夫婦喧嘩のネガティブループ
おはようございます。アツの夫婦関係学ラジオ、ショートバージョンになります。
ショートバージョン、何なの?って思うかもしれないんですけど、
これはですね、ずっとポッドキャスト以外のボイシーでだけ話していたボイシーオリジナルっていう放送をね、ずっと僕やってたんですね。
1月ぐらいかな。去年の年末からずっとやってたんですけど、
今日から実験的にSpotify、Apple Podcast、Amazon Music、Audibleとかのポッドキャストと呼ばれるものと、
あとYouTubeの方にも実験的に配信をしてみようと思います。
あんまり音の編集とかほとんどやってないので、月曜日のポッドキャストは音がちょっと違ったりとか、生活音がちょっと入ったりとかしちゃうと思うんだけど、
朝の10分間、今5時40分なんだけど、朝ごはん作るまで、子どもたちが起きてくるまでの10分間で僕が感じていることとか、
月曜日のポッドキャスト本編の中でちょっと分かりにくかったところの補足説明とかを、簡単に10分間程度で話をしていこうと思っています。
今日は悪魔の囁きに耳を傾けろ、ネガティブループから抜け出すためにできることということで話をしようと思います。
朝10分間だけの短い話なので、気楽な気持ちで通勤電車の中とか、朝の家事をしながらとか、気楽な気持ちで聞いていただけると幸いです。
これはですね、ポッドキャストを聞いている方には申し訳ないんですけど、ボイシーオリジナルで昨日話した内容の続きとなってまして、
月曜日の話をしたポッドキャストの中で、悪魔の対話というのがあるという話はしていたと思うんですよね。
夫婦喧嘩が起こってしまうときに悪魔の対話というのが起こると。
お互いに攻め合ってしまう、終わることなき相互批判である悪者探しであったりとか、
片方が攻めて、片方が黙り込む抗議のポルカとか、そういったものがどうしても起こると。
これを止めるためにはどうすればいいのかというと、まずそのネガティブな流れに気が付くこと、
ネガティブループに気が付くこと、自分たちを嵐のように遠くへ吹き飛ばしてしまう
このループの存在に気が付くことが大事だという話を昨日はしました。
じゃあ具体的にどうやってそれに気が付くのかということについて、簡単に話をしようと思うんですね。
2人が同時に気が付くとすごい楽なんですけど、
多分これを聞いているあなたは気が付きやすい状態になっていると思うんですよ。
だけどあなたの夫とかあなたの妻というのは、多分気が付きにくい状態になっているかもしれない。
なのでまずは1人が気づいて、それを相手に伝えていくというのが必要だと思うんですね。
とはいえネガティブループが嵐のようにぐるぐるぐるぐる回っているときって、
安全を全然感じられないと思うんですよ。
相手から攻撃されたと感じて、お互いが敵みたいになっているので、
お前が敵だと、あなたが敵だとお互いに敵視している。
だけど敵は目の前にいるパートナーじゃなくて、2人の間に存在するんですよ。
あなたとあなたの夫、あなたとあなたの妻、その空間に存在する2人のネガティブなループ。
これ自体が敵、2人にとっての共通の敵なんですよ。
だから今2人はお互いに敵視し合って戦い合っているけど、
実は2人にとっての本当の敵が存在するんだというところに気が付けるとチーム感が高まるんですよね。
そして、俺は悪者じゃないんだ、悪者扱いされていると思っていたけど、そうじゃないんだということにも気が付きやすくなるんですよ。
だから共通の敵がいるんだということに気が付くということがすごく大事で。
あとネガティブなループが来ると、普通に全然安全感とか安心感感じられないので、逃げるのが一番いいと思うんですよ。
トルネードが来たら逃げる、災害が来たら逃げるって鉄則じゃないですか。
そんな危な状況で冷静に物事ってやっぱり考えられないので、ネガティブループの存在を知っていて、
そこで止まれればいいんだけど、止まれないな、やばいな、これ巻き込まれるなと思ったら、逃げる、安全な場所に逃げるということ。
ネガティブループから抜け出す方法
僕の妻はよく家でしていまして、この話はよくしているんですけど、
30分くらい、これ結構ちょっと前の話ですけど、僕と妻が言い合いになったりとか、言い合いになりそうになった時に妻はよくもう出てくるって言って、家から出ていったんですよ。
で、30分間くらい散歩して、お菓子買って食べたりとかしたりとかもしてましたけど、アイス食べたりとかしてましたけど、
外に出て30分くらい歩いて、ゆっくりと頭を冷やしてくるんですよね。
で、すると、なんで自分は怒っていたんだろうっていう本当の気持ちに気が付くんですよ。
僕は僕で取り残されて、ゆっくり考えるわけですよ。
もう敵だと思っていた人が目の前からいなくなりますよね。
で、安心感が、一旦仮初めの安心感がそこに生まれるわけですよ。
そこで、寧静に考えるんですね。
あ、自分は一体何を怒っていたんだろう?なんで怒っていたんだろう?
でも実はこういうことだったのかもしれない。
自分が何を恐れていたのかっていうのが気が付きやすくなるんですよ。離れることで。
だからまずは逃げることっていうのが大事。
そこから離れて、冷静になる時間をお互いに作るということ。
それは分かってもらえない寂しさであったり、ない場所にされた辛さであったり、
情緒的に自分にとってとても大切であるべきはずのパートナーとつながれない孤独感であったり、
もしくは全然こっちの気持ちを共感してくれない、
もうなんか本当に怖いっていう恐怖かもしれない。
そういったものに気が付きやすくなるんですよ、逃げることによって。
一人で静かな場所でいることによって。
気が付いたらそれを静かに相手に伝えていくんですよ。
その時には目の前の相手が敵だというふうに思うんじゃなくて、
あの時自分たちを遠くへ吹き飛ばそうとしていたネガティブループ、ネガティブトルネード、
それ自体が敵なんだという気持ちで相手と向き合うんですね。
すると相手は攻められているというふうに感じないんですよ。
向こうはこっちは敵だというふうに言わないからね。
自分たちを振り回そうとしているネガティブトルネードが敵なんだということを言ってくれるから、
攻撃されていると感じないわけですよ。
攻撃されていると感じないから脅威システムがオンにならないから、
戦おうとしたりとか自己防衛的になったりとか、戦って逃げようとしたりとか
という気持ちはなりづらくなるんですね。
なのでそうやって静かに伝えていく。
敵はあなたじゃないと。
敵が私たちを遠くへと吹き飛ばそうとしているネガティブなこのループ自体なんだということに伝えて、
自分の素直な気持ちを伝えていくということ。
それでも全然聞いてくれないと怒り出したりとか、
そんなことないとか脳裏的に話そうとしたりとか、
もし相手が聞いてくれなかったとしたら、
夫婦喧嘩の対策１
4つ対策があって、1つは心理教育ですね。
イギリスの心理医者のミカエル・トロマスさんが何度も何度も言っていて、
すごい印象的だったんですけど、
カップルには心理教育が必要な時があるというんですね。
それは何かというと、
夫婦関係の問題を解決しようと思ったときに、
どうしても脳科学の話であったり、進化心理学の話であったりと避けて通れないんですよ。
それは前回、前々回の話をしたように、
脅威システムが存在する。脅威システム、ドライブシステム、スルージングシステム、
3つのシステムが存在する。
難しく考えなくていいんですよ。
人間というのは、本能的に誰から攻撃をされたと感じると、
戦うか、逃げるかという二択のアクションを取る本能があるんだということ。
そして霊長類は、大切な人から傷つけられたと感じたときには、
怒りを感じるようにできている。
この2つだけ覚えておけばいいと思います。
それをパートナーにも伝えるんですよ。
そういうときには、僕のホットキャストのリンクを送ってあげてもいいと思います。
そうやって心理教育をしていくんですね。
2つ目は、相手にも冷静になる時間を与えるということですね。
もう、覚悟しているときってね、そういうふうに怒りにとらわれて、
怒りというのは自己防衛反応、本能なので、そこから逃げ出すため、戦うための本能なので、
なかなか冷静にならないとダメなので、相手にも冷静になる時間を与えるということ。
3つ目は、冒頭で話をしたように、悪いのはあなたではないんだ。
このネガティブループ自体、僕らを遠くへ吹き飛ばそうとするネガティブのトルネード、
このぐるぐるぐるぐる回るこのネガティブループ自体が敵なんだということ。
自分たちにとっての共通の敵がそこに存在するんだということを伝えるということですね。
敵はあなたじゃない。あなたにとっての敵も私ではない。
僕らの敵はこのネガティブループなんだということを伝えること、分かってもらうこと。
4つ目は、これを何度も何度も伝えるということですね。
分かってもらう前に何度も伝えていくということ。
そうすると、2人が一緒にこのネガティブループ、悪魔の対話に気が付きやすくなるんじゃないかなと思っています。
少しでも参考になれば幸いです。
ということでこんな感じで、実験的に10分間程度でお話をお送りしていこうと思うので、
よろしかったらコメント欄とかグーグルフォームとかにお便りいただけると参考になるのでとっても嬉しいです。
あと、月曜日のポッドキャスト本編のニュースレターは金曜日に発行しています。
こちらもよろしかったらご購読ください。無料で現在配信しています。
あとですね、ノートのメンバーシップを使って夫婦関係研究サポーターというのを募っています。
こちらはいただいたサポートを使って、僕の夫婦関係学の研究費用として使わせていただいています。
月に1回月曜日に活動報告記事ということでノートの記事をお送りしてまして、
活動報告の内容もあるんだけど、僕が普段の生活の中で感じていることであったり、
その活動を通じて迷いとか悩みとかめっちゃあるんですよ。
めっちゃいろいろ悩みがあって、その辺をいろいろと討論したりとかしています。
よろしかったらご登録ください。
あと個人相談やってますか?ってたまに聞かれるんですけど、また再開してまして、
今度はMOSHっていうプラットフォームを使っています。
カレンダー機能がついてて予約がしやすいのと、
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だいたいお昼休みの12時から1時とか、
あと金曜日は夕方5時から6時とかやったりとか、枠開けたりとかしてますので、
よろしかったらそちらご利用ください。
今なら半額コードもクーポンコードがありますので、
こちら概要欄にリンク貼っておきます。
よろしかったら使ってください。
ということで、また明日お会いしましょう。
いってらっしゃい。
また明日。
終わりの言葉がよくわかんなくなってきましたけど、また明日お会いしましょう。
さようなら。