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2025-09-30 19:49

なぜアルゴリズムを知るとSNS投稿が伸びるのか?(第845回)

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SNSでどの投稿を優先的に見せるかを決めている仕組みをアルゴリズムと呼んでいます。このアルゴリズムとは何かをわかりやすく説明しました。また、Xのアルゴリズムの概要と、投稿が伸びるためのヒントも紹介しています。
=== 目次 ===
はじめに
そもそもアルゴリズムとは
パックマンで学ぶアルゴリズム
アルゴリズム体操もアルゴリズムがテーマ
Xのおすすめアルゴリズムの概要
おすすめに載りやすくするための工夫
エンドトーク
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サマリー

アルゴリズムを理解することで、SNSでの投稿が多くの人に見られるメカニズムを探ります。特にXのおすすめアルゴリズムを通じて、投稿の効果的な表示や対策の重要性を説明します。SNSにおける投稿の評価はアルゴリズムによって決まり、エンゲージメントや滞在時間、ネットワーク効果、信頼性が重要な指標です。これに基づく投稿方法や対策を理解すると、より効果的にフォロワーとの関係を築くことができます。

アルゴリズムの基本
こんにちは、アシカガコウジです。
アルゴリズムという言葉は、今では結構当たり前のように使われていると感じているんで、私も説明なく使ったりしてるんですが、でもやっぱりあまりピンときてないという人も多いんじゃないかと思います。
今、アルゴリズムという言葉が一般的に一番使われているのは、SNSでのおすすめ表示の仕組みに対してだと思います。
Xのアルゴリズムとか、Xのおすすめ投稿を表示するアルゴリズムみたいな言い方をしますよね。
SNSにおけるアルゴリズムというのが、どの投稿を優先的に見せるかを決めてる仕組みのことですね。
その仕組み、アルゴリズムがわかれば、ある程度それに対して対策ができるんですね。
というわけで今回は、そもそもアルゴリズムとは何かの話をしつつ、Xのアルゴリズムについてちょっとだけ実践的な話もしたいと考えています。
この番組は、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押そうテーマに、デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
今回取り上げるテーマは、なぜアルゴリズムを知るとSNS投稿が伸びるのかです。
ちょっと大げさ気味なタイトルにしちゃったんですが、Xの投稿を伸ばす、いっぱい見てもらえるヒントを知りたいという人は、最後の方まで飛ばして、最後のところだけ聞いてください。
アシカガCASTではチャプターというのを作っているので、ポッドキャストを聞いているプラットフォームにもよると思うんですが、目次みたいなのを出して、その目次の項目のところから聞き始めることができるはずです。
チャプターの名前はまだ決めてなかったんですが、Xのオススメアルゴリズムの概要というチャプターの名前にしたいと思います。
最初からここから聞いていただける方には、そもそもアルゴリズムとはみたいな話からしていきたいと思います。
アルゴリズムについて、私も今までちゃんと調べたことはなかったんですが、アルゴリズムとはある問題を解決するための決まった手順ややり方のことだそうです。
料理のレシピもアルゴリズムの一種らしいです。
やることの順番がわかっていて、その通りに進めれば必ず同じ結果が得られる仕組みだそうです。
料理のレシピとかも基本的には誰がやっても同じ結果になるということなので、そこちょっと大事そうですね。
アルゴリズムという言葉は今、高校の情報の科学という科目で学ぶそうです。
で、教科書にはアルゴリズムはコンピュータで問題を解くための処理手順と説明されているそうです。
私は子供の頃、中学生くらいの時からパソコンがまだマイコンと呼ばれていた時代に、ベーシックという言語でプログラムを書いたりしていました。
アルゴリズム体操の例
マイコンに関する本とか雑誌とかも読んでいろいろ学んでいたので、アルゴリズムという言葉はその頃に知ったと思います。
そしてアルゴリズムという言葉で私が連想するのはパックマンです。ゲームのパックマンですね。
パックマンの敵キャラはゴーストともモンスターズとも呼ばれているらしいんですが、赤青ピンクオレンジ色4体いますが、この4体のゴーストそれぞれが違ったアルゴリズムで動いてるんですね。
赤のモンスターは常に最短距離でパックマンを追いかけるとか、ピンクのゴーストはパックマンを先回りするみたいにそれぞれが違ったアルゴリズム。
パックマンの動きや他のゴーストの動きに合わせてこういう時にはこう動くみたいなルールが決められていて、そういうアルゴリズムがプログラミングされていて、その通りにそのルールに沿って常に動いているということです。
オレンジ色のモンスターは結構気ままな動きをするタイプなんですが、気ままと言ってもランダムな要素は一つもなくて決まったルールの中で動いているということです。
ちなみにランダムという言葉も私はマイコン用語、コンピューター用語として覚えました。
日本語では乱数と言いますが、例えばプログラムの中でランダム関数というのを使って1から6までの数字をランダムに出してくれと言ったら、1の確率で1から6の数字を出してくれる。これがランダムということですね。
適当という言葉を使ってしまうとちょっと違うので、やっぱりランダムはランダムですよね。
話し逸れましたが、パックマンの話に戻って、パックマンには必勝法というのがあって、決まったルート通りに動けば必ずクリアできるという移動ルートがあるんですね。
今風に言えばチートですかね。そういう裏技的なものがあります。
この必勝法があるというのが、敵の4体のゴーストがアルゴリズムによって必ず決まったパターンで動いているということの証明になると思います。
4体のゴーストは必ず決まったアルゴリズムに沿って動いているので、誰がプレイしてパックマンを動かしても同じ動き方をすれば、4体のゴーストも同じ動きをするということですね。
そしてこの必勝法でのパックマンの動かし方自体もアルゴリズムと言えますよね。その手順の通りにすれば必ずクリアできると。誰がやってもクリアできると。
そしてパックマンが面白いゲームとしてこれだけ受け入れられたというのも、敵の4体の動きのアルゴリズムがよくできていたからと言えると思います。
人間対コンピューターで行うゲームの場合、敵が強すぎても弱すぎても面白くないので、そのバランスみたいなものがよく取れているアルゴリズムだったんだなと思います。
ゲームといえば娘とボンバーマンをやるときに他人数プレイにしてコンピューターのプレイヤーを何人か追加して遊ぶことが多いんですけども、そのときに娘がコンピューターのプレイヤーのことをAIと呼んでるんですね。
なのでその度にAIじゃなくてアルゴリズムと口癖のように言っています。娘がAIに負けたくないとか、このAIは頭が悪いみたいなことを言ってくると、その度にAIじゃなくてアルゴリズム、AIじゃなくてアルゴリズムだよと言っています。
あとアルゴリズムといえばNHKのピタゴラスイッチのアルゴリズム体操を思い出す人もいると思います。このアルゴリズム体操の存在はもちろん私知っているんですが、なんでアルゴリズムなのかなーってそこまで深く考えたことはありませんでした。
公式の説明によると、一人でやっても意味がわからない動きでも、二人が組み合わさることによって意味を持つアルゴリズム、物を解くための手順をテーマにした体操ということでした。
で、このアルゴリズム体操が結構アルゴリズムというものをちゃんと表現していると解説しているノートの記事を見つけました。
で、その記事によると、アルゴリズムには3つの基本構造というのがあって、順次、繰り返し、判断、分岐の3つということで、順番通りにやっていくというのと、あと繰り返しの作業というのと、あとこういう場合はこうという状況を判断して、次の処理を変えるという。
条件分岐というのと同じだと思うんですけども、この3つがちゃんとアルゴリズム体操には含まれていて、よく考えられているということでした。
Xのおすすめアルゴリズムの仕組み
そして最後に、Xのおすすめアルゴリズムの概要について話をします。
Xのおすすめがどういう風にして表示されているかというソースコードが公開されたんですね。プログラムそのものが。
で、それを見ればどういう仕組みで動いているか、どういうアルゴリズムかがわかるということです。
で、それがわかればどういう仕組みかがわかっていれば、自分の投稿がより多く見てもらえるためのヒントがわかりますよねという話です。
で、まずおすすめのタブに出てくる投稿がどう選ばれているかというところですが、まずその人に対して表示する投稿の候補を集めます。
これはその人がフォローをしている人の投稿、あるいは人気の投稿から選ばれます。
フォローしている人の投稿からは1500件くらい、人気の投稿からは数千件レベルの候補があるそうです。
そしてその中からスコアリングと呼ばれる、そのユーザーが関心がありそうかどうかの点数をつける作業が行われると。
そして最後にフィルタリングといって、同じ投稿が重複してないかとか、同じような似た内容の投稿が重複していないか。
あるいはスパムっぽい感じのものを除外するみたいな処理が行われるそうです。
この手順、アルゴリズムは当たり前っちゃ当たり前な感じの話ですね。
そうじゃなくて、じゃあどういう投稿が評価されるのかをみんな知りたいと思います。
スコアリングで点数が高くなるにはということですね。
これポイントを4つ紹介します。
1つ目がエンゲージメントです。
いいね、コメント、引用、そしてそのユーザーのプロフィールを見に行ったというその投稿へのリアクションが多いほど評価されると。
リアクションの中でもいいねよりもリポストの方が点が高い、リポストよりも引用の方が点が高いみたいなルール付けがされています。
2つ目が滞在時間。
投稿を長く見続けてもらってるかどうかということです。
なので画像とか動画がついてる方が長く見てもらえる可能性が高くなって有利みたいなところがありますね。
自分の投稿に対してコメントでスレッドをつなげていくというやり方も滞在時間を長くしてもらえることにつながることで有利ということです。
3つ目がネットワーク効果。
ネットワーク効果、これはその投稿がその人のフォロワーに届いたとして、そのフォロワーの別なフォロワー、友達の友達みたいなものですね。
投稿した人のフォロワーじゃないフォロワーのフォロワーにどれだけ届いたのかというところも評価のポイントになっています。
投稿した人のフォロワーの人がリポストとかいいねとかをすることによってそのフォロワーのフォロワー2階層目に届きますと。
で、そこからさらに第3階層第4階層みたいに広がっていった、どれだけ広がっていくかを数値化して評価しているということです。
4つ目は信頼性でスパムっぽい投稿とか規約違反の可能性がある投稿は評価が下がるということです。
効果的な投稿方法
じゃあ実際におすすめに乗りやすくするには何をすればいいのかと。
アルゴリズムを元にした対策ですね。アルゴリズムが分かれば対策がしやすくなるということで5つ紹介します。
1つ目が最初の反応を大事にする。投稿直後の反応がその先拡散される評価が高くなることに結びつくので、ともかくフォロワーが見てくれている時間帯を狙うのが1つポイントじゃないかと。
誰も見てないような時間帯に投稿しても投稿したすぐの反応が期待できないということですね。
2つ目が会話が広がる投稿にする。これも反応が欲しいからということですけども、質問を投げかけるとかアンケートとかツッコミやすいネタみたいなものがコメントを誘いやすくていいんじゃないかということです。
3つ目が視覚的に目を引くこと。画像とか動画とかスクロールを止めてもらってじっくり見てもらえるような視覚的な目を引く要素があったら強いですよということですね。
そして4つ目がテーマ性を持つ。この人はこういうジャンルの話をする人だと認識されるとそのジャンルに興味を持っている人、そのジャンルの投稿をしている人に届きやすくなるということです。
これ私があまりできてないところですね。例えばノーションの話題だけとかキャンバーの話題だけとか絞って発信している人の方が伸びやすいというのは当然かなとも思いますが、そこがなかなか難しいところでもあるかなと私の場合は思っています。
そして5つ目が外部リンクを投稿に入れるのはなるべく控えましょうと。Xから外に飛ばしてしまうリンクはその投稿への滞在時間も減りますし不利になりますよということです。
そしてアルゴリズムをある程度知ることで対策ができるという話だったんですが、アルゴリズムに好かれようとするよりも人に好かれる投稿をするということが近道じゃないかと。
結局このXのアルゴリズムは投稿に対して他のユーザーがどう反応したかというところを評価しているわけなのでいくらアルゴリズムを理解したところで人に好かれる喜んでもらえる投稿ができなければ意味がない評価されないということですね。
ということでアルゴリズムについて話をしましたが新たな発見とか理解が深まったところが少しでもあれば嬉しいです。
アルゴリズムに関するエピソードとかアルゴリズムをこういうふうに説明したらいいよという説明の仕方とかがあればぜひ教えてください。
その他ご意見ご感想をこういうテーマを取り上げてほしいとかあればハッシュタグアシカガCASTをつけてXに投稿していただくかお便りのフォームとメールアドレスもありますのでそこからメッセージを送っていただけたら嬉しいです。
それではまた次回応援しましょう。アシカガコウジでした。
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