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2025-03-03 09:44

初期状態のSNSで流れてくるコンテンツは低俗なものが多い(第800回)

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どのSNSも初期状態で流れてくるコンテンツは低俗なものが多いとあらためて実感しました。フォローよりレコメンドの時代になり、SNSに自分の趣味、興味を学習させていく意識が必要だといった話をしています。
=== 目次 ===
SNSの初期状態で流れてくるコンテンツ
質の低いコンテンツが表示されやすい理由
YouTubeを見て陰謀論にハマる親への対処法
子供がSNSをはじめるときに意識させたいこと
Chromeのおすすめ記事を育てる
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最近、ショート動画のためにTikTokの新しいアカウントを作ったり、
普段使っていないYouTubeアカウントを使ったり、新しくスレッドのアカウントを作ったりもしました。
で、そういった新しく作ったアカウントでおすすめとして流れてくるコンテンツを見ると、
低俗なコンテンツが多いなと改めて実感しました。
アテンションエコノミーという言葉もありますが、
とにかく人目を引くことを考えられた計算されたコンテンツ、
ビュー数とかインプレッション数を稼ぐために考えて作られたようなコンテンツが多くて、
残念な心境になってしまいます。
具体的にどうというのはなかなか言いにくいんですが、
ネットの有名人絡みの話。
ホリエモンとか、ひろゆき絡みのものだったりとか、
面白動画的な、世界の面白動画みたいなものだとか、
あとテレビ番組の映像を勝手に使ってる動画とかもよく出てくると思います。
新規のアカウントではそのユーザーの好み、興味に関するデータがあまりないので、
万人受けするような多くの人から評価を受けやすいコンテンツを表示することが多く、
結局そういう低俗なというか、人目を引きやすい、刺激的な過激なものとかも
往々にしてコンテンツとしての評価は高くなりやすかったりすると思うんですが、
そういうコンテンツが表示されやすくなってしまうんでしょうね。
炎上マーケティングみたいな言葉もありますが、
マイナスな評価が多くても多くの人が反応したコンテンツということが
価値が高いということになってしまうので、
そのコンテンツの質が高い低いというのとは評価の軸が違ってしまっているということなんですね。
なので新しくSNSを始めて最初の段階でお勧めされるコンテンツが
そのSNSが流行れば流行るほどそこで一発金儲けみたいな悪い意味でのプロ
ビュー数、インプレッション数を稼ぐことのプロみたいな人と
そのアリューがいっぱい湧いて出ちゃうので
低俗なコンテンツを目にすることが多くなってしまうということなんだと思います。
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ちょっと話くどかったですかね。
なのでやっぱりユーザー自身がアルゴリズムを教育することが重要になってきます。
親がYouTubeを見始めて陰謀論にはまってしまうという話を以前よく聞きましたよね。
これがまさに始めたばっかりの状態でそういう多くの人に見られるけども
質は高くないコンテンツを多く目にすることによって
陰謀論の動画を見始めればどんどん同じようなコンテンツが
お勧めされていくフィルターバブルという状態ですかね。
それで陰謀論にはまっていくということがあるようです。
で、その対抗策、対策を考えてみたんですが
親のアカウントでYouTubeを見てアルゴリズムを教育させていく
再教育するといいんじゃないかなと
本人を説得するのももちろん必要で大事だと思いますが
そのフィルターバブルをバブル崩壊させてしまう
違う視点の動画もおすすめに回ってきやすくする
おすすめ動画のアルゴリズムをかっこいい言い方すると
ハックする、そういう対策がいいんじゃないかと思いました。
子供がSNSを始めますよという時にも
SNSのレコメンドシステムに自分の趣味興味を学習させていくという
考え方を教えるべきだと思います。
うちの娘も教えたわけでもなくそういうことを言ってますし
今の若者、Z世代とかの人はもうそのことは十々承知なのかなと思います。
以前私はツイッターは自分のタイムラインを育てていく
育て芸だという話をこのポッドキャストでしました。
その時は自分にとって快適なタイムラインを作っていくには
誰をフォローするかということが大事だといった話をしたんですが
今はちょっと状況が違いますよね。
TikTokが特にそうなんですが
今はフォローよりもレコメンドの時代になっています。
フォローしてるしてないに関わらず
SNS側のアルゴリズムであなたにはこのコンテンツがいいんじゃないのと
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おすすめされていくんですね。
なのでコンテンツ、投稿をジャンルとして捉えて
このジャンルの投稿を今後もっと見たいか見たくないかを意思表示していって
アルゴリズムを育てていく。意思表示というのは
いいねとかコメントとか保存とかですね。
なのでフォロー時代よりもレコメンド時代の方が
もっと自分のタイムライン、フィードを育てていくという感覚が重要になっているんだと思います。
ちなみに私はSNSではないんですが
Chromeがホーム画面に出すおすすめ記事を
自分に合ったものが出てくるように育てることに結構力を入れています。
iPhoneのChromeだと新しいタブを開いたら
おすすめ記事がディスカバーという形で表示されますし
パソコンのChromeの場合はGoogleのページ
google.comに移動するとおすすめの記事が表示されます。
このChromeのおすすめ記事の話は以前もしています。
これは今までの検索してきた履歴から
こういう記事があなた好きでしょうとおすすめしてくれるんですが
このおすすめ記事に対するリアクションも
今後おすすめする上で絶対参考にしているはずだと思うんですね。
おすすめしてきた記事を見に行ったら
途中からこの先は有料ですみたいなサイトの記事だった場合に
このサイトの記事は今後おすすめに表示しないような設定もできます。
私はiPhoneのChromeでおすすめ記事の中で
これは後で読もうというものをリーディングリストに追加していって
後で時間があるときにパソコンのChromeで
リーディングリストから記事を選んで読んでいます。
このリーディングリストに追加するという行為が
今後Googleが記事をおすすめしていく上での参考になっているはずだと信じています。
そういった勝手にいろんなことをおすすめされていくのが嫌だと
自分の情報は何も渡したくない
トラッキングしないでほしいという人もいるんだと思います。
でもそういうポジションでネットを使っていると
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それでもおすすめされてくる記事とか広告とかが
初期状態、デフォルト状態のものになってくると
やっぱり低俗なもの、低俗な広告が多くなってしまうのかなと
ある程度自分の好み、趣味をGoogleなどにトラッキングさせていく
アルゴリズムを育てていく方が快適にネットを使えるんじゃないかというのが私の考え方です。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。
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