1. アシカガCAST
  2. Xをあの頃のTwitterに戻すには..
2025-09-01 15:23

Xをあの頃のTwitterに戻すには日本人気質を変える必要があるという仮説(第837回)

spotify apple_podcasts youtube

いいものを褒めるリアクションをあまりしない日本人気質と、グローバルなSNSとの相性が悪くなってきてるんじゃないかという仮説について話しました。
=== 目次 ===
はじめに
Xでのひとこと誉めコメント
日本はゲームの辛口レビューが多い
XでのPRが届きにくくなった
投稿してからの30分間が重要
リンク投稿が伸びないことの対策
エンディング
【感想・質問・取り上げてほしいテーマ大歓迎です】
✉️メールアドレス
ashikagacast@icloud.com
📮フォーム
https://form.jotform.com/251312427953051
💬 X(Twitter)
@ashikagacast
https://x.com/ashikagacast
ハッシュタグ『 #アシカガCAST 』でお願いします!
【番組について】
この番組アシカガCASTは「あなたのクリエイティブの背中をちょっと押す」をテーマに、デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
【その他リンク】
・アシカガCAST文字起こし要約|アシカガコウジ|note
https://note.com/ashikagacast/m/mbc989fbedb84
・YouTube アシカガCAST再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVTFQngStPeXZjS2iJ2l8j-en9DWuEW0y

サマリー

Xのアルゴリズムの変化は、日本人クリエイターのPR活動に影響を与えており、良いものを褒めるリアクションの少なさがその要因として指摘されています。また、日本人気質を変えることで、Xを以前のような活発なプラットフォームに戻すことができるのではないかという仮説が展開されています。

アルゴリズムの影響
こんにちは、アシカガコウジです。Xのアルゴリズムが変わって、投稿がフォロワーに届きにくくなったという嘆きを目にすることが多いです。
特に、クリエイターの人がイベント出展などのPRをしても、それがフォロワーに届きにくくなったという声をよく目にするようになりました。
そこで、そのアルゴリズムの変化とは何なのか、どう対策したらいいのかについて話せればと考えていました。
残念ながら、こうすればうまくいくようになったという実例が私にあるわけではありません。
で、そういうことを考えている中で、いいものを褒めるというリアクションをあまりしない日本人の気質とグローバルなSNSとの相性が悪くなってきてるんじゃないか、微妙なズレが生じてるんじゃないかと考えるに至りました。
というわけで、今回はXをあの頃のツイッターに戻すには、日本人気質を変える必要があるという仮説について話したいと思います。
そんなに大それた話ではないです。タイトルがちょっと大げさだったかもしれません。
この番組は、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押すをテーマに、デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
今回取り上げるテーマは、Xをあの頃のツイッターに戻すには、日本人気質を変える必要があるという仮説です。
日本人はわざわざ文句を言う人は多いけど、一方で良いものに対してリアクションする人は少ないらしいです。
X上では、素晴らしいとか単に褒めるためだけにわざわざコメントする人は少ないと思います。
一方で英語圏とかを見ていると、グレイトとかキュートとか褒めの一言コメントをしている人が多い印象です。
Xのアルゴリズムというのは、Xが決めた基準の中で評価の高い投稿を優先的に表示する仕組み、ルールみたいなものです。
日本人気質の特性
今、Xは標準でおすすめというフィードが表示されるようになっていますが、これフォロー中に変えることができて、そうするとフォローをしている人の投稿が出てくるわけですが、
フォロー中の表示にしても時系列で全部の投稿が出てくるわけではありません。
やっぱり評価が高い投稿を優先的に表示するというアルゴリズムが働いているんですね。
そしてそのアルゴリズム、評価の基準というのは、いいねやコメント、引用、リポストが多いものなど、他にもいくつかルールはあるんですが、特にリアクションが多い投稿が高評価になると。
単純に言えばそういうルール、アルゴリズムになっています。
そして、いいものにはいいねを押すとかコメントするとか、リアクションをするアメリカの文化をベースにアルゴリズムを設計しているので、日本の現状にはあってないんじゃないかと考えたんですね。
投稿に対する評価として、コメントの方がいいねよりも評価のポイント、重みづけが高いんですね。
簡単に言ってしまえば、加えられる点数が高いイメージです。
その点数のつけ方のバランスみたいなものが、例えばいいねが1点でコメントが10点とか、その点数のバランスを日本人の場合は褒めコメントをする人が少ないので、
コメントの重みをそこまでいいねと差をつけないみたいに、日本人向けの調整をするといいんじゃないかなとか思ったりしたんですけども、もちろんそんなことはやってくれないと思うんで、
じゃあ日本人のそういう気質を変えて、意識的に褒めコメントとか褒めリポストとかをしていく文化を作れば何かが変わるんじゃないかというのが私の仮説です。
スチームというゲームのプラットフォームがあります。このスチームでレビューの評価を国ごとに見れるようになったので、それを見てみたら、どのゲームも日本のレビューがほぼダントツで低評価だったとXに投稿している人がいました。
で、これが文句を言うために低評価を押すけども、面白かったゲームにわざわざ高評価を押しにいかないというのが日本人の特徴らしいということなんですね。
で、これは実感としても自分の経験としても納得できるし、やっぱりそれが日本人気質なんだと思います。
で、日本人は低評価が多い、辛口レビューが多いので、それが売り上げに、ゲームの売り上げに影響を与えることを避けるために、ゲームのリリース当初は日本語対応しないとか、早期アクセスの時には日本語対応しないみたいなことも起きているらしいです。
で、その人の主張は一言でもいいので、面白かったゲームに高評価を押す習慣をつけると、ゲーム会社がもっと日本語対応とかを早くしてくれたり、優しくしてくれたりするかもと訴えていました。
日本人は悪いレビューはするけど単純にいいねを押すことはあまりしないという、この文化を変えていかないとグローバルないろんなサービスとかを使っていく上でもちょっと困ったことになってくるんじゃないかなと思ったりしました。
クリエイターへの影響
先日夏のコミケが開催されましたが、この夏のコミケで売上に苦戦したサークルが多かった理由の一つとして、XでのPRが届きにくくなったからということを挙げてる人がちらほらいました。
10万人以上もフォロワーがいるのに宣伝がカスカスで半分売れ残ったみたいな話を会場で聞いたと言ってる人もいました。
自分の好きなクリエイターを応援するにはリアクションをしないと投稿に対して、そのクリエイターの投稿が自分にあまり表示されなくなっていく可能性もあるし、
そのクリエイターを応援する意味でもそのクリエイターの投稿が広がっていかない多くの人に届きにくくなるということになります。
そしてリアクションですが、いいねをするよりもコメントをする方がその投稿の評価に加点される点数が高いです。
一つの説によるとコメントはいいねの約27倍ポイントが高いそうです。
ポイントが高い順番で言うとコメント、引用、リポスト、いいねの順です。
なので応援するクリエイターの人のPRの投稿を応援したいと思うのであれば、いいねをポチッと押すよりもコメントをするのが一番いいと。
コメントして引用投稿までしてもらえるとすごくクリエイター側としては嬉しい評価にもつながるということですね。
そして双方向のリアクションも重視されるということなのでコメントをしてもらったらクリエイター側もコメントを返すとか
いいねをするみたいに双方向でコミュニケーションを取るのが一番いいということです。
なので結局のところ宣伝だけをする場ではなくてコミュニケーションをする場だというSNSの本質に立ち返るみたいな必要があるんだと思いました。
なおコメントについてはXじゃなくてインスタグラムでは結構一言褒めコメントを見かけるのでプラットフォームの差もあるんでしょうね。
TikTokもコメントがすごく多いですよね。これはTikTokのユーザー層、年齢層みたいなものもある気がします。
TikTokの動画を作るにあたってどういうコメントを引き出すかから逆算してネタを考えるという話も聞いたことがあります。
最後にちょっとXのテクニック的なことをもうちょっと話したいと思います。
投稿の評価付けとしてやっぱり新しい記事の方がいいというのはあるので投稿してから最初の30分ぐらいが重要だと言われています。
投稿してからの30分以内にリアクションが集まると特にコメントや引用の評価が高いわけですね。
リアクションが集まるとアルゴリズムがその投稿を高い評価をしていろんな人のタイムライン上での表示される優先度が上がるということです。
この30分というのは5分から15分以内という説や10から20分以内という説もあります。
なので投稿してからすぐにコメントとか引用が入ったらすかさずリアクションをしてさらなるリアクションへの呼び水にするという戦略が有効と言われています。
あとリンクを入れた投稿は伸びにくいと言われています。
評価としてマイナスの点が入るイメージです。
これは結構いろんなSNS共通だと思うんですけどもなるべく長い間そのプラットフォームに滞在してほしいわけなので
外部にリンクで移動してしまう、そのサービスから離れてしまう投稿をあまり良しとはしないんですね。
なので何かの告知をするときにリンクが必要な場合も告知自体にはリンクを入れずにその投稿へのセルフのコメントでコメントにリンクを入れるというテクニックはよく見かけると思いますし
そのやり方がいいとされています。
で一回何かしらリンクの投稿をしたら次にその話題を広げる、追加のPRをするときなどはリンクの入った投稿を引用する形で投稿していくといいとされています。
あと考え方としてはその投稿に対する滞在時間も評価につながるとされています。
長い時間その投稿を見ている人が多い方が評価が高くなるということですね。
なのでテキストだけより画像がついている方がいいですし、画像よりも動画の方が有利と言われています。
もちろん見たくなるような、継続して見てもらえるような動画だったらということですね。
ということでいいものを褒めるリアクションをあまりしない日本人キッスが
最近Xのアルゴリズムの変更で投稿がフォロワーに届きにくくなっているんだよねという嘆きとつながっているんじゃないかという話でした。
ご意見ご感想反論などあれば
ハッシュタグアシカガキャストをつけてXに投稿していただくか
お便りのフォームとメールアドレスもありますのでそこからメッセージを送っていただけたら嬉しいです。
ポッドキャストの概要欄にフォームとメールアドレスが書いてあります。
それではまた次回お会いしましょう。アシカガコウジでした。
15:23

コメント

スクロール