初の夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係を良くしたい、そんな方向けに関係改善のヒントをお送りしています。
今回も前回に引き続き、世帯経営ノート及び夫婦会議の産みの親である、
Logista株式会社代表、長廣 百合子さんと長廣 遥さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すみません、ちょっと名前を噛んでしまって失礼しました。
噛むどころかね、永田さんとか永浜さんとか、永浩ですって思うことが多い。
君はあれだよね、僕と結婚してそういう間違いがよく、間違えることがね。
驚きの間違い現象。
僕は小さい頃から間違えられたもんね。
漢字が結構難しいですよね、読み方が。僕も最初わからなくて、
グループで検索して読み方を知りました。
ありがとうございます。
今回はですね、前回は世帯系の夫婦会議についてお話をお聞きしたんですけど、
今回は何でそもそもこの授業を始められたのかっていうのをちょっとお聞きしたいなと思っていて、
とても儲かるとは思えない授業なんですよ。
申し訳ないですけど、こう客観的に見るとなんかめっちゃ儲かりそうだなとかっていうわけでもないし、
その夫婦のパートナーシップを理解してもらうことも難しそうだし、
何でこんな大変なことを始められたのかなっていうのをちょっとお聞きしたいなと思っていて、
ちょっとお話いただいてもよろしいですか?
何でも聞いちゃってください。
何かきっかけがあったんですか?これをやろうと思ったきっかけというのは。
そうですね、まず私たちが何者かっていうのをここから聞いている方もおられるかもしれないので、
軽く自己紹介をしておくんですけど、
私たちロジスタ株式会社は夫婦会議の授業をやっているんですよね。
この夫婦会議で子どもたちにより良い家庭環境を作り出していける夫婦であふれる社会、
これを目指して作り出してきたものであって、
実は夫婦円満の会社と思われがちなんですけど、
子育て支援の会社としてこの夫婦会議の授業を推進しているというところをまず自己紹介してお伝えしておきます。
そうですね、子育て支援が主な目的。
蓋を開けたら、お子さんの産みに関係なく幅広いライフステージの方に夫婦会議をご愛用いただけているのが現状なんですけど、
妊娠・出産・産後育児という小さなお子さんを産み育てている段階の夫婦に対して、
私たちは特にこの夫婦会議を真実を注いでお届けしているというのが現状ですね。
なぜこの授業を始めたのかという質問なんですけれども、
子どもたちにより良い家庭環境を作り出していける夫婦であふれる社会にしたいんですけど、
そんな子どもたちが最初に生まれて出会う社会はどこかというと家庭なんですよね。
その家庭がどういうものかというのは、その時の子ども自身にも関わるし、
子どもの将来どんなふうに育つのかに関係しているというふうに実感も込めて思っていますので、
より良い家庭環境を作り出していける夫婦って何なのかといったら、
ちゃんと話し合いができる夫婦、パートナーシップが取れている夫婦というのがいいよねというふうに思っているんですけれども、
元々始めた理由というのが、私たち自身の第一子の産後8年前になりますよね。
その時に夫婦の危機があったんですよ。
何があったんですか?
一家断乱、何それすごい素敵よねと。
素敵ですよね。
私たちのビジョンとして握り合って結婚したはずなのに、
いつまで経っても一家断乱に向かってこの人なんかアクション起こさないな。
一家断乱詐欺なのかなみたいな。
新しい詐欺ですね。
そういう不信感とか不満とかっていうのはチリツムでバーってたっていって、
産後で頭がビジー状態、自立神経みたいな中で、
うまく私の気持ちを表現できない。自分の状態を説明できない。
そこでうつうつとした状態に陥って、
今振り返ったら産後うつの症状に当てはまるようなところにいたんですよね。
だからそこからホコ先が子供に向いてるかもしれない。
自分を虐待しちゃってるんじゃないか。自分を信じられなくなる恐怖感だとか。
本当に自分はダメな母親だっていう楽園を当時は毎日押してました。
自分で押してたんですね。
消えてなくなりたいと思ったら何度だってあるし、
ここから飛び降りても死ねないなって当時住んでたマンション。
3階のマンション。
下がふかふかすぎて死ねない。
そういう命に関する危機ですよね。
自分自身、そして我が子を誤り間違って謝ってしまわないかっていう危機が。
そこに対して見て見抜きだったり、
あるいは全部は伝わりきれてない、察してくれないっていうことに対しての無数の依頼だった。
焦燥感。
だから産後クライシスになって、もうこの人と一緒に生きていけない。
みたいな私の思考が一連のベースとなるところとしてあるかなと思いました。
ヨウさんは結婚されるときに一家団団ができる家族にしたいって思いがあった。
けどそれが実現できなかったのは何であるんでしょうね。
実現できなかったのは何でしょうね、というそのクエスチョンでいうと、
僕の中では一家団団できてると思ってたんですよ。
そうだったんですね。食い違いがあったんですね。
まずは一家団団という言葉に対してのお互いの認識は、
すり合わせっていうのもできていなかったな。
言葉の概念がだいぶ違ったんだよね。
そこで会話はされてなかったなっていうのが振り返ればあるんですけど、
彼女にとっての一家団団はご両親仲が良くて、仲良しな家庭というか、
毎日普通に一緒にご飯食べてっていうのが当たり前の感じで育ってきた。
割と3食家族が揃って食べる。
昼はちょっとね、それぞれだけど。
一方私の場合ですね、私が高校卒業する18で両親離婚してるんですけど、
記憶を遡るとみんなで家族に旅行で行ったのは幼稚園の時ぐらいかなとか、
小学校入ってからは家庭内別居的なことが多かったなとか。
ご両親がパラパラの生活。
なんかすれ違って家族旅行とかも小学校以降はあんまり記憶がないですし、
そんな形でいい家庭環境というか、
僕の中で言うと家旦なんていうのがあまり味わえなかったっていうことがすごく大きいので。
両親がこれ聞いてたら申し訳ないんですが。
母親も亡くなってますけれども。
なのですごくみんなで当たり前に食事を取ることっていうことがあるだけですごく望んでいた、
渇望していたんですよね。
3、4ヶ月経ってからですかね。
結婚して子供が生まれる前まではほぼ喧嘩なかったんですよ。
周りが気持ち悪い。
本当にすごい。
そこからでも子供生まれてからなんかイライラが増えてきてるような。
なんでだろうって思う時点で想像が全然できてなかったんですけど。
それで3、4ヶ月経ってから、
僕は週に2回だけ夜7時に帰ってくるよと。
平日ですね。
夜7時に帰って目浴したり、おむつ替えとか子供のお世話とか家のこととか。
してても守れない時も多かったり。
ほとんど九州中のいろんな地域に行っていて、
毎時間車で3万4万キロ走ってたので。
そんな中で家に帰ってきても仕事の明日のタスクのことを思い浮かべながら
お世話しているとか。
そういうこともすごく感じるわけですよね。
分かったですね。
そんなことがある自分だったんですけど。
なので週に1回2回、平日に1回帰ってきて一緒に食卓を囲むことができてるだけで。
僕の中では十分な一家断乱だよね。
なるほど。
彼女からすると、そんな週に2回しかも帰ってきても上の空の状態で
一家断乱なんてどこで実現できるの?
ところでまず大きな食い違いはあったんだろうな。
なのでその一家断乱詐欺っていうのはそんなところにも出れからもあるんだなとは思いますね。