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2023-04-17 10:01

Adobe Fontsにヒラギノ追加でWindows勢が歓喜(第648回)

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Adobe Fontsにヒラギノフォントが追加されて、Windowsユーザーが喜んでいました。Mac、iPhoneに標準搭載されているフォントです。なぜWindowsユーザーは喜んでいるのか、なぜフォントメーカーはAdobe Fontsにフォントを提供するのかについて話しました。
=== 目次 ===
Adobe Fontsにヒラギノフォントが追加
Windows勢がとても喜んでいた
Windowsで動画制作している人が喜んでる
フォントファミリーについて
Adobe Fontsのヒラギノは太さ2種類のみ
別なフォントメーカーがフォントを提供する理由
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アドビフォンツにヒラギノフォントが追加されて、Windowsユーザーが喜んでいました。
アドビフォンツは、アドビクリエイティブクラウドのサブスクリプションのユーザーが追加料金なしで使えるフォント種のようなものです。
アドビフォンツに用意されている色々なフォント、オーブンフォントが多いですが、日本語のフォントもかなり充実しています。
これらのフォントをアドビクリエイティブクラウドのユーザーは使い放題なんですね。
アドビクリエイティブクラウドは全てのソフトが使えるコンプリートプランというのが使っている人が多いと思うんですが、私も使っているんですが、
Photoshopだけを使いたいとか単体のプランもあるんですね。
その場合、当然値段も安いんですが、単体プランでもアドビフォンツは使うことができます。
アドビフォンツはアドビクリエイティブクラウドを利用したくなる人推しにもなっていると思いますし、
サブスクをやめないで使い続ける理由の一つにもなっている便利なサービスだと思います。
このアドビフォンツにひらぎのフォントが追加されました。
ひらぎのフォントはスクリーンという会社が提供していて、
Mac、iPhone、iPadに標準で入っていて、システムで使われている標準フォントですね。
で、このアドビフォンツにひらぎのフォントが追加というニュースに対して、
これでMacを使う必要がなくなったとか、
Windowsの唯一の欠点が解決みたいなことを言っている人をTwitterで見かけて、そこまでかと驚いてしまいました。
ただ、Twitter上で検索してみると、確かに同じようなことを言っている人がいっぱいいるんですね。
Windows勢が大喜びしている印象でした。
とはいえ、アドビフォンツが使えるということは、
アドビクリエイティブクラウドのユーザーなので、一般の人ではなくクリエイターが多いはずですよね。
なので、MacもWindowsも両方使ったことがある人で、
Macも好きなんだけど、使うツールの関係とか、会社であったり取引先とか周りとの互換性の関係などでWindowsを使う必要があったり、
03:05
どっちかというと使った方が良い状況の人がひらぎのフォントをウェルカムと言っているのかなと思いました。
Windowsでもシステムフォントをひらぎのにしたり、
Webブラウザーのフォントをひらぎのにすることで、
Macと同じような見た目になって違和感なく移行できるとか、そういうことがあるのかもしれません。
Windowsを使っていても、iPhone、iPadを使っている人も多いと思うので、
特にiPhoneの画面は見る機会が多いと思うので、パソコン側も同じフォントだとしっくりくるということもあるのかなと思います。
Windowsの唯一の欠点が解決みたいなことを言っている人がいたと言いましたが、
正確にはWindowsの唯一の欠点のフォントがダサいことが解決と言っていたんですね。
それだけフォントは大事ということですよね。
フォントがきれいなのがMacを選ぶ理由というのも大げさというわけではないのかもしれません。
Windowsで動画編集をしている人がHiraginoフォントが使えるようになって喜んでいるようでした。
Adobeクリエイティブクラウドユーザーなのでプレミアプロで動画編集をしているんだと思いますが、
動画編集はMacを使っている人も多いので、
共同で作業をしたりする場合に共通で使えるフォントとしてHiraginoが使えるようになるのは大きいということなんだと思います。
テンプレート的なものでHiraginoフォントを前提のものがあったりするのかもしれません。
YouTubeでプレミアプロの使い方みたいな動画を見てもMacを使っている人が多いですよね。
YouTuberの人たちはMacで編集している人が多い印象を持っています。
Adobeフォンツにはスクリーン社のHiraginoフォント以外にも日本語フォントといえば森沢という森沢のフォントも、
フォントワークスとか別な会社のフォントも提供されています。
そこでそういう他のフォントのメーカーがAdobeフォンツにフォントを提供することで、
自分たちのところのフォントのサブスクのサービスとかフォントの売り上げに影響ないのかと、
そういう疑問を持つかもしれません。
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もちろんAdobeからお金をもらって提供してるんでしょうが、
これはちゃんと考えられていて、
あるフォントをAdobeフォンツに提供するとしても、
ファミリーすべてを提供しているわけじゃないんですね。
と言ってもファミリーとは何だということなんですが、
一つのフォントには太さの違うウェイトという言葉を使うのが一般的なんですが、
ウェイトの違う複数のフォントがあって、
それらをセットとしてファミリーと呼んでいます。
森沢の説明によるとフォントファミリーとは、
同じコンセプトで統一された骨格とエレメントから、
ウェイトを段階的に変えて作られた初代のグループのことと書いていました。
同じフォントでも太さの違うものが印刷物とかにも使われていることがありますが、
ベースとなるフォントに縁取りをして太くしているわけではなくて、
ちゃんと太さに合わせて調整してデザインしてある別なフォントなんですね。
グラフィックツールとかテキストを扱うツールとかで
ボールドというのを選ぶと文字が太くなりますが、
あれは基本的には一つのフォントを縁取りして太らせているのではなく、
ボールド用に用意された別な初代と切り替わっているんですね。
で、今回アドビーフォンツに追加されたひらぎのフォントは、
ひらぎの格語式がW3とW6という2つの太さ、ウェイトです。
ミンチョウの方もひらぎのミンチョウをW3とW6、2つのウェイトです。
本文に使われるような普通の太さがW3で、それのボールド版がW6ですね。
なので見出しにバーンと使うようなすごく太いフォントとか、
逆にすごく細いフォントはアドビーフォンツには提供されていないんですね。
Macに標準で搭載されているひらぎの格語式はウェイトが10種類もあります。
すごく太いものからすごく細いものまで、
10段階の太さのフォントがファミリーとして用意されています。
1枚のチラシとか1つのデザインの中で使うフォントはせいぜい2種類だと一般的には言われています。
いろんなフォントを使っちゃうとごちゃごちゃして統一感が取りにくいからですね。
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ただ太さの違う同じファミリーのフォントはバランスが取れるので複数混ぜても使いやすいんですね。
なのでファミリーとしてウェイトがたくさんあるフォントの方が使い勝手がいいです。
でもアドビーフォンツに提供されている別なフォントメーカーのフォントはウェイトが1種類とか2種類ぐらいだったりするので、
このフォント気に入ったんで仕事に使いたいなという場合やっぱりファミリーで揃えたくなるのでそのフォントを購入したりそのメーカーのフォントのサブスクを使ったり
そういう誘導になるだろうと考えて提供している面もあると思います。
ある意味お試し版的な面もあるのかなと思います。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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