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2024-01-09 14:45

2023年使って良かったツール&サービス 前編(第712回)

昨年、2023年に使って良かったツール&サービスを紹介する企画です。前編として、Screen Studio/フリーボード/CapCut(パソコン版)/Notta/Adobe Express の5つを紹介しました。

=== 目次 ===
はじめに
1. Screen Studio
2. フリーボード
3. CapCut(パソコン版)
4. Notta
5. Adobe Express
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サマリー

アシカガCASTでは、毎年年末に、今年使って良かったツールやサービスを紹介しています。しかし、2023年の年末には、ちょっと時間が取れなくて、収録ができませんでした。そこで、2024年になってしまいましたが、去年使って良かったツール&サービス2023として紹介しましょうと思っています。

アシカガCASTの年末企画紹介
アシカガCASTでは、毎年年末に、今年使って良かったツール、サービスの紹介をしています。
でも、2023年の年末には、ちょっと時間が取れなくて、収録ができませんでした。
ということで、2024年になってしまいましたが、去年使って良かったツール&サービス2023として紹介していきたいと思います。
毎年恒例なんですが、カウントダウン形式で盛り上げていくようなものでもないので、1位から、1番目から順番に紹介していきたいと思います。
まず、1位というか、1つ目は、スクリーンスタジオです。
スクリーンスタジオは、Mac用の画面収録ツールです。
画面の操作を動画で人に見せたい、レクチャー動画を作りたいと言った時のために、画面の動きを動画で収録するツールなんですが、
特徴としては、画面の動きを動画で収録するツールです。
例えば、操作に合わせてズームイン、ズームアウトを自動でやってくれることです。
これどういうことかというと、例えば画面操作でメニューを選んでいる時とか、何か文字を入力している時とか、
そこをちょっと大きく見たいなと思うようなシーンで、自動的にカーソルがあったり操作しているところを、
拡大して表示してくれる、そういう動画を自動的に作ってくれるんですね。
しかも滑らかにズームして、また滑らかに戻るといった動きをいい感じにつけてくれます。
これは撮影した動画がもう完全にそうなっちゃってるわけではなくて、
ズームイン、ズームアウトするエフェクトが乗っかってる状態なんです。
なので、後から編集することもできます。
このスクリーンスタジオ自体が、画面収録するだけでなく、動画編集もできるツールなんですね。
途中のいらないシーンをカットしたり、動画のここからここまでは再生速度をアップすると、
早回しみたいにするといった編集もできるので、このツールでこういうことができるようになります。
レクチャー動画みたいなものの、画面収録、編集がこのスクリーンスタジオだけで完結できます。
ただ、文字を入れたり、画像を追加したりとかはできないんですね。
タイトルを入れたり、テロップを入れたりは、別なツールを使う必要があります。
これもできるようになったら、もうスクリーンスタジオができるようになります。
スクリーンスタジオだけで完結するケースがかなり多くなると思います。
なお、有料で買い切りのツールです。サブスクではなく、1回購入するだけということですね。
無料お試しもできるんですが、お試しでは最終的に動画を書き出すことができません。
なお、Focacyという類似のツールがあることを、
人に教えてもらって知りました。
Focusの最後のSを大文字にして、Eを2つくっつけた名前です。
スクリーンスタジオはMac版しかないんですが、FocacyはWindows版、Mac版、両方あります。
お試しで使ってみたんですが、かなりスクリーンスタジオを意識できるようになりました。
できることはほぼ一緒ですし、
スクリーンスタジオに比べてめちゃくちゃ使いにくいみたいなこともなかったので、
特にWindowsの人はFocacyの方をチェックしてみると良いかと思います。
続いて2番目に紹介するのはFreeboardです。
こちらもWindowsとかAndroidの人には使えないツールなんですが、
Apple純正のオンラインホワイトボードツールです。
2022年の末に登場したもので、Mac、iPhone、iPadに最初から入っている。
ある時点からOSをアップデートしたら、
勝手にインストールされているアプリなんですね。
オンラインホワイトボードツールといえばMiroが有名なんですが、
このMiroと直接競合するようなツールかと思うと、そうでもありませんでした。
ブラウザで使うようなオンラインツールではなくて、
しかもApple端末同士でしか使えないので、
ビジネスのシーンで使われるというのはちょっと難しいですよね。
あと、実際使った感じ、
共有の仕方がちょっと難しかったり、
分かりにくかったり、うまくいかなかったりしましたし、
同期の機能、共有しているユーザー同士で、
それぞれ変更されたものが同期される。
自分が使っているMac、iPhone、iPadといった服装を、
iPadといった複数の端末間でデータが同期される。
この辺の同期の機能があまり安定してないように感じました。
ただ、一人で使う無限キャンバスのお絵かきツールとして、
私は結構気に入っています。
2023年は漫画を描く機会が多かったんですが、
漫画のラフを描くのにフリーボードを使っています。
iPad上のフリーボードで、
Apple Pencilで描くんですが、
フリーボードだとキャンバスのサイズに制限がないので、
4コマ漫画を何本でも同じキャンバス内に配置して描いていけるし、
複数ページの漫画の場合も、
一つのキャンバスの中にたくさん並べて描いていけるので、
そういう取り回しの良さと、
Apple純正の鉛筆ツールの描き心地が心地良いということで、
スラスラ描けてストレスなくて、
アイデアも出やすいというところが気に入っています。
でも、描画以外の部分ではちょっとストレスがあって、
プロクリエイトとか、
他のお絵かきツールのように、
2本指タップでのアンドゥができないですし、
一つのキャンバス内での描き込みが多くなってくると、
突然アプリが落ちることが結構あります。
それでもやっぱり使いたい魅力、
使い心地の良さが、
フリーボードにはあるんですね。
では、キャプカットパソコン版です。
マック版です。
2021年の、
今年使って良かったツールで、
iPhone版のキャプカットを取り上げたんですが、
今回は、
マック版を取り上げます。
ファイナルカットプロやプレミアプロは、
ちょっとした簡単な動画編集をするのに使うには、
大げさすぎる。
感じがあって、
かといって、
iMovieは、
縦長動画を作るとか、
動画のサイズを変えられない、
みたいなこともあって、
もっと気軽に、
簡単に、
動画編集できないかな、
というところに、
ぴったりはまったのが、
キャプカットのマック版でした。
スマホ版もそうなんですが、
完全無料で、
画像なども出ずに、
使えるところが、
ありがたいですね。
いくつか、
改善してほしいところがあったりもしますが、
動画の不要なところを、
カットしたいとか、
複数の動画を繋げたいとか、
ちょっとした編集のときに、
便利ですね。
ファイナルカットプロや、
プレミアプロのように、
まず最初に、
これから作る動画のサイズとか、
を決めるみたいな、
最初の、
お膳立てがいらないところが、
特に、
ささっと動画を作りたいときに、
いいんですね。
音声から、
自動で字幕を作ったり、
テキストを、
音声読み上げしたりもできて、
どちらも、
結構いい感じです。
なお、
キャプカットで作った動画は、
商用利用を、
しないと、
いうことになっているので、
その辺、注意が必要ですね。
企業から、
頼まれての、
クライアントワークでの、
動画作成、
とかには、
使わない方がいいと思います。
続いて、4番目は、
ノッタです。
音声から、
文字起こししてくれる、
オンラインツールです。
2023年に、
ノッタを使い始めました。
無料で使える、
クローバーノートと、
機能的には、
そんなに変わりません。
ただ、クローバーノートは、
毎月、
300分までの音声を、
処理できて、
それ以上は、
使えないんですね。
まだ、ベータ版なので、
有料プランとかが、
ないんですね。
ノッタの場合は、私が使った、
一番安いプランで、
月に、
1800分まで、
音声からの、
文字起こしができます。
クローバーノートには、
できなくて、
ノッタにできることとして、
Zoomなどの、
ビデオ会議の、
音声を、
リアルタイムで、
文字起こしするという、
機能があります。
あと、これは、
私の場合ですが、
ノッタの、
有料プランを契約する、
決め手になった、
機能が、
ドロップボックス上の、
音声ファイルの、
リンクを、
コピペして、入れるだけで、
文字起こし、
できることです。
いつもは、
ミーティングとか、
取材、セミナーの、
音声を、
録音したものを、
文字起こしすることが、
多いんですが、
先日、
音声入力として、
使ってみたんですね。
文字起こしするために、
キーボードを打つ代わりに、
口でしゃべると。
ノッタに、リアルタイムで、
文字起こししてもらうと。
これやったところ、
ほぼ100%に近い、
認識の、
精度で、
驚きました。
ここは漢字を使わないで、
ひらがなにしたいとか、
ここはカタカナにしたい、
みたいな、
そういうところを変更するだけで、
変なふうに、
誤認識しているところは、
全くなくて、
精度が高いなと思いました。
続いて、5番目は、
Adobe Expressです。
オンラインで使える、
ブラウザ上で使える、
アフターエフェクトツールですね。
Adobeは、
プロのデザイナー、
クリエイター向けに、
Adobe Photoshopとか、
Illustratorとか、
Premiereとか、
画像編集ツール、
動画編集ツールを、
提供しているんですが、
Adobe Expressは、
そういう、
プロ向けツールを使わないような、
一般の人向けの、
ツールです。
今夜では、
Canvaが有名で、
Canvaが先行しているんですが、
それを、
追いかけているのが、
Adobe Expressというイメージですね。
私は、
人に、
おすすめするという視点で、
Canvaと、
Adobe Expressを、
比較して、
いろいろ使ってみていたんですが、
どっちも、
一長一短あって、
確かに、
決めきれないなと、
思っています。
一方で、
自分のために使っている中で、
スライドショー的な動画を、
作る時に、
Adobe Expressの方が、
いいなと、
感じる点が多かったんですね。
なので、
去年使ってよかった、
ツール&サービス、
2023としては、
Adobe Expressを、
取り上げました。
でも、
Adobe ExpressとCanvaを、
両方合わせて、
5位と言っても、
いいのかなとも、
思っています。
今回は、5位までです。
6位から10位までは、
次回発表します。
足利浩次が、
お届けしました。
14:45

コメント

Screen Studio良さそうですね。 CupCutも無料版の制限が増えたので、Proにするか迷うところです。

CapCutは完全無料と言っちゃってましたが、有料Pro版がありましたね。でも有料版でも商用利用はできなとのこと。

ポトフ ポトフ

そうなんですよね。その辺も有料版にしてもなー、と思っちゃうところです。

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