前回の続きになります。前回はリチューンルームを始められた佐藤さんとエイリーさんの話をお聞きしまして、リチューンルームとは何かというと、リトリートの場所だというところで、自分らしさを取り戻していく場所ということだったんですけど、
実は佐藤さんは今2回目の結婚で、エイリーさんも2回目の結婚ですよね、再婚同士で、
2人の持っているこの幸せなオーラだったり、家自体が持っている幸せな雰囲気だったりとか、幸せというのを形にしたらこうなるんだなみたいな、いうのを僕はすごい今日ここに来てめちゃくちゃ感じたんですよ。
以前も東仲間でお会いしたときも、2人の仲良さげなこの、めっちゃラブラブじゃないかって、ずっと感じてて、何があったんだろうなって思ってたんですよ。
2人の話を聞くことで、今、夫婦関係を悩んでいる方たちが、もちろんそれは、離婚という選択をする人もいると思うし、離婚という選択をしなかったとしても、この幸せな夫婦っていうのはこういうふうな作り方もあるんだなみたいな、
1つの大きな例になるんじゃないのかなって、ヒントになるんじゃないのかなって思ったんですよ。お聞きしていきたいんですけど、前回、前回じゃないな。
以前、たちわさんの話を聞いたときは、離婚されて再婚しましたって話を聞いたんですけど、お2人が出会ったタイミングっていつぐらいだったんですか。
もうすごく前なんですけど、それはね、私たちどっちもまだ離婚してなくって、もう何年になるんだろう。
22、23年前。
22、23年前。
結婚しても17年なんで。
17年に見えないラブラブぶりでしょ。
見えないですね。倦怠期とかないな。
僕も前の奥さんと揉めてるときで、離婚するとかしないとか。
5年ぐらいそんなことやってるときで、たまたま僕が転職したきっかけで彼女がいる会社に入ったんですけど。
エイリスさんが転職して、転職先に。
私が、いろいろ前の結婚のときに会って、社会復帰というか、復職を本当に果たして、まだ本当に間もなくだったんですけど、知り合いのベンチャー企業に来たらって言ってもらって、
会社立ち上げのときだったんで、何から何までやってたんですよね。
そこに、ずっと医療関係の仕事を彼はしてたから、そのベンチャー企業も医療系のプロダクトだったんで、それで、
転職してきたときに私が、離歴書送ってくださいとか。
面接の人事の仕方とか。
それが初めてですね。最初会ったときどう思ったんですか。いい?みたいなことですか。
全然、全然、全然、むしろもう本当に、一番最初に会ったときは別に何ももちろん思ってないですよ。
でも会社に入ってきてからは、本当に嫌なやつだったんですよ。
なんでですか。
今こんな感じだけど、何て言うのか、人を寄せつけないでしょ。
怖い感じ。
営業職やってる人なのに、すごく寄せつけない感じがしたし、
あと、何て言うのかな。割と、男の人も女の人もかまわず、淡々と対応するっていう感じなんですよね。
感情を出さないで。
感情は出さないし。
僕、仕事ができない人あんまり好きじゃなくて、そのときは。
怖い、怖い。
なので、男の人も女の人も同じなんです、僕見方が。仕事ができるかできないかっていうことでしか、その当時は見てなかった。
女性だから甘くするとかじゃなくて。
そうそう。
それはもう全くないんで。
だから、なんか、言葉じりが冷たい。
なるほど、なるほど。
すごく。
で、私はすごくコミュニケーションとか大事にしてた人なんで、何でこんなにケンドンなんだろうみたいな感じ。
ちょっと怖かったですね。
怖いし、感じ悪いし。
大嫌いだったね。
大嫌いだった。
そうなの?
本当に大嫌いだった。
最初、印象悪かったで。
でも、ちょっと会社にいろんなことがね、問題がすごく勃発する中で、
なんていうのかな、要は会社がガタガタとしていったことで、
声優みたいになりました。仕事を通して。
一緒に乗り越えていかなきゃいけないみたいな。
彼もすごくお客さんたくさんいたし、それまでの経歴の中にお医者さんが彼のお客さん。
だから、すごくお客さんを大事にするっていう誠実さとか、そういうのは見てわかったし、
でも会社がガタガタすれば、そういう人たちに本当に迷惑をかけてしまうっていうところで、どうにかしなきゃって立ち上がった声優みたいな感じ。
めちゃくちゃ、すごい一体感、チームみたいな感じ。
そうそう。それが大きかったかな。
それともう一つ、お互いの夫婦関係がうまくいってたっていうのがあるんで、
ちょっとそれを愚痴じゃないですけど、話すじゃないですか。
彼女も同じじゃないですか。そういう部分でも声優みたいな感じになったんで。
結構苦しい時代をそれぞれの家庭で過ごしてるみたいな感じがあったかな。
それ何年くらいだったんですか、その期間って。
いや、もうすごいね、その会社自体は早かったもんね、つぶれんの。
たまたま僕らの仕事を見てて、スカウトしてくれた会社があったら、そっちへ移ったりとか。
一緒に移ったりとか。
2人で一緒に。
一緒に移ったりとかしてた。
5年、でも5、6年かな、一緒に仕事してた。
一緒に一緒に一緒に。
そうだね、仕事してたのは。
じゃあもうチームみたいな。
そうですね。
先誘って感じだった。
そうですね。
仕事ぶりとかもお互いに見るじゃないですか。
そうですね。
そういうのって、夫婦だとお互いの仕事ぶりってなかなか見ないでしょ。
ないですね、ないですね。
それを見てたっていうのは大きかったかもしれないなと思います。
誠実さとか、あと言ったらやるとかね、有言実行みたいなのとか、あと責任感とか。
仕事でめちゃくちゃ出ますもんね。
出ますよね。
うん。
それは結構大きかったかもしれないな。
お互いにそれは大きかったんじゃないですかね。
僕、本当にさっきも言いましたけど、仕事できない人は多いですけどね。
そういう意味では、本当に女性ですけど仕事できましたしね。
なるほど、尊敬できる感じの。
そう。
なるほど、なるほど。
それと、あとは、先ほど言った離婚の相談とかもしてましたしね。
僕の方が先に離婚したんで、何年か、5年ぐらい僕一人で生活してて。
離婚したときはお子さん。
2人いました。
おいくつ。
高校生の娘と中学生の息子がいましたね。
そういう関係が悪化した理由って何だったんですか。
やっぱり前の奥さんとは全然もう価値観も違いますし、
僕が大事にしているものとは、ちょっと彼女が大事にしているものは違うっていうのもあったんで。
だんだんやっぱり、僕ももちろん仕事ばっかりはしてたんで、
家にほとんどいないとか、夜遅く帰ってくるとか、
コミュニケーションもあまり取れてないですし、
そういう意味ではお互いに理解もできてない部分もあったと思うんですよね。
ただそういう部分、今で言えば、
ああ、でももう少しこうしておけばよかったなとか、
こうだったらもっと違ったのかなとか思いますけどね。
でもその時は全然そんなことも考えないで、
お互いの悪いところしか見てないですから。
それで離婚になったっていう。
結構言い合いになったりとか。
そうですね。僕、変な話ですけど、
もし今日、今晩寝たら明日の朝目覚めないかもしれないぐらい思ったことありましたか?
え、どういうことですか?
もしかしたら死んじゃってるかもしれない。
彼女に殺される。
そんなに?
って思ったことありました。
だいぶじゃあ奥さんはこの恨みみたいなのが強かった。
あったと思いますね。
その恨みが、恨みの根源立ってるものって何だったんですかね?
やっぱり僕、家庭を大事にしてなかったですよね。
あまり育児とかに関わらなかったとか。
全くやってないです。家事もやってない。
週末、家を掃除するとかね、そのぐらいはやってましたけどね。
それ以外はあんまりやってなかったです。
子育てした記憶あまりないです。
そうなんですね。それはなんでだったんですかね?
仕事はやっぱり一番楽しい頃だったんで、
その当時はいくつだったんですかね?
それが一番楽しくてやってたことっていうのは30代のときです。
油が乗っててできることがどんどん増えてきて、
結果も出てきてみたいな。
そうですね。そのときは一番楽しかったですね、仕事をしてて。
言ったら自分の思うようにね、成績も上がるし、
成績が上がればお金も入ってくるしっていうのもあって、
楽しかったですね。
ほとんど前は取引先とか、同僚とかと飲み歩いたりとかしてましたし、
日曜日もゴルフに出かけちゃったりとか、そういうのもありましたし。
医療だったんで、お客さんから夜中は呼び出されることもあるんですよね。
患者さんの急変とかで、使いたいもの持ってこいとかですね。
そうすると家庭に関わる時間って少なくなっちゃう。
なるほど。
当時振り返ると、今から振り返ると、
なんとかしようっていう気持ちは当時あったんですか?
いや、全くないです。
なかったんですね。
それはなんでだったんですか?
前の奥さんも、医療系の会社に僕がいたときに、
社長の秘書をやってたんですよ、奥さん。
結婚してるので、当然僕がやってる仕事わかってるでしょってずっと思ってました。
なるほど。
自分もそういう会社にいたでしょって。
だから僕が今やってる仕事のことはわかってるでしょって。
それを説明しなきゃいけないとかいうものは必要ないでしょって思ってたんで。
だから何もそんな話したことないですね。
大変さわかってるはずだろうって。
当然それはわかってるでしょって見てたでしょ、今までって。
そういう話はしたことないですね。
奥さんは何か言ってました?夫婦のこととか。
休みの日に一人でどこか出かけるってことはあり得ないですよ。
許されないことだったんで。
どこ行くの?っていう感じだった。
一人でどこ行くの?みたいな。
会議さんが外に行くとか。
だからゴルフに行くとかね。
ちゃんとしたきちんとした理由がついてないと無理だったですし。
結局家に行って家族と一緒にいろっていうことだったんじゃないかなと思いますけどね。
奥さんは園児さんに仕事を整備して子育て関わってほしいみたいな、そういう話したりとか。
それもね、僕言われた記憶がないんですよね。
そういうふうに。
奥さんは言ったって言ってました?
たぶん聞いてなかったじゃないですか。
なんか、でもあのぐらいの時代ってまさにこういう人めちゃくちゃ多かったですよ。
何年くらいですか?2000年代?もっと前?90年代?
1997年。
でも2000年前後。
2000年ちょいと前ぐらいですかね。
ね、なんか、そんな時の彼に私もたとえば出会ってたら、全然続かなかった。
そうですよね。
そっか。
今はね、そういう時があったんだぐらいだけどね。
びっくりしますよね。
今はね、そういう時があったんだぐらいだけどね。
で、原付きで乗れる125ccと、普通の、中面持ってないと乗れない125ccってのがあるんですけど、
乗れないのつまんないじゃないですか。どうせだったらね、2人で乗れる方がいい。
で、そっちにして。
いいっすね。かわいらしいじゃないですか。
確かにね。
そうか。なるほど。なんか自由ですね、2人ともね。
あとは応援しあえてる。
応援しあえてる。お互いの人生を。
最近、ここ1、2年は、判断基準は楽しいか楽しくないかっていうのも入ってきてる。
いいですね。
はい。
はい、ありがとうございます。
じゃあ、ヤシロさんから1つ。
1つ目。
何が違うんだろうなーって思ってたんですよ その違いがどっから来るのかなーって思って
多分お互いに素直にこう話し合うっていうことも難しかっただろうし 多分素直になれなかったんだろうなーってお互いが
自分自身はどうありたいのかなーっていうのも考える余裕が2人ともなかったし
そうやって考えることなんだーみたいな って多分思うと思うんですよ コラーシャル聞いたら
そうそうそうそう いやそれだって自分でしょって分かってるし 私分かってるよ 自分のこと分かってるよ
1日それ 誰かとお話ししたいとかしながら見つめなきゃ出てこないもんなの?
いやあるよ私ここにーとか いや俺あるよここにーって 多分思うだろうなーって思ったんですよ
探すのやると出てこないもんなんだろうな 自分じゃ気づかないとこなんだろうなーって
いや本当にその通り
いろんなブロックが自分の中にあるのに自分で気づかない
観念っていうのがねすごくあるんですよね
そうね だからそこ大きな違いなんだろうなーって それをどっか外すと
もしかしたら離婚って選択を選ぶかもしれないけど だけどそれはそれで良い人生になっていくんじゃないのかなって
そうですね
向き合うことを選ぶ人もいるかもしれないし 自分とあふるかげん向き合う人もいるかもしれないし
自分自身と向き合った結果 別れた方がいいなーってポジティブに選択する人もいるかもしれない
そうですそうです
本当に自分がどうしたいかですね 本当の意味でどうしたいか
だって旦那さんとよくいるじゃないですか 話もしないしお互いに全然興味もないけど
別に我慢できないわけじゃないからとか
だけど本当はどうしたいかあるでしょ 本当はすごく仲良くして毎日笑っていられた方がいいですよね きっと
そうですね
あるいは本当はお互い自由になって別れるという選択をして それぞれが別に生きるっていうことを選択するも本当かもしれないし
でもなんかこう いや平気みたいなね
それはじゃあなんで平気って言うかって言ったら 子供がいるからとかね
でもね子供も嫌だと思うよ
そんなねギスギスしたままで しかも両親が自分の人生を捨ててるように見えるかもしれないですね
その背中を見たときに子供は人生って諦めることなんだって学ぶかもしれないし
夫婦関係に向き合うのかそれとも自分と向き合った結果健全な別れを選択するのか どちらにしても
多分そういうような選択をする親のことを 後遺的にいつか受け止めてくれるでしょうね