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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のために行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ書籍の紹介などをしています。
父が二人を爆発まで妻と一緒に人生を歩んでいきたい。でもそのために一体どうすればいいんだろう。
二人の間にあると信じている愛はどうすれば持続させることができるのか。
どうすれば妻を失わせに済むんだろう。そんなことを考えたことはないでしょうか。
今日は、愛を持続させるための5つのヒントの最後の一つ、将来の愛の物語と関係修復の物語を作ることについてお話をします。
今日も心理学者スーズ・ジョンソンの著作、私をぎゅっと抱きしめて、元にお話をさせていただきます。
最後の一つなんですけども、2つ分かれてまして、将来の愛の物語。
これ一体何なのっていうことなんですけど、これは将来の夫婦の理想像のことですね。
これから先どのようにして二人が人生を歩んでいきたいか。それは自分自身だけの話ではなくて、夫婦二人でどうしていきたいのかということですね。
二人の時間を守っていきたいとか、正確に手に入れた二人の親密さをこのまま維持していきたいとか、
お互いへの要望に耳を傾けて可能な範囲で相手の感情を尊重し合いたいですとか、こういった理想像のこと。
これらを二人で思い描いて、どうやって協力してそれを実現させるかを話し合うことが大事だということなんですけども、
なんでこれが大事なのかと言いますとですね、これからの二人の人生にとってこの将来の理想像というのが
羅針盤のようなものになるんですね。将来の愛の物語という羅針盤を見れば、迷った時にどっちに進んだらいいのかということがわかるんですね。
自分たちが目指している物語に沿うように日々の行動も変わってくるということなんです。
あとこれ聞いたことある言葉だと思うんですけど、心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わるという言葉があると思うんですね。
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズが言った言葉なんですけど、
日々の行動が変わることで、夫婦二人の習慣がどんどん
変わっていくわけですよね。夫婦二人ともの習慣が変わっていって、そして二人の人間性も変わっていきますよね。
そしてその上で二人の将来も変わってくるというわけなんですが、この将来の愛の物語を作るというのは、未来の自分たちを作っていくということなんですね。
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次に関係修復の物語を作る。どういうことかというと、二人が親密な絆を取り戻した瞬間のことをストーリーとして覚えておく。
簡単に言うとそういうことなんですね。二人がお互いを非難する夫婦喧嘩、悪魔の対話から抜け出したこととか、
片方が非難して、片方が沈黙する抗議のポルカにハマって、二人がその状況に気づいて抜け出したこと、
ネスとか、妻や夫の怒りとか、沈黙という表層的な感情の下にある愛着欲求とか不安、これに初めて気がついた時の話、そこから抜け出すことができた話。
こういったことを心に刻んでおくということなんですね。そしてこの心に刻んだこのストーリーが、この物語が二人の愛を持続させていくということです。
なぜなのか、それはその物語を思い出すことによって嵐を避けることができるんですね。
二人が軽やかな空気という嵐の漸長に気がついた時に、やばいと、このままじゃ二人ともまたお互い非難し合う喧嘩に陥ってしまうとか、
そういったことに気がついた時に、どうすればいつもの二人に戻れるのかというその方法がわかるんですよね。
かつてこういう風な方法で僕らの関係性を改善させてきたという実体験があるわけなので、どうすればいいかわかるんですね。
それが関係修復の物語なんです。この関係修復の物語があれば、またいつでも元に戻れる。
これは二人にとってのレシピのようなものなんですね。そのレシピがあれば、二人はいつでも親密な関係に戻れる。
二人が親密な絆で再び結ばれるため、何でも何でも結ばれるためのレシピなんですね。
そのレシピ通りに、二人の関係性という料理を作れば、絶品な料理が出来上がるということを二人は経験から学んでいるはずなんですよ。
こういう風にすれば、僕らは悪い関係から抜け出すことができると、再び親密な絆を結ぶことができると、
親密な完結を感じ合うことができるということを学んでいる。
失敗することがない鉄板レシピを手に入れるということと同じなんですね。
関係振幅の物語を作るというのは。
これについて、本書で書かれている具体的があるので、ちょっと読み上げますね。
ある時、マリオは私にこう言った。
時々私の体が逃げろと全身で叫ぶのです。
これは父親や最初の夫の時と同じだと。
でも、それから思い切ってスティーヴィに気持ちを打ち明けてよかった時のことを思い出します。
すると、彼を締め出すのではなく、もう一度思い切って近づいてみようという気になるのです。
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彼が反応しないのは勝手だから、こちらから頼む必要がないという考えが頭に浮かぶこともあります。
でも打ち明けてもらわなければわからないと彼が言っていたのを思い出します。
自分はサメのはびこる海にいるような気がしていても、ポジティブな場面を思い出すと、小さなプールにいるだけだとわかるのです。
スティーヴィは安全な人なのだと書いています。
僕らは過去にいろいろな体験をしてきています。
良いこともあったし、嫌なこともあったと思うのです。
そういった嫌な体験で、僕らの脳裏にこべりついて離れないこともあるし、忘れていたかなと思っても、
実は無意識のどこかに潜んでいて、何かのタイミングに出てくるということもあると思います。
急に思い出したりとかってあったりするじゃないですか。
こういったことがあると、妻や夫の言葉を素直に受け取れないということも出てきますよね。
だけど、二人の間に親密な絆が作られていて、それを思い起こすことができれば、
今、自分がいる場所は安全な場所なんだということがわかるんですよね。
自分は安全な場所にいる。この人は安全な人なんだと。
この人は私にとっての安全基地なんだと気づくことができて、心から安心できるようになるということなんですね。
一方で、このマディオンの夫のスティーブの言葉も本書では描かれているので、ちょっと読み上げますね。
時々、彼女とうまくいかないと、すごくネガティブな投げやりな気分になることがあります。
誰も信じられないし、信じようとすることさえ馬鹿げていると思えてくる。
用心して生きるしかないと。
すると、とけどけしい気分になってマリオンが敵に見えてくるのです。
でもこの頃はマリオンと繋がれるようになったので、そういう考えが浮かんできても、落ち着いて関係修復の物語を思い出せます。
二人で作った物語のイメージを思い浮かべると、あの古い敵が消えていくのです。
おかげで妻に対しても、他の人に対しても、心を開けるようになりました。
スティーブはかつては妻とうまくいかないと、投げやりな態度になって、周囲の人間とか妻に心を閉ざそうとしていたのです。
でも妻と一緒に作り上げたこの物語を思い返すことによって、妻を含む他の人間にも心を開けるようになっていったのです。
これは、脳の回路が変わったということでもあるそうです。
脳の変動核という、感情を使わせている脳の部位があるのですが、何かが起こったときに、まずそこが反応するのです。
感情を使っているので。
これは理性ではありません。
現実的に反応しているのです。
危ない、危なくないとか、主に危険だというアラームを鳴らすのですが、
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でも妻との関わりが安全なものであると脳が何度も何度も学習するようになると、脳の中に新しい回路が作られて、相手との間にポジティブな関わりを強化するようになっていくというのです。
関係修復の物語を作るということは、他者との結びつきをネガティブなものからポジティブなものに変えていくということです。
夫婦関係が良い夫婦というのは、周囲の人に対しても親切なことが多い。
一方で夫婦関係が悪い夫婦というのは、周囲の人間に対しても不信感を抱いていて、攻撃的な反応をすることが多いなと。
これは偏見もあるかもしれないのですが、僕は個人的に感じるときがあるのです。
僕自身も妻との関係性が悪いときは、周囲に当たっていたような気もします。
今日お話をした将来の愛の物語を作ること、関係修復の物語を作ることというのは、結局のところ夫婦二人がお互いの関係に気を配るという、ただそこに結立していくなと思うんですよ。
通常書は本書でこう書いています。
結局のところ、本書で述べた振り返りや儀式、物語の作成などは、どれも夫婦が継続的に自分たちの関係に注意を払うためのものである。
注意を払うということは、夫婦関係を健全に保つ上で欠かせない酸素のようなものだということを書いているんですね。
継続的に自分たちの関係に注意を払うためのものである。ここだと思うんですよ。
一番大事なのはここだと思うんですよ、僕は。
自分たちの関係が今どうなっているのか、どうしていきたいのか、それを常に考え続けることが大事なんだと思うんです。
最後にこうも書いています。
心理学者ロバード・カレンは、その著書、「愛着すること」で、夫婦の愛をしっかりと持続させるためには、お金も頭の良さも氷菌さも必要ないと述べている。
夫婦はただそばにいるだけでいい。その言葉のあらゆる意味において。
それさえできれば、愛は単に持続するだけでなく、何度も花を咲かすことができる。
そばにいるだけでいい。これは物理的な距離はもちろんですけど、精神的な距離もそうだと思うんですよね。
どんなに身体が近くても、心が遠くては意味がない。
どんなにいつも身体が近い、物理的な距離が近かったとしても、精神的な距離が遠くては意味がない。
2人の心の距離が今どこにいるのか、妻の心が今どこにあるのか、
自分と妻との心の距離は一体どれくらい空いているのかということを気にかける必要があるんですね。
もし離れているんだとしたら、なぜ離れているのか、再び心の距離を縮めるにはどうすればいいのか、
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それを考え続けていくことが結局は大事なんだろうなって思うんです。
はい、ということで、ここ何回かというか、たぶん10回くらいやってますけど、
スージョンさんの私は生きと抱きしめては元に、
彼女の愛情焦点化療法という心理療法に関するこの本の解説をずっとさせていただきました。
一旦ちょっと今日で切ろうかなと思っているんですね。
ほとんどお話はしたので、たぶん一番のポイントって、
すべては愛着だっていうのが彼女の結論かなって僕は思っていて、
愛着という土台の上にすべてが築かれるっていうことだと思うんですね。
それを性生活においても、それ以外の関係性においても、
すべては愛着という土台があってこそのものだっていうことを抱えているなというふうに僕は感じているんですね。
なので、夫婦間における関係性、それは性生活も含むすべてのあらゆる関係性において、
自分たちは愛着関係を築けているかということを常に考えることが大事なんだろうなって思うんです。
結婚して子供が何年も経つと、恋愛感情とかじゃなくなるじゃないですか。
それはもう避けようがないと思うんです。
でも、愛着関係というもので結ばれることができれば、
恋愛感情を超えるような深い親密な関係を築けることができるんじゃないかと僕も思っているし、
水曜さんも本書の中でそれに近しいことを書いています。
子供がいる僕ら、これの年代の男女においては、
失われた恋愛感情を習いくのではなくて、
愛着関係を新たに築くにはどうすればいいのかということを考え続けることが大事なんだろうなって思いました。
次回からはまた別の本について話をしたいなと思います。
今ちょっと気になっているのは、この水曜さんの本を役をされた方かな。
監修された方。
確か、お茶の水女子大学の岩壁教授という方なんですけど、
この方が書かれた恥、シェイムという本があるんですが、
それがちょっと僕気になっているので、
多分それの話をしたいなって思っています。
はい、ということで今回は最後までありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。