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2020-05-23 19:08

昔話7 アップルはその昔バンダイと組んで家庭用ゲーム機を出した(第265回)

アップルとバンダイが共同開発したゲーム機「Pippin@(ピピンアットマーク)」をテーマにした昔話です。ニンテンドースイッチ、WebTV、ワンダースワンの話題も出てきます。

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最近、娘は任天堂スイッチで、あつまれどうぶつの森をやったり、iPhoneで醍醐人格という、何やら物騒な感じのゲームをやったりしています。
醍醐人格は、複数人で同時にプレイするようなゲームなんですかね。
全然よくわかってないんですが、たぶん荒野行動とかと似たような感じの物騒な戦い系のゲームなんじゃないのかなと思います。
あつまれどうぶつの森は平和そうでいいですよね。
今のこのステイホームの状況下で、あつまれどうぶつの森大人気みたいですね。任天堂スイッチもすごく売れてるんですよね。
任天堂スイッチが出るときに、こういうゲーム機ですよと発表されたときに、結構高評価というか期待の声が大きかったんですが、
確かに持ち運べもするし、ガチャッとくっつけてテレビにつないで大画面でも遊べるというのはなかなか良いコンセプトだと思ったんですが、
私はじゃあ持ち運ぶと考えたときに、スマホのようにGPS機能、カメラ機能がないとポケモンGOのようなゲームできないんで、
そういう新しいタイプのモバイルで外で遊ぶ遊び方とかができないなぁと思って、そこが今一つかなと思ったんですね。
任天堂スイッチが発表されたときに、もうポケモンGO自体はあったので、せっかくの任天堂なのにポケモンGO的なものが作れないのかと思ったんですね。
でも任天堂スイッチはジョイコンというコントローラー部分がすごく優れていて、コントローラーに加速度センサーがついていたり、カメラがついていて、
物の形を認識できたりすることでいろんな発展系というか、段ボールで作ったペーパークラフトとコントローラーをつないで遊ぶとか、リングフィットアドベンチャーは輪っかにコントローラーをつけてそれで操作したりのようなことができるのが面白いところですね。
任天堂スイッチのライバルってもちろん他のゲーム機。プレイステーションとかXBOXとかもそうなんですが、スマホもそうですよね。今スマホでゲームする人多いので、ゲームと考えた場合にもスマホでゲーム、任天堂スイッチでゲームありますし、
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時間という意味でも仕事をしたり何かしている以外の時間に暇つぶしだったり息抜くだったりする時にスマホを見ているのか、任天堂スイッチをやっているのか、そこも時間の奪い合いですよね。
スマホのゲームと任天堂スイッチのようなゲームとの大きな違いはコントローラーだと思うんですけど。
AppleはApple Arcadeというゲーム遊び放題定額のサービスを出したところで、外付けのBluetoothのコントローラー、XBOXのコントローラーとかプレイステーションのコントローラーが使えるらしいんですが、コントローラーに正式対応したので、
iPhone、iPad、Mac、Apple TVでコントローラーでゲームを楽しめるようになって、コントローラーでやった方が良さそうな感じのゲームも出てきてるんですね。
Apple ArcadeはAppleのいろんなデバイス全部で遊べると同じゲームが、というのを非常に重視しているみたいで、開発する側は大変なんじゃないのかなと思うんですが、
ともかくAppleがゲームにある程度力を入れていて、多分Nintendoとか他のゲームを作っている会社としては気になる存在になっているのは確かだと思います。
そこで、じゃあAppleはゲーム専用機を出さないのかな、みたいな声を見かけたりすることもあるんですが、実はAppleはゲーム機を昔作ってたよね、という昔話にここで繋がります。
まあ厳密に言うとAppleとバンダイの共同開発で作ってたのはバンダイだと思うんですが、ピピン・アットマークというゲーム機を昔Appleバンダイの共同開発で作っていたことがありました。
ちょうどマルチメディア、CD-ROMタイトルが流行っていた頃で、もうピピンが発売された時にはちょっと落ち着いてたかもしれないんですが、アドベンチャーゲーム的なものというか、ともかく画面の中のいろんなところをクリックすると何かが起きる。
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それで謎解きでもないかもしれないんですが、ここを押したらこうなって、その次こうなってみたいなのを楽しむような、そういうタイトルが流行っていた時代があったんですね。
ピピン・アットマークはマルチメディア端末とかではなくてゲーム機という名前で世に出たんですが、そういうMacで遊べるCD-ROMのマルチメディアタイトルを遊べるMacより安価で手軽な機械で遊べるようにという意図がもともとあったんだと思っています。
ただそういうマルチメディアタイトルと言われたものはマウスを使ってここをクリックここをクリックとするから面白いのであって、コントローラーになるとちょっと操作がしにくくなりますよね。
そこでピピン・アットマークのコントローラーは中央部分にトラックパッドがついてたんですね。ちっちゃい。それをコロコロ転がすと画面内のカーソルを動かせる。そのためについてたんだと思います。
私はさすがにこのピピン・アットマークは買ってなかった。持ってなかったんですが、コントローラーは実は持っています。今でもあります。これADBというApple Desktop Busという昔のMac、Macintoshのキーボードとかマウスをつなぐ端子と同じものだったんですね。
なのでMacにつないで使うこともこのコントローラー実はできたんですね。自分のMacにつないでゲームするときのコントローラーとして使ったら便利かと思ったんですが、Macでゲームをやることもなかったので特に役に立つということはなく、つないでただあー動く動くって楽しんだくらいです。
コントローラーだけで別売りはしてたようなんですが、コントローラーだけを買ったわけではなくて、当時会社でマルチメディア、CD-ROMとかそういう分野に関わる仕事をしていて、Appleの製品を取り扱っている会社でもあったので、研究のためにピピン・アットマークがあったんですね。
それが月日が経って世の中からピピンが忘れ去られた頃にこのコントローラーもらっていいですかと会社からいただいてずっと持っているということです。
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今これ話していて思い出したんですが、ピピンのコントローラーがADBとAppleデスクトップバスと言ったんですが、互換になっていて一個変換するケーブルというかをかますことによってADBに刺すことができるようになってました。
なのでピピンのコントローラーの先っぽの端子そのものは特殊な別な形状をしていたと思います。
ピピン・アットマークと言ったりピピンと言ったりしてますが、ピピン・アットマークが正式な商品名ですが、このゲーム機が発表されたときはピピンって呼んでたんですね。
でちょうどインターネットがだんだん一般の人にも使われ出した頃の話で、じゃあピピンにもインターネット接続機能をつけましょうということでネットにつながる端末だとわかりやすくするようにアットマークが最後についたという経緯だったと思います。
モデムが内蔵されていてインターネットに接続もできるマルチメディアタイトルも楽しめるゲームもできるマッキントッシュと一応互換性があるというなかなか魅力ありそうな端末ではあるんですが
売れなかった理由の一つに49,800円という値段が他のゲーム機とかに比べて高すぎだと言われています。発売されたのは1996年ですね。
他にもバンダイとアップルの間でなかなか足並みが揃わないというかバンダイがこうしたいということに対してアップルがダメだみたいなことが多かったみたいで共同開発としてそんなにうまくいってなかったんじゃないかという事情とか
多分それもあってネット端末なのかマルチメディアを楽しむものなのかゲーム機なのかとかどっちつかずな感じになってしまってユーザーにとって魅力的なマシンにはならなかったんでしょうね
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WebTVというテレビにつないでインターネットができるセットトップボックスがあったんですがそれもちょうど同じ頃で1996年にアメリカでWebTVはサービス開始で日本に上陸というか日本で発売されるのは1997年なので
ピッピンアットマークよりは1年以上後なんですが日本ではWebTVそれほど普及はしてなかったと思うんですが世界的に見るとそれなりには使われていたと思います
ちなみにWebTVはサービス開始してから1年も経たずにマイクロソフトに買収されるんですねなんで日本で発売されるときにはもうマイクロソフトのWebTVとして発売されていました
といってもマイクロソフトがハードウェアを作ってるわけではなくてWebTVは企画みたいなものでいくつかのメーカーが端末を作っていて日本で発売されたのはソニーが作ってたんですねこのWebTVは私も持ってましたこれはちゃんと購入して持ってました
WebTVの方が実はピッピンアットマークよりも語ることはいっぱいあるんですがそうするとWebTVの話の回になってしまうのでピッピンアットマークの話に戻ります
ピッピンアットマークのピピンという名前はリンゴの品種なんですねマッキンとしてもリンゴの品種の名前なんでリンゴの名前シリーズですねアップルという会社なんで
でこのピピンとニュートンという携帯情報端末PDAと呼ばれるものですねパーソナルデジタルアシスタントかなその2つピピンとニュートンがアップルのすごく失敗したプロダクト
2大大失敗プロダクトだ言われてるらしいんですがニュートンという名前もアップルリンゴつながりでリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を思いついたという話からリンゴつながりで名前がついてるんですね
ウィキペディアのピピンアットマークのところを読んでるとバンダイの社長はピピンアットマークへの思い入れが強くて携帯用ゲームでワンダースワンというのが昔バンダイから出たんですがそれが発表された時にワンダースワンはピピンアットマークの後継機と
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言ったらしいですねこれはこのエピソードは知りませんでしたワンダースワンは1999年発売でした私もワンダースワンは持ってましたということで人々の記憶から消え去ってほとんど話題になることもない
ピピンアットマークの話だったんですがもしアップルがゲーム専用機的なものを出すとしたらピピンアットマーク以来みたいな話になってちょっと話題になるかもしれないですね
以前テレビでアップル大好きの小学生くらいの女の子が取り上げられていて初期のiMac可愛らしい丸っこくて半透明のですけどあれカラーバリエーションがいろいろあってそれをいろんな色揃えていっぱい持っていたり
ニュートンもなんかネットで手に入れたんでしょうね中古でニュートンも持ってたりする子がいたんですが果たしてピピンアットマークには興味を持ってるでしょうか
アップルマークがついてないのでコレクションアイテムとしてはちょっと弱いかもしれないですねとはいえMacがベースになっているのでソフトウェアとしてはアップルマークアップルメニューが出てたと思います
ピピンアットマークの筐体のデザインは当時のMacっぽい感じなんでしょうけどまあ結構いい感じな可愛らしい感じですね
なおこれ今更で大事な話だったかもしれないんですがこのピピンアットマークが出た頃はアップルはスティーブジョブスがいなかった時代です
ピピンアットマークが出た翌年にジョブスがアップルに復帰しているので一番アップルが迷走していて業績も悪かった時期ですね
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業績を回復させるシェアを伸ばすということでMacOSを他社にライセンスを始めたジョブスが復帰してからはすぐに辞めさせたんですが
MacOSが動く互換機が一時期で出た時があってそういうMacOSをライセンス認めていた時だったんでバンダイはじゃあMacOSを乗せたゲーム機ができないかと考えたんでしょうね
ということで話があっちこっち行きましたがアップルがその昔1996年にバンダイと共同開発でピピンアットマークというゲーム機を出してたことがあったんですよという昔話でした
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