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2022-08-17 10:34

フォントサブスク新サービスMorisawa Fontsは何が変わるのか(第566回)

モリサワのフォントサブスクサービスがMORISAWA PASSPORTからMorisawa Fontsへ移行されます。変更された点について解説しました。

=== 目次 ===
PASSPORTからMorisawa Fontsへ
同一アカウントでPC2台まで登録可能
値上がりするけど既存ユーザーは割引あり
年ごとの更新が自動更新に
常時インターネット接続が必要
複数のプランを提供する予定
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足首ゲスト
森沢パスポートが終了して
森沢フォンツという新サービスに移行するそうです
サブスクリプション型で定額でフォントを使い放題というサービスです
従来の森沢パスポートが年間49,800円で
新サービスの方は64,240円とそれなりにお高いんですが
プロのデザイナー御用達
事実上の業界スタンダードなサービスになっています
最近は色々と環境も変わってきて
ウェブデザイナーなどデジタルで完結するデザインをする人は
森沢パスポートを使ってないという人も多いんじゃないかと思います
一方で印刷物を作っている人
DTPをやっている人は今でもやっぱり森沢パスポートは必須かなと思います
特に人とデータをやり取りする場合
森沢パスポートのフォントを使っておけば
お互いファイルを開ける
ちゃんと指定したフォントを使えるという
暗黙の了承があるように思います
そんなアドビのフォントのサービスですが
新サービスのアドビフォンツが2022年10月4日リリースということです
Googleフォンツ、アドビフォンツに並って森沢フォンツという名前なんでしょうが
テキストで見ると全部アルファベットなのでいいんですが
口で言う時に森沢フォンツと正しく言った方がいいのか
森沢フォントと言った方がいいのか迷いますし
森沢フォントだと森沢のフォントのことを言っているようで
サービス名という印象がなくなってしまうと
ちょっとこのネーミングがどうなのかなと思ったりもしました
森沢フォンツになって何が変わるかですが
一番大きいのは同一アカウントで2台のパソコンに登録可能になったということです
2台のパソコンでの同時利用はできないということですが
1人の人がデスクトップパソコンとノートパソコンの2台に森沢フォンツを登録しておいて
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出先で作業の続きをやる時にも森沢フォントを使った書類を開いても大丈夫と
フォントがないという状況にならないということなんですね
今まで1台のパソコンでしか使えないことが不便だと思ってた人も多いと思いますし
デスクトップパソコンとノートパソコン用に2つ契約していた人もいると思うので
同時使用はできないけど2台で使えるというのは嬉しいという人が多いと思います
ちなみに私が森沢フォントを辞めた理由の一つとしてはこの点もありました
アドビのクリエイティブクラウドも2台にまでインストールできて同時利用はできないという
森沢フォンツと同様の仕様だったと思います
あと自分が使っているフォントの組み合わせを複数の環境で同期させるためのツールも提供されるそうです
先ほどちらっと値段のことを言いましたが利用料金が年間で約1万円値上げになります
先ほど従来の森沢パスポートの値段が49,800円と言いましたが
これは税別の値段で税込みだと54,780円になります
森沢フォンツの64,240円というのは税込みの価格なので1万円弱の値上げということになります
今の森沢パスポートのユーザーが継続して森沢フォンツに切り替える場合は
2年間25%割引という移行特典があるそうです
これ1回森沢パスポートをやめてしまって新しく森沢フォンツを契約しても
割引は受けられないということなので注意した方が良さそうです
一旦やめないで継続して使う場合はフォント環境の移行ツールも使えるそうです
サービスのスタートが10月4日からなんですが
9月いっぱいで森沢パスポートの契約が切れるという人には
一旦森沢パスポートを更新して
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次の年度2023年の9月30日のタイミングで森沢フォンツに切り替えるというようにしないと
移行割引は受けられませんよと森沢のサイトのQ&Aのところに書いていました
あと年ごとの更新が自動更新になるというのも便利になるところですね
これまでそうじゃなかったことの方が驚きだとも言えるんですが
毎年毎年ちょっと面倒な更新作業が必要だったんですね
昔はCD-ROMで更新していて森沢パスポート更新用パッケージというのが
家電量販店とかAmazonで売っていたので
私は毎年更新パッケージを購入して更新作業をしていました
この更新作業をするときに前年度の登録キーなのか何かが必要なので
古いパッケージもちゃんと取っておかないといけないんですね
でもうほとんどのパソコンにCD-ROMのドライブがつかなくなってからは
ネット経由でフォントをインストールできるようになったんですが
年に1回の更新作業はネットだけではやらせてくれなくて
やっぱり更新パッケージを購入していたんですね
でAmazonで更新パッケージを購入して運送業者の人が運んでくれて
そこそこ立派な紙とか印刷台とかかかっていそうなパッケージを開けて
中に入っている紙に書いてあるライセンスキーを見て手で入力するんですね
かなりいろんな意味で無駄なことをしているなぁと当時思っていました
あと森沢パスポートと森沢フォンツの違いの中で気になったのが
森沢フォンツはインターネット接続が常時必要という項目でした
森沢パスポートではインストールや更新時にインターネット接続が必要だったのが
森沢フォンツでは常時必要常に必要と書いてあるんですね
これだと出先でノートパソコンでインターネットに接続せずに使えないとなると
ちょっと不便だよなと思いました
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ただ他のページに一時的であれば10日間はオフラインでも使用可能ですと書いてあったので
出先でちょっととかいう時には大丈夫なのかなとちょっと安心しました
とはいえこの手の物ってタイミング悪い時に限ってライセンス確認しようとしたりする印象があるので
本当に大丈夫なのかなという懸念もあります
あと ipad での森沢フォントの扱いは従来の森沢パスポートと同様で
有料のスタンダードプランを契約していれば1アカウントにつきipad 1台分森沢フォントが使えるということです
今のところすべてのフォントと機能が使える有料のスタンダードプランと決まった5所体のフォントが使える無料プランがあります
無料プランはお試し版という意味合いが強いようです
そしてこのプランを今後いろいろ増やしていく計画なようです
使えるフォントを限定してちょっとお安いプランとか出てきたらいいなと期待しています
今回は以上です
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