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宮武 徹郎
これが今回のトピックの話になるんですけど、
オフトピック、我々僕と草野さんに関しては、
このトピックって若干メタ要素があると思うんですけど、
2人の中では結構コンテキストとかニュアンスの重要性っていう話を社内でやったりとか、
場合によってはそういうのを目的として、
オフトピックの目的として置いてあったりすると思うんですけど、
感じてることですと、今まで以上にコンテキストとかニュアンスっていう言葉が重要になってきていると思ってまして、
これをすごい表現した人がいるんですけど、直訳がすごい難しくて、直訳はできないんですけど、
タイラー・コーエンさんっていう方が言った言葉なんですけど、
英語でまず言って、それで日本語で説明しますけど、
英語ですと、context is that which is scarceっていう言葉なんですよ。
どういうふうに翻訳すればいいかっていうのがちょっと分からなかったので、説明文で言いますと、
今の社会の中ですと、どんどん情報リッチになってますと。
その中で、情報自体に希少性がある世の中にはなくなってきていて、
どちらかというと、その情報の周りのコンテキスト、文脈の希少性が高まってるんじゃないかと。
草野 みき
それは元々あったけど、より重要になってきてるってことですか。
宮武 徹郎
より重要になって、より重要になってる理由が、どんどんデータポイントを我々が触れるようになったからっていうところなんですよね。
より情報にアクセスできるからこそ、それをまとめる力がなくなってるというか、
それをやらなくなってる。それを理解するのが難しくなってる。
なんですかね、そのデータをどんどん収集するんですけど、
そのデータがどうやってつながってるかっていう理解と、何が重要なのかっていう理解と、
それをより広いフレームワークとかコンテキストで見ることが難しくなってますと。
それは単純にデータ量が増えてるからなんですよ。
草野 みき
要するに、宮崎さんみたいな人が重要だということで。
宮武 徹郎
自分で自分が言う重要みたいなこと言ってますけど。
草野 みき
でも、コンテキストを語る人が必要なんですかね。
宮武 徹郎
そうですね。コンテキストを語る人だったり、コンテキストをより取得したいと思う人が重要になってくるのかなって思っていて。
このトピックをGPTにも上手く自分でもわかりやすくサマライズしてください。
サマライズっていう言葉じゃないな。
違う言い方で言ってくださいと。
言った時に、実はすごい良い言い方で言ってくれたんですけど、パズルとして見るべきですと。
宮武 徹郎
これももしかしたら過去のエピソードでも話したことあるんですけど、
例えばそのインスタグラムの競合を作りたいですと。
それを作る上で、インスタグラムのこういう機能とかこういうUI設計とかがすごい自分の中でいいと思うので、
それをコピーした上で自分なりのアプリを作りますと。
もちろんそれでうまく成功する可能性はあるんですけど、
一つ重要だと思うのが、今のインスタグラムと14年前にインスタグラムがローンチした時のインスタグラムって全然違うじゃないですか。
草野 みき
思想も違いますよね。
宮武 徹郎
そうなんです。そこなんですよ。多分思想がめちゃくちゃ違うじゃないですか。
創業者とかアプリを作ってた人たちの目標としてたものが全然違うので、
今ですと多分20億人ぐらいのMAUがいて、
なので別に新規のユーザーがインスタグラムをダウンロードしても、
別に何も知らない状況じゃないじゃないですか、ほとんどの場合。
なんとなくインスタグラムを理解していて、それでダウンロードしてるっていう人が多いので、
でもそれが14年前ですと誰もインスタグラムのことを知らなくて、
最初にダウンロードした時に場合によってはもうちょっとオンボーディングをすごい頑張ってた時期かもしれないですし、
最初の登録フローとかすごい工夫してたかもしれないですし、
新規ユーザーと会えるための施策をやってたかもしれなかったりするので、
もちろん今何が流行ってるとか、今何がイケてるかっていうコンテキストもあれば、
思想のコンテキスト、それが時間によって変わってくるので、
場合によっては何かアプリをローンチしたい時に、
インスタグラムとかスナップチャットとかフェイスブックとかの最初のバージョンを見るのも面白いかもしれないですよっていうのを言ったりしますね。
草野 みき
最近読んでる小説で、前から今更感あるんですけど、
今年アクター合唱を取った東京都同情党っていう小説があって、
ストーリー的には日本オリンピック後の東京に刑務所を作るんですけど、
そのタワーの名前がシンパシータワートーキョーみたいな、そういう名前なんですけど、
まだ全部読めてないんですけど、半分ぐらい読んでて、それで面白いなって思ったのは、
名称とか言葉の定義への疑問っていうのが、
その小説の全体のテーマではないんですけど、そういう問いかけみたいなのがあって、
その小説の中で出てきたのは歯磨きって言葉って、歯を磨くって言いますけど、
今の技術的に言うと、歯の間をフロスとかでやったほうが、磨くっていうよりは取るというか、
宮武 徹郎
ただのご飯食べてる絵だみたいな感じで終わる人もいると思うんですけど、
それをエキスパートの人たちがこういう面白い部分があって、
こういう歴史的な重要性があったりとか、
これは誰が書いたのかとか、
そういう説明をしてくれるからこそ、文脈を与えてくれるからこそ、
よりそれの重要性とか、それの面白さを理解できるわけじゃないですか。
それって別にアートだけではなくて、
たとえばニュースだったり、
今の例えばウクライナとかイスラエルの状況もそうですし、
例えばコロナの状況もそうですし、
例えばシリコンバレーの状況とか、
いろんな領域でエキスパートに我々多分頼って、
それでよりそこの文脈を得ているっていうところですね。
その中でもやっぱりメディアの役割がすごい重要になってくると思うんですよ。
特にニュースですよね。
やっぱりベース、ほとんどの人がどういうふうにニュアンスとかコンテキストを得てるかっていうと、
おそらくニュースから来てるんですよね。
草野 みき
ダビンチの絵ってニュースっていうか、大事ですよね。
大事です。
毎回この作品が盛り上がるタイミングが時代ごとにあるというか、
盗まれたりとか、謎が解明してくるみたいなところとか、
あと映画ができたりみたいな、
やっぱりその作品にまつわるものの実験性というか、ニュース性があるところというか、
宮武 徹郎
深掘りがしがいがあるというか。
ニュースになったり、ニュースの記者がそれを説明してくれたり、
それによって我々がより世界を理解できているように今まではなってたと思うんですよね。
特に記者の今までの役割でいきますと、よりニュートラルな形でコンテキストを提供して、
なぜ彼らが選んでいる情報、選んでわざわざ我々に配信している情報が重要なのかっていうのを説明してくれるっていうのが、
すごいベーシックに言うと彼らの仕事になると思うんですよね。
その中でやっぱり今ですと、コンテキストの危機、そういう状況にあると思うんですよね。
これってさっきも言ったように、今のテクノロジーとか今の技術によって、
より多くのデータにアクセスできるようになったんですよね、我々が。
それによってそこのデータをちゃんと並べてくれるツールが足りてない。
なんで今のサービス、今我々が使っている例えば、
XとかFacebookとかGoogleとかいろんなサービスがあるんですけど、
そこがやっていることって、実際どっちもやってくれてるんですけど、
よりやっているのが、コンテキストを無視した情報、いわゆる1データポイントを出してくれる。
宮武 徹郎
各投稿になったり、どんどんコンテキストっていうものを削除しているんですよね。
取り除いて、より面白く1個1個のデータポイントだけを見せるようになっていて、
ただ、完全にそうではないと思っているので、
例えばTwitterXを見ますと、もちろんコンテキストを無視した中での投稿っていっぱいあるじゃないですか。
この人はこれを言いましたよってTwitterに書いてるんですけど、その前の発言を言ってなかったりとか。
それは別にTwitterだけではなくて、メディアでもいろんなところでもやられてると思うんですけど、
ただ、同時にTwitterとかそのXのいいところでいきますと、
誰かがリツイートしたり、引用ツイートをすることによって、
今まで自分が見れなかったコンテキストをちょっと出してくれたり、
コンテキストのディスカバリーの場所にもなるんですよね、場合によっては。
草野 みき
たしかに、どういう引用されてるのかなって面白いですよね。
宮武 徹郎
しかも引用ツイートを引用ツイートする人とかもいるじゃないですか。
なので、どんどんそこのソース元をたどれるっていうか。
それをするのも面白いと思うので、
そういう意味ですと、いろんなアグリゲータープラットフォームって世の中に存在すると思うんですけど、
GoogleとかAmazonとかTikTokもそうだと思うんですけど、
彼らの役割って情報を短縮化するだけではなくて、
同時に何かしらコンテキストを提供してくれてるんですよね。
それはアルゴリズムっていうものを通してやってたりするんですけど、
Googleの役割も結局情報整理っていうところです。
どう整理するのかっていうところがGoogleのキュレーションだったりするので、
彼らが一番いいと思う情報を出してくれる。
一番いいと思うURLを出してくれる。
なんですけど、そのURLっていうものはタイトルとすごい短い概要文とURLしか載ってないので、
すごい短縮化された情報なんですよね。
なので、そこから選ばないといけないっていうところだったり、
例えばAmazonですと商品画像でそこだけのものしか見えなかったりするので、
YouTubeですとサムネイルとかタイトルですよね。
それだけでその動画のすべてを伝えられるわけじゃないじゃないですか。
草野 みき
そうですね。でもそこでクリックしてもらわないと始まらないっていうのは、
本当にインターネットの。
宮武 徹郎
すごい面白いと思うんですよね。
コンテクストを提供、いわゆる、例えば我々のオフトビックのコンテンツ、
宮武 徹郎
さっき話したとおもうちょっとパッシブなアイディアじゃないですか、
教育アプリの中でワンボタンクリックするとできますというところなんで、
ユーザーが情報を得ている中で、
自らそこを選んで得ている中で、これが興味を持ったっていう、
自ら選んでそのボタンクリックすると思うんですけど、
そういう意味だとより受動的ですね。
でも場合によっては、
AI自体が好奇心を持った場合ってどうなるのかっていう話だと思うんですよ。
例えばですけど、あるAIチャットボットサービスがありますと、
これはもうちょっと架空の話なので、
実際このサービスは存在しないと思うんですけど、今現在は。
例えばそのAIチャットボットがECサイトに組み込まれていて、
そこであるユーザーがプロダクトに対しての質問を聞きましたと。
わかんないですけど商品に対しての質問ですよね。
AIチャットボットの役割としてはカスタマーサポート役なので、
基本的にそれを答えて、
今存在するサービスとかですと人間ぽく答えたりしてくれて、
それで一回解決しますと。
本来であれば、普通のAIサービスですとそこで役割が終わるんですよね。
でも場合によっては好奇心があるAIがあれば、
なぜそのユーザーがこの質問を聞いたのかって聞くんですよ。
別にそのユーザーに聞くわけではなくて、自分に問うんですよ。
自分に問いたときに何をするかというと、
草野 みき
他のユーザーも同じ質問があったのかっていうのを調べに行くんですよ。
宮武 徹郎
で、そこで例えば他の質問を結構皆さん聞いてましたと。
じゃあそうすると、AIが何をするかというと、商品ページに行くんですよね。
そこでその質問が答えられているかどうかって見るんですよ。
答えられてなかったら、それをECを運営しているチームに、
こういう質問をしているユーザーが多いですと。
ただ、それを書けば、もしかしたらこういうレスポンスが必要なくなるので、
そういうのをこういう形で書いてもいいんじゃないですかと。
場合によっては、そのデータを見た人たちがもっと深掘りしに行ったり、
これはちょっと違いますとかっていうのを言ったりとか。
草野 みき
めっちゃ優秀ですね、それは。
宮武 徹郎
優秀ですよね。
草野 みき
いつかこじらせて。
宮武 徹郎
ここが重要だと思うんですよ。
エビデンスの出し方が間違ってたら、そもそもの問題になるんですけど、
最終的な結論に至るのが人間だったりするので、
宮武 徹郎
提案として、こういう仮説を自ら持って、
そのAIが持って、こういうことができるんじゃないかっていう改善案まで出すっていう。
でも、場合によっては、だったらもうAIに全部任せればいいんじゃないかっていう。
考え方を持つ人が出てくるかもしれないので。
草野 みき
でも、サービスに組み込まれてるのめっちゃ便利ですね、そういうのがあったら。
宮武 徹郎
そういう好奇心をもっとAI側が自動的に活用できるっていうのは1個ありかなと思うんですけど、
この文脈とかコンテクストが足りてないっていうところって、
いろんなところで特にサービス設計とかですごい役に立つと思っていて、
過去にAIネイティブなサービスの話ってしたことあるじゃないですか。
新しいサービスとかを作るときにゼロから考え直すべきだと。
それを理解するために文脈ってすごい重要になってきていて、
これって過去のオフトピックのデイリーメモで話したサービスのアイディアなんですけど、
例えばコミュニティ的なサービス、例えばスラックとかフェイスブックとかディスコードとか、
コミュニティが活用するコミュニケーションのサービスってあるじゃないですか。
それの例えば競合を作りたいときにどういう考えをするべきなんだっていったときに、
今の既存のものを見ると基本的にコミュニティのユーザーを招待して、
人が集まってそこでできれば全員、全員じゃなくてもコアのユーザーが基本的にそこで投稿してくれて、
そこでみんな反応し合うっていうところなんですけど、初期のコミュニティって大体一番強いんですよね。
それって一部の理由は同じタイミングで全員入ってくるので、
全員初めましてなので、より新しい人会いたいという気持ちになったり、
そこで作られた友達って、いわゆる時間軸、コートで切られているので、
同じタイミングで同じように育ったと、そのコミュニティ内で。
なので、より友達になれたりするんですけど、
時間に応じてそのコミュニティの強さって大体劣化していくんですよね。
くさなさんも多分いろんなコミュニティを見たことあると思うので、
なんとなくこれは理解していると思うんですけど、
新しいユーザーが入ってきて、どんどん古いユーザーが離脱し始めると、
知らない人が多すぎて、投稿もしづらいですし、
場合によっては古い人しか投稿していなくて、
お互い過去の情報しか知らないので、
それで話し合っていると、新しいユーザーも入りにくい。
なので結局誰も投稿しなくなる。
そういう文脈で見ますと、
まずコミュニティの強さ、良さっていう一つの定義として出すのであれば、
宮武 徹郎
写真しかも写真場合によっては、
全然ちゃんとした写真じゃない人も多いので、
場合によってはメールアドレスとか電話番号書いてあるぐらい。
その人が何が好きで、何を求めていてとか、
そういうのが全く書いてないので、
そこはもしかしたらもうちょっとマッチングアプリに近しいものかもしれないですよね。
草野 みき
ああ、確かに。
それで言うと、絶対にあったほうがいいなって思うのは、
どういう文章を好んでいるかっていうのは、
必要だと思うんですよね。
絵文字を多めでお願いしますとか、
あと敬語がいいですとか、
あとビックリマークつける派です、丸派ですみたいな、
なんかそれってめちゃくちゃ素材なんですけど、
それで積み重なる。
確かに。
それは自分にとってもそうですし、
相手にとってこれって失礼じゃないかなとか、
スタンプで返すのって失礼じゃないかなとか、
そこの心の不安というか、
そこはAIが翻訳してくれるのが多分一番いいなと思うんですけど、
なんかどういうコミュニケーションを理想としているのか、
テキストにおいて特に。
なんかそれはなんか、
あと会社の文化として浸透させるっていうのもあると思うんですけど、
宮武 徹郎
個々としてもなんか、あったらいいなって思う気もします。
たとえば僕と草野さんの間ですと、
僕基本的にテキストでもまあまあな敬語を使うんですけど、
それをなんかすごいカジュアルな気持ちで敬語を書いてしまったりするので、
草野 みき
私でも合わせてますね。
宮武 徹郎
そうですね、草野さん多分だいぶ合わせてくれてるなと思うんですけど、
僕としてはなんかその、
なんかその絵文字の使い方がわかんないので単純に、
なんでそれを使ってなくて敬語。
なんかその日本語ですとすごいカジュアルな感じよりも敬語で書いた方が、
僕なりにはそっちの方が居心地よかったりするので、
別に書いされる文にはなんでもいいんですけど、
僕が言う文には多分そうで、
でも多分草野さんもそれを見てちょっと堅いなって感じで、
それに合わせてくれたりしてくれてると思うんですけど、
なんかそういうコミュニケーションの何が好ましいかとか、
そういうのをでも知っているのと知ってないのでだいぶ変わりますよね。
草野 みき
そうですね、なんかそれも結構本当に人によって変わってくるようになったなと思って、
昔、私が新卒に入った時は絵文字つけて返したら、
怒られたことがあるんですね。
それはなんか、まあそれはそうだなと思ったんですけど、
今だと割とスラック上のコミュニケーションだと、
別に会ってもいいよっていう年上の方とか先輩って全然いると思いますし、
なんか自分もそこを気にする人ってめっちゃ多いと思うんですよ。
テキストが重要になる社会によりになっているので、
なんかそれは、いろいろその文章のトレンドもあるじゃないですか、
若い人は逆に絵文字使いませんとか、
英語でもなんていうか、私も小文字好きなんですけど、
草野 みき
ロワケースとアッパケースですね。
ロワケース好きなんですけど、
なんかそれも意図して全部使ってるとか、
たまにミックスして使ったりする人とかいるじゃないですか、
それも何を伝えたいかっていうのがそこにあるけど、
でもそれを合わせてもらう必要はないんだけど、
知っておきたい。どういうのでやってるのか知っておきたい。
宮武 徹郎
そういうのが、場合によっては自ら作らなくても、
AIがそれを作るのに手伝ってくれたりとか、
場合によってはコミュニケーションの仕方をそこで教えてくれたり、
AIが翻訳する必要はないと思うんですよ、それをわざと。
ただ、よりその人を理解するため、その人とコミュニケーションをよくするための文脈というかプロフィールがあってもいいのかなっていうふうに思いますよね。
草野 みき
そうですね。
宮武 徹郎
このコンテキストとかを、文脈とかを理解するっていうのはやっぱり、
いろんな意味で新しいサービスにつながると思っていて、
さっき話した事例だと全く新しいサービスっていう話だったじゃないですか、
でも必ずしもそうではなくて、例えば何かを普及させるために、
実はコンテキストってすごい重要だったりするので、
これをある人がソーシャルテクノロジーって呼んでるんですけど、
ソーシャルテクノロジーはFacebookとかTikTokとか、そういうソーシャルメディアではなくて、
何かを当たり前にする、何かの概念とかを当たり前にするための施策。
例えばなんですけど、車を一般普及するために何が必要かと言いますと、
もちろんなんですけど、車をいっぱい作らないといけないですし、
場合によっては車を運転するトレーニングが多くの人に提供しないといけないですと、
ただ同時にもう一つすごい重要なのが、もう少しソーシャルな観点でいきますと、
どこに行くべきなのかっていう場所を与えてあげないといけない。
地方っていう概念を作らないと、そもそもそこに住みたいって思わなかったり。
昔のオフトビッグのエピソードですと、ミシュランが作られたときの話しましたけど、
ミシュランガイド、ミシュランってタイヤの会社なので、彼らがミシュランガイドっていうのを作って、
いいレストランのリストを集めて、そこに皆さん行くことによって車をより多く使って、
それによって、タイヤを後々交換してくれる。
なんで、そこの彼らが作ったのが、そこの文脈ですよね。
車を持つ文脈、持つ意味っていうのを作ってくれたりするので、
何か新しい発明をするだけではなくて、それに対しての意味を作る人たちも、
宮武 徹郎
実は新しいサービスを作れるんじゃないかと。
本当に思想大事です。思想というか、どういう行動をさせるのかみたいなのは重要ですね。
めちゃくちゃ重要だと思います。
最近ですと、最近すごい感じているものが、イベントとかカンファレンスに行くときに、
昔は新しいアイデアを求めに行ってた気がするんですよ。
こういう新しい発想を聞きたいとか。
最近ですと、その時代がちょっと終わったのかなと思ってまして、
なぜかと言いますと、新しいアイデアってSNSでめちゃくちゃ広がるので、
そもそもそこでキャッチアップできますと。
ただ、じゃあ、なぜカンファレンスに行って、わざわざ人の話を聞きに行ったりとか、
新しい考えの人たちの話を聞くべきなのかというと、
アイデアを求めているのではなくて、コンテキストを求めているのかなと思うんですよ。
何かこういう、この領域に関してこう思ってたのを、
こういう視点とかこういうデータがあることによって、
よりそこの状況が理解して、
それがクリックすると、それによって新しいサービスのアイデアとか、
新しいマーケティング施策とか、そういうのを考えられる。
というところで、オフトピックの一つの重要な役割って、
このコンテキストレイヤーを1個提供するというところだと思うんですよ。
なので、我々が別にめちゃくちゃ新しいアイデアをいっぱい発言しているわけではないんですよ。
このコンテキストの希少性が高いという話は別に僕が初めて話したわけではないので、
平尾孝恵さんとかが話していることなので、
それをこのリスナーにとっての面白そうな文脈、
として我々が今アレンジしているという話だと思うんですけど、
このポッドキャストの話でちょっと終わりにしますと、
たまに草野さんも言われるかもしれないですけど、
もっとちゃんと物事を説明してほしいというお願いってたまにされるんですよ、このポッドキャストで。
例えばですけど、よく社名とか人物名をサラッと言うじゃないですか、我々。
草野 みき
私は注釈したい気持ちはあるんですけど、言葉が途切れなすぎて入り込めないです、正直。
宮武 徹郎
でも例えばですけど、前回のエピソードとかですと、
草野さんがジャック同士が好きだっていう話をしたんですけど、
ジャック同士が誰かっていう話ってほとんどしなかったんですよね。
でも全員ジャック同士知ってるだろうっていう話でいて、
だからこそ多くの人がメモとかガイドみたいなものを作ってほしいっていうのが、
宮武 徹郎
そういうアイディアがあるんですけど、
これは我々がやるのではなくて、コミュニティと一緒にやりたいと思うんですけど、
コミュニティと一緒にこのエピソードの説明みたいなものを一緒に作りたいと思うんですけど、
ただオフトピック自体、ポッドキャスト自体は、これは計画的にもそうですし、
非計画的にも全部のコンテキストを与えないっていうのが一つの仕事なのかなと思うんですよ。
なぜかというと、いわゆる皆さんがある程度キャッチアップしてくれてるっていう前提で話すっていうのって実は大事。
もちろんそれによってマス向けにはすごいしにくくなるんですけど、
ただ、もちろん一部のこれをやってる理由って、
僕は単純に何回も同じことを説明するのがめんどくさいからっていうところがあるんですけど、
もう一つは、これこそタイラー・コーエンさんが彼のブログでも言ってる話なんですけど、
ミニマルアップフロントコンテキストを提供するのが彼の判断ですと。
で、それによって気になったトピックを勝手に深掘りしてくれる人たちがどんどん出てくることを望んでいると。
独学する人たちが出やすいようなコンテキストを提供してる。
理想としてはオフトピックも同じようなことができればなっていうふうに思ってるので、
なので、若干言い訳かもしれないですけど、
それによって僕は全部のコンテキストはオフトピックのポッドキャストの中では言いませんと。
草野 みき
でも、そうですね。
それは知っておいてほしいなっていうハードルは確かにあるかなとは思うんですけど、
プチ情報として言っていくみたいなのはあってもいいのかなとは思いますね。
この人がこういう人でって出てきて、
その人誰なんだろうって思いながら進むのは、
あれやった人ですよねって言ったほうがコンテンツとして楽しいかなっていうのは思うんですけど、
それをどこまでやるかは全部じゃないとは思うんですけど、
そういうことかっていうのは、全部説明する人は確かにいないとは思いますね。
宮武 徹郎
どこのレベルまで説明するかっていう話でいきますと、
僕はもちろん一部は説明しますし、
ポッドキャストですでにしてると思うんですけど、
めちゃくちゃ日本全員がわかるような形まで文脈を説明する予定はないですし、
それをすることによってオフトピックで失われる文脈もいろいろあると思うので、
草野 みき
そもそもできないですね。
宮武 徹郎
単純に言いますと。