1. アシカガCAST
  2. 第96回「エモい字でemoji? ..
2019-07-24 05:35

第96回「エモい字でemoji? 絵文字の話」

7月17日の世界絵文字デーに発表されたTwitterでよく使われる絵文字の話題から、絵文字は海外でもemojiでemotionのemo+字と思われてるという話などをしました。
00:01
第96回 アシカガキャスト
7月17日は世界絵文字デーということで、
Twitterでよく使われる絵文字の日本でのトップ10と世界でのトップ10が発表されていました。
ちなみに7月17日が世界絵文字デーなのは、
絵文字のカレンダーが7月17日の状態の絵だからだそうです。
これはもともとマックのアイカルというカレンダーアプリのリリース日が7月17日だったからということで、
アップルの絵文字のカレンダーが7月17日なので、
Googleの絵文字もそれに倣って7月17日なんですが、
Twitterの絵文字は違う日にちになっています。
で、日本で一番Twitter上で使われている絵文字は、
嬉し泣きの絵文字でした。笑顔だけど両目から涙が落ちているという絵文字ですね。
これは世界のランキングでも6位でした。
別な調査で、アドビがアメリカの1000人の絵文字ユーザーに調査したお気に入りの絵文字で、
嬉し泣きの絵文字が1位だったので、
少なくとも日米ではこの嬉し泣きの絵文字が人気だということは間違いなさそうですね。
Twitterでよく使われている絵文字の世界1位はサクランボのチェリーの絵文字でした。
詳しくはよくわからないんですが、
チェリー絵文字TwitterというTwitter上のグループみたいなのがあるみたいで、
それもチェリーの絵文字が多く使われている原因の一つかもしれません。
この絵文字は海外でもアルファベットでEMOJIで絵文字と言うんですね。
絵文字が日本から世界に広まっていったものなので、言葉もそのままなんですね。
で、この絵文字をエモーションのエモプラスジで絵文字。
漢字みたいな漢字で絵文字という認識も海外ではあるようです。
もっともらしいデマみたいな漢字ですが、よくできた話だなぁと思っています。
今、若い人たちの間でエモイという言葉が使われてますけども、
エモイ字だから絵文字というふうにもしかしたら100年後ぐらいに思われているということもあるかもしれないですね。
03:04
また英語ではエモティコンという呼び名もあって、
これはエモーションとアイコンを組み合わせた言葉で、このエモティコンという言葉も私は結構好きです。
これもともと顔文字、テキストを使って笑顔の顔とかを作る顔文字のことをエモティコンというらしくて、
顔文字と絵文字は違うんですけども、それを混同して絵文字のこともエモティコンと呼んでいる人もいるのかなという感じのようです。
日本から始まった絵文字ですが、今はユニコードに追加されて世界中で使われています。
絵文字はどんどん増えていってるんですが、
例えるならば、みかんの絵文字だけじゃ足りないので、ネーブルや発作、いおかん、デコポンの絵文字も加えようというような感じの、
今のは例えですけども、そういう感じの増え方をしていってるので、ちょっと違うんじゃないかなと。
文字に一対一で置き換えられないような曖昧なものでいいんじゃないかなと思います。
LINEが日本ですごく受けた理由の一つはやっぱりあのスタンプだと思うんですが、
もともとLINEの用意していたスタンプには文字がほとんど入ってないものばかりで、
いろんな意味に取れるようなもの、シュールな感じのものとかもあって、
その曖昧なところがコミュニケーションを和らげていいんだと思うんですね。
ただ言葉と一対一で結びつく絵文字をどんどん増やしていくという発想は、
もともとの日本人の絵文字の発想とは違って、海外の人が絵文字のこれからを決めていくようになって、
絵文字がちょっと違う方向に進んでるんじゃないか。
まさに柔道が国際競技になって変わっていったのと同じような道を絵文字も歩んじゃってしまってるのかなと、
ちょっと大げさですけども、そんなことを考えたりもしています。
05:35

コメント

スクロール