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2024-05-23 18:06

#S25 仕事は家庭より”重い”のか?男性が妻を軽視する2つの理由とは?

家庭より仕事の方が「思いがある」と言ってしまう男性がいる。なぜ、彼れらはそう言ってしまうのか?どうすればいいのかについてお話しします。



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サマリー

仕事への責任は家庭より重いと感じる男性がいる理由には、甘えと無理解があります。甘えとは、夫が家庭のことを妻に任せっきりにし、妻が何とかしてくれると思っている現状です。無理解とは、家庭の重みを理解していないことであり、過不調性傾向の高い家庭に育った男性が多いことが原因です。無理解というのがあると、経済的な力が男性のリスペクトを変えます。妻の収入に比例します。

00:03
アツの夫婦関係学ラジオショート。今回は、仕事への責任は家庭より重いのかという話をしたいと思います。
これは何なのかというと、以前ボイシーの方でトモコさんが書いていたコメントで、
仕事のことは、ちゃんとスケジュールされている仕事のことは優先するのに、私との約束ごと、
子供がいない時に見てほしいとか、自分がいない時に、妻が家にいない時に子供を見てほしいとか、
そういった家庭に関する約束ごとは夫が守ってくれないと。それについて、
ない場所にされている気がするというふうなことを言ったら、重みが違うと言われたという話があったんですね。
これはずっと僕の頭の中に残っていて、
仕事の方が家庭よりも重いんだと、責任があるんだと、
どちらかというと家庭の方が軽いというようなことを夫さんは言ったんだと思うんですけど、
似たような話は何度か他の方からも聞いたことがあって、ずっと気になっていたんですよ。
今日はこれについて話をしようと思います。
なぜ男性がこういったことを言ってしまうのかというのは、3つ理由があるんですけど、
今日はそのうちの2つについて話をしますね。ちょっと長くなってしまうので。
何かというと、一つは甘えと、もう一つは無理解かな、理解の無さかなと思うんですね。
甘えによる問題
甘えって何かというと、
家庭は妻がリカバリーしてくれると甘えているという現状が結構多くの男性にはあるんですよね。
これは僕にも以前は結構あって、
例えば、妻の都合が悪くて子供の送り迎えができないとかということがあると、
自分もその日仕事があると、会議があると、
無理矢理何とか調整すれば仕事の方が何とかだったりするんですよ。
誰か他の日に出てもらったりとか、そこまで重要じゃない仕事だったらスキップしてもらって、
スケジュールを変えて別の日にするとかということは全然できるんですよ。
そういった話を妻とすると、そこまではしなくていいか、私が何とかするというふうなことが結構多い。
実際、最近の僕らの話でいうと、こういったことは結構あって、子供の送り迎えがこの日の夕方にあると。
僕はその日在宅にしたりとかするんだけど、どうしても外せない会議があったりとかして、妻と相談するんですね。
この日ちょっとこれがあって早く帰れないんだけど大丈夫かなみたいな話をするんですよ。
すると、大丈夫だよというときもあれば、どうにもこうにもならないときってやっぱりあるんで、
そういうときは仕事の方を調整して何とかしたりとかしてます。
で、これが何も相談しなかった時期っていうのがあったんですよね。
これはたぶん上の子が1、2歳くらいかな。
まだ今もそんなに修理高くないけど、昔はもっと修理が低くて、
しかも双子だったんで、暮らしていくのが何とかやっとみたいな感じだったんですよ。
稼がなきゃなと思ってたんで、幹部社に働いてたんですよね。
それもあって、仕事の方をどうしても優先してた時期っていうのがあったんですよ。
その頃っていうのは言わなくてもわかるよねっていうふうに僕は結構思ってたんですよね、妻に対して。
今は稼がなきゃいけない時期だから仕事の方を優先するのは当然だよね、分かってくれるよねっていうふうにどこかで思ってたし、
それが分かってくれるよねというふうに妻に対して指してほしい的な感じのことをたぶん出してたんじゃないかなって思うんですよね。
その後子供も3歳くらいになってくると大きくなってきたので、手もかかるんですけど、
ニューヨーク人の0歳1歳と比べたらまだマシかなっていう感じなので、妻の子もだんだん負担が減ってきて、話し合いも増えてきたのでそういうところと減ってはきたんだけど、
だけどやっぱりそうじゃない場合って甘いがあるんですよね。
家庭は結局君が何とかしてくれるんだよねっていう甘いがどっかにあって、
妻との関係につまずいてしまった男性たちの話を聞いていてもやっぱり出てくるんですよね、こういった話が。
結局妻が全部何とかしてくれると思ってたっていう。
妻の方から不満とかを言ったりもするんだけど、結局何とかになってるから聞く耳はあんまり持たなかった。
で最後は妻から嫌悪感を持たれて振られてしまったっていうケースは結構多いかなと思うんですよね。
甘いがあるんですよ。逆にその妻側が夫側を変えていったっていう話を聞くと、
そういった甘いを許容しない強い態度に出るっていうのがあったなと思ったんですよね。
そうですね、自分がすごく大変な時とか精神的につながった時とかっていうのを夫に言うときに、
あんまり夫がそこまでちょっと理解してくれない時ってあったりすると思うんですよ。
それが相手が理解するまで強く主張するとか、自分の気持ちを伝え続けるとかっていうのは結構やってる人はいる。
だけどできる人できない人いたりすると思うので難しいと思うんですけど、そういった甘いが一つあるなと思います。
無理解による問題
もう一つの無理解に関しては、単純に家庭の重みを理解してないっていうところにあるのかなって思うんですね。
家庭というのはいつでもそこにあって当たり前のように空気のようにそこにあるものだっていう。
やっぱり妻との関係につまずいてしまった男性の話を聞いていると、
過不調性傾向の高い家庭に育った方っていうのはほうが多いかなって気がするんですよね。
統計取ったわけじゃないんですけど、半分以上は多分そうかなと思ってて。
自分が育った家庭は母親が全部家のことをやってくれていて、
父親の面倒を見ていた、ケアをしていた、それが当たり前だったっていうケースがすごく多い。
家の中の家事とかもそんなにやってなかったっていうことが多い。
結婚してそういう家庭を作ろうと思ってたわけじゃないんだけど、
無意識のうちに同じ家庭を再生産しているっていう。
家庭から離れてしまうと何がそこで行われているのかってわかんないんですよね。
重みが全然理解できないまま大人になって、
自分が家庭を持っても同じように家庭の現場から離れていくので、重みが理解できないっていうことがある。
これはすごくわかるんですよね。
そこにいないから体験できないし、幼少期から見てこなかった。
自分が当事者じゃなかったから重みが理解できない。
自分はケアされる側だと。ケアされることは当たり前だっていう感覚から抜け出せないっていうのはすごくあると思うんですよ。
僕もそうですけど、多分多くの家庭っていうのは夫のほうが妻よりも家にいる時間が少ない。
家事・育児の時間が少ないっていうケースが多いと思うんですね。
僕もそうです。
こうなると体験量が大きく変わってくるんですよね。
子どもと一緒に過ごす時間とか、家の中の家事をやる時間とか、そういったもろもろ体験の絶対量が全然変わってくるんですよ。
すると重みを感じる瞬間の体験も減ってくるんですよね。
例えば、育児の重みについて僕が知ったのは、上の子たちは双子なんで、0歳から1歳、2歳ぐらいのときは、
12年と夜泣きがダブルなんで超つらかったんですよね。
それを妻は何とかタイミングを合わせようとして、2人一緒にしようとしてたんですよ。
タイミングがずれちゃうと本当に24時間寝れないってことになるんで、タイミングを合わせようとしてて、
その努力はすぐそばで僕は見てて、それを重みの認識につながっていくんですけど。
あと、夜泣きの対応を何時だっけな、朝何時か、もう記憶が曖昧になってきましたけど、
朝の2時から5時だったかな、1時から5時だったか、確か2時から5時とかあったかな。
それくらいの時間は、僕が子供の夜泣きの対応と受任をするっていうふうにしたんですが、
12時から5時だったかな、もうだいぶうる覚えになってきましたけど。
5時間、朝までの最低5時間は妻が寝れるようにしたんですよね。
で、僕はその後5時間に仕事に出て、定時1回でもダッシュで帰ってくるっていう日々を送ってたんですけど、
それをやってるとマジでこれ命がけで育児してるなっていうのがわかるんで、めちゃくちゃ重みが理解できたんですよね。
本当に命をかけて育ててるっていう感じだったんで。
で、昼間は仕事していないじゃないですか。
重みの理解の重要性
で、その時何が起こってるのかっていうのってわかんないんで、結構ちくいって妻から共有してもらってて。
で、ある日、今でもずっと覚えてるエピソードがあって。
あれ何歳なんだろう、2歳ぐらいかな。
結構歩き回るじゃないですか、2、3歳って。
公園で滑り台とか好きで滑るんですけど、
滑り台の上から起こって頭を打ったことがあったんですよ。
僕見てなかったんで、どこまでどういう風に打ったかわからないんですけど、
妻が言うには起こって、頭から起こったわけじゃないらしいんですけど、
頭を打ってすごい心配したわけですよね、大丈夫かなって。
普通にびっくりしますよね。
滑り台って結構高いところにあるんで、そこから子供が落下したら普通にびっくりするじゃないですか。
幸いね、怪我もなかったんですけど、
その時の話を妻が夕方にしてくれて、話すのもすごい怖かったらしいんですよ。
僕に怒られるんじゃないかって思って、すごい話すのが怖かったらしいんですよ。
だけどそこもちゃんと言ってくれて、
この話をするとあっちゃんが怒るんじゃないかと思って怖くて言えなかったんだけどって話をして、
上の子が滑り台から起こって頭を打ってって話をしてくれたんですよ。
すごい怖いっていうのは、子供が病気になって頭を打って死ぬんじゃないかとか、
脳みそちょっと怪我したんじゃないかとか脳食血したんじゃないかとか、
恐怖をすごい感じたらしいんですよ。
その恐怖を教えてくれて、それが伝わってくるわけですよ、僕の方にも。
その時妻が感じていた恐怖感っていうのは。
そういった共有をよくしてくれるんですよね。
それは言わないと自分の中にその時の恐怖感とかが抜けないから、誰かに話したいんですよね。
みんなそうだと思うんですけど、話すことで気持ちがすっきりするし、
自分の中だけにその責任と恐怖をずっとととめておくのって辛いじゃないですか。
だから誰かに話したいと思うんですけど。
一番身近にいる、そして育児の当事者である夫に伝えたい、共有したいという思いがあったんだと思うんですよ。
これを言ってくれた時に、僕なんかすごいその場に一緒にいたような気持ちになったんですよ。
一緒にその恐怖感を感じて、本当に一緒になったような気がしたんですよね。
その場にいたような気になったんですよ。
これはもう仮想的な体験ですけど、だけどそれも家庭を守る重み、育児の重みっていうのをすごく理解できた瞬間だったなと思ったんですよね。
なるべく体験一緒にするっていうのと、そういった重みを感じる瞬間を夫に対してシェアしていくっていうのはすごく効果はあるんじゃないかなと思うんですよね。
そういった妻が頑張ってるんだなとか、妻が家のことを守ってくれてるんだなとか、子どものことを大切に扱ってくれてて、育児を頑張ってくれてて、
そこに対して恐怖感を覚えたりとか、勇気を出して望んだりとかっていうのがそこにあるんだなっていうことが分かると、妻に対するいたわりとかケアの気持ちっていうのがムクムクと湧き上がってくるんですよね。
この人は恐怖を乗り越えて子どもと対峙してるんだなとか、常に気を張って子どもと向き合ってるんだなとか、ケガしないかなとか、大丈夫かなとかっていう思いを抱えながら生きてるんだなって思うと、自分がいない場所だよね。
それが分かると愛おしさというか、大切さというか、この人のことを大事にしなきゃなっていう気持ちになっていくんじゃないのかなって思ったりもしてます。
夫に対してシェアする
どうしても子ども中心になっちゃうからね。お前ちゃんと見てたのかよとか言っちゃう人多いと思うんですよ。
僕も妻からこれを言うとあっちゃんが怒られるんじゃないかと思ってすごく怖かったんだけど、私すごい今日怖い体験したのっていうふうに言ってくれたんですよ。
そのことを言ったら怒る気にならないじゃないですか。だって僕も当事者なんだもん。僕もその場にいたら同じように思いますもん。
同じ恐怖を感じて、もうどうしようどうしようってなって自分を責めてしまうし、そうなっちゃうよなってすごく感じたんですよね。
だから家庭の方が仕事より重みがないっていうふうに言ってしまう男性に対しては甘えた無理解というのがあると。
そういった男性を変えていくっていうのは結構難しいとかあるとは思うんだけど、一緒に同じ体験をしたりとか自分が感じた体験をシェアする。
その時は自分の感情をどう感じたのかっていうのを臨場感たっぷりに伝えて、そこに夫が一緒にいるような感覚にさせる。
もうそういった技術的な体験も重ねていく。
そうすると妻が感じている感情、恐怖とか勇気とかっていうのを感じることができて、
妻に対するケアの気持ちっていうのが沸き起こってきやすくなるんじゃないのかなって思ったりもしています。
3つあるって言ったうちの1つはまた次回話をするんですけど、
これは身も蓋もない話なんで、また明日話すんですけど、経済的な力が男性のリスペクトを変えるっていうのがあって、
これは家族社会学の本だったと思うんだけど、
男性の妻に対する共感度の高さっていうのは妻の収入に比例するっていうデータがあるんですよね。
これを言っちゃうと身も蓋もないんだけど、僕は結構これある意味真理だなと思っているので、
ちょっと詳しくこれは明日またお話ししますね。
ぜひまた明日もお聞きください。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。
あつの夫婦関係学ラジオ本編は月曜日朝5時から、
ショートは平日火曜日から金曜日の6時半頃からお送りしています。
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はい、ではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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