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2019-05-10 09:25

第47回「トレーシングペーパーでiPad+Apple Pencilの書き心地を良くする試み」

iPad+Apple Pencilの書き心地を紙に近づけるため、ペーパーライクフィルムを貼るのではなく、トレーシングペーパーでなんとかならないかを試してみました。A4のトレーシングペーパーを買ったのですが、半分くらいのサイズに切って使うのが良いという結論に達しました。
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令和だよ!アシカガキャスト
ドレーシングペーパーを使って、iPadとApple Pencilで絵を描くときの描き心地を良くする実験をしました。
結論としては、一つの手段として、ありといえばありかなぐらいの感じです。
iPadとApple Pencilで絵を描いている人の多くは、
ペーパーライクフィルムという、多分2,000〜3,000円ぐらいだと思うんですけども、
フィルムをiPadの表面に透明な紙のような描き心地になるフィルムを貼って描いている人が多いみたいなんですけども、
個人的に画面の保護フィルムとかそういうのを貼るのが好きじゃなくて、
それを貼ることでちょっとでも操作性が悪くなるみたいなことがあったら嫌ですし、
何でもなるべく標準の状態で使いこなせるようにしておきたいと思っていて、
このペーパーライクフィルムがないと描けませんみたいな何かに依存した状態になるのが嫌だというのもあります。
iPadで絵を描くようになる前は、Macとペンタブレットで描いていて、
いわゆる板タブというので、液晶のタブレットではなくて板状のものに、
目は画面を見ながら、手元は板状のタブレットの上でペンを動かしているという状態だったんですね。
このタブレットも表面はツルツルしてるんですけども、これにコピー用紙を1枚乗せて描いてました。
なので、紙の上でペンを動かしているので、紙のような描き心地で描いていたわけですね。
なので最初iPadで描き始めた時も、同じことをやってみようと思って、
コピー用紙を1枚iPadの上に乗せて描いてみたんですけども、
やっぱりちょっと透けないので、トレース台ほどは透けてくれないので、ちょっと描きにくいと。
使えないことはないけど、描きにくいといった感じでした。
そこで、じゃあトレーシングペーパーだったらどうかなと思ったんですが、
手元にトレーシングペーパーがなかったので、子供の終字の半紙を使ってみたんですけども、
これも言うほど透けないですし、描き心地もするほど良くなかったんですね。
それでしばらくはそのことをすっかり忘れていて、3ヶ月ぐらい経って、
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5月の連休の時にまた、そういえばパソコンでタブレットで書いている時はコピー用紙を乗せてたな、
というところから同じ思考のパターンでトレーシングペーパーに行き着いて、
ちょっと買ってみようと。ただ連休中だったので、配達する人も大変だろうと思って、
連休明けに注文してトレーシングペーパーが届きました。
そこで早速使ってみたんですが、A4のトレーシングペーパーをiPadの12.9インチの上に乗せて、
ちょっとはみ出ているぐらいなんですけども、そのまま書いていくとちょっとずれちゃうんですね。
ペンに引っ張られてトレーシングペーパーがずれがちなので、左手でしっかり押さえないといけない。
押さえる時に2本指タッチになってしまって、取り消しになってしまったりとか、誤動作というか、
予期せぬ動きをしてしまうことが多くて、これはいかんと思い、固定しようと思ってマスキングテープで止めてみました。
上の方をくるっと折り返して、裏側にマスキングテープで2か所ぐらい止めて固定しまして、
下も完全に止めてしまうともうくるっとトレーシングペーパーでiPadが囲われている状態になるんですけども、
トレーシングペーパーのせたままで100%作業はできないので、下は止めない状態で上だけ止まっている状態にしたんですけども、
だいぶそれで書きやすくはなりました。
とはいえトレーシングペーパーかかっている状態だとあまり細かいところが見れないので、
トレーシングペーパーを外したり乗せたりの繰り返しで作業をしていくのが面倒で、
大きなストロークの部分というか、顔の輪郭みたいな大事なところとか、長い直線とかに使うぐらいで、
他はトレーシングペーパーなしでいいかなみたいな感じになりました。
絵を描くときの作業として、下書き、ペン入れ、色を塗るという3つに分けるとして、
トレーシングペーパーを使うのはペン入れの部分だけですね。
なおかつ結構広い範囲で微妙な曲線が必要な部分とか、長い直線とかにしか使わなくていいかなみたいな。
あと結構引っかかりがあるので、力を入れて書くような感じになるので、
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普段のApple Pencilのスルスル書いていく感じとは違うので、
私はそんなに筆圧強くグリグリ、アナログでも書く方ではないので、ちょっと疲れるかなと。
アナログで書いてて筆圧強く書いていくその感覚をデジタルでもみたいな人にはいいんじゃないかなと思うんですけど、
私にはこの感じがすごくいいというわけでもなかったです。
その後、トレーシングペーパーちっちゃくていいんじゃないかということに思いたり、
結局絵を書くときに実際に動かしている範囲ってそれほど大きくないので、
試しにA4のトレーシングペーパーを半分に切って翌日使ってみました。
トレーシングペーパー半分サイズだと結構抑えが効くので、
そこまでストレスなくと言っても抑えるときに誤動作する可能性があるので、
なんか設定があれば指を感知しない設定とかにしたらいいと思いますし、
軍手とか手袋をするとか、私の場合はもう洋服の袖の中に手を入れちゃって抑えたりとかしてたんですけども、
左手を感知しないようにしてしまえば、A4半分サイズのトレーシングペーパー作戦は結構いいんじゃないかなと思いました。
全面トレーシングペーパーのときは本当にペン入れ的な作業の中でほとんど使わなかったんですけども、
半分トレーシングペーパーではほとんどのペン入れをトレーシングペーパーの上でやってもそれほどストレスなくできました。
トレーシングペーパーで覆われている部分が少ないので、メニュー類は常にトレーシングペーパーに覆われずに見えている状態ですし、
トレーシングペーパーの上で書いてトレーシングペーパーをずらして確認してという作業がスムーズにできるのでやりやすかったです。
ただやっぱりそれほど完全に見えているわけではないので、トレーシングペーパー上で書いてみてトレーシングペーパーを外したら線が完全につながってなかったみたいなことはありました。
今後使い続けるかどうかはわからないですけども、ペーパーライクフィルムみたいに貼るか貼らないかじゃないですし、トレーシングペーパーを貼ってしまうみたいなことでもないので、
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使いたければ使えばいいし使わなくてもいいみたいな感じで、紙のような書き心地を必要な時には使えるということで、トレーシングペーパーA4半分で使うというやり方はそこそこお勧めできる方法ではないかなと思っています。
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