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2022-09-07 11:07

海外のクラウドソーシングサイトとNFT・メタバース(第574回)

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海外のクラウドソーシングサイトFiverrについて話しました。高額なNFTアートもFiverrで低賃金で作られているケースも多いとのこと。また、メタバースの流行もあり3D関連業務のニーズが増えているようです。

=== 目次 ===
海外のクラウドソーシングサイトFiverr
FiverrとUpwork
ロゴデザインの価格破壊
Fiverrのロゴを作るサービス
海外の仕事を日本人が受けるのもあり
3Dモデル制作を依頼するのもありかも
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アシカガキャスト。
ファイバーという海外のクラウドソーシングのサイトがあります。
ファイバーを知ったきっかけは、ワイヤードの記事で、
NFTバブルを支えるギグエコノミーと不公平な富の分配という現実という記事を読んだことです。
今年の3月の記事なので結構前なんですが、
2021年のアメリカのNFTバブルと言っていいような時期の話です。
NFTアートは高い値段で売れているけど、
儲かっているのはそれを仕掛けている側で、
NFTアートの画像、イラスト自体はファイバーなどのクラウドソーシングで安く作られているよというような話だったんですね。
NFTアートは一つのシリーズとして、
ベースが同じで色とか小物とかちょっと違うようなイラストを大量に用意しているものが多いんですね。
これコンピューターで自動生成させているパターンも多いらしいんですが、
クラウドソーシングでイラストレーターの人に安い値段で量産させているパターンもやっぱりあるんだなと。
その記事を読んだ時に腑に落ちた感じがありました。
その記事でファイバーのことをクラウドソーシングとは呼ばずにギグエコノミーのサイトと呼んでいることも印象に残りました。
記事に書いてあったことを読むと、ファイバーは主に企業から提供される様々なデジタル関連業務を単発で受け負い、
報酬を受け取るフリーランス向けのギグエコノミーのウェブサイトとありました。
調べてみるとファイバーは日本で言うとココナラのようなサイトでした。
ファイバーは数字の5の5にRRとRが2つ付いているんですが、
もともと5ドルでスキルを販売できるサイトということでスタートしているので、
まさに500円でスキルを売るというところからスタートしたココナラと似てますよね。
ココナラがファイバーを真似したのかなと思ったんですが、そうではないらしいです。
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ほぼ同時期にスタートしていて、ココナラをスタートする時にはファイバーの存在は知らなかったらしいです。
そしてクラウドソーシングのサイト、日本だとランサーズとかクラウドワークスのようなサイトとしては
upworkというサイトが海外では有名なようです。
ともかくファイバーとupwork、海外のクラウドソーシングのサイトに興味を持って見てみました。
日本ではクラウドソーシングのサイトが値段の相場を下げてしまっていると批判されることも多いです。
結構前の話なんですが、ロゴデザインが2万円は安すぎるとツイッターで話題になっていたことがありました。
それはクラウドソーシングとは直接関係ないんですが、あるネット上の記事で
フリーランスのデザイナーにロゴを制作する場合の相場が2万円から3万円と書いてあって
それに対するロゴデザイン2万でどうやって生活できるか逆に教えてくれと
ツッコミのツイートが話題になってたんですね。
コメントや引用ツイートもほとんどそのツイートに賛同する内容のものでした。
そしてファイバーに話が戻るんですが、ファイバーで依頼できる仕事の項目としてロゴデザインが一番最初に出てくるんですが
10ドル20ドルからという人もたくさんいました。
世界的にも価格破壊が進行中ということですかね。
ファイバーで仕事を依頼する側のメニューから項目としてロゴデザインを選ぶと
ロゴメーカーというロゴ制作ツールを選ぶこともできるんですね。
ロゴに入れたいテキストを入力してどういうマークがいいかもテキストで指定すると
ロゴの候補がずらずらずらと表示されます。
マークとフォントで打ったテキストの組み合わせという単純なものなんですが
それでいいというニーズはあるはずなんですね。
で、気に入ったロゴができたらダウンロードが有料になっています。
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そしてこのマークの部分だと思うんですがデザインした人の名前が出てくるので
その人にお金が入るという仕組みになっているんだと思います。
これはなかなか面白いというかいい仕組みですね。
ファイバーについてちょっと深掘りしてみたいなと思ったのは
円安ということもあり海外の仕事を日本人が受けるというのも
今後増えるんじゃないかと思ったからです。
調べてみたところファイバーにクリエイターとして登録している日本人はまだあまりいないようでした。
日本から人件費の安い海外に仕事を出すという発想から
逆に日本のクリエイターがアメリカとか中国から仕事を受けるという発想に切り替えていくのも必要なのかなと思ったりします。
そこで日本のクリエイターのクオリティの高さとか細かいところまで聞くばりできるところであったりで
世界にインパクトを与えられるんじゃないかなと考えたりしています。
漫画とかアニメでは今中国の方が日本より高いギャラをもらえるということで
人材流出が始まっているという話も聞きます。
日本にいながらにして海外の仕事を受けられてクリエイターの人が儲かるんだったら
それもありだよなと私は思っています。
また私はファイバーを見ていて仕事を依頼する側もやってみたいなと思いました。
特にメタバースのアバターを作るとか3Dに最近興味を持ってるんですが
自分で勉強して作れるようになりたいとも思いますが
ファイバーで人に頼むのもありかなと思っています。
10ドル20ドルくらいから3Dモデルを作りますという人がゴロゴロいるんですね。
ファイバーもアップワークもそうなんですがお値段が3段階になっています。
松茸梅みたいに3段階の価格設定になっていて
ここまでだったら一番安い値段これくらいだったら2段階目
それ以上のこういうものだったら一番高い値段と
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3段階で設定してあってこれはいいなと思いました。
3Dモデルを作ってもらうというと日本ではVTuberのようなアニメキャラみたいなのが
イメージされると思いますしニーズとしても多いと思います。
で日本のここならで見るとそういうVTuberの使うような
3Dモデルを1から作ってもらうのは25万とか50万とかかかるみたいで
それはそうだなと思います。
私が言っている10ドル20ドルくらいからというのは
もっと単純なマスコットキャラみたいなミッフィーとかキティちゃんを3Dにするみたいな
シンプルなものです。
ただもうちょっと複雑なものでも松茸梅の一番上の松のコースでも
100ドルとか150ドルくらいで受けてくれる人も多いんですね。
ワイヤードのNFTとギグエコノミーの話でも最後の方に
今は3Dアバターや3Dデザインに関する仕事のニーズが多いと書いてありました。
やっぱりメタバースに関連してですね。
なので自分で3Dモデルを作れる人は
ファイバーやアップワークなどを使って海外から仕事を受けるというのもいいんじゃないかなと思います。
そして自分では作れないけど3Dモデルが欲しいなという私のような人は
ファイバーやアップワークで海外の人に作ってもらう選択肢もあると思います。
今回は以上です。
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