悲しんだりとか、
苛立ったりとか、そういったいろんな感情が喚起されると思うんですよね。
これを例えば1歳、2歳、3歳の子供が泣き叫んでいる隣の
ダイニングテーブルでは絶対できないんですよ。
もうそれどころじゃないので集中できない。
子供が宿題をやっていて、小学生の子供が宿題をやっていて、
3桁の掛け算をどうやってやるのとか、
聞いてくる場所では絶対にできないわけですよ。
話に集中できないから。
逆にそういうタイミングでそんな話をしてしまうと、
さらに記憶の再固定化が強化されて、
やっぱりあんたはダメなのよ、みたいな話になりやすくなる。
さらに嫌われてしまうという現象が起こるので、
慌ただしくないタイミングを選ぶというのがまず1つ。
ただ、なかなか2人になってくれないという時もあると思うんですよね。
妻が自分のことを嫌っていて、夫のことを嫌っていて、
なかなか話し合いというと身構えてしまって、
テーブルにつけないというケースもあったりすると思うんですよ。
なので、タイミングをすごい選ぶ必要があって、
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1日の中で自分の妻はゆったりしている時ってあると思うんですよね。
家事はしていない、育児もしていない、
子どもの宿団チェックもしていない、
ちょっとゆっくりでいくタイミングっていうのがあると思うんですよ。
そういう時に話をしていくのがいいと思います。
一番オススメなのは、仰向けになりながら話をするっていうので、
寝転がって話をするっていうのが僕は結構よくて、
何かの本でも書いてあったんだけど、
人間って寝転ぶとイライラできないらしいんですよね。
怒ったりとかイライラする感情が湧いてきにくいらしくて寝転んだりとかね。
一緒に寝ているのも何もないのかもしれないけど、
寝転んだりとかソファーで寝転がっている時とか、
そういった気持ちが落ち着いてイライラしにくいタイミングっていうのを選ぶのがまず第一。
二つ目は、なぜというのを優しく繰り返す。
Whyっていうなぜを優しく繰り返すっていうのが二つ目なんですね。
何が嫌だったんだろうね。
君にとって僕の何かやったこととか言ったことが、
多分君を大きく傷つけてしまったんじゃないかなって思うんだ。
何が悪かったのか、
俺にはよく分かっていない部分が多くて、
よかったら教えてくれないかなって。
何かそれで妻がポロポロっと言ってくれたら、
ああそうだったんだね、言ってくれてありがとう。
それはどうして嫌だったのかな、どういう風に嫌だったのかなっていう風に理由をまた聞いていくんですね。
ああそうだったんだね、それは何でだったんだろう、なぜだったんだろうっていう風に、
なぜというのも優しく繰り返していくと確信に迫ることができるんですよね。
本当はこう感じていたとか、本当はこうしてほしかった、
だけどあなたはそうしてくれなかったとか、
そこで私が強いヘルプを出すことができなかった理由はこういうことだったのよねとか。
という風に自分の中にある柔らかな気持ちが見つけやすくなってくる。
優しくなぜを繰り返していくことによって、
これは話し方に要注意で、
怒ったりとか相手を責めたりとか、そういった空気がちょっとでも見えてしまうと
心を閉ざしがちなので、向こうがね。
あくまでも優しくなぜを繰り返していくのがポイントになります。
2つ目に関しては、夫婦関係とは関係ないんだけど、
服屋の販売しているときにも結構使っていて、
お客さんがなぜこの着物を買いたくないのか、
説明しているときにね、買いたくないのかというのを
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なんでなんでしょうね、どうしてなのかなというのを優しく繰り返して聞いていくと、
本当の理由を話してくれるというのは結構あったんですよね。
ちょっと話しずれちゃいましたけど、
なので優しくなぜを繰り返すというのは有効だと思います。
3つ目は、
妻が何か話してくれたときに、
妻の行動に対してどうしても僕らって目が行くと思うんですよ。
あの時君は助けてとは言って、
もし可能だったら、もしできるようだったら
家に帰ってきてほしいと言ったけど、
ちょっと待って、絶対帰ってこいって言ってなかったよね、とか、
絶対帰ってこないって言ってるけど、絶対帰ってこいってことじゃん、
ちょっとそう言えばいいじゃん、とか、
妻の行動とか言葉に対して上げ足を取るというか、
論理的な絡みをしてしまうことってありがちなんだけど、
そうじゃなくて、その裏にある感情への聞き込みに集中する
というのが大事なんですね。
あの時君は、
もし可能だったら助けてほしい、帰ってきて帰ってきてほしいと
言っていた。
それはすごい大変だったんだねって、
自分一人では抱えきれない大変さを目の前にして、
こもり果てて俺にヘルプを渡してくれたんだね。
だけど、自分が母親だから、妻だから、
自分一人で何とかしなきゃいけないんじゃないかなっていう思い込みに縛られていて、
絶対助けて、とか、もう今すぐ来て、とか、
強いヘルプは出せなかったんだね、とか、
そういうふうに妻の言葉と行動の裏にある感情を
そこに集中していくんですよ。
それを知ろうと把握しようとする。
それが大事。
感情への聞き込みに集中することがとても大事になります。
4つ目は、少しずつ妻が自分の感情の共有をしてくれるようになったら、
いろいろこっちも言い訳したいときがあると思うんですよ。
いや、俺あのときすごい忙しかったんだよ。
帰れって言われても帰れなかったんだよ、とか、
いろいろ言いたくなるときもあるんですよ。
だけど、そうすると、また記憶の再固定化が行われてしまうので、
自分がどう感じていたのかっていうのを伝えていくのが大事なんですね。
あのとき、君がもし可能だったら家に帰ってきてくれないかなって言われたときに、
仕事がとても忙しくて、もし可能だったらっていうことは断れるんだな、
一人でなんとかできるけど、もうちょっと助けてもらえたら、
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ちょっとだけでもいいかな、みたいなふうに君が思っていたって僕は感じちゃったんだよね、
間違えちゃったんだよね、って。
とかね、例えばそういうふうに自分がどう感じていたのかっていう、
その自分の感情を伝えていくことに集中したほうがいいです。
言い訳をしないでね。
3つ目は、ポロポロと出てきた妻の感情に寄り添い、理解と共感を寄せるっていうことですね。
そうだったんだね。君がそんなことを感じていたなんて、
俺は全く分かってなかったよ。それは辛かったね。申し訳なかったね。
本当はどうすればよかったんだろう。君は俺にどうしてほしい。
とかね、例えばそういうふうに、理解と共感を寄せていく妻の感情に対して。
妻の言動じゃないですよ。言動じゃなくて、妻の感情に対して共感を寄せていくっていうことですね。
たまにいらっしゃる方で、共感ができないっていう方がいるんですね。
妻が言ってることは分かるんだけど、それに対して自分が感じているかのように共感することができないっていう方もいらっしゃる。
これに対しては2つのアプローチがあるなと思ってて、
1つは、その行動に、妻の感情に共感はできなくても、理解はできると思うんですよ。脳裏的にね。
妻が夫のこういう行動に対して、こんな反応をする、この行動と反応の関係性を学習して、
同じことが起こらないようにはできますよね。
これ感情的なアプローチじゃなくて、脳裏的なアプローチなんですけど、
これについては509話、510話、大人の発達障害について、
ヒロノユイさんにお聞きした回で詳しく話をしているので、ぜひこちらをお聞きになってください。
ここでは、共感ができない発達障害を抱えているパートナーに対して、
どうコミュニケーションを取ったらいいのかについてお話を伺っています。
その中で、共感はできなくても理解はできるということをヒロノさんがおっしゃっていたんですね。
ヒロノさんご自身も発達障害を抱えている方で、離婚の経験もある方なんですけど、
実際、自分が発達障害を持っている方がそこにおっしゃっていたので、
とても理解がしやすい回になっていると思います。
共感はできなくても理解はできるんですよ。
もし自分が妻の言葉に対して共感ができない、どういうことなんだろう。
でもなんとなく理解はできると、その因果関係は理解できるというのであれば、
もしかしたら発達障害のグレーゾーンがどこかに入っている可能性もあるわけですよね。
これは良い悪いという話じゃなくて、
人間はいろんな人がいるので、グレーゾーンも幅広いので、
どこかに入っているという可能性は捨てきれないと思うんですよ。
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なのでもし、ちょっと全然共感とかできないな、
共感って何?みたいな感じになってしまうんだとしたら、
理解するというアプローチを取るのがいいと思う。
妻はそういう行動に対してこういう反応をするのかと、
じゃあそうさせないようにしようということができるわけですよね。
もう一つのアプローチは、
これは僕まだ勉強中なので詳しくまだ話せないんですけど、
コンパッションですね。
コンパッションとマインドトレーニングと今受けているんですけど、
お互いに対して思いやりを与える、受け取るということができるようになってくると、
自分のパートナーが持っている柔らかな気持ちに対して、
共感がしやすくなってくるんですよね。
誰かに対しての思いやりを受け取ることが苦手な人、
与えることが苦手な人というのがいるんですよ。
人間の脳というのは、
共感を受け取った時も与えた時も同じ部分が反応するらしいんですよね。
なので受け取る訓練を、
自分が思いやりを受け取ることを自分に許して、
自分が思いやりを受け取る訓練をすると、
他者に対しても思いやりを与えやすくなると言われているんですね。
これによって妻に対して思いやりを持てないならば、
まず自分が自分に対して思いやりを持てるようにする。
それを許可するということですね。
その訓練を通して妻に対して思いやりを持ちやすくなるということが
起こるんじゃないかなと思っています。
これはもうちょっと深く勉強してまた体系化して
お伝えをしてきますね。
そんなことで2つのアプローチがあります。
そういうようにして妻が
私の気持ちを受け止めてもらえたんだと
なれるようになったら、やっとそこで
夫の感情も受け止められるようになってくるんですよ。
そういう準備が整ってくるんですね。
もしうまくいかなかったら
いやちょっと全然そんなことできない話にならないとか
なんか怒りの感情が渦巻くネガティブなループが止まらないとか
あと全然妻が口を割ってくれないとか
気持ちを全然言ってくれないとか
もしくはどうやってそういう風に話をしていったらいいのか
やってみたけどうまくできないとかっていう場合は
カウンセラーが相手に入ることで
お互いの感情を代わりに伝えてもらうことができるわけですね。
そのために心理カウンセラーというのが存在するので
これは銀座のオフィスYの神戸さん
何度もポッと聞かせていただいた神戸さんから
詳しく話を聞かせていただいたんですけど
2人だとなかなかコミュニケーションがうまくいっていない夫婦2人の間に
そういった誰かが入ることによって
感情の受け渡しを代わりにするわけですよ。
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妻はこう感じてたみたいですよ
夫さんはこう感じてたみたいですよ
どう思いますみたいな風に感情のリレーをすることによって
お互いの感情を受け取る与えるっていう訓練ができるんですね。
なのでもし自分たちだけでうまくいかなかったら
そういった誰かを間に入れて話をするというのもありだと思います。
お近くの心理さんに相談してみてもいいし
僕も元のメンバーシップ機能を使って相談を行っています。
夫婦2人と一緒に3人で話をしたことはまだないんですけど
ちょっとお願いしたいなという場合は初回無料で行ってますので
その場合は多分夫と話を聞いて
奥さんの話を聞いて最後に3人で話をするパターンになるので
3回必要になってくると思うんですけど
最初のどちらかの話をお聞きするのは無料でやってますので
ぜひこちらご利用ください。
あともう一つは妻のトラウマ体験がすごく強すぎる場合というのは
とても受け止めきれないと思うんですよ。
激しく夫のことを拒絶する
そのパワーがあまりにも強すぎるという場合は
妻が負っているトラウマがPTSD化している可能性がとても高い
その場合はトラウマ治療が必要になってくると思います。
これは442話443話で
トラウマ治療専門家の矢野博之さんにお話を伺っているので
こちらぜひお聞きください。
この時は浮気のトラウマの治療として
EMDRだったかなといった新しい治療法があるんですけど
それについて詳しくお話をお話いただいています。
ぜひ参考にされてみてください。
ちなみに福岡市で開業されているので
お近くの方は行かれてみてもいいかもしれないですね。
もしくはオンラインでもやられていますし
実際にリアルでお会いしたい場合は
自分の近くの町のトラウマ治療の専門家の方を探してみるのも
あるんじゃないかなと思っています。
ということで今回は
妻から裏迷った原因の見つけ方について
お話をさせていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
たぶんこれを配信しているときには
3通目か4通目が出ていると思うんですけど
ニュースレターを僕は始めたんですよ。
ニュースレターって何?って思うと思うんですけど
ノートの記事は結構前から何年前から書いていて
700本くらい書いているんですけど
ニュースレターってメールボックスに直接届けられる
手紙ですよね。レターなんですよ。
普通のノートの記事だと
2000字とか3000文字とかじゃないと読まれなかったりするし
他のノートの記事を書いている方たちが
30:02
ノートのアプリを見ると
自分がフォローしている人がたくさん出るじゃないですか。
どうしても埋もれてしまうなっていうのがあって
一番は細かく調べて
7000字とか8000字とかになっちゃうと
なかなか読まれにくいっていう問題があったんですよね。
だけどニュースレターだったら読まれやすいんですよ。
僕自身公読しているもの結構文字量が多いやつとか
でもニュースレターだったら読んじゃうんですよね。
なので深掘りした内容に関しては
深掘りしたテキストに関しては
ニュースレターのほうが相性がいいなって思ったので
夫婦関係学ニュースレターといったニュースレターを始めました。
プラットフォームはThe Letterというプラットフォームを使ってまして
フライト先生といったお茶さんもやられています。
実はうちの妻がそちらを公読していて
参考にさせていただいたんですけど
こういったものを僕は始めましたので
概要欄にリンク貼っておきますので
このPodcast 今日の放送に関しても
細かく分析した深掘りした記事をニュースレターとしてお届けします。
こちらは有料版とかやられてる方もいらっしゃるんですけど
今のところ僕は全部無料で出してますので
もしよろしかったらぜひご登録いただけるととっても嬉しいです。
よろしくお願いします。
あともう一つは
多分まだこの放送配信されてくるのは
全然手がつけられてないと思うんですけど
今までの過去の500何十話のPodcastの回とか
ノートの700本の過去記事とかを整理しようと思ってるんですよ。
たまにこれについて話されたことありますかとか
これに関して記事ありますかって聞かれるんですけど
全然分かんなくて
僕自身もよく分かってなくて
やったようなやってなかったようなよく分かんないな
もう一回やりますみたいなことはあるんですよね。
僕自身の整理もあるんですけど
夫婦関係悩んでる方が
情報をうまく整理されたものを
耳に探しやすくしようと思ったんです。
情報を探しやすくしようと思って
僕が発信していた情報を整理して
関連する記事とか書籍とかも紹介できるような内容に
専門家の方とかも紹介できるようなものを
作ろうと思ってるんですね。
サイトで最初考えたんですけど
大変だなと思って
ノーションというウェブサービスがあるんですよね。
僕は全然分かってないんですけど
カディシア研究家のミキサーがノーションで本棚作ったら
めっちゃ便利だったみたいな記事を返して
これやと思ったんですよ。
これ情報整理に向いてるんだなと思って
夫婦関係に関する情報を整理していきたいなと思っています。
完成したらまたご連絡するので
ぜひ見ていただけたら嬉しいです。
33:01
今回も最後にありがとうございました。
私の夫婦関係ラジオは毎週月曜朝5時配信
Voicyオリジナル放送は毎週火曜日から金曜朝6時15分頃に
お送りしています。
お悩み相談、ご感想などございましたら
概要欄にリンクが貼ってありますお便りフォームまで
ご連絡ください。
個人的に夫婦関係の相談をしたいとか
カウンセリングをしたいとか
という方はノートのメンバーシップを使って
紹介もいろいろと行っていますので
こちらもぜひお使いください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
ということでまた次回お会いしましょう。
さようなら。
33:52

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